第1話「縄で縛られた新人女子アナ」


 新人女子アナ、北川 香代佳(きたがわ かよか)20歳。  バラエティ色が濃い某大手局の新人女子アナであり、もうすでに多く のファンが付き始めていることから将来が期待されている。  そんな将来有望な香代佳が局内を恥ずかしい水着で着て歩いている。  いや、これは水着と言える様なものではないだろう。  通り過ぎる人は皆、目を点にし、口をぽかんと開けて香代佳の水着を見 てしまう。 「おいおい..あれって新人アナの北川だろ?あんな格好で歩いていて大 丈夫なのか?」 「ちょっとぉ〜、これで番組出るつもりなのかしら?」 「はぁはぁ..」  甘い吐息を吐きながら、恥ずかしい水着を着て、フラフラと歩く香代佳。 水着だというのに、何故か両手が後ろ手に縛られている。  実は香代佳が身にまとっている水着は、ただの1本の縄で作られたもので あり、水着というよりは縄で縛られているといった方が正しい表現だろう。  一応、水着風になって恥部はギリギリのラインで隠されてはいるが、香 代佳のグラビアアイドル顔負けのGカップおっぱいは根元は縄できつく縛 ってあり、搾り出されたおっぱいがロケット風に張る形で飛び出ている。  乳首や乳輪は縄を二重にして隠しているが、実際のところ大き目の乳首 を挟んだ形になってるので近づいてみると乳頭がはっきりと見えてしまう。  そして、おま●この方は大きく隠せるようにとの理由で瘤がつくってあ り、それがちょうど香代佳の陰唇を強く擦り押してくるようになっていた。  完全にSM風の姿にされてしまっているのだが、元々これを実際に縛っ た者は名緊縛師であり、はじめから水着のように見せるつもりはなかった のだろう。 (ぁぁ..こんなの誰が見ても水着になんて見えない..ただ縛ってるだ けじゃないの..でも..遅れてきた私が悪いし..)    何故、女子アナである香代佳がこんな破廉恥な格好をしているのだろう か?それは数時間前のことに原因があった。  今から数時間前、香代佳は慌てて局内を走っていた。 「ああっ!どーしよ。時間を間違えちゃったよぉぉーー」  どうやら香代佳は自分が新しく担当する番組の打ち合わせ時間を間違え てしまい、急いで打ち合わせ場所へ向かっていた。 「はぁはぁ..早く行かなくちゃ怒られちゃう..先生の部屋は3階の奥 だから、もうすぐよね」  慌てていた香代佳はあろう事に階を間違えて、2階の奥の部屋にそのま ま行ってしまい、ノックをしたのであった。  コンコンッ「す・すいませんっ..今日のコーナーを担当するアナウン サーです..入っていいでしょうか」「どうぞ」 「遅れてきてすいません。勝手ながらすぐに本題の準備をしていただけま せんか?説明はあらかじめ聞いていましたので」 「そうか..説明が必要ないならこちらとしても助かる。だが、遅れてき た以上、駄々をこねないと約束してくれるかな?」 「そ・それはもちろんです。先生に全てお任せしますので宜しくおねがい します」 (ううぅっ、噂どおりの厳しい先生だよぉ〜。遅れてきた以上、ここはど んな水着でも文句を言わずに着るしかないよね..)  そう今回、香代佳が担当する内容は、新着の水着を自ら着てリポートす るものであり、その水着をデザインした先生から今日の番組で着る水着を 受け取りに来たのだ。  ただ、デザインを手がけた先生は斬新なデザインを次々と発表している 新鋭のデザイナーで香代佳がこれから着る水着は相当、奇抜なものになっ ているとあらかじめ聞かされていた。 (これもバラエティ色が濃い局の新人アナの宿命と思って着るしかないけ ど、爆笑ものの水着だったらどうしよう..)  実は去年の新人アナも同じようなことをやっており、先輩アナはニワト リを象ったおかしな水着で番組に出たことから香代佳は不安でたまらない。  そんな香代佳の前に先生が1本の縄を出してきて、こういってきた。 「さあ、今からこれで縛るから、すぐに全裸になるんだ!」「ぜ・全裸?」 「そうだ、服を着たまま縛るわけないだろ!」「し・縛るって?何で」 (水着のリポートよね?何で縄なんかで縛るのよぉぉ〜!SMじゃあるま いし、冗談でしょぉぉーー!) 「あ・あの..本当に脱げと?」 「何だ?説明が必要ないというのは嘘か?遅れてきた上に聞いてないのな ら、今すぐ帰らせてもらうぞ!駄々をこねないと約束しはずだしな」 「す・すいません。聞いてます!聞いてますから帰らないでください。今 すぐ服を脱ぎますのでっ」「ならいい。別にお前の裸など見ても欲情など しないから安心しろ」「は・はい..」 (これってどういうことよぉぉぉーー!裸になるなんて聞いてないわよぉ! 何で今日会ったばかりの人の前で素っ裸にならなくちゃならないのよっ!)  いろいろと納得がいかない香代佳だが、遅れてきた弱みがあるせいか、 ここは諦めて服を脱いでいくしかなかった。新人女子アナの立場として、 遅刻した上に番組までつぶしましたなんて絶対に出来ないからだ。 (新人の頃はいろんな変なことをさせられるって聞いてたから、覚悟はし てたけどぉぉ〜、裸にもなんなくちゃいけないなんて..最悪だよぉ〜)  本当なら男性の前で裸になどなりたくない気持ちでいっぱいだが、新人 女子アナの仕事だと思ってぐっと我慢することにした。  とりあえず、裸で番組に出されるわけでもないし、縄だってちゃんと恥 部を隠してくれれば、立派な水着になるとしか納得するしかなかった。 (Tバックとか紐水着の仲間だと思うしかないよね..ふぇ〜んっ)  こうして、恥ずかしい縄の水着を着けられて、そのまま部屋からスタジ オまで歩くことになった香代佳。  まさか根本的な部屋の間違いをしていたことを気づかずに香代佳は先生 に言われたスタジオを目指して歩いていった。 (はぁはぁ..スタジオまで変更になってるなんて気づかなかったわ.. けどぉぉ〜、こんな恥ずかしい水着で本当に番組に出ていいのかな..)  未だに間違いに気づかない香代佳が縄の水着で局内を歩き続けていく。  当然ながら、その破廉恥な姿を見た周りの人たちの様々な言葉が次々と 聞こえてきた。 「北川のやつ、仕事のし過ぎでおかしくなったんじゃねーのか。縄の下、 マジで素っ裸だぜ」 「いやぁぁーー信じられないっ!女子アナってこんな変なこともするの?」 「縄があそこに食い込んでるぞ。隠してるっていうのかぱっくり開いてい るんじゃねーか」 (ああぁぁっ!やっぱりどう見ても、これって縛られてるだけだよぉぉー)  気がつくと破廉恥な香代佳を見ようとする野次馬も増えており、男性か らはスケベな言葉を次々と言われ、女性からは軽蔑な言葉を投げかけられ ていた。  最初は泣きたくなるほどの悔しさを覚えた香代佳であったが、徐々にそ んな言葉が快感となって聞こえてくる。  自分が恥辱な姿で晒されてると言うのに、乳首はこれ以上になく硬く勃 ちはじめ、陰唇の方はぱっくりと割れて縄の瘤を飲み始めている。  不思議なことにすっかり悔しさが消え、代わりに快感が高ぶり続けて、 すごく気持ちよくなってきているのだ。 (ああぁぁ..私ったらSMの気があるのかしらぁぁーー早くスタジオに いかないと..お・おかしくなっちゃうっ..)  さすがにこれ以上、局内で恥辱な姿を見せるわけにもいけない香代佳は 必死に理性を奮い立たせて早足で進んでいく。 「こ・こんな縄に..ま・負けてたまるものですか..あんっ」  身体をフラフラさせながら、何とかエレベータの手前まで来ることが出 来、あとはこのエレベータに乗れば、スタジオまで一気に行ける。  手の自由が利かないので、身体を使ってエレベータのボタンを押す香代佳。 (は・早く来て..もう耐え切れない..)  ようやくエレベータが来て、ドアが開いたが、中の状況を見て香代佳は 驚いた。 (えっ?何でこんなに乗ってるの?それも男性ばかり?)  目の前に着いたエレベータの中は若い男性がびっちり詰まった満員状態 となっており、そんな男性たちに自分の縄姿を見られた香代佳は必死に言 い訳をはじめる。 「こ・これはその..番組の..あっ!次のを待つので行ってください」  そういって、後ろへ下がろうと香代佳だが中にいた男性たちに縄をつか まれてそのまま引っ張られる形でエレベータの中に入れられてしまった。 「せっかくだから乗っていきなよ。新人の女子アナさんよぉ〜」 「そう、女子アナさんの分は空かしてあるから」 「結構ですっ..手を離してくださいっ!」 「もう遅いよ。ドア閉まっちゃったよ」「ああっ!」  すでに目の前のドアが閉まった上に、男たちに誘導されてエレベータの 真ん中まで連れてこられた。その上、両脇の男に足をかけられて強制的に 股を開いた姿にされてしまったのだ。 「すげー格好だな。これで局内を歩いてきたのかよ?」 「おま●この方は縄の瘤で隠してるのかよ〜。と言うより、くい込んでるぜ」 「ぁぁっ..見ないでくださいっ..」  股の間から見える縄の瘤を見られて香代佳が必死に股を閉じようとする が、しっかりと足を押さえられてどうすることも出来ない。  恥ずかしいことだが、瘤が少しずつ香代佳のおま●こを開かせながら中 に入ろうとしており、クリトリスの方も縄の摩擦で包皮の中から飛び出よ うとしていた。 「もうちょっと瘤を飲み込んだ方がいいぜ〜。瘤のせいでクリちゃんが見 えるぜ」 「ぁぁ..そんなぁ..こんなの飲み込めないっ..」  おま●こに当たっていた瘤が中途な形で、くい込んできていたせいで、 ほんの少し出来た弛みから、膨らんできているクリトリスが見えている。  その上、縄との摩擦のせいかクリトリスが充血しており、もう包皮の中 には収まらず綺麗なピンク色の頭が顔を見せていた。 「乳首も結構、でかいと思ったがクリも負けずにでけーな」 「へへっ、見てみろよ。自分から包皮から出てくるんじゃねーか」 「ぁぁっ..見ないでぇぇ〜」  見事に突起した綺麗なピンクのクリトリスが包皮を完全にめくって飛び 出してしまい、そのクリトリスが縄で上下左右に転がされるので、香代佳 が大声で喘いできた。 「あああんんっ!クリトリスが擦られてるぅぅ!はぁぅぅんんんっっっ!」 「どんどん喘いでいいぜ、新人の女子アナさん。声は漏れねーから」 「ほら、もっと感じで瘤をおま●この中に入れなっ」 「ぁぁっ..瘤がぁぁーー瘤がおま●この中に沈んでいくぅぅー」  男たちが見ている前で、縄の瘤がおま●この中へ入っていき、愛液が次 々と溢れて縄の色が濃くなってきた。  快感でどんどんと理性がなくなっていく中で香代佳はある疑問を感じる。  エレベータの時間が異常に長いことを..そう、普段ならとっくに着い てるはずだ。  快感に溺れているから長く感じていたとしても、おかしすぎる長さだ。  そう思った香代佳はエレベータの上に表示してある階表示を見ていると、 衝撃の事実を知ることになる。 (これは..どういうことなの..同じところを行き来してる?)  階表示のランプがスタジオのある階と香代佳が乗った階を昇ったり降り たりして、おかしな動きをしている。  香代佳が階表示のランプに動揺していると、それに気づいた男の1人が、 とんでもない答えを言ってきた。 「あっ、今このエレベータは点検中なんだよ。なーに、番組が開始する前 にはスタジオがある階で止まるから安心しなよ」 (点検中!?点検しているエレベータに何で満員になるまで乗っているの...  それにこの人たち、私の身体を押さえてるだけで触ってこない..)  ここでようやく香代佳は気づいたのだ。どうやら意図的にこのエレベー タに乗せられてしまったことを...


最終話へ
 ※ この読切は、お蔵入りになってしまった「女子アナ亜代佳の羞恥な
   賭け」旧7話前編を変更した作品となってますので、ご了承願います。
  (「女子アナ亜代佳の羞恥な賭け」が全5話で最終回になった関係で、
    こちらを短編化しております)