第3話「美瀬乃M、疾走せよ!!」


ついに東京にペタンペターのロボットが迫ってくる。 そんな危機を迎え、ついに発進する美瀬乃M。 だが、こんな危機を迎えてる中で平然と野外ライブをやってるとこもある。 敵が既に迫ってると言うのに、呑気に歌ってるアイドルに盛り上がるファン。 実は、この呑気で熱唱しているアイドルは美瀬乃のライバルとして有名な 人気清純アイドル、鯛村 夏恵(たいむら なつえ)であった。 美瀬乃の引退宣言を聞いて、一気に自分のアイドルの地位を高めようとして、 あえて危険を覚悟の上で野外ライブをやっているのである。 そんな夏恵がステージで大声を出してファンに問いかける。 「みんな〜ペタンペターなんて、私の歌でぶっ飛ばしていいぃぃ?」 「もちろん〜♪」 「ありがとーう♪こんな危機的な状態でも来てくれて夏恵、本当に感激よ〜」 「おおぉぉぉーー!N・A・T・U・Eちゅわぁぁぁーーんん!」 「じゃあ、早速私の新曲聴いてね♪」 夏恵が元気な掛け声を出してから歌いだす。 膝上10cmの水色のミニスカートで新曲「ペタンペターをぶっ飛ばせ♪」を 熱唱してきたのであった。 ==================================================================== ☆バン バン ババン バン ふぁいとぉー♪  ガン ガン ガガン ガン びくとりー♪ 男のエッチ裂く闇の声〜 7つの姫軍戦闘ロボ うぉー 戦い間近 ごぉーごぉーごぉー 大空に ごぉーごぉーごぉー みんなの為に ファイトする〜 ハイパー ハイパー 夏恵ちゃん〜♪ 僕らのアイドル 夏恵ちゃん〜♪ ☆くりかえし エッチを乱す 闇の声〜 敵の首領ペタンペター うぉー 決戦間近 ごぉーごぉーごぉー 大海原に ごぉーごぉーごぉー 炎のように ファイトする〜 ハイパー ハイパー 夏恵ちゃん〜♪ みんなのアイドル 夏恵ちゃん〜♪ ==================================================================== 「みんなーペタンペターなんて怖くないぞぉぉーー♪」 「おおぉぉーー怖くないよぉぉ!」 客席に呼びかけ、男性ファンを引き付ける夏恵。夏恵の明るい笑顔と歌声に会場中の 視線は釘付けとなり、NATUEコールが耐えない熱気に包まれていた。 だが、そんな中、会場内にある情報が入ってくる。 それは、この野外ライブの近くに迫ってくる敵を迎え撃つ為に発進した美瀬乃Mの 情報であった。 <おい、美瀬乃ちゃんの巨大ロボが街中を走ってるみたいだぜ!> <それも制服姿で、おっぱい揺らして走ってるって噂だぜ> <巨大ロボで制服だとするとスカートは下から..うぉぉぉ> 会場内で美瀬乃Mの情報が飛び交っていく内に、遠くの方で巨大な美瀬乃Mの姿が ぼんやりと現れてくる。 どんどん近づくにつれて、美瀬乃Mが美瀬乃そっくりだと知ると、客たちは総立ちとなる。 そして、美瀬乃Mが近くに来ると確信すると、何とほとんどのファンが我先にと会場を 出ていき、美瀬乃Mの元へ走っていってしまうのであった。 さっきまで大満員だった会場も、あっという間に空に近い状態となり、夏恵はステージで 呆然とその場に立ち尽くしてしまう。 「あ・あの・・・二曲目も・・・ぅぅ」 今までも美瀬乃の存在でトップアイドルとなれなかった夏恵に怒りがこみ上げてくる。 「ゆ・許せないのだぁぁーーあの暴力女めぇぇーーこの夏恵ちゃんの邪魔をどこまでも する気なのだな〜」 「いいだろう〜この夏恵ちゃんを・・・いいや、鯛村コンツェルンを本気にさせたら どうなるか思い知らせてやるのだ!目には目よ、耳には耳よ、ロボにはロボなのだぁぁ」 悔し涙を浮かべながら会場を走って去っていく夏恵。 そう、この涙が今後、大きな意味を持っている事を誰も思いもしなかったであろう。 一方、美瀬乃Mは今、助郎の手によって街中を大きな音を立てて走っている。 美瀬乃はその様子をハラハラしながら見ていたのであった。 「助郎ーー!!もう、ちょっとゆっくり走ってよ。スカートがスカートが!!」 「助郎ーー!!もう、ちょっと急いで走るのじゃ。見えんではないか!!」 バキッッッッッーーーンンン!!!グシャーーーーンンン!! 「じっちゃん、これ以上は走ってはいけないっす。」 じぃぃーーん。「助郎・・・ありがとう・・・」 「なぜだー!!助郎。いつからそんな人間になったんじゃ!!」 「じっちゃん。見えそうで見えない所がノーパンの見どころっす。だからノーパン 喫茶でもスカートをちらちらさせるっすよ。」 ガーーン!!「そうか。始めから丸見えノーパンじゃおじきで見えるあのお尻の 楽しみがなくなってしまうという事じゃな」 「そうっすよ。台の上のおしぼりを取るあの姿が無駄になってしまうっす!」 「助郎。もうすぐでノーパン道を踏み外す所だったぞ。助かったぞ」 「いいっすよ。じっちゃん。ノーパン道はまだまだ深いっすから」キラリン 「何、2人ともばかやってんのよ。助郎。お願いだからもう少しゆっくり・・・」 「美瀬乃よ。もう遅いのじゃ。見よ。あの人ざかりを。」 美瀬乃Mが大通りに出ようとした時、大通りには既に清純アイドル美瀬乃に そっくりのロボットを見ようと人々が大勢集まっていたのであった。 「きゃあああーーだめーーーみんな来ないでーー」 美瀬乃は大声で叫んだがその声は当然聞こえるはずはなく、ついに美瀬乃Mが 大通りを歩き始めてしまうのである。 「おおーなんだーこのロボット、ノーパンだぜ!!」 「きゃああーー何なの。このロボット、なんであんなのついてるの?」 「すげー毛が生えてんぜ。このロボットーー!!」 「おい、あのおま●こ、まさか美瀬乃ちゃんのをまねてんのかー」 「最低ーーこのロボット、これじゃ露出狂じゃないのー」 「おい、もっとサービスしなよ。へへっ。」 次々と美瀬乃にそっくりに作られた秘部を見ながら卑猥な言葉で罵っていく。 そんな視線が自分の秘部に集まってくるのを見て、美瀬乃の身体は火照って いってしまう。 まるで、視線による羞恥心が自分にフィードバックする感覚に襲われいるよう であった。 「ああぁぁ..みんなに私のあそこが..あそこが..」 美瀬乃は床にへたり込んでしまい、急に身体が震えはじめてしまう。 「もうだめ・・・なんで・・なんでこんな目にわ・私が・・・・」 そんな美瀬乃に相変わらず博士が、とんでもないつっこみを入れてくるのだ。 「美瀬乃、次はお前が写真集で見せる番じゃーー」 「ぐぐっ・・・・こ・このエロ..じじいぃぃぃぃーーー!!」 美瀬乃のパンチが博士に飛んでくる。だが、その勢いは普通の女性なみの パンチでしかなかった。 「はははははっ!!美瀬乃よー。効かぬぞー効かん効かん効かんぞぉぉー」 「このこのこのーーえいえいえいーー」パチポカパチポカ。 「ははははーーー美瀬乃よー。もはや、お主の負けじゃーーはははははー」 博士は美瀬乃の両胸を思い切り掴み出しながら、美瀬乃を再び画面の方へ向けさせる。 「こらーおっぱいを掴むなぁぁーー!はなせーこのこのこのー」ポカポカポカ・・・ 「効かんのー。全然効かんのー。ほれほれ。いい感触だなぁぁ」 博士は、ここぞとばかりに美瀬乃のおっぱいを思い切り揉み始める。 「こ・このばかーばかーー。」 「そんな事する前に美瀬乃よー。よく画面を見るのじゃぁぁー。カメラ小僧が 必死にお前のおま●こを撮っておるわい」 パシャパシャパシャシャシャ!!! 「あああ・・・やめて・・・やめてよぉぉーーー!!」 「あのアングルなら大陰唇もばっちり丸見えだのーー」 「あああ・・・そんなぁ・・・そ・そんな・・・」 「おお、今度は雑誌者の記者どもが撮っておるぞ!!次の特集は美瀬乃のピーの大特集 だなー。」 パシャパシャパシャシャシャ!!! カメラのフラッシュがたかれるごとに、美瀬乃の下半身は何故か無性に熱くなってくる。 まるで大勢の人間に弄られている感じの快感が秘部に襲ってきているようだ。 美瀬乃は腰をモジモジしながら、この火照った秘部を何とかしたい衝動にかられて いたのだ。 モジモジモジ・・・美瀬乃の下半身が震えだし、秘部が少しずつ濡れ始めてくる。 だが、目からは大粒の涙が溢れている事から悔しい気分で一杯なのだろう。 「・・・ああぁぁ・・・ひ・ひどい..ど・どうしてこんな卑猥な目に遭わせるのよ..」 「・・・・美瀬乃、お主...」 「おじいちゃん・・・自分の孫娘を辱めて楽しいの?孫娘があんな目にあっていいの・・・」 美瀬乃は泣きながら、真剣に博士に答えを求めてくる。 「・・・・・・・美瀬乃...」「おじいちゃん!!こ・答えてよーー!!」 「もちろんっ!楽しいからだぁぁ。わしは孫娘が辱められるのが好きなのだぁぁーーー」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ピキッ・・ 「美瀬乃・・・さあ、素直に泣き止んでオナニーするがいいぞ!」キラッ。 博士は美瀬乃に向かって、爽やかに微笑んだ。 「こ・このばぁかぁぁぁーーじじぃぃぃぃぃーーーーー!!!」 博士に揉まれている両手を払い、美瀬乃は体を1回転し、鉄筋を一撃で地に埋める 超撃な蹴り落としを博士の頭に炸裂させた。 メリリリッ!! 博士の頭が亀の様に胴体にめり込んでしまう。 その直後、美瀬乃は連続で強烈な回り蹴りを決める。 「このばかぁぁぁぁぁーーー!!!」 博士の体は”くの字”をはるかに超える感じで、頭とかかとがくっつくまで曲がって しまう。 「このばかばかばかばかばかばかばかばかばかばか!!!!」 美瀬乃の連続パンチが炸裂する。博士の状況はもはやシルエットにしなければ 語れないほどになっていた。 「このエロじじぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーー!!!」 美瀬乃の最後の強烈な拳が博士を吹っ飛ばし、敵の高圧ビーム砲にも耐え切れる 強化ガラスをぶち破ってそのまま外の数十mの地面に叩き落とされてしまう。 「はあ、はあ、はあ・・・・・もうこれで終わったのよ...」 美瀬乃はやっと少し落ち着いた。 画面を見ると美瀬乃Mもようやく大通りを抜け敵のいる所まで走っていた。 「あれ、美瀬乃ちゃん。じっちゃんは?じっちゃんの姿は見えないけど。」 「そう?きっと遠い所に行ったのよ。そう遠い所に...」 美瀬乃は遠い目をしてゆっくりと答えた。
☆☆☆次回予告☆☆☆
美瀬乃の手によって遠い所に行ったかも知れない博士..(笑) だが、そんな時に限って博士の整備不足で美瀬乃Mはエネルギーが0に 近くなってしまう。 「じっちゃん。どうするんだーーー!!」 みょこ「案ずるな!!美瀬乃Mのエネルギーはガソリンじゃー!!」 「こらぁぁーー遠いとこに行ってるんでしょ!」 「ガソリン?じっちゃん、それって、どっから入れるっすか。口からっすか?」 「口は口でも下の口じゃぁぁ!」 「もう一回、行きなさいっっっ!!」 バキッッッッッーーーンンン!!!グシャーーーーンンン!! 次回「美瀬乃M、給油せよ!!」をお楽しみに。


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