Gルートその13


 男三人に囲まれ、辱めを受けても逃げる事ができないあたしは、再びプールへと連れてこられた。  やだ……こんなところで何するつもりなのよ……こいつらが連れてきただけで終わるとは思えないし…… 「へへへ……いっぱいいるじゃねぇか。お前も嬉しいだろ、なぁ?」 「んっ……」  一番ガラの悪いマラソン男は、昼を過ぎ、さっきよりもたくさんの人が泳いでいる室内プールを見まわし、ニ ヤニヤしながらあたしのお尻を撫でまわす。 「やめて……人がいるのに……」 「腰振って喜んでるくせして、何言ってやがる。別に声出してもいいんだぜ。俺たちはすぐに逃げ出すだけだか らな」 「そうなったら恥をかくのは君だけさ。三人に輪姦されたっていうのはすぐに知られるだろうしね」 「けど、俺たちはしつこいぜぇ……今は逃げられても、後がどうなるか……せいぜい不信人物には気を付けな。 お友達にもな」  そ…そんな……でも確かにこいつらなら逃げ出すのもすぐだろうし、取り押さえるのも難しそう……そうした ら明日香たちも…… 「わ…わかりました……逃げないから、これ以上変な事はしないで……」  叫びたくなるのをグッと堪え、なるべく刺激しないように三人に声をかける。 「変な事? くくく…しらねぇな、そんな事」 「それよりもせっかくプールに来たんだぜ。ほら、端のコースが開いてるじゃないか。早く入れよ。俺が泳ぎ方 を教えてやるぜ」  元からここで変な事をするつもりなんだろう……あたしの言葉をまったく聞いてくれない男たちは、目の前の 第一コースへとあたしの背中を押す。  よろめきながらもコースの先端に着たあたしの後ろには筋肉質な男の壁……プールの中でなら変な事もされな いと考えたあたしは、つま先から水の中へゆっくりと浸かり、太股ぐらいまで入ったところで、後は一気に飛び こんだ。 「ひぃっ!?」  し…染みるぅ! ううう…ア…アソコが……クゥ!!  勢いよく水に浸かったせい……と言うよりも、シャワーノズルを無理矢理入れられたアソコは時間がたっても、 まだ元には戻っていない。いつもより少し広がった感触の残る割れ目にプールの塩素入りの水が流れ込み、避け たり血が出たりしなかったけれども痛められた膣壁に触れ……ものすごく染みるぅ!!  反射的に体に力が入り、股間から水を締め出そうとするけれど、一度入ってしまったものは防ぎ様がない。そ れどころか緩んだ筋肉を無理に締めつけようとしたせいで痛みはさらに強くなり、あたしは短い叫び声を上げな がら水の中で跳ねあがった。  いいいいっ!! いったぁぁぁ〜〜〜〜〜!! 早く、早く上がらないとぉぉ!!  体の中で一番大事な場所(男でも女でも急所は一緒なのかな?)の痛みに涙を浮かべながらプールサイドに手を 伸ばすけど、それを続いて飛びこんできた水泳男が後ろから掴んできた。 「おっと、まだ俺のレクチャーが済んでないんだぜ。揚がるのは早いっての」 「だって……あ、アソコが痛いの……ううっ……!」 「そんな事はどうだっていいんだよ」  さらにもう一つ、あたしのは語で水の音が聞こえる。涙の滲む瞳で振りかえり見ると、マラソン男があたしの すぐ近くに迫っていた。顔を後ろに向けたのをいい事に、あたしの唇をいきなり奪うと、ビリビリと痺れるぐら い痛みを発している股間をまさぐってきた。 「んぐうっ!!」  最初からある程度湿っていたし、水の中と言う事もあってか、男の指は充血した割れ目の中へと簡単に入りこ み、二本そろえた指でグチュグチュと掻き回し始めた。 「んんんんんんっ!! んん、んんむうぅぅぅ!!」  指が内壁に触れるたびに激痛が頭の先にまで突き抜ける。水面をバシャバシャを叩きながら身をよじっても、 男の手指は止まらない。少しだけ愛液が滲み、ぬるっとした膣壁を乱暴にいじり続けてくる。 「んううううっ、んぐうぅ!!」 「あんまり変な声出さないほうがいいぜ。ほら、あっちの親父がこっち見てるぜ」  前から挟むように近づいてきた水泳男があたしの耳もとで囁く声を聞いて、あたしが涙がポロポロこぼれる目 を横に向ける。すると、あたしのいる第一コースから二・三コース挟んだところにいるオジさんが、今泳ぎ終わ ったところなのか、飛び込み台の壁に手をついた姿勢のまま、あたしの方をジッと凝視していた。  やだ……こんなところを……  そのオジさんはあたしが見つめ返した事に気がつくと、慌てて水に頭を沈め、クロールで泳ぎ始めたけれど、 あたしの脳裏には無理矢理唇を奪われ、股間を触られている所を見られた(水の中だから見えたかどうか…)恥ず かしさがくっきりと焼き付けられてしまう。  こんなところ……見られちゃった…… 「へへへ…緩々かと思ったら、結構締めつけてくるじゃねぇか。そんなに見られて感じたのか? スケベお嬢さ まよぉ」 「そんな事……うううっ……」  男が呟きながら唇を離すと同時にあたしの口から漏れたのは泣き声だった。 「こんなのやめて……他の人に…見られちゃうよぉ……」 「イヤだね。これからが楽しいんじゃないか」  水面を向いて涙をこぼすあたしを見て、同情するどころか欲情してしまう男たちは前後で互いに顔を見合わせ ると、マラソン男はさらに密着してお尻の溝に勃起したペ○スを押しつけ、そして水泳男はあたしの水着の肩紐 をいきなり引き下ろしてきた。 「やっ、イッ…んんんっ!!」  咄嗟に胸元を両手で覆い、力の限りの悲鳴を上げようとするけれど、それよりも早く、正面の水泳男の手があ たしの口を押さえつける。そして背筋がぞっとするほど怖い眼差しであたしの目を覗きこむと、体にまとわりつ く水なんかよりも、もっと冷たい声で呟いてきた。 「おいおい、声を上げたら他の人間にばれるってさっき教えただろ? それとも見つかって、何十人の男に輪姦 されたいか? 俺は別に構わないぜ。プールの中で精液で溺れ死ぬのはお前なんだからよ」 「んんっ……」  その目と声に恐怖を覚えたあたしは、もし抵抗すれば本当に言葉通りの事をさせられると思い、体を震わせな がらも腕の力を抜いてしまった…… 「やっと諦めたか? んじゃ早速…へへへ……」  あたしの体から力が抜けたと知るや、水着の感触を楽しむかのように腰を上下に動かして勃起の先端でヒップ の丸みをなぞっていたマラソン男が、あたしの腕へ下ろされた肩紐を掴んで、グイッと下に引っ張った。 「あっ!? う…うそ……」  あたしが小さく叫ぶと同時に水着に押し込まれていた乳房がブルンと震えながら布地の中から溢れだし、パし ゃんと水面を打つ。乳首は明らかに水面よりも高く、乳房が丸見えに鳴っていることに気付いたあたしは、顔を 赤らめながら首まで水の中に沈み込んだ。 「おい、何してるんだよ。早く立ちな。さもないと――」 「だ…だって…これじゃ他の人に見られちゃう……」  両腕で必死に露わになった乳房を隠しながらあたりを見まわすけど、幸いな事に気づいた人はいないようだ。  後ろの男が無理矢理にでも水着を引き下げようと力を込めるけど、肘に引っかかった肩紐はそれ以上は下に降 りない。このまま水着を脱がされるなら抵抗してもしなくても一緒だと気づいたあたしは、周りの注目が集まる のも気にせず、体を水の中にしゃがみこませるようにして男の手から逃れようとした。 「ちっ、このアマ、いいかげんにしろよ。おとなしくしやがれ!」  イヤッ! そうしたら水着脱がせるもん、それだけは絶対にイヤ!!  男たちもやっぱり注目されるのはイヤなのか、あたしの耳に口を寄せて小声ですごんでくる。けど、そんな事 に耳を貸さないあたしは、胸に腕を食いこませるほど強く体を抱き締めながら、必死に体を揺すり続ける。  けれど、そんなか弱い抵抗も、水泳男に顔を掴まれて上を向かされるまでだった。顎の骨が悲鳴を上げるほど 強く握り締められて、悲鳴さえ上げれないまま顔を上げさせられたあたしの目の前には、凄みのある水泳男の顔 が接近していた。 「あんまり世話を焼かせるなよ。お前は大人しく俺たちの玩具になってればいいんだよ。おい、この女には少し お仕置きが必要だ。今のうちに水着脱がして、アナルを犯してやれ」  その声と言葉に……あたしはこれから起こる自分の運命に、「どうしてあたしだけが…」と呪わずにはいられな かった……


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