stage1「フジエーダ攻防戦」30


 逞しく張り詰め、今にも射精しそうなほど興奮がみなぎっている巨大なペ○スが重ね合わされた花弁の間を往復する。
 美少女が折り重なって出来た肉の隙間を往復する「それ」はまるで肉の凶器だった。男性器の大きさはとても女性では――人間の女性の性器では受け入れられない太さと長さで、どんなに荒々しく前後に動かしてもたわまない強靭さも兼ね備えている。例え唇に頬張ろうとしても、亀頭が一際大きく膨らんでいるだけでなくカリ首が三重になって蛇腹のように傘を開いている。
 とても人間の持ち物とは思えない、異様にして強靭なペ○ス。―――それもそのはずである。これの持ち主は人間を超える巨躯の持ち主であり、その力も、体力も、その肉体を構成する何もかもが人間を越えているモンスター、オーガなのだ。
 しかし、そのオーガに組み伏せられている年端もいかぬ少女は紛れもなく人間だった。襲われているのでも、犯されているのでもない。合意の上で――必要に迫られての性行為ではあるが、それでも二人の、同じ顔をした美少女たちは、モンスターのペ○スを押し付けられているのにおびえた様子も見せず、お互いの手を握り締めながら股間を潜り抜けて胸の下側の丸みに触れようかと言うほど体の間に入り込んでくる肉棒の会館に酔いしれていた。
「ああぁん! やぁ…擦れてるだけで、入れてないのに、腰が、跳ねちゃうぅぅぅ!!」
 上に乗った少女――たくやの方が、下にいる静香よりも肉簿運も垂らされる刺激が強烈だった。オーガが鼻息荒く腰を突き出すたび、三つのくびれを持つ亀頭に三連続で充血したクリトリスをはじかれてしまうからだ。
「たく…や……くん……いやっ…あ……ああぁぁぁ……!」
「静香さん……また、イきそうなの?」
「だって……だって……たくや君が…目の前に……だから……」
 快感の熱で蕩けきった瞳で静香はたくやを見上げる。肉体的には女同士だが、愛するたくやとこうして肌をじかに触れ合わせながら股間を擦りあげられると、そうしている相手が誰なのか分からなくなってくる。
 たくや一人にオーガの相手をさせることが出来ず、静香自身が望んでジュリジュリと反りかえり気味の裏筋に割れ目を断ち割られるような事になってしまっているけれど、本当ならたくやにだけ抱かれていたい。そんな願望と自分と同じ呼吸で喘いでいるたくやしか見えていない光景とが重なり合い、指を絡ませあったたくやの手を強く握りながらベッドに頭を仰け反らせて押し付ける。
「あ…熱いの……アソコが熱いの……キャフん!! さ…先っぽ……胸の先っぽ………んッ!」
「えへへ……あたしのと擦れてるね。さっきから…ビンビン…して……クゥ……!!」
 たくやが胸に体重を掛けると、四つの膨らみが押しつぶされ、向かい合う乳房には負けじと押し合い密着しあう。心地よい弾力を誇示しながら平らな密着面を作り出す。触れられただけでビリビリ疼くぐらい敏感な小さな乳首はその膨らみの中で引っかかり、下腹部からの突き上げの衝撃で弾け合う。
「やッ…胸……ああぁん! たくや君……いやらしいって…思わないで……あ、あぅぅ……あむぅん!!」
 胸を揺らして散々乳首同士で楽しんだたくやが静香の唇を奪う。二人の大きな乳房は体からはみ出るほどひしゃげ、パンッパンッとオーガに腰を叩きつけられながらやわ赤い女性らしいラインを描く裸体を震わせ合った。
「オーガ……遠慮しなくていいから、あたしたちにいっぱい突き入れてみて。そんなにゆっくりされてたら…静香さんがかわいそうでしょ?」
 自分の唾液を静香の口内へ流し込み、なんとも舌を絡ませあったたくやは口元から滴る涎を拭いもせずには以後を振り返ると、片手を自分のお尻へ回して白い曲面に指を食い込ませる。そのまま横へ開き、オーガにアナルの窄まりをさらけ出すと、肉棒を上からすりつぶすように淫裂を擦りつけた。
「――――――――――――!!!」
「や、ああっ♪ おチ○チンが、クリトリスに擦れてる、あ、あ、スゴい、やぁ、ああっ、だめぇぇぇ!!!」
 無言でオーガが腰の振りを加速させると、たくやが髪の毛を跳ね上げて腰をくねらせる。ピストンに巻き込まれて陰唇がよじれ、潤滑液が飛び散って少なくなるにつれて強烈になる摩擦が寄り肉感的で強烈過ぎる刺激を二人の四肢に叩きつける。挿入はしていないけれど、根元まで皮がめくれて露出したクリトリスには長大なオーガのペ○スでの摩擦は快感と言う名の拷問に近く、ズブズブと蜜の音を響かせて根元まで突き入れられると、たくやと静香は同じ顔を同じように歪ませてノドを震わせる。―――声の音量だけは、たくやの方が大きかった。
「たくや君……わ、わたし……」
「大丈夫……二人で一緒に……イこ…♪」
 オーガがたくやの細いウエストを掴み、ペ○スを押し込むたびに、一回りふと長く膨張したオーガのペ○スの先端が四つの膨らみが絡まり、密着しあう場所を下から突き上げてくる。
「あ……くすぐった……んっ……!」
 ウエストの滑らかな感触に上下から挟まれ、蜜液にまみれたペ○スはたくやの、静香の、そして股静香のと不規則に乳房を突く。そのくすぐったさと深い突き入れにまつげを震わせて快感の表情を浮かべた静香を、たくやは不意に抱きしめ、その唇を軽くついばんだ。
「静香さん……」
「たくや君……」
 スパートをかけてオーガのペ○スが陰唇を割り、そして白いウエストの肌の上で暴れまわる。向かい合うスリットにペ○スを抽送されると、二人で結ばれるときには味わえない外面からの刺激に体が飛んでしまいそうな快感が沸き、いつしか二人して相手の背に腕を回して抱きしめあっていた。そうして密着すれば、乳房の圧迫も増し、下腹部が痙攣して大量の愛液が搾り出されていく。
「イきそうなんだ……静香さん、ビクビク震えてるよ……」
「たくや君も……いっしょに……」
「分かってる。あたしも…静香さんといっしょがいい」
 静香の線回した腕へ力を込めると、射精を迎えようとしているペ○スの脈動が二人の膣口へと伝わってくる。それを早くとねだるように腰に前後の蠢きを加えたたくやは、心地よい脈動のリズムに自身の射精のイメージを重ね合わせ、もう理性ではどうしようもない興奮の命じるままに静香へキスの雨を降らせる。
「んんッ、んふぅ…プあぁぁぁ!! たくや君、体が、飛んでッチャう、あっ、あッ、イく、イきます、私…イきます……!!」
「あたしも…静香さんと一緒に、イく、あたしも、あッ、はうッ、ああっ、いい、ああ、あああああ―――――――ッッッ!!!」
 お互いの耳に唇が触れ合うような距離で、たくやと静香が絶頂の声を迸らせる。密着した二人の裸体にはオルガズムの波が駆け巡り、一本の肉棒を挟んだその上下でぷっくりと充血した陰唇がヒクヒクと震える膣口から放たれた本気汁でドロドロに汚れていく。
 けれどまだ快楽は終わっていない。濡れ具合を増した粘膜をすべり、オルガズムを迎えたばかりのクリトリスをオーガのペ○スが擦り立て続ける。
「ああッ、あああああああああッッッ!!!」
 腰の回転に巻き込まれてよじれる粘膜に火傷しそうなほど摩擦を繰り返されるクリトリス。女を犯すと言う興奮に取り憑かれたオーガには主であるたくやを気遣う余裕さえなく、がむしゃらにたくやと静香の淫裂を責め立ててくる。
「おチ○チンがッ、ゴリゴリしてるぅぅぅ!! ひあ! ああっ! またイく、イく、イくぅぅぅ〜〜〜!!!」
「――――――――――!!!」
 何度も擦られて真っ赤に充血したたくやのヴァギナから音を立てて愛液が迸るのに対し、静香はたくやを上に乗せたまま腰を反り返らせ、瞳をキツく閉じたまま声にならない絶叫を放つ。
「オーガ、イって、出して、じゃなきゃ、あたし、静香さんも、壊れる、やッ…あ―――――――――ッ!!!」
 たくやのヴァギナが収縮し、甲高い声を上げながら上半身を跳ねるように起こす。そして腰を大きく前に突き出し、再び静香に覆いかぶさる動きでお尻を突き出すとオーガのペ○スの表面を自分の秘所をたわしの様に使って最後の扱きを加えた。すると、たくやの丸々とした尻を押し付けられたオーガは背筋を伸ばして輿を突き出し、先端の射精口をたくやと静香の胸の谷間に密着させて熱い精液を迸らせた。
「ああ、おっぱい……突き抜けてきてる………オーガ…スゴい……」
 ビュクビュクと精液が射精されるたびに、純白を通り越して黄身がかった濃厚な液体が二人の胸の間から飛び散ってくる。ぶるっ…ぶるっ…と絶頂の余韻で体を震わせたたくやは、自分の胸の下側がどんな状況になっているのかを考えながらゆっくりと体を起こす。
「あ………」
「静香さんがザーメンまみれ……こういうのって、結構いいかも……」
 汚したくなる―――不意にたくやの脳裏にそんな言葉がよぎる。
 快感に慣れていない静香にはキツすぎたようで、胸の谷間からウエストまで、まるでヨーグルトをぶちまけられたみたいにオーガの大量の精液にまみれた姿は、普段のたくやでは覚えることの無い昂揚が芽生えてくる。もし膣内に射精されれば、種族の違いなど関係なく妊娠させられそうな量と濃厚さで、肌のうえで盛り上がった白濁は静香の荒い呼吸に揺れる体の上でプルプルと震え、一筋、また一筋と脇やウエストのくびれからシーツの上に滴り落ちていく。
「ああぁ………あ……はぁ……ぁ………」
 虚ろな瞳で天井を見つめ、乱れた呼吸を繰り返す静香にたくやのヴァギナは物欲しそうに脈動を繰り返す。今すぐ擬似ペ○スを自分のヴァギナへ突き入れて静香と結ばれたいと言う衝動に駆られるけれど、股間から伸び上がる凶悪なモノを目にすると、考えるよりも先に腰を揺すり、オーガの巨大なペ○スに刺激を加えてしまう。
「ふふっ……こ〜んなに出したのに、まだ満足できないんだ……このエッチ」
 たくやにお尻を擦り付けられても、射精した以上は動く事一つにも許可を求めるオーガは何も出来ない。肉茎に吸い付いて離れないたくやの粘膜にねっとりと嘗め回されるような刺激にただジッと耐え、わずかに萎えかけたペ○スを膨張させる事しかできないオーガは、それこそ今にもたくやへ過密間ばかりの形相を浮かべて唾液を口から溢れさせていた。
「………じゃあ、入れさせてあげよっか」
 その許しの言葉を聞いて、オーガは喜び腰を震わせた。まだたくやと静香の割れ目に挟まれたままのペ○スがグンッと頭をもたげ、尿道に残っていた射精の残滓を静香の胸へ向けて撃ち放つ。たくや一人の体重なら支えられそうな勃起の強靭さにうっとりとため息を突いたたくやだが………心の中では複雑に気持ちが揺らぎ続けていた。
 どうして入れたいなんて言ってしまったのか……体のサイズが合わないからだけじゃない。快感に溺れそうになっている自分が恐かったからでもある。
 この地下の不思議な部屋に落とされてから何時間経ったか分からないけれど、その間中、淫らな行為を繰り返すたびにたくやだけではなく、王女として節度ある行動を取れるはずの静香や貞淑で決して自分からは求めようとしない綾乃までもが肉欲に溺れている。
 特にたくやは些細な刺激でその感情が大きく揺れ動いている。時には静香や綾乃に弄ばれ、逆に二人の少女を性奴のように犯している。その極端な性格の振れ幅が違和感となって、無意識のレベルで最後の一線を越えてしまう危険性を察知していたはずだった。そもそも、元々男であるたくやが自ら肉棒をねだる状況が異質であったのかもしれない。
「分かってるでしょ。どこに入れればいいか……」
 静香の体を撫で回し、ゼラチン質な精液を手にとってオーガのペ○スに擦り付けたたくやは、立ち上がると膝立ちでなすがままになっているオーガをベッドへ押し倒した。
「こんなに太くて逞しいの……入れられただけでイっちゃうかもしんない……さっきよりも、ずっと気持ちよくなるからね………」
 はっきりと分割線の見えるオーガの腹筋に跨り、ギンギンに勃起した肉棒を小さな割れ目へとあてがう。
 やめなきゃいけない……心の奥底で理性がそう訴えかけているけれど、左手をオーガの胸板に突いてガックリとうなだれたたくやは、少しずつ、杭のような太さのペ○スを自分の膣口へとうずめていく。
「くアッ!!」
 一つ目のカリが長い時間を掛けてようやく膣をくぐり抜け、そのあまりの太さに、たくやの下腹から聞こえてはいけない音が響く。
「クッ……イッ!! あ……太い…太…すぎるぅぅぅ………!!!」
 暗い森で処女を奪われたときの痛みが記憶の奥底から蘇ってくる。実際、限界以上に押し開かれた膣口からは血がにじみ、ペ○スが入った分だけ膣内から押し出される愛液に混じる赤い色の量は挿入が深くなるにつれて多くなっていく。
「いッ……ハァ………ハァ………は…入ってきてる……あんな…あんなのが…あたしの…中へ………」
 アゴをガクガクと震わせて涙を流しても、痛みは増すばかりで膣はなかなか慣れようとしない。もしこのまま億へ挿入を突き入れればたくやの性器が使い物に……いや、既に何箇所か避けて出血している時点で、既に最悪の状態になっている。
 だが―――自分の股間から手を戻して状態を起こしたたくやの顔は、痛さや辛さを見せる様子など微塵も無く、白い乳房を震わせながら涙を流している。両手を突いて腰を後ろへ、オーガのペ○スへと押し付けるたびに張り詰めた全身がガクガクと震えてヴァギナを貫く衝撃に酔いしれて、恍惚とした喘ぎを放っていた。
 そんなたくやに一つの変化が起こっていた。結合部から溢れていた出血が収まり、オーガのペ○スを飲み込む速度がわずかではあるが増していたのだ。
「もうすぐ…あたしの子宮に当たっちゃうよ……それでも押し込んだら…どうなっちゃうのかな……」
 治癒の力……たくやが魔王になってすぐに手に入れた回復の能力が、オーガのペ○スを迎え入れるたびに壊れていくたくやの膣道を次々と修復し続けている。前よりも強く、決して壊れないように……今まで娼館で抱かれるたびにも同じ事は起こっていた。素質があるとは言え、短い期間で何十人もの客と行為をしてきて「女性」として壊れなかったのは、魔王の「治癒」の力によるところが大きく、その行為を繰り返せば繰り返すほど、たくやの蜜壷は驚異的な速さで成長を繰り返してきたのである。
 その事をたくや本人は知らない。目に見える外傷ならともかく、見る事のできない体内では多少ひりひりとするのを感じても、治癒しながら成長しているなどと知る事はできない。
 だからこそ、こうしてオーガのペ○スを自分から迎え入れるたびに、膣内で締め付けが増していることにも気付かないでいた―――
「ああああああっ!! あッ、あッ、アッ……あ―――――――ッッッ!!!」
 いきなりたくやは体を垂直に起こし、オーガの股間へ腰をうずめていく。避けたところが治癒しても奥行きが増すわけでもなく、たくやの腰は肉棒の途中で止まってしまったけれど、女陰に突き入れられた肉棒の先端は容易くたくやの子宮に到達していた。まるで棒に串刺しにされたように中腰で止まったたくやの下腹は、内側から押し上げるオーガのペ○スがくっきりと浮かびあがっている。その盛り上がりの形を愛おしそうに精液まみれの指先で撫でると、たくやは口の中に溜まっていた唾液を飲み下し、
「今……気持ちよくさせてあげるからね………」
 あれほど迎え入れるのに苦労したペ○スを締め付けながら、今度は熱い吐息を漏らしながら秘唇から吐き出していく。
「グ……グルルルル………!!」
「ああ、はぁああああっ!! あたし…こんなに太いので……はぁぁぁぁ!!!」
 腰を少しずつ浮かせていくと、オーガのペ○スの三段になったカリ首が肉ヒダを掻き毟りながら通り過ぎていく。何度SEXを経験しても慣れることの無い膣内を摩擦される感触に声を荒げ、力を抜く事を許されない姿勢で全身をガクガクと震わせながら、それでも緩やかな腰の上下運動を繰り返す。やがてその動きにオーガの両手が添えられ、腰を掴まれたたくやは徐々に主導権を奪われながら肉壁を擦り上げられる感触に愛液を噴き出し、子宮を押しつぶさんとする亀頭に突き上げられて全身をガクガクと打ち震わせる。
 押し広げられた膣口からあふれ出した潤滑液はたくやの内股をぐっしょりと濡らしていた。けれど極太のオーガの逸物とたくやの締まりのよい蜜壷とでは性器の間に駅が入るだけの余裕が無く、肉と肉とが直接擦れあう強烈な摩擦でたくやの意識は幾度と無く弾け飛んでいた。
「オーガ、スゴいよ、足しのおマ○コ…こ、壊されちゃうぅ……壊されちゃうから…だから、だから、もっと…もっと奥まで……奥までぇぇぇ!!!」
 それでも多少滑りがよくなってくると、弾力を増したたくやのヴァギナへオーガがペ○スを突き入れる間隔が短くなり、少しずつ挿入も深くなる。いつしかたくやの手はオーガから離れ、髪の毛と乳房とを揺らしながら深いところまでかき回されると、張り出したカリや三連に折り重なったくびれの裏側にまで肉ヒダが余す事無く絡みつき、一突きごとに気をやっているのはたくやのはずなのに責め立てているオーガの方が快感と忍耐の狭間で苦悶の声を響かせる。
「ガアァァァアアアアアアッ!!!」
「キゃうん!! そ、そんなに突かれたら、あ、おマ○コに、ゴリゴリ擦れるぅぅぅ!!」
 ついに耐え切れなくなったオーガが体を起こす。自分の腰の上でよがるたくやを抱きかかえると、白く丸々とした尻を鷲掴みにして自分の腰へと押し付ける。人間をはるかに超える膂力はたくやの体を軽く持ち上げ、鏃のような三段カリを膣口に引っ掛けて、落とす。ブシュッと愛液が結合部から音を響かせるほど大きく激しい律動は容赦なくたくやへ肉杭を打ち込み、かき回し、痙攣を繰り返す子宮へ執拗に先端を押し付ける。
「はあんッ! はあんッ! イっちゃう、イっちゃう、あッああんッ、おマ○コが、爆発しちゃうぐらい、あッ、ひあッ、ダメェェェ―――――――ッ!!!」
 ガクッとたくやの体が仰け反り、オーガの体を膝で挟んだ両足がビンッと宙へ伸ばされる。ぷっくりと膨らんだGスポットをも抉るピストンで股間からは休む事無く絶頂液が迸る。すでに二回射精しているオーガも余力はほとんど無いが、連続してオルガズムに達しているたくやにはそれ以上に余力が無い。ヴァギナの治癒の影響で一時的に神経が過敏になり、固く張り詰めた亀頭が動くだけで息を詰まらせる。
「はあッ、はあッ…オーガ……おチ○チン…震えてる……出るのね、射精したいんだよね、いいよ、きて、あたしの、おマ○コに、いっ…あふっ、んあぁぁぁ……!!」
 たくやの許可を得たオーガは目の色を変え、腰を揺すりたてた。いつしかたくやたちの体の下からシーツに染み込んだ大量の愛液が卑猥な水音が奏で始める。
 ふいに、オーガが一心不乱に響かせる激しい結合の音の中へ、たくやに着せられた服を脱いで全裸になった獣人のポチが足を踏み入れる。
「クゥン……」
「あ……おチ○チン、おっきくなってる……イきたいの? あたしに舐めて欲しいの?」
 ポチのペ○スはオーガのモノほど巨大ではない。けれどその体から考えれば十分すぎる大きさで、それに加えて今は全身に白く濁った粘液を纏わりつかせている。オナニーで射精した精液ではない。誰かを犯して、膣内射精した残滓だ。
 少しはなれた場所で綾乃が横たわっていた。こちらに向けられた白い尻は割れ目からあふれ出した精液でドロドロに汚されている。誰が犯したかは言うまでも無い。たくやのか尾へペ○スを突き出しているあどけない顔の獣人が犯したのだ。
「もう……後でちゃんと謝りなさいよ」
 失神するほど綾乃を犯したポチに対する言葉をそれだけに留めたたくやは、年端も行かぬ子供と対して変わらない獣人の腰へ腕を回し、そそり立つものへ躊躇無くむしゃぶりついた。
「んっ、んふぅ、ん…んんんっ!!」
 たくやの口の中に、何度も味合わされた男性の精液より一段と強烈な精臭が広がる。綾乃の汁の味わいと混ざり合った獣人の精液はまるで媚薬のようにたくやの口から鼻や脳へと染み渡り、口淫奉仕していると言う事実をたくやに強烈に印象つけさせる。けれど同時にオーガの突き上げを食らっていては恥ずかしさを覚えるだけで、それ以上余計な事を考えられない。真っ白になった頭でただペ○スをしゃぶる事だけに夢中になり、綾乃の膣内へ注げなかった精液の残りを尿管の中からズズズッと音を立てて吸い上げる。
「んむぅ、んッ…あ…ああっ、チ○ポが、チ○ポがこんなにおっきいのぉ…オーガも、ポチも、す…好き…大好きぃ、だから、だからもっとぉぉぉ!!」
 十二分に発達したからだがベッドへ背中から倒れこむと、オーガの巨体と獣人の小柄な体が嬉々として覆いかぶさってくる。オーガはたくやの腰を持ち上げ、挿入しやすい角度で腰を叩きつけ、ポチはたくやの顔に跨り、自分で腰を振りたくって口内を犯す。たくやの全身は二匹のモンスターの性欲を叩きつけられて波打ち、膣穴を蠢動させながら、しゃくりあげるように脈動する獣人のペ○スを根元まで頬張る。
「んんっ……ほひぃ……おヒ○ヒン…もっと……熱いので…ん、んんんっ〜〜!!!」
 震えが収まらない腰を振りながら口のものを吸い上げ、ヴァギナを埋め尽くされたたくやはムッチリとした足をオーガの腰に巻きつける。
 もう離れられない。弾力のある肉ヒダは打つ見込んだ巨根を奥へといざなう蠢きを見せると、たくやの巨乳にオーガの手が伸びる。爪が食い込むのも厭わず柔肉を揉みしだくとたくやが目を見開き、痛みと言う刺激に緊縮した体が強く強くオーガのペ○スを締め上げる。
「グォオオオオオオオオオオオオオッ!!!」
「んッ、んむぅ、んむぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
 口からペ○スを吐き出せない。青臭い臭いを口の中に充満させたまま、たくやは全身を震わせて射精したオーガの熱い迸りを膣の奥深くで受け止める。三度目なのによほど我慢していたらしく、その量は前の二回よりも多い。子宮口を、そして子宮内を蹂躙した精液はヴァギナの中に溢れかえり、膣壁とペ○スの密着するわずかな隙間から外へとあふれ出してしまう。
「んむぅぅぅぅぅ!!!」
 オーガが滴らせた唾液がたくやの腹に落ちる。社瀬を迎え、一回り膨張した亀頭をしっかりとたくやの敏感な場所に押し付けて何度も何度も精液を吐き出した。そしてそれに遅れ、チュポンとたくやの唇からペ○スを引き抜いた獣人のポチは、唾液に濡れたペ○スの先端をたくやの顔へ向けると両手で握り締め、真っ白い精液を大量に浴びせかけてきた。
「あ……やぁ………顔に………あぁ………」
 オーガの射精を受けて全身を震わせていたたくやは、ポチの射精から逃れる事が出来ず、顔一面にミルクのように濃厚な精液が降り注ぐのをボンヤリと見つめるしかなかった。
「ああ……まだ出てる……まだ射精してる……んん…熱い……二人の精液……とても…素敵……」
 顔と胎内の二箇所に精液を浴びたたくやは恍惚とした表情を浮かべ、唇に纏わり着く精液ミルクを舐め取ってゴクッと飲み下す。
 妊娠したかもしれない…―――ふと、たくやの脳裏にそんな言葉がよぎる。
 妊娠したい…―――そんな感情が、元々男のはずのたくやの心をよぎる。
「あたし……もう…このままでもいいかも………」
 体を満たす今までにない至福の快感。ヴァギナの中でドクドクと脈打っているオーガの肉棒がゆっくりと萎縮し柔らかくなっていく様子を感じながら愛おしさが込み上げてきたたくやは、重たい体をゆっくりと起こすと、
「次はポチが犯して……オーガのはあたしが舐めてあげる……」
 体の前後を入れ替え、自分の膣から抜き出されたばかりのオーガの物に唇を寄せた。
「んッ……どっちの子供…産んじゃうんだろう……」
 力なく垂れ下がるペ○スを両手で支え持ち、精液のしずくが垂れている射精口へ口付けしたあたしはポチへと目配せする。
 たくやの心を占めているのは犯された事への諦めではない。むしろ、どのように犯されるのかを楽しむ好奇心と、犯されても犯されたり無いぐらいの性的欲求……
 地下に落とされてから何時間が経っただろうか。
 静香と綾乃が気を失い、残されたたくやは一人でオーガと獣人の相手をする。
 SEXはオーガを変身させるきっかけになるのなら、もう十分のはず。獣人に変化したポチには行為を繰り返す意味は無い。
 それでもたくやは二匹のモンスターとSEXを生殖器の獣のように激しいSEXを繰り返した。膣奥の肉ヒダでペ○スを擦り、何度も全身の至る場所に精液を浴び、欲望を貪りあいながら……どことも知れない地下の密室で果てる事無い饗宴に身を委ね続ける。
 もしかするとこの時だけは、たくやは女になれた事を心から喜んでいるのかもしれなかった―――


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