第4話「屈辱なる言葉」


教壇にあがり、男子の方へお尻を向ける樹理歌。 お尻を見られるだけでも恥ずかしいと言うのに、これ以上の試練が樹理歌に 降りかかろうとしていたのであった。 「よし、高空。今から復習を始めるのだが、まだやり方がわからんだろ。先 に大塚に復習の見本をやってもらおう!大塚、前に出て復習だ」 講師が1人の男子を教壇に呼ぶ。よく見ると先ほど樹理歌に向けてお尻を見 せた男子だった。 「大塚、高空の前に立って復習してみろ」 「は・はい..」 大塚が少し恥ずかしそうにしながら樹理歌の前に立ち、こちらにお尻を向ける。 すぐ近くで男のお尻を見せられている樹理歌にとっても恥ずかしいことである が、これ以上の驚きをこの後に見ることになったのだ。 何とお尻に穴が開いた状態で脚を軽く開き始めたのである。 樹理歌の目に大塚の男性器の一部が見えてくる。多少、影で隠れているが、 それが男性の睾丸であるのは理解できる。 「まずは、これが復習する時の姿勢だ。高空、お前も同じ姿勢を取るんだ」 「・・・同じ姿勢って..足を開くんですか..」 「そうだ。開かないというなら強制的に開かせるだけだ」 「・・・わかりました」 女性にとって、恥ずかしい仕打ちだが今はやるしかない。 唇を少し噛みしめながら、樹理歌は足を広げはじめたのであった。 樹理歌が足を開き始めると同時に生徒たちの視線が、ある箇所に集まってくる。 そう、お尻の奥に見える影の部分が露になったからである。 完全と影となってる為、はっきりとした物が見えることはないが、それが樹理 歌の大事な箇所であることは間違いないのだ。 (・・・みんな覗いてる..まさか、形なんかを想像してるんじゃ..) 男子が想像していると思うと樹理歌は恥ずかしくてたまらなくなってしまう。 けど、樹理歌の憶測は正しかった。男子は影で見える樹理歌の秘部が整ってい ることに感心をしていた。 もし陰唇がはみ出てる女性であったら、影であっても、その卑猥な姿を見せる こととなったのであろう。 だが、覗かれてることに恥ずかしいせいか、時たまピクピクと動く影に男子は 興奮を覚えてしまうのであった。 そんな恥ずかしい状況の中で、いよいよ復習の時間が始まる。 「大塚、まずはお前から復習を行う。いいか間違えたらこれで叩くからな」 (えっ?叩くって..) 講師の手を見ると小さな皮製の短鞭を掴んでいる。あんなので叩かれると思う と少しゾッとする樹理歌であった。 「じゃあ、この文章を正確に読むんだぞ。大塚」 「は・はいっ」 講師の開始の言葉によって、大塚の方から渡された文章を読み始める。 しかし樹理歌が、すぐ後ろに立っていたせいか緊張のあまり開始早々から言葉 を噛んでしまう。 「すいませんっ!間違えました」 「馬鹿野郎っ!お前は何を勉強してきたんだっ!」 大塚が間違えたことにより、講師の持つ短鞭が近づいてくる。あれでお尻を叩 かれたら、かなり痛そうに見える。 しかし、この直後に樹理歌の予想を超えたとんでもない仕打ちが行われるので あった。 「すいませんっ!大塚のおち●こ、叩いてください!」 (えっ!?ど・どういうこと?) ピシャリッ!「ぁぅ..」 「返事は?」 「叩いて頂いてありがとうございました。以後気をつけます」 「よしっ、続きを読め」 大事なとこを叩かれたにも関わらず礼を言って再び文章を読み始める大塚。 まるで軍隊のような厳しい指導を目の辺りにしたのであった。 だが、叩かれた後は気合いが入ったかのように最後まで失敗を出さずに読み上 げることが出来た大塚である。 そして、ついに自分の番がまわってきてしまい、大塚より原稿を渡される樹理歌。 少しでも読み間違えたら女性にとって一番大事なとこを叩かれてしまう。 これほど女性にとって屈辱的なことはないだろう。 樹理歌の身体が少し震え始める。そんな樹理歌に講師が平然と忠告してきた。 「次は高空の番だ。1つ言っておくが間違えたら自己申告するように。自己申 告をすれば軽くしか叩かないが、しなければ思い切り叩かせてもらうからな」 「・・・・わ・わかりました」 講師の言葉にゾッとする樹理歌。あんな短鞭で思い切り叩かれたら泣くぐらい じゃすまない痛さがきてしまう。 絶対に間違えてはいけない..そう心に誓う樹理歌の復習の時間が始まった。 だが、こんな状態で正確に読めるはずはない。 半分も読まないうちに樹理歌は言葉を噛んでしまうのである。 (ああぁ..ま・間違えた...) 恐れていた最悪の展開を犯してしまった樹理歌。 当然、これで黙って済むはずもないので樹理歌は講師に向かって自己申告を 始めた。 「すいません..間違えました..」 「そうだな。間違えたようだな。ちゃんと自己申告をしたとこは褒めてやろ う。だが、まだこれで終わりではないはずだよな」 「・・・た・たたいて・・ください・・・」 顔を真っ赤にしながら小さな声で言う樹理歌。そんな樹理歌に容赦ない講師 の叱咤が襲ってくる。 「何だ!その言葉は!何を叩いてほしいか言ってみろ!」 「・・・・あ・あ・あそこです・・・」 「全然、なってないな!これはその罰だ!」 ピシャッ!「ぁぅ..」 講師の短鞭で軽く大事なところを叩かれてしまう樹理歌。軽く叩いてるので 肉体的な痛みはないが精神的には強烈な痛みを受けてる感じだった。 「もう1度、言い直しだ!どこを叩いてほしいんだ」 「・・・お・・お・・おま・・●・・こ・・」 ピシャッ!「ひゃぅ..」 「何、もぞもぞ言っているんだ!アナウンスはな、どんな言いにくい言葉で も正確に言わなければならないんだ!たがが隠語の1つも言えないのなら、 すぐにやめることだな!」 あまりにも厳しい講師の言葉。だが、この講師の言葉で少しだけ勇気が持て る樹理歌であった。 「・・・おま●こです..」ようやく小さな声で詰まらずに言えた樹理歌。 ピシャッ!「ひゃぁ..」 「声が小さいっ!もう1度っ」 「おま●こです」 ピシャッ!「ひゃっ..」 「まだ、小さいっ!もう1度っ」 「おま●こですっ!」 「よし、いいだろう。で、何をしてほしいが言ってみろ」 「は・はい・・・」 「まだ練習が必要か?」 「いえっ..おま●こを叩いてくださいっ」 「誰のだが抜けてるぞ」 「樹理歌のおま●こを叩いてくださいっ!」 「よしっ!」 ピシャーーーンンッ! 「ひゃあぁぁっ!!」 講師の振った短鞭が秘部の中心に食い込む感じで叩かれたのである。 「高空、返事は?」 「ぁぁ..た・叩いて頂いてありがとうございました。以後気をつけます」 「よしっ、いいだろう!続きを読め」 「はいっ..」 短鞭で叩かれたせいか秘部が少し熱くなっている。 これが腫れによるものか、恥ずかしさからくるものかは樹理歌自身にもわか らない。 だが、こんな状態で最後まで間違わずに読めるはずはなかった。 また少し読んだ所で、樹理歌は失敗してしまう。 (ぁぁ..また..) 講師もすでに間違いに気付いており、樹理歌の反応を見ている感じであった。 「すいません..間違えました」 「そうだな、間違えたな。で、間違えた時はどうするんだ」 「樹理歌のおま●こを叩いてくださいっ!」 「よしっ」 ピシャーーーンンッ! 「あぁぁっ!!」 再び講師の振った短鞭が秘部の中心に食い込む感じで叩かれてしまう。 「高空、返事は?」 「た・叩いて頂いてありがとうございました。以後気をつけます」 「よしっ、いいだろう!続きを読め」 「は・はいっ..」 さっきよりも激しく熱くなってくる秘部に樹理歌は不安を覚えてくる。 そんな不安の中で樹理歌は再度間違えてしまうのであった。 「すいません。間違えました」 「うむ」 「樹理歌のおま●こを・・つ・強く叩いてくださいっ!」 「よしっ」 ピチャーーーンンッ! (!!ぁっ..) 叩いた鞭の音にわずかながら水を打った音が混じっている。 樹理歌がその音に気付き、顔を更に赤くしてしまう。 顔を赤くしながらも講師に悟られないように礼を言う樹理歌だった。 「叩いて頂いてありがとうございました。以後気をつけます」 「よしっ!続きを読め」 (今のは・・・まさか?ううん、そんなはずはない..そんなはずは) ほんの少し聞こえた水音に耳を塞ぎたい樹理歌だか、今は間違いを出さずに 最後まで読むしかない。 それだけを思い、必死に心を落ち着かせながら読み続ける樹理歌だった。 だが、そんな樹理歌に講師が区切りのいいとこで止めてきてしまう。 「高空、少しストップだ」 「は・はい」 「最初読んだより、ずい分いい感じになっている。あと、わずかだから最後 までその調子で読むんだぞ」 「はい..」 「そうだ、次に間違えたときには自分の名前にこれを付けて言うようにして くれ」 講師がそう言うと黒板に何かの言葉を大きく書いていく。 その言葉を見た樹理歌は、あまりの仕打ちに愕然としてしまう。 黒板に大きく書かれた言葉..それは「ケツ丸出し」と言う卑猥に近い言葉 だった。 「じゃあ、続きを読んでいいぞ。高空」 「・・・は・はい..」 講師によって調子を崩されてしまった樹理歌。 当然、こんな状態で上手く読めるはずはなく、講師の思惑にハマったように 間違えてしまうのであった。 間違えたと同時に生徒たちが一斉に耳を澄ませはじめる。 それは樹理歌が自分から卑猥な言葉を言うのを期待する行動であった。 人気清純派アイドルが絶対にいう事のない言葉。 そんな言葉を今から言うと思うと、樹理歌は頭が真っ白になっていきそうだ った。 「すいません..間違えました」 「うむ」 「・・・け・ケツ丸出しの・・樹理歌の・・おま●こを叩いてください・・」 ピチャッ!「ひゃぁ..」 「もう少しはっきり言え!」 「・・・ケツ丸出しの樹理歌のおま●こを叩いてください...」 ピチャッ!「ふひゃっ..」 「声が小さいっ!もう1度っ」 「ケツ丸出しの樹理歌のおま●こを叩いてくださいっ!!」 (ぁぁぁぁっ...) 「よしっ!」 ピチャーーーンンッ! 「ひゃあぁぁっ!!」 講師の振った短鞭が水音に滑る感じで大きく卑猥な音を響かせたのである。 「高空、返事は?」 「た・た・叩いて頂いてありがとうございました。以後気をつけます」 「よしっ、いいだろう!続きを読め」 「は・はいっ..」 すごく熱くなってくる秘部に樹理歌の不安は最高潮に達してくる。 さっきの水音は緊張と暑さからくる汗だと信じたい。 そんな不安の中、ようやく全てを読むことが出来、何とか恥辱の復習は終わ ったのであった。 「よし、今日の講習はここまでだ。大塚、高空、お前らも次回は恥をかかぬ ようにちきんと復習しておくように」 こうして屈辱の復習が終わった樹理歌は急いでトイレに駆け込んだ。 恥ずかしい行為だが、手鏡を使って樹理歌は自分の秘部を確認する。 すでに乾いているために真意はわからないか、少し陰唇が充血して膨らんでる ことに樹理歌は衝撃を受けてしまう。 (これは..これは鞭による腫れよ..そうよ..ただ腫れただけなんだから..) 自分に言い聞かせるように腫れてることを繰り返す樹理歌。 これからも、こんな屈辱を繰り返すと思うと悔しくてくやしくてたまらない 思いでいっぱいになってしまいそうだった。


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