第8話「桂、理性の崩壊」


 TVの前で絶頂する姿までも晒してしまった桂。  部屋にあるスピーカからは相変わらず、安希の笑い声が聞こえてくる。 「あはははっ、TVの前でイくなんて、もはやアイドルじゃないわね。た だのおっぱいがデカイエロ女と変わんないわね」  安希のあざ笑う声で桂は少しずつ、正気を取り戻していく。  今までやったことを思うと、悔しい気分で一杯になり情けなくなる。  恥ずかしいクイズをしてるのに、マッサージの快感欲しさに自分から淫 らな答えを言ってしまい、挙句にはカメラの前でイってしまうなんて。  お色気をあんなに嫌っていた自分が今では恥部を晒しだして視聴者を喜 ばせてると思うと、悔しくて悔しくてたまらない。  もう、これを機にアイドルを引退しようと思うほどになる桂であった。 (この収録が終わったら..辞めよう..こんな目に遭うなんて..もう、 懲りごりよ..)  桂は笑う安希の声を聞いて、これ以上堕ちない決意をする。  だが、そんな桂に対して、エステティシャンもくすくすと笑っていた。  ぼそぼそ。(あそこを見て。すごく、びっしょり濡れているわよ)  ぼそぼそ。(顔なんか完全にイってるわよね)  ぼそぼそ。(どうする?このまま堕としちゃう?)  ぼそぼそ。(安希さんの出方しだいね)  そう、桂の意識とは別に身体の方は、まだ快感に酔いしれており、表情 も絶頂による恍惚さが抜けきってなかったのだ。  エステティシャンたちは安希の指示を待つかの様にしばらく手を止めて おり、安希も落ち着き始めると、時計を見ながら谷野の方へ話し掛けた。 「ねえ、谷野っち。クイズは一時ここで中断していいかしら?」 「ん?安希ちゃん?それってどういう事?」 「いつもだと、この時間アレじゃなかったっけ?」  安希はちらりと番組に設置している数台のFAXに目を向ける。  そのFAXには夥しい数の紙があふれ返っていた。 「あっ、そうか。この時間はリクエストの時間か」  そう、通常だと番組に出演しているAV女優にFAXでリクエストした ものをやってもらう時間帯だったのである。 「そうよ。リクエストタイムをなくしちゃ視聴者が悲しむわよん」 「でも安希ちゃん。今日は誰も呼んでないんだけど..」 「んふふ。ちゃんといるじゃない、モニタの向こうに」 「ええっ。ちょっと安希ちゃん。いくらなんでもそれは...」 「んふふ。問題ないわ。さあリクエストを1つ選ばないとね」  安希は山積みになっているFAX用紙を数枚、適当に選びパラパラとそ の内容を確認し始める。 「ふぅん〜結構同じのがいっぱいあるのね」 「そうなの?安希ちゃん?」  谷野が安希の側までくると安希が1枚の用紙を差し出した。 「これが結構多いから、これにしよっか?」 「!!ちょ・ちょっと安希ちゃん。マジでこれをやらすんすか?」 「ええ。もちろん」 「じゃあ、リクエストを読み上げるわよ。百合谷ちゃん聞いてる?」 「・・・・・・」 <リクエスト:百合谷ちゃん本人に自分のあそこの毛を剃って欲しい> 「!!!!!」桂の赤く染まっていた顔が一瞬で青ざめていく。 「百合谷ちゃん。そういう事だからお毛々を剃ってね〜」 「!!そんな事っ!!出来ません!!」  あれほど緩んでいた桂の顔が剃毛のひと言に完全に正気を戻していった のである。  だが、ここまで晒した桂には既に選択の余地はなく、桂にとって最も屈 辱な羞恥が始まろうとしていた。 「冗談じゃないわ。ふざけないで!」  さっきまで堕ちていた桂の眼光が再び鋭くなってくる。  そう剃毛のひと言が桂の正気を取り戻すきっかけとなったのだ。  桂は何とか小刻みに震えながらも身体を動かそうと努力をし始めるが、 快感に犯されている身体はなかなか動かず、悔しい思いをする。 (ぐぐっ..こ・このままじゃ、またさっきみたいになってしまう...)  そう、今までの性感マッサージで桂の身体はすごく敏感にされてしまい、 エステティシャンが軽く触れてくる程度でも本能が暴走してしまうのであ った。 (桂...貴方は欲望に負けない!負けない!負けない!負けない!)  桂は必死に自己暗示を掛け始める。  ハーバード大学を卒業しているだけにあって心理学の分野において自分 をコントロールする術を少しは知っていたのであった。  だが、そんな桂をエステティシャンたちは余裕でくすくす笑っている。 「な・何がそんなにおかしいのよ!もう、これ以上あんたらの思う通りに はさせないわよっ!」 「意外に頭悪いのね。百合谷ちゃんは?」 「なんですって!!」 「一生懸命、がんばってるみたいだけど、まだあなたのスイッチはいっぱ いあんのよ」 「スイッチ?」 「そう。さっき胸をマッサージした時、触れてない所があったの知ってる?」 「触れてないところ?」 「ええ、胸で一番感じるところよ」  エステティシャンの1人が桂の固くなっている真っピンクの乳首を軽く 指で弾いてくる。 「はぁぁぅんん!!」  桂の身体はすぐに反応し、起き上がろうとした意思を簡単に消し飛ばし てしまう。  まるで一瞬のうちに金縛りにあった感じであり、それと同時に身体中に はすぐに快感が走り、気持ちよくなってくる。  桂は快感で開いてしまう口を、歯をくいしばりながら阻止する。  そんな桂にエステティシャンの彼女がこう囁いてくる。 「もう、あなたはとっくに堕ちているのよ。残念だけど♪」  彼女はそう言うと軽く桂の乳首を摘んできた。 「んああぁぁっ!!」 「ふふっ、どう?すごく気持ちいいでしょ?」  彼女はわざと息をふきかける感じで囁いてくる。  桂はその囁きに何とか正気を保とうとするが彼女が乳首を強く摘んでい くと、あっという間に理性が消えていく感じになってしまう。 「こんなことぐらいで..堕ちてたまる..もの.ですか...」  必死で耐える桂だが、身体が素直に快感に支配されていく。  ついには、また下半身が熱く疼き濡れはじめてきてしまう。 「・・・・ぁぁ..」  エンジンに火がついた様に激しい伸縮活動を始める秘部。  その口からは愛液が、湧き出る泉のように外へ溢れ出始めてきたのであ る。 「あらぁ?百合谷ちゃん。またお汁垂れて来てるわね。なんだかんだ言っ て身体は正直よね〜」 「ち・違います!!」 「そう?じゃあ今度は2人で弄ってあげる」  彼女はもう1人を寄せ、両乳首の責めを開始してきた。 「くはぁぁぁんんん!!」 「ねえ?いい感じでしょ?いい加減堕ちてる事、認めたら?」 「そんなの認めないわ!!」  桂は最後の理性を奮い立たせ抵抗してくるが乳首だけの責めに徐々にそ の理性も消えようとしている。 「乳首でこんだけ反応してる時点であなたはおしまいなのよ」 「そんな事はない..な・ないわ..」 「そう?何か抵抗してるみたいだけど、あなた自分の状態わかってないで しょ?」 「・・・ど・どういうことよ..」 「下の口は今、大洪水よ。ふふっ」 「ほら?返事はどうしたの?百合谷ちゃん?」  彼女はそう言うと、乳首を思い切り指でひねってきたのであった。 「あああぁぁぁんん!!」  桂の秘部はもはや絶える事なく愛液を垂らし始めてしまい、身体の性感 のスイッチが次々と入っていってしまう。 「はぅぅんん・・・いいぃっ..ぁぁっ」  乳首を弄られるだけで、素直に性感に負けて喘いでしまう桂。  さっきまで堕ちないと決意したばかりなのに、あっさりと性感に負けて しまう自分がそこには居たのだ。 「ふふっ、やっぱり〜ここでやめてあげる♪」 「えっ・・・」  エステティシャンが再び指を止める。また今までと同じ焦らす手で迫っ てきたのだ。 (あの子らの手はわかってるのよ..同じ手で堕ちるもの..で..す.. か..負け..ないわ..)  桂は堕ちまいと耐えるのだが、その目はエステティシャンの止めた手を 欲しがる視線となってしまう。 「ふふ、本当はして欲しいんでしょ?いい加減、素直になったら?」  エステティシャンは余裕の表情で聞いてくる。 「・・・して欲しくなんかない..ないんだから..はぁ.はぁ..」 「ふぅ〜無理しちゃって。素直に堕ちたって言えば今度こそご褒美に連続 でイかしてあげるけど。もう中途で止めはしないから」 「連続で・・・」  その言葉に桂の頭に何故か喜びが沸いてしまう。  実を言うと、やらしい事を嫌ってた桂にとって連続でイくことなど1度 もしたことがなく、不謹慎ながらも、その魅力に少し興味を持ってしまっ た。  だが、すぐに煩悩を消すように頭を大きく振りながら桂は反発してくる。 「結構よ..そんなこと..そんなこと..」 (望んでない..望んでない..どうして、言葉が続かないの..) 「どうしたの?そんなことをしてほしいの?してほしくないの?」  エステティシャンは桂の心を全て見透かしたように、わざと聞いてくる。 「・・・・してほし・・してほし・・ぃ・・」 「聞こえないわよ。して欲しいんでしょ。素直に堕ちたって白状しなさい よ」  エステティシャンが強引に答えを聞いてくる。  そう、もうすでに身体の方の疼きは止められなく、彼女らもそれに気付 きながら桂に答えを求めようとしていた。 「もう、本当にやめちゃうわよ。いいの?それで」  エステティシャンが軽く指で乳首を軽く突付いて催促する。  その軽いタッチですら、桂の身体は反応してしまい、ついに桂は観念し たかのようにエステティシャンにお願いしてきた。 「も・もうだめぇぇっ!!そ・そのとおりです。私もう堕ちてますっ!!」  ついに桂の口から彼女らが望む答えが返ってきたのである。 「ふぅん。ついに認めたのね。もう素直になるよね?百合谷ちゃん?」 「はい..素直になります...もう逆らいません...」  その返事を聞いた彼女らは微笑みながら言ってくる。 「いい子ね。じゃあ最後に自分が今、どれだけ堕ちているか教えてあげる わ」 「どれだけって...」 「そうね。とりあえず3回程、連続ですぐにイかせてあげるわ」 「今すぐ3回って..そんなの無理よ...」  そこまで堕ちてないと思った桂は素直に無理だと感じていたが、彼女ら が本格的に乳房や乳首を弄り始めると、それを証明するかの強烈な刺激が 襲ってきた。 「ああぁぁっっっっ!はぁぁぅぅぅぅっっっっ!!」 「どう?すぐにでもイきそうでしょ?」 「は・ふぁいっ・・・いくいくいいいっっっ!!!」  桂は身体を大きく震わせ、あっという間に1回イってしまう。 「ほらっ、簡単でしょ?じゃあ続いて2回目ね」 「ふへぇぇ..む・無理よぉぉーー」 「無理じゃないわよ。ほらほらっ!!」 「や・やめれぇぇーーあ・頭がおかしくなひゅしょぉぉーー」 「考えることないのよ。素直に感じなさい」  彼女の言葉通りに桂は思考を止めて素直になり始めてきた。  素直になっていくと、またあっという間に絶頂が近づいてきたのを感じ たのである。 「う・うそぉぉ..ま・またぁ・・い・いきそうぅぅ・・・・」 「そうよ。またイきなさい」 「ま・またぁぁぁ・・・・い・い・いいっちゃぅぅっっっっ!!!」  再び身体を大きく震わせ、わずかの間に桂は2回イってしまう。 「ふふっ、予定より早くイくわね。ちょっと面白みがないかな」 「も・もうぅ..だ・だめぇぇ...真っ白になっちゃうぅぅ...」 「でも、下の口はぱくぱくしてまだ元気そうよ」 「しょんなことないひょぉぉ・・・」 「そうは見えないけどね。ふふっ」 「も・もうやめれぇぇーーー」 「駄目よ。さて、早く最後のイかしに入るとしますか」  彼女らはラストスパートに向けて再び性感マッサージを開始し始める。 「やめれぇ..からっぽになるよぉぉーー」 「そうなんだ?じゃあ、本当の空っぽにしてあげるわよ」  彼女らは凄い勢いで桂の身体を責めていく。  今までにない強い刺激が桂に襲い、秘部から卑猥な音を立てて約束の3 回目の絶頂を迎えてしまった。 「いくぅぅぅぅぅぅぅーーーー!!」  わずかの間に3回連続でイってしまった桂。  もう、当の佳は連続でイかされ続けたせいか、ほとんど気を失っている。  口からはヨダレを垂れ流し、目は完全にイっていた状態だった。  全身はすっかり汗だらけとなっており、秘部からは未だに愛液が物足り ないかの様に垂れてくる。  もはやアイドル桂としての姿はなく、ただイかされつくした後の淫女の 様になっている。  だが、そんな桂に更なる恥辱が襲ってきてしまった。  連続でイったせいか桂の尿道が一気に緩んでしまい、溜まっていたもの が一気に放出してきたのである。  ピュッ。ブシャァァァァァーーージョボボボボボォォォーー  何とアイドルの桂がTVカメラの前で失禁してしまったのである。  絶頂姿に続いて放尿姿まで晒してしまった桂。  恥辱な黄金の放物線を描く桂には、この先救われる道はないのかも知れ ないのであった。


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