第2話(挿絵:ずみずみさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

1stチャレンジャー 水野 沙耶香(みずの さやか) 身長 162cm  体重 43kg B  85 W  56 H  83 服装:白Tシャツ 紺ブルマ 白オーバーニーハイソックス 白バレーシューズ 黄色 はちまき女子バレー部所属、小柄ながら運動神経はチーム1で、レギュラーメンバーの 一人である。 明るく素直な性格で、学校のアイドル的存在である。 「それでは、1stチャレンジャーは、水野沙耶香ちゃん17歳です。」 私は、プールサイドからスタート地点のステージ上へと上がっていった。 時間は夜10時、星空が広がり、夜のプールを星空とテレビ局の照明が照らしている。 ステージに上がると、そこには50mプール上に架けられた一本の平均台が向こう岸 まで続いている。 「さあ、一人目のチャレンジャーのさやかちゃんです。体操服にバレーソックスで 挑戦です。」 私の横に、司会者が現れ、インタビューが始まった。 「さあ、いよいよスタートです。意気込みは?」 「ちょっと怖いけど、最後まで絶対渡りきります!」 「それでは、制限時間はありません。最後までわたりきればクリアです。」 よーし、絶対落ちないんだから! 「しかし、途中でプールへ転落してしまうと、その時点でゲームオーバーです。それ では、スタートです。」 私は黄色いはちまきを縛り、ロングヘアーの髪を束ねて、スタート地点から一歩踏み 出した。 平均台の下には、暗いプールがはるか下に広がっている。静かに揺らいでいる水面に 私が映し出されている。 「さあ、さやかちゃん、スタートしました。まずは長さ10m、幅15センチの平均台 です。」

かんたん、かんたん♪私は順調に
両手を広げながら進んでいく。
横からは水上カメラマンが私を
追いかけて収録している。
「がんばれー、さやかー!!」
周りからは、4人のメンバーが
応援している。
「さすが運動神経いいですね。
白い肌が夜のプールに浮かび上
がっています。おへそがかわい
らしいですね。」
司会者が実況を続けている。
なんかエッチだなぁ。
「ブルマからはかわいいおしり
が浮かび上がっています。おっと、
Tシャツの下はノーブラか?」
ちょ、ちょっと、何実況してるの?
「おっぱいが大きいですね。C
カップ以上ありますよ、おっと、
2つのポッチがうかびあがって
いるぞ!」
・・・やめてよぉ。恥ずかしいよぉ。
この時から、この収録が異常の
ものであると感じ始めた。
しかし、気づくのが遅すぎたこと
がやっとわかった。
私はアナウンスに動揺しながらも、
1stチェックポイントの浮島に
たどり着いた。

「さあ、1stチェックポイントです。ここでは、ひとつのゲームにチャレンジして もらいます。」 目の前には、3枚のカードが置かれている。 「このカードの中から、一枚選んでください。」 うーん、じゃあ、これにしよう! カードをめくると、「特製ビー玉」と書かれていた。 「それでは、さやかちゃん、特製ビー玉を身に着けてもらいます」

え?身に着けるって何?
「分かりませんか?ビー玉を、さかやちゃんの
あそこに入れるんですよ♪」

そんな・・・
「制限時間は20秒です。それまでに入れない
と足場がパカッと開いてプールへドボンです。
それではスタート!」

私はビー玉を手に取り、ブルマの中に手を入れた。
ビー玉は直径2センチほどの透明で小さいもので
あったが、あそこに入れるって・・・
でも、こんなところで負けるわけにはいかない!
痛っ!やだ、入らないよう・・私は無理矢理押し
込んで、何とか時間内に入れることができた。

「はっ、入りました・・」
「はい、18秒ぎりぎりでクリアです。」
あ・・・あん・・・濡れてきちゃった・・・
はあぁぅ・・・・
「おっと、さやかちゃん、ブルマから何かはずか
しい液体が染み出てきているぞぉ!」

ハアハア、やめてよ・・・足がガクガクするよぅ 「それでは、続いて長さ10m、幅12センチの平均台です。スタート!!」 私は、フラフラの状態で再びスタートした。 「おっと、ちょっとペースが落ちてきたか?大丈夫?」 「・・・だ、だいじょうぶ・・です。がんばります!」 しかし、体はすでに限界に近づいていた。 ただ平均台を渡るだけなのに、こんなはずじゃ・・・ あと5m、私は力を振り絞って少しずつ渡っていく。 「さやかちゃん、クリアです!なんとか2stチェックポイントまでたどり着きました!」 なんとか渡りきって、ビー玉の刺激にも耐えられるようになってきた。 「20m地点です。あと約半分です。がんばって。ここでも3枚のカードから一枚選んで ください。」 じゃあ、これ。 「さあ、出ました!20秒です!」 「なんですか?20秒って?」 「ここからは長さ10m、幅10センチの平均台です。しかし、表面が湾曲してるので、 ちょっと渡りづらいですよ。」 確かに、今までの平均台と違い、少し湾曲している。 「ここは今までどおり、スイスイわたることは難しいです。しかし、20秒経つととん でもないことになってしまうんですよ。」 そっか、ここを20秒で渡りきればいいのね。 「それでは、レディー、ゴー!」 私は、慎重に進み始めた。しかし、やはり湾曲しているため、かなり渡りづらい。 「さやかちゃん、慎重に渡っています。しかし、あっという間に時間は過ぎていくぞー!」 はやく!早く渡らないと・・・ 「白く細い足が、内股でなんともかわいらしいです!」 真ん中の25m地点まで進むまでにすでに15秒。ダメ、間に合わない! 「さあ、あと3秒、2,1・・・」 何が起こるの? 「あーっと、ここで時間が来てしまいました!ここでスイッチが入りますが、渡りきれば OKです。それではスイッチオン!」 ビイイイイィィィィ 「あああああッ・・・」 その瞬間、私の体に入っていたビー玉がバイブレーションのように刺激した! 熱い・・・ 一瞬にしてバランスを失う私・・・ 思わず体が仰け反り、体は後ろへと倒れていく
「サヤカーーーーッ!!」 仲間の声が聞こえたとき、私の最悪の時が訪れた・・・ ドボオオオーーーーーーーン!!! 「あーーーっと、ざんねーーーん!さやかちゃん、ここでプールに転落してしまいましたぁ!! 半分も行かないままここで失格です!」 夜のプールの水面に、黄色いはちまきだけが空しく漂っている。 落ちちゃった・・・あれ?真っ暗で何も見えない。 あっ、腕がひっぱられる!アアアアァァッ!!

ザバアーーーッ

「あーっと、さやかちゃん、救助
されました!両手をロープで縛
られ、宙吊りです。」

そう、私は水中で両手を縛られ、
そのまま水上へ上げられてしま
ったのだった。

「この番組は、失格になってしま
った女の子は、最高の恥辱を受
けることになっています!さあ
ご覧ください。

Tシャツが見事にスケスケです。
乳首が丸見えです!!そして、
このブルマは特殊素材でできて
おり、水溶性です。

Tシャツとソックスだけで、あと
はすっぽんぽんです!」
「ああっ・・・やめて・・ください」
「さあ、気分はどうですか?」
「はやく・・・下ろして!」

「それでは、最後はイッてもらい
ましょう!さやかちゃんをプール
へと葬り去ったビー玉を最大パワー
でお送りします!」

ビビビビビビビビビ・・・ 「いやあぁぁぁぁぁぁっ!!」 プシュウウウウゥゥゥ 「おお!すばらしい最期です!それでは、ここでさやかちゃんとはお別れです!最期に一言!」 「・・・絶対、落ちちゃ・・ダメだよ・・・」 「サヤカーーーーっ」 ドボオオオーーーーン!! そして、仲間に最期のメッセージを伝えると、再びプールへと落とされ、そのまま私は気を 失ってしまった。 仰向けのまま、プールへ浮かべられた。 みんな、ごめんね。あとはまかせたよ・・・・ 水野 沙耶香(17歳)記録:25m地点で転落  私立聖華女子高等学校 残り4人 (続)


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