第18話「お風呂」(挿絵:たーちんさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

沙智菜です。またまた、とんでもない目にあってしまいましたぁぁーーー それも今回は何と家の中であんな目にぃぃ〜 思い出しただけで恥かしすぎるぅぅぅ・・・・・ そう、あれは5月5日の子供の日の事だったんです。 私の所って男の兄弟がいない1人娘の家なのでこの日ははっきり言って 何もやらないんです。 そのせいか毎年お父さんはこの日、いっぱいお酒を飲んで悪酔いして しまうんです。 どうやら、お父さんには息子と一緒に子供の日を祝うのが夢だったそう ですが、私にそれを言われてもね.. (そういう事は、お母さんに言ってくれないと..ぽっ) その上、今年はお母さんが、お父さんの愚痴を聞かされるのが嫌で、 かっての同級生と温泉旅行に行ってしまったんです。 (ずるいよぉぉぉーー私もどっか逃げたいよぉぉーー) お母さんが旅行に行って、余計に寂しいせいか、今日はいつもより かなりの量のお酒を飲んでいる気がする。 (まだ飲む気..そろそろ止めないと..) 「お父さん!!もう、これ以上は体に悪いよぉぉー」 「・・ぅるせいっ!酒飲むのはおれのかってらのぉぉーー」 「もう、やめようよ。時間もほら、遅いんだから..」 「おれはな・・・息子と一緒に飲む日を楽しみにな・・・」 「はいはい。今日、お母さん旅行だしお父さんも明日出勤なんだから」 「うるへーおれはな...この日は息子に背中を流してもらうのがな..」 「はいはい。もうお酒をやめて寝ようよ」 「おれはまだ飲む...どうせ男はおれ1人なんらよ...」 「もう...わかったわよ!好きなだけ飲めばいいでしょ!」 どうやら今年も何言っても聞いてくれそうにないので私は諦めて自分の 部屋に戻ることにしました。 (後で酔いつぶれたら部屋に運ぶしかなさそうね..んもう〜) そう..後でお父さんを運べばいいと安易に思ってたのが間違いであり、 この後とんでもない事が起こったんです。 あれから3時間後..私が自分の部屋でTVを見てたら突然すごい音が 響いたたんです。 ドシィィーーンン!!ガシャガシャァァーーンン!! 「うわぁ!!な・な・何?この音!?今の音、お風呂場から?」 そう、残響が長い感じからしてお風呂場でしていたのはほぼ間違いなかった。 私が急いで脱衣所に行くとそこにはあちこちに脱ぎ捨ててたお父さんの服が 散乱している。 どうやら、悪酔いした状態で風呂に入ったようであった。 「なんで酔ったままでお風呂に入るかな...んもぉぉぉ!!」 私は深呼吸を2・3回軽くしてお風呂場のドアを開けたのであった。 「お父さん、中入るわよ!!」 ガラガラァァッッ! 「う゛ぅ..お酒くさい...」 お風呂の中はすでにお酒臭くなっていた上に案の定、お父さんが素っ裸で 倒れていた。 それも仰向けで倒れてるからお父さんのアレがもろに・・・ (うあぁぁぁ・・・年頃の娘になんてものを..見せるのよぉぉ・・・ ばかぁぁぁ〜〜〜) 「お父さん!大丈夫?怪我はないの?」 「んん〜なぁんらぁぁー、急に開けてぇぇ・・・」お父さんが目を覚まして 私に言ってきた。 「何だじゃないわよ。今、転んだでしょ?凄い音したんだから!」 「ああぁぁ・・これぐらい、平気・・ふぇいき・・」 お父さんはフラついた体でまた立とうとする。 「ちょ・ちょっと、また転ぶでしょ!!いい加減にしてよ」 この時ばかりはお父さんが心配だった為、大声で怒ってしまった。 「・・・そ・そうだよな..俺なんか..俺なんか家族の邪魔もんらよ..」 「ううぅ..何勝手な事、言ってんのよ。お父さんが心配だから怒ってるのよ」 「そうか..そうは見えんけどなぁぁ・・・・」 「もう、相変わらず酒癖わるいんだから!しっかりしてよ!」 「・・・おれはやっぱりぃ嫌われもんらよなぁ・・・」 「んもう、嫌ってないわよ!お父さんの事は好きよ」 「そうか?本当か?」 「本当よ!」 ぼそっ「・・そ・それだったら俺の背中を流すぐらいしてもいいよな..」 お父さんは悲しそうな目で私を見て言ってきた。 「はあ?お父さん、何突然言うのよ?」 「おれはなぁ〜子供の日に息子に背中を流してもらうのが夢だったんだ・・・」 「知ってるわよ。毎年何回も何回も聞いてるわよ!」 「けどな...うちは娘しかいないんだよなぁぁ・・・・」 「仕方ないでしょ..そんなこと言っても..」 「別に..背中を流してもらうのは息子じゃなくてもいいんだけどな・・・」 「はあ?まさか私に背中を流してもらいたいの?」 「だめだよなぁぁ・・・」 「当たり前じゃないの..ほら、お風呂はもうやめて出ようよ」 私は酔ってるお父さんの体を引っ張ろうとしたがなかなか動いてくれない。 「お父さん、ほら立って!」 「そうだよな..俺みたいな親父と入りたくないよな..」 「だから..わ・私は..もう高1なのよ..」 「息子だったらきっと俺の背中を..背中を..」 やけに目をうるうるして私に訴えてきてくるお父さん。 (ぅぅぅ・・・・・そんな目で見ないでよぉぉ..) 確かにお父さんが悪酔いするのもわかるし、背中を流してほしい願いも痛い ほどわかっていた.. (はぁぁ..仕方ないか..この際..) 私はお父さんのあまりの願いに根負けする形になってしまった。 「わ・わかったわよっ!せ・背中だけよ!それでいいのね」 「おおっ、それでこそ俺の娘だぁぁー俺の娘だぁぁぁーー」 (ううぅぅ..完全に酔っ払ってるぅぅ..) 「ちょっと待ってね。準備するから..」 私はそう言うと一回、お風呂場のドアを閉めて脱衣所に出ると服を脱ぐ事に した。 けど、問題はどこまで脱ぐかだった。 バスタオルは当然付けるんだが、その下をどこまで脱ぐかだ.. (別にタオル巻くんだから下着でもいいんだし..第一なんで素っ裸になる 必要性があるのよ。そうよ。下着で充分!充分!) 「お〜い、いつまで俺を待たせるんだぁぁーー早く入ってこ〜い〜!」 「そんなに経ってないでしょ!今、タオル巻くから待ってよ!」 私は服を脱いだのでタオルを取って巻こうとしたのだが、よく自分を見てみたら.. (きゃぁぁぁぁーーーなんで私全部脱いでるわけぇぇぇーーー!!) そう、知らずしらずの内に私は全部脱いでしまったのであった。 「お〜い、まだなのかぁぁーー早くこ〜い〜!」 「んもう!わかってるわよっ!」 今さら下着を履きなおすのも何だし..やっぱりこのままで.. 下着を履きなおすかしないかを考えた私だったが、どうせタオルを巻くことを 思った私は大胆にタオルだけで行く事に決めた。 (背中洗うだけならそんなには時間かからならいし..) こうして私はバスタオルを巻き、数年ぶりの一緒でのお風呂に入ることに なってしまった。(けど湯舟には入るつもりはないけど。) ガラガラガラ..私はガラス戸を開けて私はバスタオル姿1枚で入っていった。 「お父さん。これでいい?」 「うん?お前なんで風呂に入るのにタオルを巻いてんだぁぁ?」 「背中を洗うだけでしょ?ほら、背中を向けて!」 「ああ・・・」 何かブツブツ言うお父さんを椅子に座らせ、私は背中を洗う石鹸とタオルを 探し始めた時にお父さんがとんでもない行動を取った。 「やっぱ、それは邪魔だなぁぁ〜〜取るぞぉぉー」 「えっ?」 お父さんは私のバスタオルをあっという間に取って風呂の壁に向けて投げて しまったのであった。 バシッ「わぁっ!」 急いで手で恥部を隠して、タオルを投げたお父さんに文句を言った。 「お父さん、何てことするのよ。タオルの下、裸なのよぉぉ〜」 「ふんっ、そんなのはわかってるわい。お前は俺の娘だぞ!!娘の裸を見て 欲情でもすると思ったのかぁぁぁ〜〜!!」 「で・でもぉぉ・・・」 「でももへちまもない。赤の他人じゃないんだ。風呂で裸になるのは当然だ」 「そんなぁぁ・・・」 「ほら、中途に手なんか隠さずにしゃきとせんかぁぁ!」 「そんなことしたら見えちゃうじゃないぃぃ」 「俺もこうやって堂々と出してるんだぞ!お前の裸を見ても勃ちもせん!」 (勃ってもらったら困るわよぉぉ〜) 「ほらっ、早く手をどかすんだ」 「あぁ〜ん、わ・わかったわよぉぉ・・」 (お父さん、自分で凄いことを言ってるのが、わかってるのかしら..) 結局、酔っ払いの屁理屈に負けて素直に手をどかして恥部を出すことにした。 もちろん、お父さんに全てを見られるのは承知の上で.. 「こ・これでいいんでしょ..」 「うん、結構結構!ところで..お前..」 「な・何よぉぉー、ちょっとぉぉ顔近づけないでよ..」 「しかし、ずい分と成長したな..お前、かなりおっぱいでかいんだな..」 「ちょっとお父さん..そんなに見ないでよ..」 「いっちょ前に乳首も出おって、すっかり大人になっとるんだな..」 「あ・当たり前よ。もう高1なのよ!」 「そうなのか?高1なんてまだまだ子供じゃないのか・・・」 「昔と違って最近は発育がいいんだから..んもう..」 「そおかぁ..そうだよな..でも毛はあんまり生えてこなかったんだなぁー」 「こ・こらぁぁ!お父さん、どこ見てんのよ!!」 「悪い悪い、じゃあそろそろ洗ってもらうかぁ・・」 「はい、はい」 私は照れながらもお父さんの背中を洗っていく。 洗う時、どうしてもお父さんのアレが見えてしまうのが、かなり恥かしがったが さすがに父親だけあって欲情する事無くダランと下がっていた。 (・・・・なんで私だけドキドキしてるの..ううぅぅ..私のバカバカ) そう、お父さんは酔っ払ってるせいか完全にリラックスしており、私だけが1人 勝手に興奮している感じであった。 けど、背中を洗っていく内に私の心も少しずつ昔を思い出しながら落ち着いて いく気もする。 (そういえば、小さい頃は良く洗ってたかなぁ〜。背を伸ばしてやっと肩まで 届いたんだよね..) お父さんの大きな背中を見ると懐かしさが込みあがり、小さい頃に出来なかっ た丁寧な洗い方をしている自分がそこにいた。 「お父さん、脇も洗ってあげるから、ちょっと左手をあげてね」 「おお、すまんな」 もう、ここまできた以上、中途な背中洗いなどが出来ず、脇を含め、背中の 隅々まで本格的に洗い始めていたのであった。 「娘に洗ってもらうのもいいもんだなぁぁ〜お母さんと同じで細かいとこ まで気づくのがたまらないなぁ〜」 「そ・そう?何か照れちゃうよぉぉ〜」 少しずつほのぼのとして、いい親子の雰囲気になってきたと思った矢先、この 酔っ払いが雰囲気をぶち壊す余計な事まで言ってきた。 「立派なおっぱいが当たるとこまで、お母さんと同じだなぁぁ〜昔とやっぱり 違うんだなぁぁ〜」 (ああぁぁっ!せっかくのいい雰囲気に何てことを言ってくるのよぉぉ〜) 確かにいつの間にか、おっぱいのことを気にせずに洗ってから当たってかも 知れないけど、わざわざ言わないでよぉぉぉ〜もぉぉぉぉ〜 「はい、お父さん。背中洗いおわったよ」 「ああぁ..」 背中洗いが終わり、もうお父さんの酔いも覚めてくると思った私はさっさと 出ようと立ち上がった。 だが、これで終わるはずはなくお父さんが立ち去る私に声を掛けたのであった。 「おい?どこ行くんだ?」 「背中洗ってあげたでしょ?もういいでしょ?」 「何を言ってる!お前は身体も洗わんで風呂から出るのか?」 「別にそういうわけじゃ..」 「ほら、今度は俺が洗ってやるからここに座れ!」 「洗うって!?わ・私をぉぉーーー?」 「当たり前じゃないか?何を洗うと言うんじゃ?」 「ううぅぅ・・・そんなぁぁーー」 こうなることは、もしかするとあるかも予想してたけど、本当にそのまま予想が 的中してしまうなんてぇぇーー 周兄さん!!!沙智菜今回もピンチなってしまいましたぁぁーーーー!!!


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