第13話「空中輪くぐり」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

「くはぁぁぁぁっっっ・・・・」  選手が通るたびに股間をどんどん濡らしていく音子。  途中、快感から逃げようとするが、完全に捕らえられた壁から抜け出る ことは不可能に近かった。  選手の最後に近づいたときは身体を震わせ、無抵抗のままに喘ぐほどに なっていた。  そんな音子に、またもや司会者の残酷な言葉がかえってきたのであった。 「では、そろそろ音子選手にも再開のチャンスを与えましょう。では解放 してあげてください」 「はぅぅ..」ようやく壁から解放された音子だが、すでに快感で足元が ふら付いてまともに歩ける状態ではなかった。  すぐにトラップのアームにつかまり、いいように弄ばれる音子だった。 「いやぁぁぁぁぁ〜もぉぉやめてぇぇ・・・・」全裸を晒され叫ぶ音子。  すでに手足をアームで固定されて何も出来ない音子に司会者が今までの 鬱憤をはらすかのような言葉を言ってくる。 「そんなに濡らして今さら何喚いているんだぁ?どーせならもっと晒して みな!」  司会者がそう言うとアームがそれに応えるかのように音子の身体をM字 型に変形していく。  その瞬間、音子の濡れた秘部が観客の前に堂々と晒されてしまい、さら に設置されてるモニタには音子の秘部が大きく映し出された。

そう、空中にM字型で晒されてしまった
音子の後ろには秘部の状況がリアルタイ
ムで映っており、より卑猥な姿とされて
いた。
音子の全身より大きいモニタいっぱいに
ピンク色の秘部を映し出されたのだから、
音子の恥ずかしさは計り知れないもので
あろう。
「いやぁぁぁぁぁーーーそんなとこ映さ
ないでぇぇぇーーー」
あまりの恥ずかしさに喚く音子だが、も
う何も抵抗は出来ない。
そんな音子に最後の仕打ちがくだってし
まう。
「どうせなら、思い切って開いてもらっ
てから落ちてもらいましょう」
「えっ!?」

 司会者の言葉と共に2つのアームが音子の左右の陰唇を思い切り掴んで きた。 「ちょっと何する気なの!?や・やめてぇぇぇーー」 「さあ、大満開といきましょぉぉー!」  その言葉と同時に2つのアームが思いっきり音子の秘部をこじ開ける。  無機質なアームによって膣口が限界以上に広げられる責めに、音子は大 声をあげて気絶してしまった。  ジョオオオオォォォォーー  気絶と同時に開かれた秘部からは大量のおしっこが噴出してしまい、音 子は失禁をしてしまったのであった。 「おしっこまで漏らしちゃうとははしたないですなぁぁーー!もう、失神 してるのでこのまま落としちゃいましょ♪」  司会者の言葉で音子の身体が思い切り温泉に向けて投げ飛ばされた。  ブンッ!  ジャバァァァァァァァーーーンン!!  凄まじい轟音と共に温泉に落ちてしまった音子。  ウィィィィーーンンーーー  会場に響くいつもの恥辱の救助ロープのウインチの音。  気絶して意識のない音子の身体が温泉から引き上げられる。  こうして、荻川 音子の挑戦は無様な姿で終わってしまった。  ちなみに競技の方は音子がアームを壊したり、安全ゾーンを作ったりし たおかげで、音子の後は5人ほど失格しただけで競技を終えることが出来 た。 「ぐぐっ..ここまで酷い番組だったとは..許さないわ、これ以上の屈 辱は!」  先ほどの競技の音子の辱めを見ながら壁を思い切り叩く少女、九磨村  詩代(くまむら しよ)。  その女性の近くには、今回のアスレチックで親友となった7人の少女が 悔しい気持ちで立っていたのだ。 「詩代..こうなったら最後まで生き残って勝つしかないのよ」 「そうね..シャロナーズ。ハーフ代表の私たちが最後まで残ってやるん だから」  アイヌ人ハーフの詩代がフランス人ハーフのシャロナーズへ言葉を返し た。  そう、ここに集まった少女たちは全員ハーフという共通点を持っていた のだ。 「詩代、シャロナーズ。悔しいのはわかるけど、クールで責めなきゃ次は あんたらが晒してしまうゼ」  少女たちの中で失格者をドライに見つめているクールな女性、アメリカ 人ハーフ、ゼルダナが指を立てながら言ってくる。 「ゼルダナ!あんた、こんな侮辱な姿を見て悔しさがわかないの?」 「悔しさはわくさ..虫唾も走るさ..けど、そうやって熱くなってしく じる奴は多いんだヨ」 「・・・ゼルダナ..」詩代がゼルダナを思い切り睨む中、二人をなだめ る口調でドイツ人ハーフのロベルカが言葉を出してくる。 「二人ともやめなさい..今は争そってる場合ではないわ。次の競技を冷 静に分析する方が先よ」  目をつぶりながら、冷たい雰囲気を感じさせる口調で言ってくるロベル カ。ほとんど、目を閉じて行動しているロベルカは失格を恐れてない印象 を深く受ける。 「みんな、ギスギスしすぎあるよ。リラックスしないと競技負けるアルね♪」  暗い雰囲気に元気を取り戻そうと中国人ハーフのレイヤンが明るく話し かける。  そんなレイヤンに賛同する形でカナダ人ハーフの長身のニーモが言って きた。顔に独特のペイントをしているのが威圧感を感じる。 「風を感じ、光の声が聞こえれば恐れることナイ..」 「ニーモ..」 「だが、あの荻川 音子同様に私たちも司会者に目をつけられてることを 忘れてるな。次の標的は私たちだろう」  エジプト人ハーフの黒人少女のパトレマが冷静に話してきた。気品溢れ るオーラと王者の風格が漂っている。 「スクワキー、あんたの頭脳はどう作戦を取るつもりだ。いや、あんたな らこの先を全て予想できるはずだ」 「・・・サイアクダネ」どこから持ち込んだか分からないチュッパチャプ スを咥えながら、パトレマに答えるロシア人ハーフのスクワキー。  見た目、小学生低学年に見えるが高いIQと数万冊分の知識を頭に蓄えて る歩く図書館と呼ばれる銀髪の少女。  が、今までの競技攻略で頭脳をフルで使いすぎたせいで、そろそろ限界 に達しているようだ。 「ワタシタチハ..ツギ..シッカクダロウ。ガ、セルンダケナントカ、 イカソウ」 「セルンだけ?そういえばセルンはここに居ないけど、変装してるってこ とかしら?」  詩代が辺りを見渡すが親友のイギリス人ハーフ、ルシャーヌ・セルンの 姿が無かった。変装が得意な少女であり、どうやらこの温泉アスレチック では日本人に成りすまして参加しているらしい。
後編
「ともかく、次の競技は私たちが最初だから失格になったとしても8人で 止めてみせるわ」 「仕方ないわね..」「これも運命だナ..」 「まあ、大量失格になるよりはいいわ」 「でも、ここまで良く頑張ったアルよ」 「そうだな。8人で済むなら問題ナイ」「ちっ、まいったね」 「ソレジャ..サイゴノショウブヘ..イコウ」  どうやら、次の競技では司会者側が大量失格を狙っており、それを詩代 たちが阻止するつもりらしい。  そんな決意を抱きながら、クリアした選手たちと共に次の競技の場所へ 向かった。  第12競技でのリタイア選手は10人、これで温泉の端には半数以上の逆 さ開脚姿が吊るされて並べられており、詩代はこの状況に耐え切れない様 子だった。 「ぐっ、どうして..こんな番組が堂々と放映されているの?絶対におか しすぎる..まだこんな恥辱な競技が続くと言うの..」  絶対に全員失格なんてあってたまるかと、詩代は固く決意した。  そんな詩代にシャロナーズが心配して声を掛けてきてくれた。 「詩代、大丈夫?私たちが失格したとしても誰かが最後まで残るわ。だか ら頑張ろう」 「うん、ありがとう。シャロナーズ」  そんな詩代たちの前に、第13競技場の競技がいよいよ見えてくる。  空中に輪がいっぱいぶら下がってるのを見ると、どうやら輪くぐりの競 技みたいだ。 「何か、輪くぐりみたいだわ。一見、そんなには難しくないみたいけど」 「ええ、あれならクリア出来そうだわ..」  詩代たちは目の前の第13競技「空中輪くぐり」を甘く見ていたのだが、 実はこの競技も前の競技同様に多くの罠が仕掛けられていたらしい。  この競技は名の通り、空中にぶら下がったいくつもの輪をくぐりながら ゴールを目指すのだが、上から何やら水みたいのが流れており輪が滑りや すくなっている。  この競技も今までの競技同様に手足に特殊なリングを装着して行なうこ とになり、さらに手袋とソックスの装着が加わった。  これは滑りやすくするための装備であり、実際に装着してみると普通の 床でさえも滑りやすくなってしまうのであった。  果たして、こんな装着までされた選手たちが大量失格しないように出来 るのだろうか?  歩く図書館、電脳頭脳なみの計算能力を持つスクワキーには策がどこま で通じるかは分からなかった。  そして、荻川 音子を失格に追い込んで調子に乗ってる司会者が競技開 始と共に吼えてきた!大笑いしてしてきたのだ。 「ふはははは〜。今度の「空中輪くぐり」で貴様らの運命もそこまでだろ ぉぉぉ〜。観客たちよ。この競技で200人のおま●こが並ぶことを期待し たまえぇぇ〜。さあ、1番目の選手はフランス人ハーフのシャロナーズち ゃんだぁぁ〜」 「シャロナーズ..すまないが1番手を頼んだわ」 「分かってる..この私の絶対音感で輪から出る音やトラップの音を全て 聞き取ってみせるわ。結果はスクワキーに送ればいいのね?」  どうやら、シャロナーズは失格と引き換えにこの競技の仕組みを読唇術 でスクワキーに伝えることになった。 「!!ああぁっ、ここまでなのね。でも、これで..」ジャパァァーン 「ついにシャロナーズちゃん、失格だぁぁ〜。何か調べてたようだが、そ んなのは無駄無駄無駄無駄だぁぁ〜」 「ちっ、相変わらずムカツク司会者だナ。さて、今度は高速縮地の出番っ てわけだネ。スクワキー!手袋とソックスに染み込ませた液体を指定のと こに塗ればいいんだナ」  コクンッ「スマナイ」「フッ、構わねーサ」  次のゼルダナはどうやら輪に何やら液体を塗る役目であり、8人が連携 して攻略する策をスクワキーが考えたらしい。  だが、それは仲間たちを犠牲にしてしまう策でもあり、ゼルダナもシャ ロナーズに続いて失格して温泉に落ちてしまった。  そして3番目のロベルカはリングに傷をつけること。硬気功で全身を武 器のように出来る彼女しか出来ないことであり、彼女もまた失格と引き換 えにリングに傷をつけることに成功した。  続いての中国拳法の達人レイヤンは輪にひびを作り、ニーモは自慢の怪 力でリングを変形してきたのだ。  司会者の方もようやく彼女たちの意図を知り、顔面蒼白させて焦りはじ めてきた。 「これは何てことだぁぁ〜。我々の英知を結集した全員失格の競技がぁ〜」 「どうやら、あちらさんが気づいたようね。ゼルダナが塗った液体がもう すぐで化学反応を起こして粘着力を持つはずね。あとは私と詩代が残りの 罠を全て使い物にならないようにすればいいのね?」 「スマナイ..パトレマ」 「司会者が変な対策を取る前に残りの選手を一気に行かせないと。スクワ キー、他の選手たちの連絡は任せたよ」 「ワカッタ」    そう、司会者が競技を中断させて修理を目論んできたが、パトレマや詩 代、スクワキー失格の後は息も止まらぬ速さで残りの選手たちが競技をク リアしていった。 「ああぁぁぁーー、まさかこんな手でくるとはぁぁ〜、司会者として大変 申し訳ない気持ちです。全員失格の競技がこんな無様な結果で終わるとは! この競技で失格した8人には屈辱に満ちた罰でお仕置きしますが、こんな 結果で終わって悔しいですっ」  本来なら50人ほど失格させる予定で作った競技が、たったの8人失格で 乗り越えることが出来た。  どうやら残り競技が少ないことから、番組側がこの競技に力を入れてい たらしい。  が、まだまだ屈辱の競技は控えており、いつ全員失格となってもおかし くない競技が待ち構えていたのであった。


荻川 音子(おぎかわ おとこ)  第12競技失格
日暮 奈津華(ひぐらし なつか) 第12競技失格
北谷 深雪(きたや みゆき)   第12競技失格
八島 亜理紗(やじま ありさ)  第12競技失格
能都 亜萌(のと あも)     第12競技失格
向井 晶乃(むかい あきの)   第12競技失格
 【失格者6名:残79名】

シャロナーズ(しゃろなーず)   第13競技失格
ゼルダナ(ぜるだな)       第13競技失格
ロベルカ(ろべるか)       第13競技失格
レイヤン(れいやん)       第13競技失格
ニーモ(にーも)         第13競技失格
パトレマ(ぱとれま)       第13競技失格
九磨村 詩代(くまむら しよ)  第13競技失格
スクワキー(すくわきー)     第13競技失格
 【失格者8名:残71名】

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