Gルートその14


「な…なに言ってるのよ! そんなの…そんなのイヤッ! こんなところでお尻なんて……」  反射的にあたしの口から拒絶の言葉が飛び出してくる。  お尻でした事は(当然無理矢理にだけれど)あるけど、前の方でするのと違ってかなりキツいし苦しいし、なに よりもあんな汚いところにいれるなんて……  両手で体をかばっていなかったら思わずお尻を押さえてしまっていただろう、それほどまでにおぞましい感覚 が小さな蕾から全身に広がっていく。 「何でもかんでもイヤって言うんじゃねぇよ。お前が脱ぎたくないって言うから尻を犯すって言ってるんだろうが」 「へ…へへへ……俺は別にいいぜ。この女には指まで入れられたからな。そのカリをきっちり返してやるぜ…へ へへ……」  水泳男があたしの耳に滅茶苦茶な理屈を呟くと、後ろにいるマラソン男の手がウエストから水着の上を滑るよ うに移動し、お尻の谷間に中指を押しこんでくる。 「ひっ!? や…やめて、お尻は…んくぅ!」  指が二つの柔らかな膨らみの間を往復するたびに、上半身まで脱がされた水着が少しずつ下半身に引き込まれ ていく。水着越しとはいえ、速く泳ぐためにスクール水着なんかよりもかなり薄い布地なので、指先で直接触れ られているのとほとんど大差が無い。アソコと同様に、できる事なら人になんか見せたくも触られたくもない場 所をなぞられるたびに穴の周辺の筋肉がキュッと引き締まり、同時にゾクッとする震えが体を駆け上ってくる。 「くぅ…んっ……やぁ!」  ついに耐えきれずに男の手を打ち払おうとしても、水中ではそれほど勢いよく腕を振る事ができない。ボリュ ームのある乳房を水面でパチャパチャと揺らしても、お尻を触る男の手を振りほどく事ができなかった。 「やっ…だぁ……触らないでぇ……」  あたしの顔が苦渋に歪む。どんなに歯を食いしばっても、冷たい水の中でしなやかな体がビクビク痙攣してし まう。  恥ずかしさで声を上げることも出来ず、さらに激しくなる指責めに顔が紅潮していくのが感じられる。そして 漏れそうになる声を必死に飲みこみながら、指から逃れようとお尻を左右に振っていると、いつの間にか肩紐を 水泳男によって手首から引きぬかれる。気づいた時にはもう遅かった。水の中に潜った男は太股から足首まで水 着を一気に引き下ろし、あたしはプールの中でとうとう全裸にさせられてしまった。 「ひゃんっ!」  水着を脱がされるときに水流が股間の尖りを撫でながら通りすぎる。シャワー室や廊下で散々弄られた肉芽が 私の意思とは裏腹にビンビンに勃起してしまっていて、水が揺らめくだけでも震えが走り、太股やお尻の柔らか い部分が水中でプルプルと波打つように、いつもと違う震え方をする。けれど、あたしの体が動くたびにアソコ の中でも水が動き、小さな針を何本も突き刺されるような痛みが子宮にまで突き上がる……そして、おマ○コ全 体に広がるヒリヒリは、いきなり粘膜を割り開いて舌が挿し入れられた時に最骨頂を向かえてしまう。 「あぁぅぅ!!」  水泳男はあたしの足の付け根に顔を埋めこむと、ぷっくり膨らんだ秘裂を頬張るように唇を押し当て、水より も遥かに温かい唾液にまみれた舌先をグリグリと蜜壷の中に押しこまれる。痛みのせいで過剰なまでに敏感にな っていた粘膜は、お尻をがっしりと掴まれて奥深く挿しこまれた舌が唾液と愛液、そしてプールの水をかき混ぜ るように蠢くたびに、ビクッビクッとヒクついてしまう。 「ああっ…んんんっ!」  チュルルルルル………  そ…そんな…吸わないで……吸っちゃダメぇぇぇ!!  ジュルルル…ジュル……ジュルルルルルルルル 「ああああああっ!!」  まるでおマ○コ自体を吸い込んでしまいそうな勢いで膣の奥に溜まった愛液が男の口の中に飲みこまれていく。 胎内からドロッとした愛液を引きずり出され、ヴァギナを逆流する感触に強烈な疼きが股間に走り、後ろへお尻 を突き出すように腰を曲げ、膝をガクガクと震わせてしまう。 「あッ、あッ、あッ、あッ……」  顎が上がり、小さな喘ぎが連続して漏れ始める。硬く尖った下が締めあがる肉ヒダを押し開き、前後にストロ ークすると後ろの男の腰に密着してしまったヒップの膨らみが上下左右に揺れ、まるで男の肉棒を柔らかい桃尻 で扱いているような感じがしてしまう。  さらに舌の抽送が激しくなると、あたしの股間は熱く燃え上がってしまう。粘膜もヒリヒリする痛みも今では おマ○コの中で火花のように弾ける快感へと変わる。  クチュ…ジュルルル……グチュグチュ…… 「んんんっ……あっ…吸われて……んんぅ……む、胸も…そんなぁ……」  あたしが水中クンニに悶えていると、マラソン男はあたしの背中に密着するように抱きついてきて、うなじに 顔をうずめながら乳房を揉みしだいてきた。硬くなった乳首が水面から露出するほど持ち上げられ、丸々と張り 詰めたバストに指が食いこむと、あたしの体はレイプである事も忘れて、抱き締められた腕の中で背中を弓なり に反りかえらせ、もっと揉んでと言わんばかりに大きな胸を突き出してしまう。 「こんなところで感じてるのか? くくくくく…もう準備OKって訳だ。いいぜ、犯してやるぜ、こんな誰が見 てるか分からない場所で、お前のアナルをよぉ……」 「やっ…違う…感じてなんか……んくぅ! やっ…ダメェ……」  耳元で囁かれるだけで子宮がギュンとウネってしまう。ドロドロの熱い愛液が股間から溢れ出した途端に水泳 男に吸われ、それでも後から後から、まるでおマ○コからオシッコをしているのかと錯覚してしまうほどに大量 のイヤらしい汁が股間からあふれてしまう。 「……ぷフゥ!」  あたしが胸と股間からの愛撫に身悶えていると、突然水泳男がヴァギナから顔を離し、水面に顔を上げてしま った。急に刺激から開放された股間からは今までの充実感からは一転して物足りなさに襲われてしまい、思わず 太股をよじり合わせてしまう。  赤らめた顔を俯かせ、恥じらいながら身をよじるあたし…それを見て水泳男がニヤリと顔を歪めたかと思った 次の瞬間、あたしの唇はこの男にふさがれてしまう。  んっ…この…臭い……もしかして…あたしの愛液……  男を迎え入れるように自然と開いてしまった唇にさっきまでおマ○コを掻き回していた舌が入ってくると、あ たしの口の中には唾液とは異なる、もっとドロッとした暖かい液体が流し込まれてきた。口の中いっぱいに注ぎ 込まれたそれが自分の蜜壷から吸い出された淫液だと気付いた時にはもう遅い。絡み合う舌が飲み込む事も出来 ない愛液をビチャビチャと音を立ててかき混ぜるたびに、あたしの鼻から甘い吐息を吹きこぼし、空気を求めて 大きく開いた唇の端から流れ落ちた粘液は首を伝い落ちて、ふくよかな胸の谷間へと流れ込んでいく。 「お〜い、持ってきたよ〜〜」  既に快感の虜になり、徐々に快感のスロープを登り始めていたあたしの耳に、それまでどこにいたのか、筋肉 男の声が聞こえてくる。 「遅いぞ。そろそろ犯っちまおうかと思っていたところだ」 「ごめんごめん。それよりももう撮り始めちゃって構わないのかな?」 「ああ、いいぜ。まずはこいつの胸からいってみるか?」 「んんっ!!」  マラソン男は両手であたしの乳房を鷲掴みにし、引っ張るようにその先端を上に向かせた。かなり力強く握ら れた痛みに朦朧とした意識が呼び戻される。  な…何しようとしてるの? 三人掛りで犯すんじゃないの……?  あたしが予想していた最悪の展開……それですら、今はあたしの股間をグチュっと蠢かせる興奮剤にしかなら ない。けれど現実は、もっと残酷な展開をあたしに用意していた。  それを見た瞬間、あたしの意識は恥ずかしさで赤熱化した。顔を上げた視線の先には、男二人に前後から挟ま れたあたしの顔に照準を合わせたデジタルカメラのレンズがあったからだ。  こんな…こんなところをビデオで撮るの!? や…いやあぁぁぁ!! 「ひっ!!」  恥ずかしいぐらいに大きくなった乳首…水に冷やされてもほんのり熱くなっている乳肉をレンズに移されてい る事を知ったあたしは短い悲鳴を上げながら顔を背ける。けれどそれでカメラが録画をやめてくれるわけではな く、あたしの視界の外から欲情してしまっている乳房を撮り続けている…… 「やめて…はずかしい……」 「ここはそうは言ってないぜ。尻の穴をヒクつかせて恥ずかしいもないだろ?」 「やっ…だぁ……」  マラソン男の肉棒の先端がついにお尻の窄まりに押し当てられる。グリグリと押し付けられる肉塊の感触はま るで吸いついたかの様にアナルの入り口に貼りつき、侵入を拒むために締めつける菊座をグリグリと突き上げて くる。  だからと言って、男根を受け入れるようにはできていないアナルに、そう簡単に入って来れるわけじゃない。 グッと腰を突き出してくるたびに亀頭は目標天から滑って狙いを外し、二つの丸い膨らみ、その谷間に溜まった 水を掻き出すだけなんだけど、その度に窄まりを擦られる感触が延髄に叩きこまれ、肛門凌辱への恐怖とプール で犯される羞恥、そしてわずかばかりの興奮が次々に脳裏で弾けていく。 「お願いだから…もうやめて……そんな…お尻なんて……ひゃあっ!」 「うるせぇんだよ。それよりも力抜けよ。ふやけて柔らかくなってても、俺のデカチン入れたら裂けちまうぜ」 「んっ……そんな……」  肉棒の先端が滑るたびに菊座の細かい凹凸を引っ張るように抉っていく。それでも挿入できない事に苛立ちを 覚え始めた男は、あたしの体を押さえつけるのを水泳男に任せると、両手でヒップを鷲掴みにして左右に割り開 き、それと一緒にわずかに口をあけた後ろの穴に、とうとう亀頭の先端を楔のように差し入れてしまった。 「はぐぅ…! ぬ…抜いて……こ…これ以上はもう……入れないでぇ……くあぁ!!」  一度入ってしまえば、もう逃れる事は出来はしない。わずかなプールの水と一緒に入ってきた先端はミッチリ と肉の詰まった腸内を押し開き、まるで食いちぎってしまいそうなほどの締め付けを見せている入り口部分をカ リの部分が通過してしまう。  い…いったぁ……そんな…乱暴過ぎる……ヒィ!! くっ…くうぅ…ハァ…アウッ……お…おっきいのが…中 で…中でこんなに……っ!!  ローションなど塗っているわけでもなく、指や舌で十分にほぐしたわけでもないアナル…一度の突き上げでペ ○スの根元まで刺し貫けるはずも無い。それをマラソン男は短く強く、ペ○スを出し入れし、その度に排泄器官 の奥へと肉の楔が深く食い込んでいく。 「あっ……入る…んくぅ!! はあっ!!」 「おおお…スゲぇ締めつけじゃねぇか。アナルがこんなに気持ちいいなんて知らなかったぜ」  もう抜けないところまでペ○スを挿しこんだマラソン男はあたしのウエストを掴んで、斜め上に向かって腰を 突き上げる。ヴァギナよりも締め付けが強く、頑なに奥への侵入を拒む肉穴もペ○スに抉られるたびに柔らかく ほぐれ始め、さらに強く、さらに激しく、まるで肉のドリルの様に直腸を穿ち、押し広げてくる。 「がっ! も…許して……こ、これ…こんなの…壊れる…お尻…ひぐうっ!! お…お尻…イヤッ…イッ、イヤ アアァァーーー!!」  もう回りの目を気にする余裕などあたしには残ってなかった。腰を揺すられ、痙攣を繰り返し続ける肛門に肉 棒が入るたびに肺の中から全ての空気が押し出され、それでも膣のように真っ直ぐでない直腸壁を抉られる圧迫 感は少しも軽減されず、頬に涙を、顎に涎を伝い落としているあたしは苦しさのあまりに口をパクパク喘がせな がら、声にならない声を上げる。  プールに浸かっていない首筋がネットリとした汗に包まれる。かと言って、火照る体を冷やされる水中の方が いいのかといえば、そうでもない。あまりの密着具合に腸内へ水が入ってくることは無いけれど、あまりの潤滑 液の無さに貼りついていく粘膜を引き千切るように肉棒を抜かれると、羞恥と痛みで真っ赤になった肌が水の揺 らめきによって冷やされ、ギュッと肛門に力を入れてしまう。そこを再び犯され…それを繰り返すたびに直腸が、 そして壁一枚を隔てたおマ○コが蠢き、こね回され、感じてはならないはずの快感に濃縮淫液が次々と溢れ出す。 「た…たまらねぇ……チ○ポが千切れちまう……もう出そうだぁ……!」  あたしの耳元に感極まった声を吹きかけると、マラソン男は強引にあたしのお尻へ自分の腰を叩きつけた。 「んあああああああああっ!!……あぁ…ああぁ……ひゃううっ!!」  その一撃であたしは達してしまっていた…しつこく何度も肛姦された挙句に、こんないっぱい人がいる場所で ……けれど、そんな羞恥や感慨にふける暇も無く、直腸の奥深くを突き上げた男はあたしの体にしがみつき、豊 満な乳房を搾乳するかのように根元から絞り上げながら、腰の動きだけであたしのアナルに熱い肉棒を突き入れる。 「やめてぇ…やめてぇ……す…スゴすぎ……大きすぎるぅ…!! ヒィ、ハァ、んんんっ!! イヤァアアアッ!!」  どんなに泣き叫んでもマラソン男は動きを止めようとはしない。直腸を内部から擦り抉り、黒い快感に疼く乳 房を乱暴に揉み嬲られ、連続絶頂に達した意識はプールでレイプされている事も忘れて、肛門とおマ○コを強烈 に締め上げる。  それでも男の肉棒は肛門を犯し続ける。大きく張り出したエラが入り口に引っかかるまで引き抜いて、根元ま で深深と入りこんでくる男根を受け入れるために、あたしは荒い深呼吸をしながら括約筋を緩めるように力を込 める。男の前で用をたすような恥ずかしさに一瞬だけ捕らわれるが、わずかに苦しさから開放され、快感を受け とめる行動を取ってしまった尻肉には幾度となく激しい痙攣が走り、根元から絞られている張り詰めた乳房から 噴き出そうな乳房の代わりに、蜜壷と尿道から熱い液体が勢いよく迸る。もし水中じゃなく、あたしがそれを見 ることが出来ていたら……二穴から同時に噴き出た二種類の潮に、さらに顔を真っ赤に染めてしまっていただろ う…… 「ハゥンッ、ハゥンッ、ハゥンッ!」  潤んだ瞳を見開き、下半身で暴れまわる快感にあたしは何度も嬌声を上げる。理性などとうの昔に飛んでいっ てしまった。 「こんな…イく…イくぅ、イくぅ、イくううっ!! お尻が、お尻がいいぃ!! やだっ…お尻が…感じすぎる のぉぉぉ!! ああっ、とまんない!! きて、もういいから、早く、早くきてええぇぇぇ!!!」  室内プールにあたしの声が響き渡る。  塩素の臭いすらかき消すほどの濃厚な体臭を髪と首の回りからだけで発し、ストロークはそのままでさらに速 く突き上げる肉棒があたしの意識と直腸を隅々まで満たし、そして―― 「くうぅぅぅ!!」  ドプッと直腸内に精液を吐き出した。あれほどイヤらしい言葉を履いていた男にしては静かな射精だと思える けれど、熱い白マグマを吐き出して脈動する肉棒は射精を続けながらもピストンを止めず、あたしの体を振りた くってペ○スを埋め続けた。  スゴいぃ!! お尻がグチュグチュ、グチュグチュ言ってる!! 熱いの、いっぱいなのに、ああぁ…突いて ぇ…もっと…もっと激しく、あたしのお尻を、滅茶苦茶に掻き回してぇぇぇ!!!  撒き散らされた精液が潤滑液……なんとも残酷な結末で、一番スムーズな肛姦を一番大きな絶頂の波にさらわ れた直後に味あわされたあたしは、断続的に痙攣の走り括約筋を排泄するように力ませながらも秘裂から濃厚な 射精液を噴き出しながら、水の中に意識が沈んでしまいそうな感覚に襲われていた。  そのすぐ後に、自分の股間から溢れ出したドロドロの射精液が、水と混ざる事もなく大量に浮き上がってくる 事も知らずに………


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