第27話「最強のイジメOL」


(今日こそは、どうか変なことが起きません様に..)  課内の机拭きや清掃を終えた結愛子は今日の仕事の準備をしながら、普 通の勤務となる様に願っていた。  考えてみたら、毎日結愛子は辱められている。川阪の借金返済のために 恥辱の条件を受け入れたのが全ての始まりである。ただ、これで川阪の借 金が無くなるなら結愛子は耐え切ってみせると心に誓っていた。  おそらく、このままだと自分の恥部はもっと頻繁に晒されるだろう。そ れでも川阪のためだと思えば仕方ないとこれからも辱めに立ち向かうつも りだ。  だけど、中條が絡んできてからは結愛子の身体に大きな変化が現れてき た。 (何で、いやらしいことに濡れてしまうの?気持ち悪いのに..吐き気が 起こるほど嫌なのに..)  数ヶ月前までは、決して濡れることが無かった恥部が今では辱しめの度 に愛液が溢れてしまう。  昨日の社内誕生会でも、途中から結愛子のおま●こは濡れ続けた。テー プで開かれた膣内が晒される寸前まで愛液がぴゅっぴゅっと噴き出ていた。  明らかに晒されることが快感になっていく感じだった。 「・・・違う..私にはそんな性癖はないわっ..家に帰ったあとはずっと気 持ち悪かったし..そのあと少し火照ったりもしたけど、水浴びたら戻っ たし..」  自分は決してエッチな女性じゃないと信じている結愛子だが、これだけ の辱めを受けても翌日にはケロリとした表情で出勤している。  普通の女性だったら憂鬱になって会社に行くのが嫌になるのではないだ ろうか?それが結愛子の場合、人よりも早く出勤して机拭きを自主的にや っているぐらいだ。  もしかしたら、結愛子は心の奥底では辱めを望んでいるのではあろうか?  その秘めた望みに応えるかのように新たな恥辱の足音が迫っていた。  足音の正体は結愛子を遠くから眺めてる先輩OL、伊持 芽瑠乃(いじ めるの)と複数の先輩OLのものだった。 「うっふふぅ〜、あれですかぁ〜。秋川先輩や苗場先輩がしぐじった新人 はぁ〜」少し舌たらずな口調で、伊持が周りの先輩OLに聞いてきた。 「秋川や苗場、あと天本はしくじったんじゃない。中條の奴に落とされた んだ。まあ、毎年研修でやりすぎた新人イビリのツケが返ってきたんだろ う..裸にするのは正直どうかと思うが」 「うっふふぅ〜、そうでしょうかぁ〜。入社式では丸裸にして逆さ吊りま でしたんじゃありませんか?そうそう、ライトでおま●こを晒すことが出 来なかった石野先輩と味原先輩、左遷されちゃいましたねぇ〜」 「それも違う。あの郷幡部長に目をつけられそうになったから、身の安全 を考えて異動させただけだ。伊持、あまり余計な詮索をするな」 「うっふふぅ〜、この私は新人を辱しめられるから協力してるだけよぉ〜。 貴女たちもそこを理解してよねぇ〜。どーせー、私もただの捨て駒でしょ」 「そういうわけでは..」 「いいの、いいのぉ〜。一応、郷幡部長と奈緒たんは協定を結んでる仲だ し〜露骨に対立したら不味いから、はぐれもんの私にお鉢が回ったんでし ょぉ〜」 「伊持っ、これ以上くだらんことを言うと..」 「うっふふぅ〜、わかってますぅ〜。私は貴女たちと組んで新人を辱しめ るだけぇ〜。いいですよぉ〜、悦んでやりますからぁ」 (どーせー、責任も取らされるんですよねぇ〜。まあ、あういう悪運の強 い子を辱しめられるんだから、いいかぁ〜。うっふふぅ〜)  この伊持という先輩OLが、結愛子をじわじわと辱しめていくようであ り、その日の内に結愛子は最初の辱めを受けることになった。 「うっふふぅ〜、はじめましてぇ、桜野たん。自分が給湯室で呼び出され たのは分かっているのよねぇ〜」 「・・・もしかして..隼人の借用書の件で..」 「ご名答ぉ〜、今度から私が中心でいろいろ辱しめてあげるからぁ〜。も ちろん、桜野たんが言うとおりにしてくれたらどんどん借用書を破棄させ てあげる♪」 「・・・・・」 「でもぉ〜、毎回毎回、彼氏の借用書を取り返すのも面倒と思わない?」 「えっ?」 「もし良かったら、私と賭けをしない?私ね〜、最強のイジメOLと呼ば れるほど女子社員を辱しめて辞めさせるのが得意なの〜。今まで私にいじ められて辞めなかった子は居ないのよぉ〜」 「・・・私を辞めさせるってことですか」 「そういう目的だけでいじめてるわけないんだけどねぇ〜。結果としてそ うなっただけ〜。だから貴女にはかなり期待してるんだぁ〜」 「期待って?」 「いくら、私が最強のイジメOLと言っても物事には限度があるわぁ〜。 その限度がくるまで辞めずに付き合ってもらえたら、例の借用書は全部破 棄しちゃうってどう?約束するわぁ〜」 「!ほ・本当ですかっ」 「うっふふぅ〜、本当よ。私にもそれぐらいの力はあるのよぉ〜。どう? しばらく私にいじめられてみない?」 「・・・わ・わかりました..けど、1つだけ聞いていいですか?」 「ん?何かしらぁ〜。答えられるものならどうぞ聞いてぇ〜」 「・・・何で、こんな条件を出したのですか?最強のイジメOLというなら、 最初から問答無用で私を辱しめてくると思うんですが..」 「うっふふぅ〜、どうしてかしらぁ〜?そうね、貴女の言うとおり、今ま でだったら何の条件も出さないでいじめたわよぉ〜」 「・・・・・」 「もしかしたら、何か貴女に惹かれたものがあるかもね〜。だって、貴女 は新人研修の時に確実に堕ちる予定だったのに〜。秋川や苗場が本気だっ たからお終いだと思ったのに〜」 「・・・・・」 「でもぉ〜、貴女は中條の奴に上手く助けられたよね〜。いや、それも私 から言わせればさらに最悪の状況に追い込まれただけよ。あの中條に目を つけられて無事で済む子なんていないし〜。すぐに犯されるし〜」 「・・・・・」 「その中條の魔手も逃れ、入社式の罰も逃れ、歓迎会や誕生会でもギリギ リで逃れるなんて面白すぎるわよっ。貴女はぁ〜」 「・・・別に私は..」 「だからぁ〜、今度は私のいじめに耐えて見せてよぉ〜。貴女にこんな条 件を出したのは、きっと無意味な抵抗をして欲しくないせいかもよぉ〜」 「無意味な抵抗?」 「そう!いじめるたびに泣き叫ばれるのは鬱陶しくなったのかな〜。その 点、貴女だったら条件をだせば耐え忍んでくれるんでしょ?何せ、裸で研 修受けたり、吊るされたりしたぐらいだしぃ〜」 「ぅぅ..」 「今まではギリ見せとかチラ見せばっかみたいだけど〜、これからはモロ 晒しするからよろしく〜。それに耐え切れたら必ず約束は守るからぁ〜」 「・・・わ・わかりました..隼人の借用書を全て破棄してくれるなら.. どんなことでも我慢します」 「うっふふぅ〜、それじゃ条件成立ってことで今日から私がどんどんいじ めてあげるわぁ〜。まあ、3日ぐらいは辞めずに頑張ってねぇ〜」 「・・・・・・」(3日って..そんなにひどいいじめってことなの..)  また、とんでもない辱めの輪舞曲に巻き込まれた結愛子たが、川阪の為 に受け入れるしかなかった。   伊持との条件     社内で大問題になるまで、イジメが続く。     最後まで結愛子が辞めなかった場合、彼氏の借用書は全て破棄す    ることを約束する。     いじめで恥部が晒されることを全て承諾する。断るのは自由だが、    会社を辞めることになる。     身体を傷つける行為は禁止とする。及び、男との性行為に関する    ことも一切しない。 (いくら社内いじめと言っても、本当に酷いものは避けてくれそうだわ.. きっと辱めがメインみたいだけど..それで隼人の借金が無くなるのなら)  いったい、どんな社内いじめがくるのか、結愛子は不安でたまらない。  が、この日は終業近くまで何も起こらず、あと20分も経てば仕事を上が れることになった。 (どういうことかしら..例のいじめは明日からなのかしら..)  とりあえず、今日は入社して初めての辱めがない日になるかもと少し期 待した結愛子であったが、それは甘い考えだった。  何と仕事が終わる寸前で伊持に呼ばれて、最初のいじめが始まったのだ。 「うっふふぅ〜、今日は初日だから軽めので許してあげる。今から、この 先の女子更衣室で着替えてくれないかしら〜」 「えっ?着替えるだけでいいんですか..もしかして指定された服に着替 えろと..」 「普通に会社に来たときの服に着替えていいわよ〜。もちろん、そのまま 帰って構わないわぁ〜。ただ、社服を脱ぐ際に下着も脱いで替えてくれな いかしらぁ〜。予備ぐらい持ってるでしょ?」 「は・はい..もしものときに用意してますので、穿きかえるのは構いま せんが..」 「うっふふぅ〜、じゃあ今日はそれを実行してちょうだい〜。ただし〜、 ”一度脱いだものは着替え直してはダメ”ってことを守ってね〜」 「?」(どういうことなの..)  伊持の意図が全く掴めないまま、言われた通りに女子更衣室に向かうと、 ここでようやくどんないじめかを理解出来た。 「!!」(更衣室のプレートが付け替えられてるわ..)  2つ並んでいる更衣室のプレートが変えられており、男子更衣室のドア に女子更衣室のプレートが付いていた。  もちろん、普段着替えてる場所なのでプレートなんか逆にしても、間違 える者は居ないだろう。  そもそも男子更衣室の方が大きいので、こんなものに引っかかるわけが ない。が!これが社内いじめだとすれば別の話だ。  結愛子は悔しさで唇を噛みながら、男子更衣室のドアを開けて中に入っ ていった。  結愛子のロッカーはドアを開けて、真っ直ぐに見えるところにあり、言 うまでもないがロッカーの名札は「佐藤」となっていた。 「・・・ここで着替えればいいのね..まだ誰も居ないうちに早く脱いで女 子更衣室に行けばいいんだから..」  結愛子は伊持の命令に従って、社服を脱いで床に置いていく。男子社員 が来る前に全て脱いで逃げないといけない。  ただ、これが社内いじめである以上、無事で済まないのは結愛子自身も 分かっていた。  ちょうどブラを外したときに、終業のチャイムが社内に響き、定時退社 を促すアナウンスが結愛子の耳に届いた。 (そういえば..今日から3日間は定時退社の推奨日だったわ..)  このままでは確実にDカップの胸を晒してしまう。床に落としたブラを 着け直したいところだが、首を左右に振って諦めた。 「・・・一度脱いだものは着替え直してはダメなんだから..」  結愛子は伊持の命令をそのまま守り、ショーツに手を掛けた。身を屈め、 ショーツを膝まで下ろした時にドアの方から声が聞こえてきた。 「おい何だよ、これっ!誰かプレート替えてるぞ。女子更衣室のプレート がついてるぜ」「本当だ。まあ、こんなのに引っかかる奴はいねーだろ」 「そーだな、さっさと着替えようぜ」「ああ」  本来なら男子社員の声がした段階でショーツを上に戻したいのだが、結 愛子はドアが思いきり開く中でショーツを下ろすしかなかったのだ。 「うおっ!」「おおおおっ!!」「マジかよっ」  ドアを開いた数人の男子社員が叫んだ。当然だろう、目の前にはショー ツを足元まで下ろした結愛子が姿があるのだから。 「きゃあああっ、ここ女子更衣室ですよっ」  結愛子は軽い悲鳴を出し、股間を隠しながら脱いだ下着や服を拾い出す。  おっぱいをほとんど隠さないままで、男子社員たちの方へ向いて睨んで 怒ってきた。 (ごめんなさい..ここはこう言うしかないの..) 「表のドア見てなかったんですか?女子更衣室って書いてあるでしょ!」 「えっ?おいおい、これのことか?誰かがプレート変えただけだぜ」 「そうなんですか..じゃあ、ここって..」 「男子更衣室だぜ。部屋の大きさも違うんだから気づけよ」 「・・・す・すいません..私ったらつい信じちゃって..今すぐ出て行きま すので..」「お・おう」  結愛子は急いで脱いだ服や下着を抱えながら裸のままでドアの近くまで 向かっていく。  そしてドアの所で呆然と立ち尽くしていた男子社員たちに「ごめんなさ い」と謝り、人をかき分けながら男子更衣室から出て、隣の女子更衣室へ 逃げ込んだ。  言うまでもないが、男子社員たちは誰も文句言うはずは無かった。いい もん間近で見せてもらったというスケベな顔をして満足しきっていた。  一方、女子更衣室へ全裸で逃げ込んだ結愛子の前には伊持と先輩OLた ちがゲラゲラ笑いながら取り囲んできた。 「あははっ、プレート信じて着替えるなんて、とんだお馬鹿ね〜」 「こんなお馬鹿が社内ミスコンっておかしくない?下着まで脱いじゃうな んてマジ信じれな〜い」 「それも、おっぱい丸出しで男子更衣室から出てくるなんて〜。意外と見 せたがりなんじゃない?」 「ねえ?見せたがりなら、それ相応の姿にしてあげよーよ。誰かマジック 持ってきてよ〜」 「伊持さん、この破廉恥女に落書きしてもいいよね〜?」 「うっふふぅ〜、本人も抵抗する気ないからいいんじゃないかなぁ〜。ま あ、今日のところは水性マジックで許してあげる〜」 「・・・・・」  結愛子はすでに諦めた様子で先輩OLたちの落書きを受け入れた。どん どんと卑猥な言葉が身体に書かれていくのを見ると、本当に惨めな思いだ った。  ここが女子更衣室なので、男に晒される心配はないものの、マジックで 無様にされていくのは女性としては耐え切れないものだろう。 「うわぁ〜、桜野さん。完全に便所女って感じぃ〜。もう、こんな落書き だらけじゃ自慢のおっぱいも台無しね〜」 「おま●こも落書きだらけね〜。それにしてもデカクリよね。次は鈴をつ けてあげるから楽しみにしてね〜」 「けどぉ〜顔は不味いわよ〜。顔だけは拭きとってあげるわ」 「慶子、それモップだよ。ひどいことするわね〜。あはは」 (・・・こんなことぐらいで辞めてたまるものですか..耐えればいいんだ から..耐えれば..)  モップで顔を拭かれながら、結愛子は泣かずに我慢を続けてた。  きっと明日も社内いじめの続きをされることになり、結愛子の屈辱の日 々はしばらく終わることはないだろう。


(最終更新:2011年3月28日(前編)いじめ部分を新規追加
      2011年3月29日(後編)更衣室のいじめ追加)
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