U.夢現


布団の中で、つい、ぼやいてしまう。 夢の中でイッた後、少ししてからあたしの目が覚めた。 窓の外はまだ暗い。起きるにはまだ時間がある。 ……なんとなくあんな夢を見た理由はわかる。 あたしの部屋の中に、精液の臭いが充満している。あの時、部屋の中にあった精液まみれのメイド服の臭いが なかなか取れない。いくら暖かいといっても、夜中に窓をあけて寝たら風邪をひくわよ。 その制服はビニール袋に入れて部屋の隅においてある。 さすがにこんな夜中にどこかに持って行くわけにもいかないし、ごみ箱に捨てるわけにもいかない。 これが原因じゃなきゃ、あ…あたしがあんな事考えてるわけ……… 「……あたし、あんなこと思ってないもん」 あんな精液まみれになりたいなんて……絶対にこの臭いが原因よ! 明日香と松永先生におチ○チンが生えてたのは……そうよ!きっと昼間のバイブのせいよ! あたしの格好は浴衣。お風呂の後、ビショビショになったメイド服の代わりに、松永先生に貸してもらった浴衣を そのまま寝巻きにしてる。もともと夜はパンツ一枚で寝てたから、胸とかが楽な浴衣が結構気に入ってしまった。 それに人がたくさんいるからパンツ一丁ではちょっと…… ちなみに下着は履いてない。履いていた下着は濡れたまま先生に返したし、部屋に帰ってきてからは精液まみれの メイド服のせいで精神的に疲れたので、始末を終えるとそのまま布団に倒れこんで寝ちゃった。 「……うぅん!」 上半身を起こすと、乳首から全身に電流が流れる! 浴衣にサワッと乳首が擦れただけで、感じちゃうなんて…… 見ると、浴衣の裾から見える乳首は夢の中でそうだったように、ビンビンに勃起して布地を押し上げている。 「……夢の事なのにこんなに勃っちゃうなんて……」 恐る恐る、乱れた浴衣の裾を開き、自分の股間を確認してみる…… 「やだ……こんなに濡れちゃって……」 股間からは潮を吹いたように愛液が流れ、浴衣どころか、布団にまで染み込んでいる。まるでおもらしをしたように…… 「なんでこんなに……濡れてるの?」 手が無意識に股間へと入っていく…… 「んんっ!」 ク、クリ○リスまで勃ってるゥ! ピンクの真珠は触ってもいないのに、夢を見ただけでピンピンになってる。 「や…やだ…こんなに…感じちゃうぅぅ!」 そのまま人差し指でクリ○リスを弄りながら、既に濡れそぼっている秘唇に中指の腹を押し込む。 片手が浴衣の合わせから胸元に差し込まれ…… ムギュッ! 「あああぁぁぁ〜〜〜!!…はぁ…はぁ…いい」 力いっぱい揉み潰した胸から全身に電気が走った。 「はぁ…はぁ…どうしよう……とまんない………」 胸を揉み揉みする手も、割れ目に差し込まれた指も、あたしの言うことを聞かないのぉ……それどころか、 どんどん動きが速くなるぅ! 「とまんない…やだ…とまんない!」 あ、あたし、明日香におチ○チン生えてるのを想像して感じちゃってる!松永先生や弘二達にザー○ン ぶっかけられて感じてるのぉ!! 夢の中で見た明日香と松永先生の巨根を思い浮かべるだけで、おマ○コからいやらしい液がどんどん溢れてくる。 「こ、こんなのじゃイヤ…もっと…もっと大きいの……あぁ〜!」 松永先生や明日香の巨根を見た後じゃ、細い指でなんてイきたくないよぉ!もっとぉ!もっとふといのぉ! 指を二本に増やして濡れたおマ○コを掻き回す。中の壁を掻き回すとグチョグチョ言って絡み付いてくる。 これも気持ちいいけどもっと凄いのが欲しいのぉ。 「あぁん…はぁぁ………そうだ」 あたしはある事を思い出した。 「んん…はぁ……はぁぁ…あ…あそこに……」 精神力を総動員して胸と股間から指を離し、重い腰を何とか起こして、ゆっくりと四つん這いで箪笥の一番下 の段に近づく。そこにあるモノを求めて…… ガサゴソ……ガサゴソ…… ……ゴクリ あたしの手には箪笥に詰め込まれた下着の中から引っ張り出した箱がある。夏美にかばんの中へ入れられた箱…… その箱を開けると……中にはいろんな大人の玩具があった。暗くてよく見えないけど、指より太い棒状の物が ゴロゴロしてる。 「…これがいいかな?」 暗闇の中、あたしが取り出したのは普通のバイブで大きさも普通サイズ――だと思う。両手で握って指を 這わせて形を確認すると、取っ手の上で二股に分かれている。この片方がクリ○リスを刺激する物だと いうことは分かる。 暗いからよく分からないけど、多分この中じゃまともなもの……だよね。 「まさか使う事になるなんて……」 昨日の昼間に呪った夏美に、今は感謝する。本当にこうなる事が分かってたのかな? 「……まずは濡らさなきゃ」 あたしはバイブを両手で握ると、ゆっくりと口に近づけ、咥えていった…… 「ん…んん…」 今まで咥えさせられてきたおチ○チンとは感触の違うものが、あたしの唇を割り開いて入ってくる。 なんか、変な形…… それほど変な臭いはしないけど、少し弾力のあるバイブは、先っぽはおチ○チンとは形が違い、いびつな形を していて全体はまるでお団子のような形をしていた。 「んん…レロ……レロ…むぐ・・…んぐ……」 あたしは喉の奥まで咥えこむといったん口から抜き、両手で捧げもって、四つあるお団子の盛り上がりに丹念に 唾液を絡ませていく。 「ぷは…こんなもんでいいかな?」 あたしはバイブを口から吐き出すと手に持ったまま布団に戻り、膝を立てて座ると、太ももを開いてバイブの先 を秘裂に当てる。 「……これでいいのかな?」 バイブは弘二に入れられた事がある(その逆もある)し、昼間に松永先生にも入れられたけど、自分で自分にいれる のは初めて。 なんだかドキドキしちゃう…… 「ちょっと恥ずかしいけど……んんっ」 両手で柄を持つと、布団の上に座るあたしのあそこにゆっくりとバイブの先を押し込んでいく…… いびつな形の亀頭がゆっくりとあたしの秘裂を押し開き、奥へと飲み込まれていく。 「あぁぁ…は、入った…んん!」 な、何これ…亀頭の部分は入ったのに…… 亀頭がゴリゴリ引っかかりながらゆっくりと押し込まれるに従って、その次の盛り上がり…いや、次のカリが あたしの入り口を再度押し広げる! 「いい…これ!……いいぃ!」 感じる入り口をゴリゴリ入っていく感覚に、あたしの目の前でフラッシュがたかれる! 二番目のカリ…ゴリ!…三番目のカリ…ゴリ!…四番目のカリ……ググゥゥ! 「あ…ああ……は、入ったぁ…」 いくつものカリがあたしの膣壁を引っ掻きながら、全部中に納まった。 あ…あたしが…あたしを…犯してる…… 硬いだけかと思ってたけど、適度に弾力があって、それほど異物感はない。 亀頭が子宮の入り口まで届き、振動していない小さなバイブが剥き出しのクリ○リスに押し付けられる。 あたしは既に布団の上に仰向けに倒れ、浴衣も前面を大きく開いている。帯を解いていないので、全部は脱げない と思う…… 「んん!」 バイブを膣から引き抜こうと手を動かす…… ゴリ…ゴリ…ゴリ…グッ! 「ングゥぅぅぃ!!」 歯を食いしばり、必死に声を上げるのを我慢する。 「ああぁ〜〜!」 きゅぽん 最後のカリが入り口から引き抜かれると同時に、ひときわ大きな声をあげる。 感じちゃう入り口が何度もえぐられて……こんなのって……こんなに凄いなんて…… 「あぁ…こ…これからまた押し込むのぉ?」 入り口まで引き抜いたバイブを、待ちきれなくなったように再び中へと押し込む! グリ!「あっ…」…グリ!「うぅん!」…グリ!「ふぎぃっ!」…グイッ!「んあぁぁっ!」 こ…声が出ちゃぅぅ〜〜〜!おマ○コにぃ…ゴ…ゴリゴリィって…入ってくるのぉ〜〜〜! 全部で四つあるカリが、出し入れのたびに敏感な入り口をえぐりまくる! 出し入れのたびに潤滑液が溢れ、お尻のほうへと流れていく。 「いぃ〜ん、あぁ、あぁ、あぁぁ〜〜〜!!」 初めて見た時のバイブへの嫌悪感なんかどこかにやってしまって、上下左右、両手で持ったバイブで自分の欲望の ままにおマ○コをかき混ぜる! 「こ…これでスイッチを入れるの…?」 朧気ながらバイブの機能を思い出し、取っ手にあるスイッチのひとつを入れる。 ブブブブブブブブブブ! 「あああぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!そんな!いきなりぃ〜〜〜!!」 バイブの亀頭があたしの、Gスポットにぃぃ〜〜〜〜!! 「あぁ〜〜〜!!壊れるゥ!なにこれ!?すごい!こんな…こんなぁ!ひっ!イ…イっちゃうぅ〜〜〜!!」 仰け反った拍子に、握っていた指でもうひとつのスイッチが入る! ウィンウィンウィンウィンウィンウィン…… 「あぁ〜〜!そこ、そこ駄目ぇ!グリグリぃ!グリグリってぇ!イく!イっちゃう!イっちゃうっ!! イっちゃあぁぁ〜〜〜〜!!」 いきなり動き出した亀頭が振動と共にあたしのおマ○コを掻き回す!!夢の中でイってた事もあって、震えながら すごく感じるところをこねくり回す刺激で絶える間も無く絶頂に上り詰めた! 「お腹の中で太いのが暴れてるのっ!え!えぐってるっ!だめぇっ!あぐぁ!出ちゃう!あなから! イっちゃうのぉぉぁ〜〜〜!!」 ぷっしゃぁぁぁぁぁぁ!! 「出る!出てる!!イってる!あたしイってるのぉ〜〜〜!!」 自分の手に突き出していたあたしの腰が何度も布団の上でバウンドする! 「あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!」 ちゅぽん 潮が吹き出ると同時に布団の上を跳ねまわったせいで、あたしのおマ○コからバイブが音を立てて抜け落ちる。 ウィンウィンウィンウィン……… ビチャビチャビチャ……! 布団の上で暴れてるバイブの上に吹き出た潮が落ちて、細かい雫になる。その雫が、反りかえって痙攣している あたしの太股やおマ○コに跳ねかえってくる。 「あ……あ……あぅ………はぁっ!…あぁぁ……はぁ…はぁ……」 何とか痙攣が収まって、形のいい大きな胸を天井に向けて大きく上下させて酸素を口に取り込む。 「はぁ…はぁ……すご…こんな……いい…なんて……」 布団の上に、浴衣も直さず、半裸の状態で大の字になる。 からだが既に感じていた事もあるけど、あんな短い時間でイっちゃうなんて……しかも潮まで吹いて…… ジュク… 「はぁ……」 おマ○コピクピクしてる……はぁ……気持ちいい……… 絶頂の余韻に身を任せて……ボ〜〜……はぁぁ……… 松永先生のバイブほど強烈じゃないけど、はっきりと刺激を感じられるこっちのバイブの方があたしにはちょうど いいかな…… でも凄かったぁ……バイブってこんなに気持ちいいんだぁ……信じられない…… 生身の男の人もいいけど、バイブも凄い……あんな動き、男の人には無理だもん……… ………そう言えば、他にもいくつかあるけど……あっちのも、これと同じくらい凄いのかな………? ウィンウィンウィンウィン……… 太股の間で、愛液に濡れて光る異形のバイブが、まるであたしの心の中の問いに答えようとするかのように布団の 上を這いまわっていた……… 結局……あたしが目覚ましに起こされた時には、部屋中おもちゃだらけ。かろうじて浴衣をからだに纏わせつつ、 お尻にローター、おマ○コに双頭バイブをいれ、片手にあの巨大バイブを握って口をつけてる状態だった……… ビショビショのお布団どうしよう……


V.謝罪へ