中編A


「『エックスピンク参上よ!』――――――って何?あたしなんで『よ!』なんて…『あたし』…あたしぃぃ いいいいいい」 「先輩!」抱きつく弘二…いやレッド。振り払う気力も無い…なによ、これ?なんであたし女になってんの… 「千里!説明して!」 『う〜ん、やっぱりそうなっちゃいましたか…ピンクは女の子が変身する前提で開発してたので…普通ならブレ スレットが拒絶反応するんですが、先輩は去年女の子になったとかで…それでたぶん順応しちゃったんですね』 「順応…って」 『たぶん戦い終わって変身解いたら元に戻りますから。がんばってください!』 がんばれるかぁああああ!! 宮野森学園の女子の制服がピンクに染まっている。首にはピンクのバンダナ。足は素足…素足ぃ?どこが防弾 じゃぁあああ!! 「先輩…僕、こんなに嬉しい日はなかったです。憧れのヒーローになれるわ、もう一度女の子になった先輩に 逢えるわ…くぅ〜〜、このオッパイ…オッパイがぁああ」 「ちょ、やめ…あん!こんな時に、やだ…弘二…あいつを倒さな、ひゃう!たお、さないと…ば、か、離れ、 ん〜〜あん!…もう、離れてよぉ〜」 「ぬおおおおお!!お前ら、ヒーローとしての自覚は無いのかぁああああ!」 あたしから離れない弘二に寺田の触手が襲いかかった。弘二はそれを寸でのところで避けながら攻撃をする。 「ふん!解剖メス手裏剣!!!」ヒュン!ズバッ!バシュ! 「ぎゃぁあああああ!!」 凄〜い…なんか、かっこいい…触手の先が2本、床に落ちて蠢いている。それを拾い上げる弘二。 「こんなもんか!大した事ないな。寺田怪人も……な〜んて、どうですか先輩?決まってました?」 「うん、なんか感動しちゃった。かっこいいよ、弘二」 「惚れなおしました?」「…それとこれとは別!だいたい『惚れなおす』っていうのは1回惚れてなきゃだめ でしょ?あんたに惚れてなんかないわよ!」 「酷いよぉ〜先ぱ〜い。こんなに愛してるのにぃ」「だからすぐ触らな、いで、あん!お尻触っちゃ、や〜」 「…ぐふふふ。お前らこそそんなものか?俺の触手はなんともないぞ…」 「ええ!?」弘二とあたしが振り向くと、先ほど切られた触手の先が再生している。 「なら、本体を狙うまでだ!くらえ!メス手裏剣!」 ヒュン!ヒュン! 先ほどのように鋭く空気を切り裂き飛んでいくメス。 「おらぁ!!」カキン!カキ!…カラン…カラン… 「あああ!」メスは寺田の触手に叩き落される…ダメなの?どうするの弘二?…いいえ、レッド! 「くそ…こうなったら!」「まだ策があるのね、レッド!」 「はい!」そう云って先ほどの切られた触手を拾い上げる。 「先輩!僕はこれを千里のところに持っていって分析してもらいます!そうすれば寺田の弱点がわかるかもし れませんから!」 ――――――おい。 「後は頼みます!先輩!」「ちょ、ちょっとぉ〜あたしだけでなんとかなるわけないでしょ〜武器も何もない のにぃ…ちさとぉ〜!」 『ピンクにはピンクの武器があります!それでレッドが戻るまでなんとか繋いでください!ほら、頭に浮かん だでしょ?ピンクの武器が』 「ええ〜〜?」どれ、あたしにもそんな武器…こ、こんなのヒーローの武器じゃないってばぁ〜〜 「何をごちゃごちゃ云ってる?どれ、こちらから攻撃…なんだ相原、あいかわらずいい女に変身してるじゃな いか…なら、女に対する攻撃をさせてもらおう…それ!」 寺田から一斉にこちらに向かってくる触手群。や!気持ち悪いぃ! 足に絡みついた触手があたしの身体を強引に…「きゃ!」 寺田の身体の傍まで引き寄せられるあたし。すると他の触手が一斉にあたしの身体に群がる。 「や、やだ!ぬめぬめしてるぅ…ヤ!そんなトコ、入らないでぇ…うぐ!?むぐ、むぐぐ」 あたしの口に入ってきた触手はまるで…そう、おちんちんの先っぽみたいな形。口の中でうねうね動くので、 吐き出そうとするけれど、力が強くてダメ。しかも両手は別の手に捕らえられて動かせない。身体中に巻きつ く触手…いったい何本あるのよ、これ。こんなのに巻きつかれて…『マカレタラ』…ってこれ? 「…うぶ!ううう!?」「飲め…飲むんだ…気持ち良くなりたかっらな」 口に入っていた触手から吐き出される液。吐き出したいけど、口から触手が出て行かないから…うぶ、ごくご く…うん…ケホッ、ゴホッ…の、飲んじゃった。…にが。 「うまいだろ?これを飲んだら…もう俺から離れられないぞ…ぐふふふ」 「何をバカな――え!?…な、なに、これ…あ、あぁぁあああ…や、なに?」 身体が、あ、熱い。股間から…やだ。こんなに溢れて…さっきの液…のせい。 「ほら…もう欲しくてたまらないだろう?俺の触手は…もう早くお前の穴という穴に突っ込みたくてたまらな いみたいだぞ」 あたしの目の前を何本もの触手が漂っている。先ほどのおちんちんみたいなやつや、タコの吸盤みたいなのが ついたやつ…いろんな触手がうねうねと蠢くたびにあたしのアソコから熱い液体が溢れだす。…欲しい、なん でもいい!早く、早くぅ。 「あぁぁん、もう、もう、だめ…我慢できないぃ。欲しい、欲しいのぉ」 「何を欲しいんだ?云わないと、俺の触手達は判らないみたいだぞ」 「ああ、いじわるしないで…来てぇ早くぅ」「云わねば俺の分身は動かないぞ…」 「挿れてください!おちんちんでもタコさんでもいいから!早くあたしの…あたしのおまんこにそのウネウネ 挿れてぇ〜〜」 「わはははは。ほら、お前達。出番だ」 にゅるるん。「ふあぁぁぁあああ!来たぁああ!」来たぁ!ああん。あたしの膣で蠢く触手は表面がぬるぬる で、あたしの愛液と絡まって激しく出入りを繰り返す。 しかもすぐに液を発射すると…「あ、あ、あ、出てるぅ。あたしの子宮に、届いて、るぅ。!?…え、まだ出 てる?や、こんな、止まって…止まってぇ〜」 あたしの中に液を出し続けている。それを膣の奥で受ける度にあたしの身体はビクビク動く。 下半身をおちんちんの触手に嬲られていると、タコさん触手が身体中を這い回り、あたしの乳房に絡み付いて きた。 「あ、あ、ああん…はぁはぁ、ひゃ?ちょ、待って!そこは」 いつのまにかお尻にまとわりついたタコさんがあたしのアナルを探り始める。おまんこに挿入を繰り返す触手 の脇から溢れる愛液と触手の液の混じったものを、タコさん触手は器用に掬ってアナルに塗り始める。 「あ、あ!?あ、ああ、や、そっちは、まだ、した事な、いぃぃいい」 「ほう。じゃあアナルバージンって訳だな。大丈夫。俺の触手はどんな穴でもすぐに感じさせる事が出きるか らな…ほれ!」 タコさん触手の先っちょが穴を探りつつ侵入してくる。先は細くなっているのですんなり入って…ああ、だめ、 初めてなのに…痛く、無、い… 「ああ、冷た、くて…変な、感じ…ふあ!?ふわあああああああ!!!」 だめぇ!こんなの、狂っちゃう!吸盤が、吸盤が腸壁に吸いつきながら奥へ這い上がってぇ、おかしくなる、 変になるぅ!! 「きゃうううううう!?やぁ、助けて、こんなのぉ〜ダメぇ〜〜」 「まだまだ。こんな責め序の口だぞ…他の女子生徒はもっと凄い責めを体験してるんだからな」 はぁはぁ…他…の女子?―――生徒…やっぱり! 「あう!…や、やはり、あんたが…女子生徒、を」 「ほう!まだそんな事を考える余裕があるのか?さすがヒーロー、いやヒロインか。だがこうしたらどうかな?」 乳房を絞り上げていただけのタコさん触手が一斉に吸盤で吸い付いてくる。 「ああああん!や、激し、そんな、キス…マーク、付いちゃうぅうう!」 胸に無数のキスマークを付けながら徐々に中心へと触手が動いていく…あ、だめ…気持ち、いい…もっと、もっ とぉ 「ほら…こいつら、お前の乳を揉みながら吸いつくんだ。気持ちいいだろ?」 「い、いい。気持ち、いい…ねぇ、もっと、もっと激しくぅ」 だが乳輪の周りを囲むように吸いついた吸盤が、そこでピタリと動きを止める。 「あ…な、んで?」「なんで動きを止めるのか?ってか」「そんな!?ちが…」 「違うのか…そうか残念…」 寺田がそういうと触手たちが一斉に胸から離れようとする。だめ、まだ… 「や!まだヤメちゃやぁ〜」「そうだ。素直になれ相原。お前はただの女子生徒だ。快楽に溺れてもかまわない んだよ」 「は、はいぃ…あたしの胸を吸ってぇ!早く、早く乳首に吸いついて。キツク吸って!お願ぁい」 その言葉で一斉にタコさんの吸盤が吸い付く。固く尖った乳首がこれでもか、と吸い上げられる。 「あぁ、あぁあああ!これ、これなのぉ。や〜イクぅ!イクイク、イっちゃうぅううう!」 …あ、あぁ…イっちゃった…女の子になった、ばかりなの、にぃ… つづく


後編@へ