第51話「恥ずかしい入浴」


 周兄さん、お母さんにはめられて最大のピンチを迎えてしまった沙智菜 です。  目の前に居るのは裸の周兄さん..そして今の私も素っ裸..  このままだと周兄さんに全て見られてしまいそうです。  ああ〜ん、周兄さんにもまだ見せたことのない場所を見られるなんて..  ……って、今回は周兄さんに見られるのよね..というとこれはOK?  じゃなぁぁぁいぃ!こんなのはまだまだ早いのよぉぉぉ!  だってだって..まだ周兄さんとはキスだって..それに..それ以上 も.. 「周くん〜、子供の名前は私に決めさせてね〜♪」  ドンドンドンッ!「何、馬鹿なこと言ってるのよっ!早く開けてぇぇー」 「そんなに叩くと壊れちゃうじゃない。いいじゃないの、小学生の頃みた いに背中でも流してもらいなさい♪」 「私は高校生よぉぉーー!小学生のときとはいろんなとこが違うのよぉぉー」 「さぁて〜沙智菜ちゃんが居ない間に私はつまみ食いを再開しなくちゃね♪」 「ちょっと待ってまってぇぇーー」「つまみぐい♪つまみぐい♪」  全裸の娘を風呂場に放り込んだ母親は鼻歌を歌いながら風呂場から去っ ていってしまった。  で、残されたのは風呂場に閉じ込められた素っ裸の男女..  私も非常に困るけど、周兄さんはもっと困っているような気がするよぉ〜。  何せ、裸の女子高生を風呂場に放り込まれたら目のやり場にも困ってし まうだろう。  きっと目を必死につぶって我慢しているのかも知れない。  周兄さん..ごめんなさい。大馬鹿な母親を持ってしまって..  そういろいろと自分の中で思っている中、少しため息に近いものをはき ながら周兄さんが意外な言葉を出してきたのだ。 「早知華ねえの悪ふざけは相変わらずだな..娘でも平気ってことか..」 「周兄さん..」私がその言葉にちょっとだけ振り向くと意外にもしっか りとこっちを見ていた。 (ええぇぇっ!目をつぶってないよぉぉぉぉーー!もしかして、ずっとお 尻を見ていたってこと)  大胆な周兄さんの行動に動揺を始める私。  普通なら、視線ぐらい外したっていいじゃない..真面目な周兄さんな らここは目をつぶるとこなのにぃぃーーー! 「沙智菜、早知華ねえのことだから、しばらくそのドアは開けないから諦 めた方がいいな」 (えっ?えっ?それって、どういう意味?諦めるって..私を..私を..)  ぼっ!周兄さんの言葉でどんどんと顔が真っ赤になっていく私。  もしかして周兄さんってエッチだったのかしら..とするとこのままこ のままぁこのままぁぁぁぁ!  ばんばんばんっ!意味もなくガラスの戸を叩いてしまう。それぐらい動 揺してきた。 「沙智菜も落ち着いたらどうだ?俺は別に何もするわけじゃないから安心 してもいい」すごく落ち着いた声で話してくる周兄さんの言葉にちょっと がっくりしてしまう。  早い話、私では興奮しないっていう感じに捉えられるからだ。  でも、これでもおっぱいも身体のラインもいい感じいってるけど..も しかして、やせ我慢とか?  ここは恥ずかしいけど、聞いてみちゃおうかな..もうすでに恥ずかし い姿だし.. 「ねえ..周兄さん..私の裸を見ても変なことしない?」「う〜ん、ま あそこそこ成長はしてるようだが俺は平気かもな」 「そ・そうなんだ..(がぁぁぁぁぁぁーーんん)」  うそっ..もしかしてまだ私、子供扱い?いや、こんなおっぱいをして る小学生なんて居るわけないし、まだ後ろ姿だから余裕なのかも。 (けど..振り向けない..そんな勇気出せないよぉぉぉぉーーー)  さっきから、ずっとガラスの方に身体を向けて立っている私。  やはり、このままお母さんが開けるまでこの姿で耐えるしかないかもぉ ぉぉ〜(ぐすんっ)  そんな情けない私に周兄さんの方から、とんでもない言葉が出てきたの だ。 「そういえば沙智菜はいつまで、そうやって立ち尽くす気なんだ?」 「だってぇぇ〜やっぱり恥ずかしいじゃない〜おっぱいだって、小学生の 頃とは違うもん」「まあ、入ってきたときに見た感じでは大きくなってた な」「へっ..」 (うそぉぉ〜〜周兄さんったら、しっかりとおっぱいを見てるのぉぉぉー? ・・・っていうとまさか..まさか下までもぉぉぉぉーーー) 「あ・あ・あ・あの..周兄さん..下は見てないよね..ねっ?ねっ?」 「ああ、下か..そういや下は相変わらず成長してなかったな..まだ生 えてなかったんだな」  カチンッ..「は・生えてるわよっ!!ほらっ!薄い毛だけどちゃんと 生えてるでしょ!」  この時の私は周兄さんの言葉に少し頭に来たせいか、何と自分から振り 向いて周兄さんの方へ近づいていって、おま●こを見せ付けてしまった。 「..確かに生えてるな。けどこれじゃ遠目じゃわからないな」 「でも生えてるでしょ!」「そうだな..生えてるのはわかったが、大事 なとこを男の顔の前に突き出すのは不味いと思うぞ」 「あっ・・ああぁぁ..」周兄さんに指摘されて自分がすごい事をしてる ことに気付く。何と大胆にも周兄さんの眼前に自分のおま●こを見せ付け ていた。  一瞬にして全身から汗が流れ始め、もうどうしていいかわからなくなっ てきた。 (ど・ど・ど・どーしよぉぉ〜周兄さんにお・お・おま●こ見せ付けるよ ぉぉぉ〜)  すぐにでも隠したい心境なのに、あまりの恥ずかしさからか金縛りにあ ったかのように身体が思うように動いてくれない。  でも、このままおま●こを晒すわけにもいかないし、周兄さんも何故か 視線を外してくれないし〜どうすればいいのぉぉぉーーー!  どんどんと身体が火照っていく中、またもや周兄さんが私が考えもつか ない事をしてきたのであった。 「ところで沙智菜..いつまでこうしてるつもりなんだ?」 「ぅぅぅ..何か身体がいうことぉ..効かないんだもん..」 「まったく、仕方のない奴だな」トンッ。  ビクゥゥゥーーーーンッッ!!周兄さんが指で軽く私の身体をタッチす ると、すごい快感が身体の中を駆け巡り、力が抜けたようにその場で座り 込んでしまった。  もちろん、ツボを押されたわけでもないし、周兄さんがお母さんのよう な技を使えるわけではないのだが、完全に身体の力が抜けた状態になって いた。  そう、実は周兄さんが指で軽く突付いたとこは、信じられないことに私 のクリトリスであり、偶然なのか?故意的なのかを考えると何が何だがわ からなくなってくる。 (うそうそぉぉ〜周兄さんがわざとクリトリスを付くわけないけど..わ ざとだとしたら、私どうしたらいいのよぉぉぉーーー)  周兄さんのおかしな行動に不安に覚えていく私だけど、1つだけ確実に 言えることは、すでに脱力してしまって身体が動かないということだった。  つまり、もう完全に周兄さんの思うがままになっており、後は周兄さん の好きな風に弄れるということだろう。 (はぁぁぅ〜周兄さんって意外にエッチなのかもぉぉ〜もう全部あげても いいかもぉ〜)  快感が高まっていく内に私の不安は完全に消えてしまい、とろりとした 恍惚の表情を見せ始めている。  そんな私の様子を見て、ついに周兄さんが湯船の中から出ようとしたの だ。 「そのままじゃ身体も冷えるから、久々に背中でも流してやるよ」  ジャバァァーー  そういって私の正面の方へ堂々と湯船から出てしまった周兄さん。  当然ながらタオルなど着けていないので、周兄さんの..周兄さんの..  周兄さんのぉぉアレがアレがぁぁぁ〜目の前に見えちゃってるよぉぉー (きゃぁぁぁぁぁっ〜〜周兄さんの見ちゃったよぉぉぉーーでもでもでも ぉぉぉーーー)  イケナイ事だとわかりながらも、左右にぶらんぶらん揺れる周兄さんの 大事なとこをじっと見てしまったのだが、ぶらんぶらんしてることにショ ックを覚えてしまった。 (あれっ?もしかして..もしかしてこのぶらんぶらん状態って..勃っ てないってことよね..そんなぁっ..)  そう、簡単に言えば興奮しているのは私だけで周兄さんはまだ平然とし た様子であった。  そんな周兄さんが自分の股間を見ている私の方を見て、余裕のある言葉 を出してくるぐらいだから全然興奮してないのだろう。 「沙智菜、俺の方はあの頃とそんなに変わってないぞ。まあ、さすがの俺 でも、あまり見られると大きくはなるかも知れないがな」 (うあぁぁぁ〜何か平然とすごい事言ってきてるよぉぉぉーー、もう頭が 混乱してきそうだよぉぉぉーーー)  正直、何が何だがわからなくなってきている私だが、そんな私の身体を 周兄さんがひょいと抱えて、とんでもない事に自分の膝の上に座らせてき たのだ。 「昔はよくこうやって洗ってやったよな〜」  周兄さんが明るい顔を見せて話してきたんだけど、大胆なことをしてい る事に気付いてないのぉぉぉぉーー!  小さいころは周兄さんの閉じた膝の上で足をバタバタしていたけど、今 はそんなことは出来ず、周兄さんの閉じた膝をまたぐ形で座るしかない。  つまりはおま●こを開いて座っているようなものであり、さらには膝の 上に乗ると言う事は私のお尻の下には..ううん、私のおま●このすぐ近 くには周兄さんの大事なとこがあるってことなのよぉぉー。  現に自分の股間の間から周兄さんの大事なとこの先っこが見えており、 その大事なとこに向けて私の..私の..あ・愛液が周兄さんの膝を通っ て垂れ続けているのだ。 (周兄さんは気付いているのかしら..いや、その前に気付いて欲しくな いよぉぉーー)  もう私の身体は湯気が出るんじゃないかと言うぐらい、全身真っ赤とな っていた。  そんな私に周兄さんは何かに気付いたように言葉を出してきた。 「う〜ん、よく考えてみたら..」 ドキィィィーーンン(周兄さん、何を言うつもり!?) 「これじゃ昔のように背中は洗えないな..沙智菜、結構背が高くなった んだな」 「えっ..そ・そうね..」 「よく見ると、おっぱいも結構大きくなったんだな。これじゃ不味いこと してるみたいだな」 「そ・そ・そうだね..」 「さっきは子供扱いして悪かったな。こんな立派なおっぱいを持ってるん だから、もう沙智菜も大人なんだな」「周兄さん..」  さっきの言葉を訂正して謝ってきたことには嬉しいけど、何故おっぱい を揉んでんの?結構上手いかもぉぉ〜って言ってる場合でもないし..  これは注意した方がいいのかな..もう頭がこんがらがっちゃうぅぅーー  もしかすると、このまま本当にイケナイ行為をしてくるのかな..  お母さんにはめられたのが悔しいけど、これでいいのかも知れない。 「沙智菜もおっぱいを揉まれて感じる年になったんだな・・・」 「はぁはぁ..ああぁぁっ..」 (もう・・・どうなってもいいかもぉぉぉ〜)  私が完全に周兄さんに身を委ねようとした時、周兄さんが少しおかしな 事をいい始めた。 「う〜ん..やはり共謀じゃないみたいだな..悪かったな。沙智菜」 (えっ?共謀って?ど・どういうこと?)  突然謝ってきた周兄さんが、私のおっぱいを揉むのをやまて大声でこう 言ってきた。 「そろそろ現れたらどうだ?早知華ねえ。最初からこっそり隠れてるのは 分かってるぜ」 (えっ?お母さんが近くにいるのっ?そんなはずはない..つまみ食いに 行ったはずよね) 「早知華ねえ..黙っていても無駄だよ。もう沙智菜も逆上せ気味だから 開けてくれないか」 (うそよね..お母さんがいるわけないよね..) 「早知華ねえ!」 「・・・・・・・・・・どうして..わかったの?」お母さんが小声で話 してきた。 「こういう悪ふざけをして見逃す早知華ねえじゃないだろ?昔からいつも そうじゃないのか」 「はぁぁ〜鋭いわね..まあ、料理も冷めるからここまでにしますか」  そう言ってようやくガラス戸が開いたのだが、まだお母さんのイタズラ は終わってなかった。  ガラガラガラ..「お・お母さんっ!!」 「はぁぁ〜早知華ねえ..そこまでやるか普通..」  私たちの前に現れたお母さんは何故か全裸姿となっており、そのまま私 たちの前を横切って普通に風呂に浸かってきた。  一体、母親まで裸でお風呂で入ってきてどうするつもりなのよぉぉぉ〜  何だが事態が余計におかしくなってきた感じなのであった。


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