stage1「フジエーダ攻防戦」03


「あうん! あうん! ユージさん、はうぅん、あっ…あっ、あっ、ああっ、イっちゃう、ユージさん、あたし…イっちゃうぅぅぅ!!」
「僕もだよ……くぅ、すごく、いいよ……これで、三発目!」
「ああうっ! ああ、あたし、ああっ、ああああああああ〜〜〜〜〜!!!」
 さっきまでの反動か、あたしは誰かに聞かれそうな…いや、誰かに聞かれても構わない、それぐらいに大きな声を震わせるように登りつめながら、大木に手を突き、背後からユージさんに貫かれて達してしまっていた。
「うっ……ユージさんのが…あたしの…中に……」
 シャツとブラをたくし上げられ、露出した乳房が重力に従って下を向いたままビクビクと震えている。射精している間も、慣れた手つきでユージさんはあたしの胸を掬い上げ、敏感になっている乳首をコリコリと捻りあげ、さらには腰を揺すって子宮口と白濁液が吹き出ている射精口を擦り合わせ、オルガズムに登りつめたばかりのあたしを、続けざまに絶頂へと押し上げて行く。
「はああっ!!」
 ギュッとおマ○コが窄まると、ユージさんのペ○スから熱いモノが流れ込んでくる。そうして最後の一滴まであたしの中へ注ぎ込んでからズルリとペ○スを引き抜かれると、あたしはすがり付いていた木に体重を預けたまま、その場へズルズルと座り込んでしまう。
「あっ……ユージさんの……溢れて………」
 ここに突くと、ほとんど抜く事もなく激しく犯され続けたおマ○コから、ユージさんの精液があふれ出してくる。
「すごく…いっぱいになってる……ユージさんので……こんなに……こんな………うっ……くすん……」
 もう犯されたのは仕方ないけど……だからって何回も膣出しされて、子供が出来たらどうしよう……あたし、男なのにぃ……
「う〜……」
「ははは、ごめんごめん。ちょっと激しかったかな?」
「は…激しかったじゃありません! これ、立派な犯罪じゃないですか!」
 そうだ! いきなり茂みで女の子を押し倒して、いくらあたしがアレでアレな状態だったからって……これ、れっきとした強姦だぁ!
「けど、たくやちゃんも気持ちよかっただろう?」
「うっ……」
「なんども僕にねだってたじゃないか。イかせてイかせてって」
「あうっ……」
「それでも僕を訴えたいなら別に構わないよ。僕はありのままを話して、これが和姦だったって立証するだけだから」
「はうぅ……」
 ああ……あたしのバカ。どうしてそんな事を口走っちゃうのかな……けど、ユージさんとのエッチが気持ちよかったのも事実だし……あたしってどうしてこうなんだろ……
 このままじゃ本当に身も心も女の子に、それもエッチが大好きな女の子になってしまいそうだ。……はぁぁ…男に戻れるまで人里離れて山の中で暮らそうかな……
「それほど気にする事は無いって。僕もたくやちゃんも気持ちよくなれたんだから、それで良いじゃないか」
「けど……あたしの場合、いろいろと事情が……はぁぁ……」
「………しかたないな。あまりこういうのは趣味じゃないんだけど」
 もはや元の自分に戻れないと、地面に座って股間から精液売れさせて悩み捲くっていたあたしの背後へ、草を踏む音を鳴らしながらユージさんがやってくる。そして振り返りながら顔を上げると――
「これ、たくやちゃんに綺麗にしてもらおうかな」
 あたしの愛液とユージさんの精液が混ざり合った白濁液をタップリその身にまとわせたおチ○チンが、あたしの顔の前へ突き出されていた。
「な、な、な……何考えてるんですかっ!!!」
 しかも全裸。―――さっきまで後ろで服を整えてたんじゃないの!?
「そうだね……たくやちゃんにSEXが悪いことじゃないって教えようかと思ってね」
 あたしへと伸びてきたユージさんの両手があたしの両肩を掴むと、体の向きを入れ替え、露出したままの乳房をまたぐように腰を突き出してくる。
「僕はあまりひどい事をする趣味は無いんだけどね。あまり拒むようなら、ここで調教でもしようかな」
「ちょ…調教?」
「そう。君を僕の命令だけを聞く女の子にするための…ね」
 あ…あうっ……それってもしかして、皮ベルトで手足を固定したり、ひざまずかせて○○○とか器具にまたがらせて×××とか……あ、あんなのをここでって……ま、待って、それだけは待ってぇぇぇ!!!
 娼館で暮らしていれば、他の人がしている場面をうっかり覗いたり遭遇してしまう事だってあるわけで……あんな事をされたら男に戻る戻れないの問題じゃない。
「わ…わかりました……」
「そう。少し残念かな、君を独り占めできると思ったのに。―――まあいいか。それじゃ綺麗にしてくれるかい? もちろん君のお口でね」
 わかってます……わかりたくないんだけど……そういう経験は、何度かあるから……くすん……
 さすがに三回も射精したばかりのユージさんのモノはずいぶんと柔らかくなり、垂れ下がっている。下を向いた先端から糸を引いて知ったり落ちる雫の様子に、自分がどれだけ濃厚なエッチをしたかを思い知らされながら掬い上げるようにペ○スを捧げ持つと、ゆっくりと唇へ含んでいった。
「んっ……」
 なんとも言えない生臭い味があたしの口内へ広がっていく。苦い様なしょっぱい様な、できれば今すぐにでも吐き出したい濃密な味と香りに顔をしかめはするけれど、そのまま舌でぬめりを絡め取るように舐めまわしながら根元まで口の中へ含んでいく。
「っ………!」
 ―――あ…ユージさんのが大きくなってきた……
 柔らかくなったものを口の中で弄んでいると、瞬く間にペ○スはあたしの中をかき回していたときの逞しさを取り戻す。すっかりあたしの唾液を塗りこまれたそれを一旦口から吐き出すと、先端に右手を添えてゆっくりと焦らすように扱き下ろし、余分な唾液を拭い取られたユージさんの物へ舌を伸ばすと、先端から裏筋、カリの裏に至る男の敏感なポイントをチロチロとくすぐるように舐めまわした。
「んっ…ユージ、さん…はぁ……んっ………」
「上手だよ……くっ…たまらないな、それ……結構…経験してるんだ……」
「………あんまり…したくなかったんだけど、色々あったから……」
 ペ○スから口を離す間も、手に捻りを加えるように肉棒を扱く。嫌なはずの行為を自然としている事に不快感さえ覚えないほど興奮が昂ぶり始めたあたしは、ちらりとユージさんを見上げると、腰を浮かせて乳房の谷間に肉棒を挟み、汗を潤滑液にしてジュリッと扱き降ろした。
「けど……今はそんなに…イヤじゃない…かな。あたし……スゴくエッチな気分がして……」
「っ……ぁ……」
「ユージさん…これ、気持ちいい?」
 自分の手で豊満な乳房を寄せ上げると、斜め上を向いていたユージさんのものがすっぽりと隠れてしまい、あたしの顔へ張り詰めた先端が突きつけられている。
 ―――ここがあたしのアソコを何度も突き回したんだ……
 体の芯にはユージさんに突き上げられた感触が痺れのように残っている。思い出しただけで膣肉が収縮し、ドロッと精液があふれ出してくるのを感じたあたしは、ぼうっとした頭で何も考える事が出来ないまま、ゆっくりと顔を被せて唇に亀頭を含む。そしてあたしのアソコと擦れあい過ぎて腫れあがっている射精口を癒すように優しく舐め上げながら、乳房をさらに寄せ上げるとユージさんの腰に震えが走り、あたしの胸の間で肉棒が熱さと硬さを増して行く。
「あ……ユージさん、スゴい……」
「スゴいのは…たくやちゃんの方だよ。まさかこんなに……くっ、うっ…!」
 下で唾液をピチャピチャと鳴らし、胸の膨らみと唇の柔らかさを使って熱心に愛撫を繰り返すと、いつしかあたしの腰もくねり始めていて、地面の上で円を描くように左右に蠢くとユージさんに奉仕するリズムに合わせて奥の方からいやらしい感覚が込み上げ、濃厚な液体がポタ…ポタ…と大木の根元に滴り落ちる。
「く…ふぅん……」
 あたしの方も我慢が……興奮の熱に浮かされたように唾液を口元からだらしなく溢れさせながらユージさんのペ○スをしゃぶっていたあたしは、拒否感をおぼえながらも腕を回して彼の腰にすがりつき、引き締まった腹筋にキスしながら胸の谷間と下腹部とに挟まれて真上を向いたペ○スに沿って体を上下に動かし始める。
「ふふ……いやらしいね。もしかして奉仕するだけで濡れちゃうタイプ?」
「ああぁ…んっ、そんな…の……知らない……ああぁん…んむっ…チュ……んんんっ……」
「じゃあ…わからせてあげるよ。ほら、今から出すから。くっ…うう……で…出る!」
「あっ………!」
 ユージさんがあたしの頭を抱きかかえた途端、あたしの胸元からノドにかけて熱いモノが飛び散って行く。
 ―――熱い……ユージさん、まだこんなに……はぁぁ………ドロドロのが…伝い落ちてく……
 射精が続いている間、あたしは体を動かさず、少しアゴを上げてユージさんのペ○スから迸るモノを黙って受け止めていた。あたしの乳房に埋もれた肉棒は裏筋を谷間の奥に密着させたまま暴れるように首を跳ね上がり、大量の精を噴き出すたびにそれと触れた場所が溶けて行くような錯覚に陥ってしまう。
「んっ……ユージさん………」
 長い射精が終わってから身長に体を離すと、あたしの胸元は白い粘液に覆われるように汚されていた。ぬくもりが残る粘液がたくし上げたシャツにも大量に染み込み、二つの豊満な膨らみを通っておへその辺りにまで流れ落ちていた。
「ああぁ……」
 じんわりと染み込むような精液の感触と臭い……娼館で何度も味わったその感触は拒まなければいけないもののはずなのに、火照りきった女の体にはまるで香油を垂らされているようにも感じてしまい、あたしは甘い声を漏らしながらブルッと体を震わせてしまう。
「ほら、こっちにおいで」
 あたしが精液を浴びせかけられてうっとりとしていると、ユージさんが草むらに腰を下ろしてあたしを手招きしている。股間はあたしの胸でイったばかりなのに既にビンビン。投げ出された足の真ん中でそそり立ち、あたしの唾液と自らはなった精液にまみれた表面は日の光を受けて輝いているようにさえ見える。
「深く考える事は無いんだよ。今日のことは誰にも言わないから、君がしたいようにしたら」
「でも…あたし………」
「じゃあ、ユーイチたちが心配しているだろうからキャンプに帰ろうか。僕は十分出したから良いけど、たくやちゃんは今のままキャンプに帰ってもいいのかい?」
「………いじわる」
 いっそ犯してくれれば言い訳だって出来るのに……そんな非難を心の中でつぶやきながら、あたしはユージさんへと近寄って行く。
「たくやちゃんのそういうところ、僕は好きだな」
「………あ、あたしは……」
「わかってる。お互いが好きなときにそういう事をする関係……それでいいじゃないか」
「い、今だけ……今だけです。もうこんな事、するつもり無いから……」
 もしユージさんと肉体関係だけの付き合いなんかしちゃったら……本気で女の体でのエッチにのめり込みかねない。娼館では仕事だからって割り切っているけど、ユージさん……スゴく上手でアレも……もしずっとエッチできるなんて考えたら、あたしがあたしじゃなくなっていくかも……
 だから今だけだ。まだ媚薬が体に残ってるかもしれないし、下着を付けずに過ごしたから体が疼いてるから…今だけ、今だけユージさんに協力してもらって………気持ちよくなるだけなんだから。
「後ろ向きにまたがって」
「………………」
 その言葉に従い、あたしはそそり立つユージさんのペ○スの真上に腰をあてがうように腰の上へ体をまたがらせる。そのままユージさんの足元に手を突いて自分の太股の間に視線を向けると、短パンだけを脱ぎ、精液と愛液を吸って色が変わっているニーソックスがやけにいやらしく見える。
「あの…服、脱いだ方が……」
「構わないよ。そのままで」
 そりゃここまで汚れたら、いまさらって言う気もするけれど……
 そんなあたしの逡巡を無視するように、ユージさんの手があたしの腰へと伸びる。
 ………入れられちゃ、また……拒む心と入れられたいと願う心が矛盾しているけれど、そんな思いは先端が触れた途端、驚きで一気に吹き飛んだ。
 ユージさんの亀頭は愛液と精液でドロドロになっている花弁にではなく、二つの膨らみの間で触れられることもなく、ただあたしの中で快感が波打つたびにキュッキュッと収縮しているアナルへと押し当てられていた。
「ちょ……そこ、違う! そっちはお尻の―――!」
「違わないよ。僕は最初からここに挿れるつもりだったんだから」
 あたしが慌てて背後を顧みると、ユージさんがかけているメガネの奥で瞳が笑っている。そしてその間にあたしのくびれた腰を掴むと、自分のペ○スの上へあたしの体をひきつけ、硬くそそり立つものをお尻の穴へと押し込んできた。
「ひ、ひぎぃ!!」
 痛い……元から性器を受け入れるようにはできていないお尻の穴にはユージさんのモノは太すぎる。様々な行為を強要された娼館で働いていてそっちの穴の経験が無いとは言わないけれど、ヴァギナよりも狭いアナルを犯されるたびに泣いて許しを請うほどに、そちらの穴はキツく、汚く、「蹂躙される」感覚を強く感じてしまう。
「ほら、穴を緩めないと裂けちゃうよ。ゆっくり息を吐いて……」
「くうぅん! わ、わかってるけど、けど…やっぱり、いやぁ……!」
「大丈夫。もうこんなにふやけてるんだから」
 亀頭を入れられただけでも圧迫感があたしのお腹を押し上げている。そのまま突き入れられる恐怖と羞恥に泣きながら髪を振り乱していると、ユージさんの指が押し広げられたアナルへとすべり、クチュッと小さな音を響かせた。
「んんっ!」
「こんなに愛液まみれでドロドロなんだよ。それにさっきから僕のチ○ポを締め付けてるじゃないか」
「だって、だって、恥ずかしいの。お尻の穴なんて……やっぱりやだぁ!!」
「しょうがないな……じゃあ無理やり挿れちゃうよ。君がこのまま拒むなら無理やりにでもこの穴での気持ちよさを教えてあげる事になるけど、どうする?」
「うっ……」
 どうしよう……このまま挿れられるなら、ユージさんの言うとおりにした方が良いかもしれない。強引にされるより受け入れたほうがひどい目に会わなくてすむし……それに…ユージさん、上手だから……
「わ…わかりました。けど……あの……」
「優しくして欲しいんだろう? 安心して良いよ。すぐに病み付きにしてあげるから」
「ん………っ!」
 あたしが了承すると、アナルの周囲を撫で回していたユージさんの手が膝を付いて止まっていたあたしの腰を掴んで強く引き寄せ、中断されていた挿入が再開されて一気に太いものがあたしの腸内へと押し込まれていく。
「ひっ!……んっ、ハァ、ハァ、んん……ハァァ……お尻…キツい。いっぱいになって……くぅぅ……!!」
 頬に涙を流しながらもお尻を落とすと、ユージさんのペ○スは周囲の肉を巻き込むようにあたしのアナルの中へと収まり、ぴったりと腸壁と密着していた。隙間なく張り付いたお尻の中は極度の緊張で幾度となく痙攣を繰り返しているけれど、ヴァギナに負けず敏感な直腸はそのたびに蠢き、ジッとしているだけで折り重なるヒダの一枚一枚にまで快感の火照りが広がって行くような感じがし始める。
「はぁ…はぁ……お尻が…熱い……お尻の穴まで感じちゃって…あたし……」
「気持ちいいんでしょう? なら…それでいいじゃないか」
「イッ――くあああぁぁぁぁぁぁ!!!」
 ユージさんが腰を動かし、固い肉棒の先端があたしのお尻の奥へと突き上げると、あたしはのけぞるように背を反り返らせて白濁にまみれた乳房を空に向けてブルンと震わせた。
 そのまま出し入れが始まる。ユージさんの手があたしの腰を上下に揺さぶり、白糖のようにボリュームのあるお尻がペ○スの根元へ打ち付けられると、排泄と長の拡張と言う相反する二つの感覚を繰り返し味合わされてしまう。必死にお尻の穴を緩めるように息み続けるよう命令を出している理性は、ユージさんの前で恥ずかしいところを晒していると言う脳内の錯覚と抽送のたびにカリと腸壁とが擦れあう峻烈過ぎる刺激とであっけなく崩壊し、あたしは徐々にスムーズに動き出しているペ○スを食いちぎりそうな強さでアナルを収縮させてしまう。
「前の穴もスゴいけど、後ろも負けず劣らずの名器だね。もう…出ちゃいそうだよ」
「ユージさん、あ…あた……んんっ! こ、擦れてる、お尻が、おチ○チンと、あっ、ああっ、だめ、乱暴に…しないでぇ!!」
 キツく瞳を閉じ、排泄のための器官をこね回される感触にあたしは涙を流した。けれど苦痛はなく、全身を揺さぶられながら真上に向けて突き上げられると直腸だけでなく子宮にまで響いてくる快感の響きを恐れ、泣き悶えてしまう。
「それじゃあ、そろそろ本気で行こうかな」
「くぅんんんんんっ!! あっ……おっぱい……ひぃん!! だめ、いっ…んあぁぁぁあああああっ!!!」
 パンッと音がなるほど強くあたしの中へペ○スを突き刺したユージさんの手があたしの胸へと伸びる。精液を塗り広げるような手つきで撫で回していると急に強く握り締めて指を食い込ませ、痛みを超えた甘美な刺激にアナルを窄ませてしまう。
「さぁ…脚を開いて……」
「こ、こんな格好……やっ、はずか…しい……!」
 上半身を起こしたユージさんの腰の上にまたがり、両足を左右に開脚させられた姿勢を取らされると、今は何もされていないはずのヴァギナが物欲しそうにヒクついているのが否応なく分かってしまう。花弁はぱっくりと開き、奥から白く濁った体液が懇々と湧き出してきて、背を向けたままの座位で突き上げられるたびに妖しく輝いている。
「自分の手で弄ってごらん。前の穴が寂しいんだろう?」
「いや、はぁ、んっ…うっ、いや…あ……お尻で…感じてるのに…んっ、おマ○コが…こんなに…ドロドロ……ひぁあああっ!! そんな…奥までぇぇぇ!!!」
 あたしの指が濡れ蠢く膣口へズブリと音を立てて入って行くのを確認してか、ユージさんは腰の動きを荒々しいものへと変える。
「ひあっ、らめ、お尻は、お尻はぁぁぁ〜〜〜!!!」
 太いものがグップグップと音を立てて押し込まれ、そのたびにあたしのノドから悲鳴が迸る。それでも肛門はキュッと窄まり、より密着した状態で腸壁が擦られるたびに脳裏が白く染まり、かき混ぜられた意識はお尻を抉られる刺激で気を失う事も出来ず、ヴァギナを犯される時よりも強い陵辱されているという強い思いが、あたしの心に認めたくない事実を押し付ける。―――あたしがお尻の穴でも感じる、変態だという事実を。
「んんんっ、あっ…あっ…もう…すごい……お尻が…いっぱいに、広がって…あうっ、あ…あぁあああああああっ!!!」
 腰をお尻に擦り付けるようにして、ユージさんのペ○スがアナルをこね回す。―――それでもう、何も考えられなくなった。汗にまみれた半裸の体を大きくそらせて痙攣する肩越しに後ろを振り返ると、突き出されるままに受け止めてしまったユージさんの舌を音を立てて吸い上げ、もうどんなに犯されても快感しか感じられなくなったお尻をくねらせる。
 そのまま行為は激しくなっていく……するとユージさんはあたしの膝の裏に手を当て、脚を広げた姿勢のままであたしの体を抱え上げる。
「くっ…ふぅううぅぅぅん!! あ、当たっちゃう、お尻の奥に…んんっ!! ひぃ…んんんっ!! い…イっちゃう、当たるの、おチ○チンが…んんっ、んあぁああああああっ!!」
 あたしの全体重がペ○スと繋がるお尻の一点に圧し掛かる。弾むように持ち上げられ、アナルの窄まりにカリが引っかかるかどうかのギリギリまで直腸ごと引き抜くようにチ○ポを引き抜かれると、軽いとは言えあたし一人の体重がユージさんの腰の上に落下してズボッと肉棒が杭の様に突き刺さる。
 そんな激しい抽送に耐えられるほどあたしに余力は残っていない。お尻の最奥で衝撃と共にペ○スを受け止めながら、痙攣する膣道から愛液を噴き上げる。それを掻き毟るように動かす両手の指に感じながら膣天井を自分の手で擦り、お尻を割り開くようなユージさんの動きに合わせて触るだけで尿道からビュクビュクと射精液が勢いよく迸り、連続したアクメに目の前のものさえ見えないほどに視界が色を失っていく。
「ユージ、さん、ああっ、ダメ、ダメェェェェェェェェ!!! あたし、イく、イく、イく、イクゥゥゥゥゥ!!!」
「くっ…たくや……くあっ!!」
「んあああああぁぁぁぁああああああああああっ!!!」
 あたしがオルガズムに達したその瞬間、ユージさんはあたしを強く抱きしめ、張りのあるヒップにペ○スの根元を密着させる。そしてそのままグチャグチャと細かく早く直腸をかき回すと一際大きく脈動し、抉られてわなないていた腸の中へ精液を噴き上げた。
「あっ――――――――くぅ……あっ、んんっ――――――――――ッッッ!!!」
 ユージさんの精液は窮屈なあたしのお尻の中に瞬く間に広がっていくと、結合部からゴプッゴプッと耳を塞ぎたくなるような音を響かせてあふれ出してくる。
「ハァ………ハァ…………あたし………お尻で……………」
 あごの先まで唾液で汚れた顔に呆けた表情しか浮かべられない……射精が終わっても脈動を繰り返しているペ○スに貫かれたまま足を降ろされたあたしは、ユージさんの体にもたれかかる。そうしてゆっくりとまぶたを閉じようとすると………
「あっ……な、なに!?――――――イッ、くぁあぁぁぁん!!!」
 そのまま前に倒れるように体を倒されると、草むらに乳房を押し付けながら再開されたアナルへのピストンに声を上げてしまう。
「それじゃあ第二ラウンド、行ってみようか」
「いや、いやぁぁぁ!! あたし、もうダメです、もう…許してぇぇぇぇ!!!」
 乱れた息で何度も許しを請うけれど、達したばかりですぐに直腸を抉られたあたしは連続してすぐさま登りつめると、お尻を疲れて押し出されたかのように愛液をぽたぽたと下を向いた割れ目から滴らせてしまう。お尻の中はそれこそ精液まみれで、ペ○スが出入りするたびに体の中で波を打ち、カリに掻き出されるように菊座から溢れた精液はあたしの淫裂まで垂れ落ちてくる。
「僕も本当は一回で終わらせるつもりだったんだけどね。……たくやちゃんのアナルがスゴく気持ち良いから、最後にもう一回しようと思ってね」
「だめ……あたしもう…もう……んんんっ!!!」
 動きやすい姿勢でさらに速度を増したユージさんのペ○スは、アナルセックスになじみ始めたすぼまりを突き上げ、あたしの言葉はそこでさえぎられてしまう。
「イく、また、またイっちゃうぅ!! ああぁぁぁん、はああああああっ!!! 壊れる、あたし、お尻が…壊れちゃうぅぅぅ〜〜〜〜〜!!!!!」
 お尻を犯される興奮……快感………その悦びを表すようにアナルをおマ○コと一緒に締め上げると、代わりにモンスターがすぐ傍を徘徊しているかもしれない森の中で、どこまでも響く喘ぎ声を上げ、いつしか自分から腰を揺すりたてるほど、お尻の穴で感じてしまっていた……






「………くすん。う〜……まだ何か入ってる気がする……」
 もうすぐ日が暮れると言う頃まで、モンスターに見つかりそうになっては場所を変え、延々とお尻を犯され続けてたどり着いたのは左右に森が生い茂る川のほとりだった。その傍でさっきユージさんに掛けられた精液を指で拭うけど……服も体も汗と精液で汚れていて、こんなことぐらいじゃどうにもならないよぉ……
「ごめんね。食事とSEXは出来るときにしとか無いと次はいつできるか分からないのが冒険者だから」
「………そんな事で誤魔化されません! ユージさん……ひどい!」
 あたしがビシッと指を突きつけると、さっさと股間だけ後始末して服を着込み、さっぱりした顔をしているユージさんが明後日の方へと顔を向けた。
「う〜〜……今日のこと、誰にも話しちゃダメですからね。もし話したら、泣きながら剣で刺してやるんだから」
「は…ははは……肝に銘じておくよ。けど、たくやちゃんもずいぶん感じてたようだけど?」
「あっ………べ、別に良いじゃない、ふんだ!」
 お尻の穴でだなんて……お尻でだなんて……やっぱり不潔だもん!
 それにあたしにはお尻でのSEXを受け入れるわけにはいかない理由がある。―――男に戻ってもお尻の穴はあるから……ぞぞぞぞぞ、お、恐ろしすぎる想像しちゃった……
「それより……アレには気付いてる? どうやら水路を使って街に入るのもダメそうだよ」
「………え?」
「見てごらん。この辺りじゃ見かけないようなモンスターがいるから」
 とりあえずユージさんへの文句は置いておいて、精液と愛液が染み込んだ服を着込むとユージさんが示す方へと視線を向けた。
「………亀?」
 川の方へ身を乗り出すようにして目を凝らすと、あたしたちがいる場所から結構離れた水面に大きな亀が浮いていた。―――が、それを素直に亀と言うのには抵抗がある。あたしが知る亀と大きさが違うことは考えないとしても、上に向かって伸びる五・六本の槍のように鋭く大きな突起を持つ甲羅のシルエットはあまりに禍々しく、攻撃的だった。
「あいつは海で時々見かけるモンスターなんだけどね。見ててごらん」
 そう言うと、ユージさんは地面に転がっていた木の枝を拾い、亀に向かって投げつけた。
―――バチッ
 その輝きは一瞬だった。クルクルと回転しながら飛んでいった木の枝は、亀の甲羅に生えたトゲの間に生じた雷に打たれ、焼け焦げながら水面へと落ちていった。
「アイツは水面より上から近づくものに電撃を放つんだ。普段は鳥を捕食するためにね。それでついた名前がプラズマタートル。―――アイツがここにいるって事は敵さんが連れてきたと考えるべきだろうね。生息する場所が違いすぎる」
「ほ…ほえ……」
 び、びっくりした……いきなり電撃が飛んだから……
「おそらく海からつれてきて、フジエーダに繋がる川や水路に離したんだと思うよ。―――これでどこからも、街の中に入ることは出来なくなったわけだ」
「う〜ん……」
 どうしよう……街にはめぐみちゃんや静香さんたちもいるから、中に入って何とか助けにはなりたいと思うけど……
「そういうわけだから……キャンプに戻る前にする事をしておこうか」
―――とん
「………え?」
 背中にユージさんの手が触れ、川に向けて軽く押し出される。不安定な姿勢をしていたあたしはそのままバランスを崩し、川の中へ落ちていった―――


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