この島からは逃げられない〜甥っ娘たくやの40日−29日目−


島に到着して29日目

 昨晩、急な大雨のせいで自転車で帰れなくなり、親戚宅で一泊した帰り道。
 行くときに来ていたワンピースは汚されちゃったので、貸してもらった大き目のTシャツと短パン姿。下着は……まあ、いいじゃない。どうせ車も走ってないんだから、ノーブラだってバレないし、帰ったらおじさんにたっぷりされちゃうんだろうし。でもシャツの裏地と胸の先っぽが擦れて硬くなって、ちょっとくすぐったいんですけど……
 この島に着てから毎日SEXばっかりさせられて、感度が昂ぶっているというか、簡単にスイッチが入っちゃうというか、ともあれ自転車を漕ぎながらシャツの下では着実に臨戦態勢が整ってしまう。早く帰っておじさんと……そんなことを考え始めると、もうダメ。ビクッと身体がはねた拍子にブレーキを握ると、あたしは地面に足をついて早鐘のように鼓動する胸に手を当てる。
 SEXしたい。
 オナニーしたい。
 夏休みが終われば男の身体に戻れるのに、サドルに押し上げられているおマ○コが大きく脈を打って収まらない。そっと指先を伸ばしてみれば、サドルは汗とは異質のヌルッとした液体で濡れてしまっている。
「うわぁ……」
 指先をくっつけて、離すと、ネバッと糸を引く。昨日、二度も嫌な目にあったというのに、なんでこう……
「はぁ……あたしって淫乱なのかなぁ……」
 おじさんとの近親相姦SEXをいけない事と理解しつつも愉しんでいるのだ。最初は無理やりだったけど、今ではそれが普通になり、今、自分からものすごくしたいとまで思うようになってしまっている。
 どうしよっか……どうするというのは、あたしの身体の火照りだ。自転車で帰り着くにはまだまだ時間がかかる。その間、ずっと悶々としていなければならないのかと思うと、想像しただけで目の前がクラクラするほどの生殺しである。
「んん……っ!」
 気がつくと、あたしの指は短パンのチャックを下ろし、そこから中に進入してショーツ越しにクリトリスを撫で回していた。
「こんなところで……ダメだって……ああ、んゥうぅぅぅ……!!!」
 触れたのがいけなかった。下着越しだというのに、勃起しちゃってるクリトリスを中心にして円を描くようになぞると、腰が奥からビリビリと震え、おマ○コが燃え盛っていく。
 下着の内側で愛液が充満している。サドルから太股へと伝い落ちてくると、夏の熱気に晒されて気化するせいか、海の風にも吹き飛ばせないいやらしい香りがあたしの身体を包み込む。
 ―――人が、来るかもしれないのに……どうして、こんなに興奮が抑えられないのよぉ!
 ハンドルへ突っ伏すように身体を折り曲げると、唇から荒い呼気を漏らし、いつ人が来るかもしれない場所での自慰に強烈な羞恥心を覚えながら失禁したかのように愛液を滴らせる。
 と、
「どうした? 大丈夫か? おなか痛いのか?」
「――――――――――――――――――ッ!?」
 短くキッとブレーキ音を鳴らし、いつの間にか近づいてきていた自転車があたしのすぐそばで停止する。
 道の真ん中で苦しそうに身悶えしていた……まあ、普通の人なら声をかけてくる。心臓を握りつぶされたかのような衝撃に息が詰まってしまったけれど、わかっててオナってしまっていたのだから、自業自得です、はい。
 でも、
「ハァ……ハァ……どこか…落ち着いて休めるところ、ないかな……」
 恐る恐る顔を上げると、そこにいたのは幼さの残る顔立ちをした男の子。背はあたしと同じくらいで、すらっとしてて、可愛らしい……どうしよう、なんかキュンッてきちゃった。あたし男なのに!
 見られていたかわからないけど、クリトリスをいじっていた指を反射的にチャックから抜いて、シャツの胸元を握り締める。……あ、チャック開きっぱなし。一番上のボタンも外れてる。
 きっと今、瞳を潤ませ、火照った顔で彼のことを見つめてるんだな……そう思うと、更に恥ずかしくなっちゃうけど、彼も顔を真っ赤にして、あたしの顔を、シャツを大きく押し上げる胸元を、そしてショーツの覗けてしまっている下腹部や太股なんかに視線が右往左往している。
 ―――ふふふ、かわいい〜♪
 この反応は間違いなく童貞なんだろうな〜と当たりをつける。
「デカい……」
「や…やだもう、どこ見てるのよ……」
「あわわ! すみません、すみません、すみません!」
 思わずこぼれちゃったのだろう、彼の感嘆の言葉に、怒ってはいないけれど少しだけ拗ねてみせる。
 でも、脈ありなのがわかると、ついついこの先の展開にも期待してしまう。……いや、期待しているのは彼の方だろうか。さっきから彼のズボン、股間がものすごく大きくなってビクビク脈打ってる……
「あ、あの、この先、ちょっと行ったら空き家があるから、そこなら、誰も、来ないかと!」
「そうなんだ……ねえ、そこまで案内してくれない? あたし、胸が苦しくて今は……」
「わかりましたァ!!!」
 ふふふ、元気がいいんだから……こうしてあたしは男の子に先導されて、安心してエッチのできる場所へ……彼があたしを襲ってくれそうな場所へと向かった―――


 −*−

「へぇ〜、キミ、○○さんちのタケシくんだったんだ!」

 木造の築何年かもわからない家は道路から山へ少し入った高いところにあった。
 つい二ヶ月か三ヶ月前まで人が住んでたんだけど、本土の方へと引っ越したらしい。でも玄関の鍵とか壊れていて、次に住む人もいないので自由に出入りできるそうだ。
 窓を開ければ、縁側一面のオーシャンビュー……ではあるのだろうけれど、昨日の夜からの曇り空がついに決壊。五分ほどの移動時間の最中にいきなり土砂降りとなり、窓や壁にあたる雨粒の音がうるさいぐらいだ。
 ほんの数分とはいえ、そんな大雨の中を自転車で走ったものだからあたしも彼も全身びしょ濡れだ。玄関の土間で水の滴るシャツの端っこを雑巾にように絞りながらお互いに自己紹介すると、あたしは意外な事実に驚きの声を上げていた。
「俺のこと知ってるのか?……ですか?」
「知ってるも何も。あたし、キミが産まれた時に会いに行ったんだよ」
「えっ!?」
 衝撃の事実というヤツです。初対面だと思っていたのに20年ほど前に出会っていたなんて。もしかして運命の再会ですか?
「あたしもまだ小学校に入る前だったけど、よく覚えてるよ。あの時に初めて赤ちゃん抱いたんだもん。それにこっちにいた間、何度も通ってオムツ替えてあげたりもしたっけ」
「うあっ……」
 あたしが男だってことは説明したし、雑貨屋にいる事とかも合わせて噂を聞いて知っているはずなのに、顔を真っ赤にして……ふふふ、かわいいんだからぁ♪
「ふう……それにしても、窓開けられないから蒸すよね。この雨ってどれぐらい降り続けるのかな?」
「夜にはやむってラジオで言ってたけど、こんなに酷い雨だとそれまでは帰れないな……ですな」
「別に無理して敬語でしゃべらなくてもいいって。歳だって思ってるほど離れてないんだし」
「そっか? それでいいなら俺も気が楽だけど







 ―――ふぇえぇぇぇぇぇぇぇん! なんでいきなりこんなに土砂降りになるのよぉぉぉぉぉ!!!
 親戚宅で過ごしたくない一夜を過ごした翌日の帰り道。
 戻ればまたおじさんに乱暴に犯されちゃうんだろうなぁ……なにせ丸一日放置だったんだもんなぁ……帰りたくないなぁ……と憂鬱な気分を抱えてゆっくりと自転車を漕いでいると、いきなり空が暗くなり、バケツをひっくり返したような大雨が降り始めてきた。
 貸してもらったTシャツと短パンは即びしょ濡れ。パンツの中にも冷たい雨水が入り込んできて気持ち悪いけれど、そんなことも言っていられない。
 なにしろ、前が見えないのだ。雨が激しすぎて目蓋をほとんど開けられないだけでなく、滝のごとき大雨が完全に視界を塞いでいる。片方が海、もう片方が山になっている道路は瞬く間にちょっとした川へと変わり、立ち漕ぎで走る自転車のタイヤが盛大に水しぶきを上げている。
 このままじゃマズい。どこか雨宿りを……と避難場所を模索しているあたしの頭に、ピンッと閃くものがあった。
 ―――確かこの先に誰かの家があったはず!
 昨日、自転車で親戚宅へ向かっている時に高台になった場所に建つ家を目にしていた。誰の家かは知らないけれど、今はそこに避難させてもらうより他に思いつけない。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
 道路から逸れる勾配の急な坂道。水が勢いよく流れ落ちてくるものの幸いにしてコンクリの階段状になっていて滑らずに住むその坂を、自転車を押して一気に駆け上がる。
「すみません、お願いします、家の中にいれてくださいぃぃぃ!」
 なんてゆーかもう、雨粒が痛い。軒下に停めてあった自転車に並べて停めると、あたしはチャイムもない玄関扉をバシバシ叩く。
 けれど返事はない。縁側から中を覗くけど、暗い。
 ―――キャー! イヤー! この状況で人がいないとか勘弁してぇぇぇ! 台風より酷いぐらいに雨降ってきたし雷鳴ってるし、軒下で雨宿りで済ませられるレベルじゃなぁぁぁい!!!
 なんていうか、雨粒が痛い。
 こうなったら最終手段。気が引けるけれど、手段にかまっていられる余裕はない!
「しっっっつれいします!!!」
 ………田舎の家では、結構玄関の鍵が開けっ放しだ。無用心極まりない。島民全員顔見知りのような場所なのだろうけど、戸締りはきっちりしよう。
 でも背に腹は代えられない。玄関ダメなら縁側の窓だ!……と決意して開けた玄関の引き戸は、がたつきながらも何とか開く。その隙間にすばやく滑り込んで引き戸を閉め、雨音が少しばかり遠ざかると、ようやくあたしは安堵のため息を突き、
「あの……大丈夫か?」
 そこでやっと、目の前にK校生ぐらいの男の子がいることに気がついた。
「………へ?」
 玄関に出ようとして、いきなり入ってきたあたしと鉢合わせになったのだろう。
 顔立ちは結構かわいらしい。もし都会に出ればアイドルにでもなれるんじゃないだろうかというレベルだ。
 でも体つきのほうは、細く見えるけれどしっかり筋肉が乗っている。この島にいるのなら、スポーツではなく農作業や漁の手伝いで鍛えられたのだろう。
 ………ていうか、どうしてパンツ一枚しか身に着けていらっしゃらないのですか???
 男の子の日に焼けた肌は水滴が滴るほどに濡れていた。
 もしかしたら、あたしより一足先に家に帰り着き、濡れた服をちょうど脱いでいたところなのかもしれない。―――きっとそうだ。じゃないと、パンツの、股間が、あんなに見る見る大きく膨らんで突っ張ってテント張って……あ、ポロリした。


「って―――きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!」


 ノーブラの巨乳に雨を吸って張り付いたTシャツ。
 もちろん、うっすらとだけど肌も透けて見えてしまっている。
 そんなあたしのオッパイを前にして、男の子にはどうしようもない生理現象だっていうのは分かってるけど……飛び出したおチ○チンの思わぬ巨根ぶりに、あたしはたまらず“うれしい”悲鳴を上げてしまっていた―――


 −*−


『―――うちのボンクラ、あそこの空き家におるん? たくやちゃんと? あそこやろ、道沿いの高ぁなったとこの』
「ええ、そうです。急に雨に降られちゃって、雨宿りさせてもらおうと思ったら、そこでタケルくんと鉢合わせちゃって」
『あらあらまあまあ、タケルったら上手いことやるわね。……たくやちゃん、ええんよ、その子のこと食べちゃって!』
「食べるって……」
『意味わからん? やってええってこと! あんた島にきてから身体持て余してるやろし。あいつチ○ポだけはでかいけど、こっちもこっちで持て余してるしねぇ……』
「あのぉ……あたし男なんですけど……」
『いまさら何言っとんの。十発二十発やったって何も減りゃせんのに、かまととぶらんとハメまくりなって。あ、そうそう、うちの息子には「よくやった。頑張ってこい!」って伝えてくれる?』
「あ……あたしの口からはなんとも……」
『でもね、あのどスケベ親父にセクハラされるより、絶対うちのこの方がいいって。若いから無駄打ちする体力だけはあんのよ。部屋の中がいっつもイカくそうてたまんらんし。でもアレ、彼女の一人もよう作れん甲斐性なしじゃけんねぇ、できれば年上の相手にリードされるほうが上手くいくと思うんよねぇ』
「分かってますよね、あたしが男だってこと! 何度も言ってますけど!」
『あっはっは、今のあんたの姿見たら、昔見たチ○チンなんてこれっぽ〜っちも思い出せんさ♪ 覚えとろ、私はあんたのオムツも変えたことあるんよ?』
「そこまで昔のことは覚えてませんっ!」
「可愛かったのだけは覚えてるから男か女かわかんなくなっちゃったとよ。チ○チンついとったかな〜……でもまあ、島から帰るまでには一度うちにも寄りんさい。なんなら、うちに嫁入りしてもかまへんかr―――」
 さすがに電話しているのも我慢の限界だった。あたしは思わず携帯電話を切ると畳の上へ放り投げ、タケル君の腰の上で汗にまみれた裸体を大きく弾ませた。
「んあァ……♪」
「くう……ッ!」
 空き家の隅々にまで、あたしの甘い喘ぎとタケルくんの呻きが響く。
 あたしが腰を浮かせ、ゆっくりと降ろすと、繋がりあっている場所からヌチャヌチャと卑猥な響きが鳴り、濃密なまぐわいの臭いが荒れ果てた室内のカビ臭さや雨の臭いを押し返して広がっていく。
 ―――スゴい……おじさんのおチ○チンよりおっきいの……か、可愛い顔してるのに……スゴく、凶悪すぎるゥ……♪
 電話が終わると、あたしの下にいる男の子――タケルくんは何かがはじけたかのように荒々しく腰を突き上げだす。
「んああああッ♪ スゴい、二回連続で出したのに、もう、こんなにぃ! で、電話中に、子宮突き上げてくるんだもん、バレないか、怖かったんだからぁ……!」
「だって、たくやさんのおマ○コ、き…気持ちよすぎるから! 俺、もう、とまんないッス、もっと、SEX、たくやさんとSEXしたいッス!!!」
 ―――んんんぅ! こんなに可愛い子が、こんなにおっきなおチ○チン持ってるのに、童貞なんてもったいなさ過ぎるぅ! イくっ、イくっ、 “不倫”SEXで、さっきからおマ○コがとまんないよぉぉぉ!!!
 何年も人が住んでおらず、蒸せた臭いの充満する空き家の中……残されたままだったのか誰かが持ち込んだのか、黄ばんで硬くなった煎餅布団の上で、タケル君はあたしのお尻に指を食い込ませ、肉棒であたしのおマ○コを蹂躙する。
 とても、子供の頃にオムツを替えてあげたことがあるなんて思えない……汗のにじんだ乳房が弾むほどに子宮へ力強く叩きつけられる肉棒は、雄々しいほどに自分が牡であることを主張している。
「あああんんんゥ! だめェ、だめえっ! あたし、イく、もうイくの、イくのおおおッ!!!」
「あ、熱いよ、気持ちいいよ、チ○ポ、溶けちゃう! 破裂するゥ! たくや、姉ちゃん! 姉ちゃんゥうううううううッ!!!」
 年下であることなんて関係ない。あたしのヴァギナは抉られ、かき回され、貫かれ、彼の逞しすぎるおチ○チンに膣出しすることまで許していた。童貞で、興奮任せに滅茶苦茶に振りたくっていた腰はお互いに快感をよりたくさん貪るために自然とタイミングを合わせて動き、白濁液にまみれた蜜壷の奥では、射精するのは今か今かと太いペ○スがパンパンに膨れ上がっていた。
「セックス! セックスッ! 気持ちよすぎて、たくや姉ちゃんがエロすぎてぇぇぇ!!!」
「イく、イく、いっしょに、一緒にイって、イってェえええええええええええええええええええッ!!!」
 ここならどれだけ喘いでも、全て雨音で消し去ってくれる。
 一際力強く腰を叩きつけられ、根元まで捻じ込まれた巨根から煮えたぎった熱い精液が胎内へぶちまけられると、あたしの身体は内側から激しく戦慄きながら、タケルくんのお腹の上へとブシャッと絶頂汁を迸らせてしまっていた。
「イくぅうううぅぅうううううぅぅぅッ!!!」
 痙攣する子宮の入り口に肉棒の先端がグプッと嵌まり込み、射精する力強い脈動がそのままあたしの頭の天辺にまで突き上がってくる。
 乳房が天井を向くほど大きく背中をそらせてしまうけれど、太股をしっかりと掴まれていて強烈な快感から逃れられない。汗のにじんだ乳房を小刻みに打ち震わせ、根元までくわえ込んだ肉棒を根元から締めつけ、
「あ…あぁぁ……」
 吐息するように声がこぼれると、戦慄き続けていたあたしの身体から急速に力が抜けていく。
 そのまま後ろへ仰向きに倒れこむと、精液を一滴残らず吐き出したタケルくんのおチ○チンが卑猥な音を響かせて膣口から抜け落ちる。
 ―――さすがに童貞の子と三回連続なんて……
 蒸し暑い室内で激しいSEXをしたせいで、もうノドがカラカラだ。ボロボロの畳の上へ手足を投げ出し、たわわな膨らみを上下させて喘いでいると……いつしかあたしの手は自分の乳房をゆっくりとこね回し、引く引くと蠢動を繰り返しているおマ○コに指先を滑らせていた。
「んんぅ……こんなに、いっぱい……あたしのおマ○コから…タケルくんの精液が溢れ出してくるぅ……んうッ♪」
 グチュ…グチャ…と音を鳴らして膣内をかき回していた指先で淫核を摘むと、ビクンッと腰が跳ね上がる。
 まるで淫らな変態のように、性交直後に物足りないとでも言わんばかりにオナニーにふけっていると、身体を起こしたタケルくんが緊張した面持ちでジッとあたしのことを見下ろしていた。
「ハァ…ハァ…ねえ、SEXしたい? もっと、もっとあたしのおマ○コにおチ○チン挿れたい?」
「い、いいの!?」
「だって、ここにはあたしたちしかいないんだもん、雨が、やむまで、何回だって……んっ、あァ、ああああああああッ!!!」
 太くて硬いモノが、一気に来た。年下とは思えないほどの巨根で子宮を突き上げられ、身体が上へ上へとずり上がっていくほどの力強いピストンに何度もあたしはイき喘ぎ、もっと深く、もっと強くと促すようにおマ○コを締め付ける。
「あっ、ああっ! いい、いいのォ! もっと突いて、あたしのおマ○コ、もっと、かき混ぜてぇぇぇ!!!」
 単調な動きだけど荒々しすぎる腰の動きに、あたしの身体の痙攣が治まらない。大きく広がったカリ首に何度も膣壁をめくり揚げられ、何度も射精したとは思えないほどに太い肉棒を奥へ奥へと捻じ込まれるたび、あたしは涙を浮かべ、小刻みに震える甘い声を漏らしていた。
 ―――なんで、こんなにSEXがしたいのよォ! あたしは、男なのに、男に抱かれたいなんて、そんなの……!
 でも、ここには誰もいない。
 誰も気にしなくていい。
 自分にも、“嘘”をつかなくてもいい。
「――――――……ッ!?」
 男の子に、キスされた。
 その一瞬、頭の中が真っ白になって……気づいたときには、あたしは彼の首に両腕を絡めて強く抱き寄せ、むさぼるようにしたと唇を絡め合わせてしまっていた。
 ―――もう、男に戻るのなんてどうだっていいッ! ヘンタイだっていい! もっとあたしのおマ○コ、かき回して、グチュグチュにして、滅茶苦茶になるまで犯しぬいてぇぇぇ!!!
 まるでスイッチがONになったみたいに、あたしの意識はオンナの快感に飲み込まれていた。
 汗でぬめる身体を擦り合わせるような密着SEXに、もう歓喜の喘ぎが抑えきれない。あんなに出したのに今にもイってしまいそうなほどに歯を食いしばって懸命に腰を叩きつけてくる年下の男の子に、溜め込んだ思春期の性欲をおマ○コの奥へ押し付けられて、もう我慢なんてしていられない。熱く蕩けた膣粘膜を打ち震わせると、羞恥と快感に悶え死にしちゃいそうだ。
「ま、また、出そう! 姉ちゃんのエロマ○コ、最高だよ、気持ちよすぎて、何にも考えられねえェ……!!!」
「イ、クゥ、イクゥ! アああ、んあァあああああああああああああああああッ!!!」
「出す、出すよ、ぶちまける! もう、とまんねぇ、姉ちゃん、たくや姉ちゃ……んんんんんッ!!!」
 今にもはちきれんばかりに膨張した肉棒が子宮に押し当てられ、あたしは息をことも忘れ、ボロボロの布団の上で大きく仰け反り喘ぐ。そして感極まった瞬間を狙いすましたかのように、夥しい量の精液が注ぎ込まれてきた。
「んぁああああああっ! らめ、こわれ、子宮が壊れちゃうぅぅぅ〜〜〜! ああっ、あああっ! き、気持ち、よすぎて、らめぇぇぇ〜〜〜―――!!!」
 もう何度も射精したはずなのに、子宮口を半ば抉り抜くような強烈なピストンに汗だくの裸体が跳ね、頭の中が精液の熱さと恍惚と絶頂と羞恥と……もう訳が分からないままに真っ白に染め上げられていく。
「あ…ぁ………せーえき……あたしのなか……いっ…ぱいぃ………もぅ……とけちゃうぅ………♪」
 胃を押し上げてくるほどの巨根と大量膣内射精の圧迫感を感じながら、あたしの意識は年下の男の子になす術もなくイかされた快楽にえもいわれぬ恍惚感を覚えてしまう。
 ―――SEXって……こんなに気持ちよかったんだ………
 本日四度目になる膣内射精を子宮の一番奥深い場所に撒き散らし、力が抜け落ちて覆いかぶさってくる男の子をやさしくゆっくりと抱きしめる。
「たくや……姉ちゃん……」
「んっ………」
 あたしが“はじめて”を教えてあげたんだ……恍惚とした表情を浮かべてキスをねだってくる男の子に胸の高鳴りを抑えられない。そんな乳房に、またも手が伸びてきて指先を食い込まされると、あたしの膣内でヒクヒクと脈打つ肉棒を絞り上げてしまうかのように腰を何度もくねらせ、唾液まみれの舌をネットリと絡め合わせてしまう。
「あ……あのっ! オレと、結婚してください! 絶対、絶対絶対幸せにして見せるから! あの、夏休みで帰んないで、オレと……!」
 それは、突然のプロポーズだった。
 膣内に注ぎ込まれた大量の精液は、あたしのおマ○コの許容量を超えて溢れかえっていて、結合部からあふれ出している。
 身体を動かすたびに粘りつく音を股間から響かせながらも、それでもあたしの目を覗き込むように真剣な顔を寄せてくる。
 でも、
「ふふふ……ありがと♪」
 そう言ってまたキスをすると、あたしは身体を入れ替え、タケルくんの腰の上にまたがって、グチャグチャ音を響かせて腰をくねらせる。



 まだ、雨はやみそうにない。
 さっきから携帯電話が鳴っているけれど、タケルくんのお母さんからだろうか。
 出なければ心配させるだろうけれど、
 ………もう少しだけ、このままで。
 やがて喘ぎが荒々しくなり、雨音が室内に響き渡る。
 暑さと湿気と快感とで、もう何も考えられない。ただひたすらに腰を振り、胎内をかき回され、ぬるぬると肌を触れ合わせながら快感をどこまでも貪りあう。
「あっ! あああっ! ふぁあぁぁぁぁぁん! イく、あっあっああああああっ! おかしくなるぅぅぅうううっ! またイっちゃうゥ! 噴いちゃうゥ! おチ○ポスゴい! また、また妊娠させられひゃうううううううっ!!!」
 あたしが、無尽蔵の性欲を持つショタ巨根に屈服させられるのに、それほど時間はかからなかった。
 おマ○コの奥を抉られるたびに絶頂汁が飛び散り、背筋が震え、爪先までビクビク震わせながら絶頂へと突き上げられる。
 盛りの付いたメス犬のように快楽をむさぼり、疲れ果てれば家の外で豪雨というシャワーで汗とザーメンを洗い流す。
 そんなあたしを前にして、年下の恋人は何度も雄々しくペ○スを反り返らせると、雨などお構いなしにあたしの股間へ捻じ込み、あたしを自分だけのものにしようと奥まで一気に突き上げてくる。
「ほ、ほら、これで最後だから、こっちきて……!」
「は、はい……んはぁぁぁん! んあっ、あはァ! も、もう、日が暮れちゃうのに、んァあああああああああああああッ!!!」
 ガタガタとゆれる縁側のガラス戸に乳房を押し当て、後ろから肉棒でおマ○コをかき回される。
 相手は子供なのに……本気であたしを自分のオンナにしようとするSEXは先ほどまでの非じゃないぐらいに荒々しく、そして力強くあたしのおマ○コをかき回す。


 どうしよう……このままじゃあたし、雨がやむまでに堕とされるかも……


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