第3話「中條に堕とされて..」


(ここまで私のことを心配してくれるなんて..中條さんのことを誤解し ていたわ)  裸だった結愛子に服を着させて、一生懸命に心配してくれる中條に結愛 子はどんどんと気を許していく。  もちろん、これはスケコマシ中條の演技であり、医務室に誰も居ないこ とを知って怒鳴ってきた。 「しかし、こういう時に限って医務室には誰も居ないとは職務怠慢だ!怪 我人が出ていたら大問題だな」 「だ・誰も..居ないんですか?」 「ああ、何か所用でしばらく帰ってこないようだな。もし何か僕に出来る ことがあったら遠慮なく言ってくれたまえ」 「あ・ありがとうございます..」 (さすがに2人きりは不味いよね..中條さんには悪いけど、出来たら早 く出て行ってくれると嬉しいんだけど..) 「結愛子チャン、僕に早く出て行ってもらいたいのかな?」  ギクッ。「いえ..そういうわけでは..」 「いいんだよ。医務室に2人きりというのは気まずいよな。それじゃ、僕 はこのまま失礼するよ」「・・・・・」  本来なら、中條にとっては誰も居ない医務室など千載一遇のチャンスの はずだが、何もしないで出て行こうとした。 「!あ・あのっ、ちょっと待ってください」  ドアから出て行こうとした中條を何故か結愛子の方から声を掛けて引き 止めてきた。 「どうかしたかい?結愛子チャン。冷たい飲み物でも欲しいのかい?」  中條がわざと紳士ぶった気がしてならない。結愛子が引き止めてくるの も分かっていたような気がする。  そんな中條に結愛子の方から恥ずかしい頼みごとをしてきた。 「あ・あの..身体を楽にしたいので手伝ってくれませんか?やっぱ苦し いので、良かったら..ふ・服を脱がしてくれませんか..」 (ぁぁっ..私ったら自分から何でこんな破廉恥なことを..) 「せっかく着替えた服をかい?それは、どこまで脱がしていいのかな?言 ってくれると嬉しいのにさ」  意地悪な中條の言葉で真っ青になっていた結愛子の顔が一転して真っ赤 に染まった。言わなくても分かってるでしょ!と言いたいのだろう。 「アハハッ、そんなにムッとしないでくれよ。それじゃ、ゆっくり脱がし いくから、脱がして欲しくないとこまで来たら首を横に振ってくれないか?」  中條の提案に結愛子は恥ずかしそうにコクンと頷いた。 「じゃあ、脱がしていくよ。結愛子チャン」  結愛子の承諾を得て、中條がゆっくりと優しく結愛子の服を脱がしてい く。結愛子は1枚ずつ着ていた服が脱衣籠に入っていくのを見るたびに、 身体の中が熱く疼いてくるのを感じた。 (ぁぁ..早く止めなくちゃ..身体が楽になる程度で十分なんだから.. 首を早く振らなくちゃ..けど、何でこんなに気持ちいいの?)  今まで、結愛子は服を脱がされるだけで、感じることなんてなかった。  中條の紳士的な態度が、結愛子を恥ずかしい女性に変えていくようであ り、脱衣籠にはどんどんと脱がされた服が入っていく。 (そろそろ、首を振らないと..これ以上、脱がされたらいけないわ)  早く中條の脱衣行為を止めたいところだが、いったい結愛子はどこで首 を横に振るのだろうか?  だが、籠の中にはすでに結愛子のブラジャーが入っていた。 「結愛子チャン、これも籠に入れていいかな〜」「ああぁぁっ..」  中條はわざと脱がしたショーツを結愛子の目の前に吊るしてきた。  気が付くと結愛子は1枚残らず、中條に脱がされてしまったのだ。 「結愛子チャンが止めてくれないから、最後まで脱がしちゃったじゃない か〜。でも安心していいよ。ここで襲うほど僕は野暮な男ではないさ」  結愛子には、これが期待を裏切る言葉のように耳に響いた。 (私..こんな男に何を求めようとしてんの!?襲うなんて冗談じゃない わっ!早く医務室から出て行くように言わなくちゃ..)  理性を振り絞って結愛子はようやく心の叫びを声にすることに出来た。 「あ・あのっ!もう楽になりましたから..出て行ってくれませんか?」 (言えたっ!やっと言いたいことが口に出来たわっ) 「ああ、構わんさ。僕もそろそろ出ようと思っていたところだから」 「えっ..」  中條は素直に立ち上がってドアの方へ歩いていった。今度はさすがに結 愛子も引き止めるようとする言葉を飲み込んだ。  実は自分でも信じられないことにイケナイ言葉が喉元まで出かかってお り、結愛子は必死で我慢したようだった。 (出て行って良かったのよ!私には隼人っていう大好きな彼氏が居るのよ っ。あんな男なんかに言いようにされてたまるものですか!)  だけど、中條が出て行ったあと、結愛子はいつまでも脱がされた服を着 ることが出来ずに頭を抱えていた。  勝手に頭をよぎっていく淫らな妄想を振り払うのに必死だった。 (私は、そんな淫らな女じゃないっ。あんな男..あんな男のことなんて 忘れなくちゃ!)  一方、医務室から出て行った中條は時間をつぶすためにコンビニに向か った。どうやら最初から、医務室に戻ることを決めていたからである。 (1時間ぐらいで大丈夫だな。医務室の女医は今日は戻ってこないからな。 アハハッ、そうさ。女医の彩子は今頃、俺の家に帰って裸で待ってるしな!)  やはり、幾つかの偶然は中條が作り上げたものだった。さすが社内一の スケコマシと呼ばれるべきものがある。  それも彼に狙われた女は必ずと言って数多くの辱めを受け、中條の命令 1つで自分の裸を惜しげもなく公衆の面前で晒してしまうのだ。  こんな最低なスケコマシが次のターゲットに選んだのが、新入社員研修 を受けにきた桜野 結愛子だった。結愛子を狙ってる男子社員たちの情報 を耳にして落とすことを決めたらしい。  ボディタッチぐらいで吐くほどまで拒絶するという今どきの女性にして は天然記念物のような存在である結愛子。  しかし何故、ここまで頑なにいやらしいことを拒絶するのだろうか?  よく血や傷口を見ると気分が悪くなるのと同じ感覚が、いやらしいもの で起こるということだろうか..  普通の男なら、結愛子のことを強情な堅物女として決めるところが、中 條はこの情報を聞いたとき、結愛子が全く気づいてない性癖を見抜いた。  もしかすると桜野 結愛子は超が頭に付くほどの淫乱女になる可能性が あるのではないか?おそらく、淫乱になるのを恐れて過剰に反応を起こし ているのかも知れない。  それが事実ならば、結愛子はいともたやすく落とせるのであろう。  案の定、結愛子は最初のアプローチだけで裸に剥かれ、恥部を弄られる ことも受け入れてしまった。それに過激な女子社員の性的イビリもこなし ているとこがある。  本当の堅物女なら出来ないだろう。が、堅物女という仮面をつけてる桜 野結愛子なら、その仮面を壊すだけで良い。  今の結愛子はまさに仮面を剥がされ、中條の手で淫乱女へと変えられよ うとしていた。 「結愛子チャン、僕に出会ったことをずっと悔やむんだな」  コンビニで時間をつぶしている中條が、医務室に寝ている結愛子のこと を思い出して口にした。  同時刻、結愛子の方は未だに裸のままで、生々しい妄想を振り払おうと していた。  毛布をかけることなく、全てを丸出しのまま妄想との葛藤を続けている。  服を着ることが出来なくなった今の結愛子の姿は中條に落とされた見事 な証に見えてしまう。  それも、中條を追い出したことへの後悔の念が強くなってきており、結 愛子のおま●こは中條のことを思うとパクパクと開閉していた。 (あっ、あっ、あぁっ..どうしてアソコがこんなにぃ〜)  川阪という彼氏がいる結愛子には、これは情けなく、悲しい女のサガを 思い知らされた瞬間だろう。他の男でおま●こを興奮させるなんて悔しく て泣きたいはずなのに、心のどこかではこの淫らなおま●こを中條に晒し たくてしかたなかった。 「あっ、あっ、あっ、ああぁぁ、な・なかじょぅ..さん..」  結愛子は中條の手のひらの上で裸で踊らされてる惨めな女へなっていく ようだ。全てを予定通りに進めている中條はコンビニで買い物を済ますと カルティエの腕時計をチラリと見て、時間を確認した。 「そろそろ戻ってもいい頃合いだな。さて、彼女はどんな応対をしてくれ るのかな〜。それによっては今後の方法を変えないといけないしな〜」  最終的には牝犬となるまで結愛子を堕とすつもりでいるが、慌てて事を 仕損じるつもりはない。結愛子の出方次第で、次の手を考えることにした。  中條は結愛子の出方として3つのパタンを考えていた。まずは服を着て 普通に寝ていたパタン。この場合、もう1回仕切りなおさなければならず、 結愛子を辱しめるのはしばらく控えることにしよう。  次は裸で寝ていたパタン。少しずつ落ちてるので、段階を踏みながら恥 ずかしいことをやらせてみるつもりだ。  最後は恥じらいを捨てて裸で出迎えたパタン。これなら、辱しめのオン パレードをしても全く問題ないだろう。 (さて、結愛子チャンはどれに当てはまるんだろうな。最後のパタンだっ たら僕にとっては最高の玩具になりそうだな〜)  が、結果は中條の予想以上のものだった。  1時間後に、まずは中條が医務室のドアを無言でノックする。  コンコン、コンコン..(さて、このノックでどういう態度に出るかな) 「!!な・中條さん?中條さんねっ」  結愛子は何故か、この無言のノックが中條だと確信した。  そしてベットから慌てて起き出して、裸のままでドアへ向かい、そのま ま開けてしまった。  まさか、無言のノックだけで結愛子が真っ裸でドアを開けるとは思わな かった中條だった。 (すぐに声を掛けるつもりだったが..裸で出迎えてくるとはな〜)  今まで多くの女性を堕としていた中條だが、久々に調教し甲斐がある上 質な獲物と確信して身震いした。  もう、この女にはためらう必要はない。おそらく結愛子はどんな調教に も抵抗はできない。嫌々ながらも結局は辱めを受け入れてしまうだろう。  こうして今、裸で出てきたのが辱めを望んでる証なのだ。  が、まだそれは中條にだけしか見せられない姿であるのも間違いない。  きっと、普段は堅物女のままであろう。中條は慌てるつもりはなく、少 しずつ結愛子を淫乱女へ変えていくつもりだった。 (さて、この破廉恥結愛子チャンに少し意地悪をしてみるか〜) 「おいおい、結愛子チャン。まだ服を着てなかったのかい?いきなりドア なんか開けちゃって、もし僕じゃなかったらどうするんだい?全部、丸出 しじゃないか〜」 「!!いやぁっ..こ・これはぁ..」 「結愛子チャン、そろそろドアしめてくれないと、こんなことしてしまい そうだよ〜」「えっ?」  中條が軽く結愛子の腕を引っ張ると、結愛子は倒れるような勢いで2・ 3歩前へ進んだ。それは結愛子が素っ裸のままで医務室から出たというこ とだ。 「あっ、あっ、ああぁっ..」 「アハハッ、大丈夫だよ。周りに人が居ないのは確認したから」 「ひ・ひどい人っ!ひどいわっ」 「アハハッ、でも気持ちよかっただろ?」 「そんなわけないでしょ!バカァァッ〜」  けど、この中條の悪戯が結愛子にとっては、たまらない快感となった。  中條みたいな男に裸を晒して嘲笑されるのが、何故か気持ちよかった。  女が感じる悦びってこういうものだと、ここまで快感を引き出してくれ る中條を、ついに結愛子は受け入れてしまった。  ただ、ここまで淫らに溺れる結愛子を前にしても、中條が理性のタガを 外すことがなかった。  中條は急に起き出したことで少しふら付いていた結愛子の身体をふわっ と持ち上げてて、お姫さんだっこをしてきた。 「さあ、僕がベットまでつれていこう。結愛子チャン」 「ああぁぁぁぁっ..」  あまりにも気持ちよかったのか、結愛子は思わず歓喜の声をあげてしま う。中條は、その悦びの声を聞いて思わずおかしくなって吹き出しそうに なった。 (アハハッ、こういう子をジワジワと狂わすのは実に楽しいよ。さあ、結 愛子チャン、もうちょっとだけ辱しめてあげるよ。僕が出て行ったのは君 のために面白い媚肉料理の準備をしただけさ。さあ、君がどんな反応を示 すか楽しみだよ〜)  お姫様だっこをしてる中條のひじには買い物がぶら下がっていた。  おそらく、これから何かしらの辱しめの料理を結愛子にしてくるのであ ろう。 「さあ、ベットについたよ。結愛子チャン」「あっ、あっ、あぁっ」  中條の紳士的な態度に結愛子の身体ははすっかり無防備となっていた。  そのままベットに仰向けに寝かされても、身体を一切隠すことなく中條 の前で快感に悶えている。 (ぁぁっ..これじゃエッチなことを求めてるみたいじゃない..このま まじゃ不味いわ..中條さんに奪われちゃう..)  が、中條はセックスの準備が完了している結愛子を目の前にしても、落 ち着いた態度で毛布を結愛子の身体に優しくかけた。 「えっ..えぇっ?」  結愛子は思わず驚きの声をあげた。いつでも襲えるはずなのに何もして こないなんて..かえって淫らなことを想像していた自分が恥ずかしくな った。(いやぁぁっ..私..私..求めてなんかいないのよぉぉっ)  中條は1人で勝手に動揺する結愛子の表情を見てるだけで今は満足だった。  それに無地の薄い毛布にくっきりと浮かび上がってくる結愛子のボディ ラインの方が、むしろ中條の興奮を高めた。  仰向けでありながらも、ぷるんぷるんと揺れ続けるおっぱいが見事なま でに薄い毛布とフィットしている。おっぱいだけではない、腰や下半身、 美脚のラインも綺麗に浮かび上がっていた。 (素晴らしい造形美だ。並みの男だったら、すぐに惹きつけられて虜にさ れるな。男が好きなパーツを全て兼ね揃えた反則的な身体だよ。この僕で さえ、気を許したら手を伸ばしそうになるな..)  中條はスケコマシとして冷静に結愛子の女性としての分析をしていた。  本当はすぐに結愛子に悪戯するつもりだったが、慌ててしない方が楽し めると思ったからであった。


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