XCmas2010 たくやより愛(AV)をこめて-4「24日・夜」
24日・夜 クリスマスイブ
「明日香ちゃん、もうすっかりフェラが大好きになっちゃったね。最初はあんなに嫌がってたのにさ」
「だって…ユーヤさんたら強引なんだもん。無理やり口の中に捻じ込んでくるし……」
「ゴメンゴメン。やっぱレイプだと興奮しちゃってさ。けど良いのかい? 大切な“お友達”が見てる前でさ」
「ふふふ……♪」
広いスタジオの真ん中に置かれたキングサイズのベッドの上で、明日香は仁王立ちのユーヤさんの股間にそそり立つ肉棒を丹念に嘗め回していた。
暖房の効いた室内で三回も膣内射精され、汗の浮いた額から髪の毛を掻き揚げる仕草がいつも以上に色っぽい……明らかにあたしの視線と、何人もの男性スタッフに濡れ場を撮影されていることを意識している明日香は、あたしですら初めて見る妖艶な表情をカメラに向けると、口淫を愉しむように凶悪な形状の男性器を唇の奥へと飲み込んでいく。
―――ぢゅる、じゅぽ、ぢゅぽっ、ぢゅるるる……
熱を帯びた瞳を潤ませ、明日香は長い髪が弾むほどに大きく頭を前後に振り、大量の愛液にまみれたペ○スを唇で扱き上げる。その愛液は全て明日香とユーヤさんのSEXでまとわり付いたもの……それなのに嫌な顔をするどころか、陶酔しているかのような表情を浮かべ、今日初めて顔を合わせたはずのAV男優のペ○スを喉の奥にまで咥え込んでいた。
―――あんな濃厚なフェラ、あたしには一度もしてくれたことないのに……
ユーヤさんに教え込まれたのだろうか? あたしが舞子ちゃんに弄ばれている間、路地裏でユーヤさんと“愉しんでいた”明日香は、あたしの知る明日香ではなくなってしまっていた。同じベッドの上で男優三人との5Pの辛味の撮影になっていたけれど、実質は明日香とユーヤさんが二人で楽しみ、あたしは残る二人に四つんばいにされ、ヴァギナとアナルを何度もかき回されながら、誰よりも一番近くで明日香が“女”に目覚めて行くところを目の当たりにさせられて……
「んあっ、きゃう、ああァん! ああ、ああ、お尻もォ、おマ○コもォ、抉られてェェェ!!!」
「お友達の前だってのにスゴい乱れようだよね、タクヤちゃん!」
「だってェ、だってェ、もうわかんないんだもんゥ!!! もう、おチ○ポに、太いおチ○ポに抉られることしかわかんないのォ〜〜〜!!!」
明日香への複雑な思いを抱えながらも、あたしはグラマーな身体を前後に揺さぶられ、ユーヤさんのモノに負けず劣らず逞しい二本のペ○スで膣と直腸を擦り上げられて快感の悲鳴を迸らせてしまっていた。
他にもう、逃げ道がない……明日香の痴態もあたしの痴態も全て撮影され、愛しい人が他の男の足元に跪いて奉仕する姿を見せつけられて、平静なんて保っていられない。今にも発狂しそうなほどの困惑から逃げ出すため、大切な人を失ったむなしさを塞ぐため、白濁液で満たされた二つの肉穴を締め上げて恍惚にふけるしか道はなかったのだ。
「ほら、幼馴染の見ている前で種付けしてやるよ。このグチャグチャマ○コと尻の穴をを精液でいっぱいにしてやるからな!!!」
「ああァん、あひッ、イく、あたし、中出しされたら、気持ち、いい、明日香、ああ、見ないで、ダメェエエエエエエエエエエッ!!!」
言葉とは裏腹に、あたしは瀬と汁にまみれた身体を仰向けになっている男優さんにこすり付けるようにくねらせながら、獣のような嬌声を喉の奥から込み上げさせる。
「そら、六発目、俺たちからの最後のクリスマスプレゼントだ。友達の前でスケベな顔を晒してイっちまえェ!!!」
「らめ、やあ、見られたく、ないの、おなか、いっぱいに、ザーメン漬けにされちゃうからぁ〜〜〜!!!
どんな懇願なんだろう……わけのわからない必死に抵抗もむなしく、二本の巨根は絶頂潮の飛沫を噴き上げるおマ○コと腸液まで掻き出されてヌルヌルのアナルに深々と突き立てられた。
「んあァ〜〜〜〜〜〜、ッ――――――――――――――!!!」
あたしの身体が硬直し、頭の中が真っ白になって……それでも明日香のことを忘れきれないと気付いた瞬間、あたしのヴァギナとアナルに熱い体液が注ぎ込まれてきた。
「んあッ、ああッ、せーしが、き…たァァァ………♪」
あたしに負けじと激しく顔を揺すりたてる明日香を視界の端に捕らえながら、あたしは精液を一滴も逃すまいと膣口と肛門をキツく締め上げ、歓喜に声を打ち震わせる。
「あ…んはァあああぁぁぁ〜………♪」
百戦錬磨のAV男優二人を相手に明日香以上に激しいSEXを繰り広げたあたしは、最後の膣と腸への中出しを受け止めると、二人と身体を絡ませあうようにベッドの上に崩れ落ちる。……でも、まだ終わりじゃない。開いたまま閉じられなくなった唇から突き出した舌先を絡め取られると、乳輪まで盛り上がるほどに張り詰めた胸の膨らみといつまで立ってもオルガズムの余韻が収まらないウエストにそれぞれ手が伸ばされ、柔らかくなったペ○スでニュルンニュルンとイったばかりの肉穴を掻き回される。
「ああ、あふんぅ……ひッ、んうぅぅぅ……!!!」
もう事は終わったはずなのに、本番以上に粘着的な後戯を受け、収まりかけていたアクメの波があたしの身体を再び突き上げてくる。
そんなあたしの横で、
「明日香ちゃん、それじゃこっちもラストのエッチしよっか」
「は…い………♪」
今にも射精しそうなほど力強く脈を打っている肉棒から口を離した明日香は、ベッドに顔を埋めるようにユーヤさんへとお尻を突き出す。そして自分の両手で“くぱぁ…”と秘所を割り開くと、さしたる抵抗すら見せずにユーヤさんの巨根を……あたしのよりも何倍も逞しい男根を受け入れてしまっていた。
「ふっ……ん、あ、や、はうッ! ああッ! すごッ、スゴいィ! こんなの、んは、ァあああああああッ!!!」
明日香のくびれた腰を両手でホールドしたユーヤさんは、堰を切ったように猛然と腰を叩きつけ始める。
膣内から押し出された愛液があたしの顔にまで飛んでくるほどに、明日香のヒップにユーヤさんの腰が勢い良く叩きつけられ、マシンガンのように子宮へとペ○スを付きこまれる衝撃に意識なんて木の葉のように簡単に吹き飛んでいた。
「ひあっ! あっ! あぁあっ! あんゥ! くはァ!!!」
不意にユーヤさんが明日香の腰を掴んで腰をくねらせると、甲高い嬌声がスタジオ内に響き渡る。巨根を根元までずっぽり捻じ込まれている明日香の膣内で、ペ○スが蛇さながらに暴れまわったのだろう、途端に、盛大な音を立てて明日香の股間からは小水のように絶頂液が溢れ出し、結合してからはこちらを一瞥もしない態度と反応にあたしとユーヤさんの“男の格”を見せ付けられているような気分になってきてしまう。
―――あたしが……明日香を一番愛してるのに……!
目の前で繰り広げられる荒々しいSEXに嫉妬の気持ちと共に熱い疼きが込み上げてきて、ユーヤさんを押しのけて明日香を抱くことも出来ない代わりに、あたしはゆっくりと抜き差しされていた二本の肉棒をネットリと締め上げ、次第に速度を上げて腰をくねらせてしまっていた。
「さあ、中出ししちゃうよ、大切な大切な“お友達”の前で中出しして受精させちゃうからね、明日香ちゃん!」
「な、中? そんな、できちゃう、わたし、赤ちゃんができちゃうぅ!!!」
「いいじゃない、ほら、タクヤちゃんも見てるよ、ママになりなよ、明日香ちゃん!」
「いい、産む、タクヤじゃなくて、ユーヤさんの、ユーヤさんの子種がいい! 何度でも、何回だってユーヤさんの産みたいのぉぉぉ♪」
―――明日…香……そんな……
「じゃあ早速結婚だ! そら、イっちゃえ、イっちまえ!!!」
「ひあああああッ! う、うれし…いいいいいいいいいいィィィ!!!」
切れ切れに悲鳴を上げながら、太い肉棒に膣粘膜を抉られた明日香は嬉し涙を流しながらオルガズムを昇りつめ、結合部から逆流するほどに大量の精液を膣内射精される。
「あ……ああッ………♪」
長い髪が震え、嗚咽を漏らし……あたしに抱かれるだけでは決していることの出来なかった絶頂に翻弄された明日香は、小さいながらもしっかりとその唇から喜びを告げる言葉を口にしてから意識を失った。
そのひと言は……あたしにとってはまさに悪夢とも言える最悪のクリスマスプレゼントだった―――
−*−
「ねえ………本気、なの?」
明日香が気を失い、最後にあたしがもう一度抱かれてようやく撮影が終わった頃には、既に日付も変わっていた。
時間が押して予定が変わっていたのもあるけれど、予想以上の乱れぶりに撮影時間が延長されたのがその原因。言い換えれば、明日香をあそこまで乱れさせたユーヤさんのこましテクと、男優二人をリードするほどにSEXに没頭したあたしのせいでもあるのだけれど……
せっかくのクリスマスイブではあるけれど、明日も朝から明日香を加えての撮影になっている。だから仮にも主演女優であるあたしと明日香は、片付けと明日の準備に奔走するスタッフより先に部屋を後にし、寝泊りする部屋のバスルームで二人して犯された汚れを洗い流していた。
「本気も何も……先にアダルトビデオに出たのはたくやでしょ。だったら私が出たって別に良いじゃない……」
バスルームにシャワーは一つ。汗と体液にまみれたまま湯船につかる訳にもいかず、身を寄せ合うようにシャワーを浴びながら明日香の本心を聞き出そうとするものの、視線を逸らされ逆に痛いところを突かれてしまう。
「あたしの場合は、父さんとこの会社が倒産するから仕方なく……でも明日香は違うでしょ? それに…その……ユーヤさんのことも……」
「それこそたくやには関係ないわ。―――だって………」
あたしへ向けられた背中に震えが走る……けど、悲しんでいるのでも、悔しいのでもない。小さく息を飲んで何かを思い出しながら吐き出す溜息の艶……それを聞き逃せるほど、あたしと明日香の距離は開いてはいない。
「だって……しょうがないじゃない。私……もう、あの人なしで生きていくなんて考えられないもの。悪いけど、たくやに抱かれたってもう感じないわよ、きっと。だからあの人がAVに出ろって言うなら、喜んで私はAV女優になる。カメラの前で……どんなことでもしてみせる」
「明日香………」
それが本当に決意の言葉かどうかわからない。あたしのようになし崩し的にAVに出演させられたわけじゃない。あたしを助けたくて、自分の意志で出演することも抱かれることも決めた明日香は、言うなればあたしの身の不幸に巻き込まれ、抜け出せない泥沼に堕ちてしまったのだから。
でも、
「だけど、あたしは明日香が好きで……大切な人なんだもん。例え明日香が他の人を好きになったって、あたしは……」
「奇麗事は良いわよ」
あたしの言葉に少しも心を揺らがせた様子を見せず、明日香は湯船の淵に腰を下ろし、膝を開く。
露わになったのは、凌辱の後も生々しく、まだ広がったまま戻りきっていない秘唇。そのおく亜kら白く濁った精液があふれ出してくる光景に目を奪われていると、
「吸って」
短く、完結に、明日香はただそのひと言だけを口にした。
「……………わかった。明日香が……そう望むなら―――」
濡れたタイルの上に跪くと、あたしは明日香の太股に腕を回し、ユーヤさんのものとなった明日香の淫唇に口をつける。そしてたっぷりと唾液を乗せた舌で入り口を押し開くと、小さく音を響かせ、膣内に出されたザーメンを己の口で吸い上げ始める。
「んっ……ダメ…もっと優しく………やさしくしてくれなきゃ…ダメ………ッ!」
あたしの頭に乗せられた明日香の指が、頭皮に爪を立てる。
震えてる?……あたしも明日香も、どうしてこうなったのか分からない。最低のクリスマスの夜に、初めてお互いの温もりを感じながら丁寧に精液を吸い取っていくと、背後で扉の開く音がして、何人もの人がバスルームに入ってくる気配が伝わってくる。
まだ、クリスマスの夜は終わっていない。
あたしはただ、明日香が傍にいる事だけに喜びを感じて笑みを浮かべると、カメラに向けて淫蕩な微笑を浮かべた……