プロローグ
純川 菜奈緒(17歳)・・・今、日本で1,2と売れている清純派アイドル。
しかしとある性癖が新人マネージャにばれて...
いつの事だろう。私が清純派アイドルと呼べれてしまったのは。
ため息をつきながら菜奈緒は深く考えていた。
子役の時、とある人気ドラマに出てからそういうイメージが完全に板に
ついてしまい、それ以降は清純派アイドルとしての道をどんどん進んで
いき気が付けば日本で1,2と売れている清純派アイドルと言われる
ほどになってしまった。
本来なら日本1の清純派アイドルとして喜べるはずなのだが菜奈緒には
とある性癖がある為、素直には喜べなかったのであった。
それは露出狂。菜奈緒にはみんなに自分の裸体を見られたいという願望が
あり日に日にその意思が強くなっているこの頃だった。
しかし清純派アイドルである自分がそんな事が出来ることはなくしかたなく
密かに弟に買ってもらった露出を対象とした投稿雑誌を見ながら自慰行為で
紛らわすしかなかった。
そんなある日、どうしても抑えきれない衝動が体を走りつい魔がさしてしまい、
あろうことに楽屋で投稿雑誌を見ながら自慰行為を始めてしまった。
自分では鍵を閉めたつもりでなるべく早く済ませようとしていた所に何と
新人マネージャーがドアを開き、その行為をはっきり見られてしまったのだった。
だが、彼はその場では何も言わず普通にドアを閉め、その後も何も聞いて
こようとはしなかった。
私の方から聞くのも恥ずかしい事であったので事故だと思って忘れる事に
しようとした。
しかし、これがきっかけで私のもう1つの羞恥な日々が始まろうとしていた。
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