第二話・選択肢1
選択→私は森を目指した…
広いお庭の景観を一層際立たせている西の森…
館から離れた場所にあるから人が訪れることは滅多に無い…
それどころか…下手に足を踏み入れると行方不明にもなりかねない……暗く…そして…深い森………
人の来ない………人目に付かない場所………
(あそこまで我慢すれば…)
ふらつきながらも私は森の中へ入っていった………
「ヴォルカノ様……ヴォルカノさま〜……」
私より先に森に進入したヴォルカノ様の名前を呼んでみる…
しかし…先ほどまで吠えていた駄犬からの返事は無かった……
けど……それほどの落胆は感じない………
だって……本音を言えば………私は人目を避けるためにここまで来たんだもの………
(ここなら…少しサボっても…誰にもバレないよね…)
私は手頃な木に寄りかかり、スカートを捲り上げた。
レースであしらわれた白い下着が真っ赤に染まってる………
しかし、溢れ出る愛液で薄められたのか、股間の辺りは淡いピンク色に変色してる………
「これはもう…履いていても……意味無いわね………」
用済みのパンティを脱ぎ、背中を木に預けると、両手を降ろしてグショグショに濡れた割れ目を自分で
慰め始めた…
「ん……くふぅ……はぁうぅん…」
敏感で繊細なタッチは右手…大胆で力強いタッチは左手………
過去の経験と…ジャスミン先生に教わったテクニック…時間を掛け、満足できる絶頂を目指すオナニー…
既に充分な潤いを見せていたヴァギナは、触れるだけで直ぐにでもイケそうだった………
しかし…それを焦らして…快感を高める…より大きなオルガズムを迎えるために。
陰唇を責めていた左手の指を束ね…膣内に進入させる………
それと同時に右手で責めていたクリトリスを優しく摘む………
「はぁ……あぅん……いい……すごく……気持ち……良いぃ………」
だけど…第一波が来る目前でひんやりとした感覚がお尻を襲った…
「あ…」
快感の渦に捕らわれ、膝から崩れ落ちたためにお尻が地面に触れていた………
一旦オナニーを中断させて制服を脱ぎ、下に敷いてから今度は両胸を重点的に責めてみる………
ずっしりと重みを掌に感じさせるほどに発育した私のオッパイ………
発汗した果実は成熟さが増し………弾力はもちろん、しっとり感も指に伝える………
そして…頂点で咲く蕾は硬く尖り、指で転がすたびに心地よいワルツを脳髄に伝えた………
指での愛撫に慣れてくると今度は双乳を抱え…口元へ押し上げる…
「ん…クチュ……チュパ……はぁ……ん……」
乳首を舌で転がし……思いっ切り吸い……そして……噛む………
人に散々弄られた巨乳も自分で愛撫すると違った喜びが生まれる………
好きなように吸い………欲しいときに舐める………
自分の身体だもの…遠慮はいらない………
「ワン!ワン!」
胸とアソコを同時に愛そうとしたところで、またあの駄犬………
私がオナニーに耽ってる間に来たのか、目の前にヴォルカノ様が座っていた。
何を考えてるのか分からない目………だらしなく垂れだがる舌………閉まりのない口………
いつものヴォルカノ様となんらか変わりはない………1カ所を除いて………
「す…スゴイ…」
私の目に飛び込んだのはヴォルカノ様の股間から突き出た大きなペニスだった……
初めて見る勃起した犬のペニス……今まで見てきた男性のモノより太く…そして…長い………
どれだけ頑張ってもオナニーでは得られない快感を与えてくれるモノがそこにある………
(もっと近くで……間近で見たい………)
四つん這いで恐る恐る近付いてみる……
ヴォルカノ様は相変わらず『お座り』の状態で動かず………
その表情はまるで………
「早くこっちに来て舐めろ…」
と、命令してるようにも見える………
「ご奉仕させていただきます…ヴォルカノ様………」
反射的に出た自分の言葉を不思議とは思わなかった……
むしろ、そうするのが当たり前のように感じていたし………
自分でも欲しがっていることがよく分かっていたから………
私は頭を下げ、獣臭の濃い、巨大な肉棒に…口を寄せた。
唾を垂らし…先端を舌でくるりと舐め回し…鈴口にキスする…
そして、そこから一気に口をすぼめ…太いチ○ポを飲み込んでいく………
(ん…ふう……すご…く…熱くて……おいしい………)
口から伝わる獣の風味………
普段なら気になる獣の臭いも今は気持ちを高ぶらせるアロマでしかない………
そして…その味はどんな贅沢な料理にも勝る気がした………
熱く…硬いチ○ポをもっと味わおうと、私は口奉仕に熱を込めた………
しかし…あまりの長さに根本までくわえ込むことが出来ない………
ならばと、今度は横から奉仕しようと口を離そうとしたら……
ヴォルカノ様が私の肩に前足を載せ…顎が外れそうなほどに膨らんだペニスを動かしてきた……
「ん…ん…ぐ……ふぅん………」
イラマチオ………ジャスミン先生からそう呼ばれてると教わった………
ヴォルカノ様にそんな知識は無いだろうけど………
私の口をおマ○コに見立てて責めていることには違いない………
(む…ん…くう……ルーミットの口マ○コはいかがですか…)
淫語を使って相手の感想を確かめようとしても………
激しいピストン運動がそれを許さない………
しかし…淫語を思い浮かべるだけでも自分の中で甘美な媚薬になる………
そして私は口の中で暴れる巨砲を根本までくわえ込もうと、口と喉を一直線にする………
ズリュウ……
異物が喉を通る…通常では吐き気を感じる行為も調教された身体で快感を得るようになった……
口をすぼめ…肉棒を吸い…舌を動かし…喉奥で絞める………
まるで……口が本当におマ○コになったみたいで……
喉奥を突かれる度に子宮の奥が疼いてくる………
(欲しい…)
根本までくわえ込んだチ○ポを味わうほどに思う………
これで子宮を突かれたら…どれだけの快感を得られるのか……想像もできない………
(おマ○コにも…欲しいよぉ………)
犬のペニスとは言え、私の疼きを鎮めてくれるモノを求めるのは当然のこと………
そこへ…ヴォルカノ様が動きを突然止め……私から離れた。
(まだ一度も射精もしてないのに………気持ち良くなかったのかな………)
最初、そう考えた…が………
私の背後に回るヴォルカノ様を見て、それが間違いだと直ぐに気付いた。
私はヴォルカノ様に応えるべく………
脚を開き……腰を突き上げ……両手でお尻を掴み……可能な限り左右に割る………
生まれたままの姿で犬にお尻を差し出してることを自覚するだけでもゾクゾクしてくるのに……
私は…ヴォルカノ様におねだりした………
「ルーミットのはしたないおマ○コをどうか…ご賞味下さい……」
私の言葉を理解したのかは分からない………
しかし、ヴォルカノ様はグショグショに濡れた私のおマ○コの臭いを嗅ぎ……
その長い舌で溢れてくる蜜を舐めていく………
中断された朝の続き……あの時は理性を保つことが出来た………
しかし…『発情期』を迎えた今の私には理性の欠片もない……
上下左右と変幻自在の動きを見せる犬の舌に…私は…素直に反応した………
「ああぅん……そこぉ……いひぃ……おマ○コがいいのぉ……」
お尻を掴む手に力が入る…
そして…私は地面に顔を擦りつけ…ヴォルカノ様が舐め易いようにお尻を差し出す。
ピチャ…ピチャ…クチュ…ピチャ……
クリトリス…大陰唇…小陰唇…膣内…果てはアナルまで……
私の全てを熱心に舐めていくその行為にヴォルカノ様の愛情が感じられる気がする……
「すご…い……いっ…く……あん…いっ…イっちゃう……」
波が…それも凄く大きな快感の波が直ぐそこまで来ている……
なのに…ヴォルカノ様は朝の再現とばかりに、またもや私から離れた………
(あう…なんで…………まさか………)
一瞬、嫌な予感が頭をよぎる……
しかし…ヴォルカノ様が直ぐに私の腰に乗ったので心底ホッとした………
散々焦らされてきたヴァギナはヒクつき……太く、硬い肉棒をよこせと愛液のシュプレヒコールを発してる…
私も心の限界に来ている………
これ以上は……もう……待てない………
だけど…待てないのはどうやらヴォルカノ様も同じだったみたいで……
まだ充分な挿入を果たしてないのに腰を振り始めてしまった………
「ひぃや…はぁうん…」
挿入を果たせなかった哀れなペニスは私の割れ目をなぞるように擦り…不覚にも…その一振りで私は軽く
達してしまった。
だけど…私が欲しかったのはこんな結末なんかじゃない……欲しいのは熱い…チ○ポ………
そして…天にも昇るような絶頂感………
尚もぎこちなく挿入を果たそうとするヴォルカノ様の肉棒を掴むと私は……
肉体の隙間を埋め尽くすチ○ポを貪欲に求めるおマ○コにあてがった………
ズリュウ…
「ああぅん……き…きてるぅ……あ…私の中に…い…犬の…ヴォルカノ様の……チ○ポが…ぁあ……」
十二分に潤ったヴァギナでも挿入に手間取ってしまうほどの存在感………
それが少しずつ入ってくる度に大きな満足感と陶酔感を生み出してる………
その快感を少しでも長く味わいたい自分と、一刻でも早く奥に入れられたい自分がいる………
さっきの暴れ様が嘘みたいにされるがままでいるヴォルカノ様とは対照的に………
私は大きなジレンマに悩みながらも自分からお尻を押しつけ………
根本まで飲み込んだ………
「はぁ……ぁん……す…ごい……いっぱいに…なってる………」
隙間もないぐらい私のおマ○コに収まったヴォルカノ様のペニス………
長さ……太さ……堅さ……全てが充分すぎるほどに満足感を与えてくれる………
(旦那様と同じ………ううん………旦那様よりも……奥まで…届いて………いひぃ……)
ごりごりと刺激され…動いてないのに突き破られそうな子宮口は悲鳴を上げている………
ペニスから放たれる精液を求めて肉壁が淫らに蠢き………
ヴォルカノ様のチ○ポに浮き出る血管まで分かりそうなほど…締め上げていく………
(あぅん………なんか………幸せ……………)
だけど結合を果たした余韻に浸る間もなくヴォルカノ様が腰を動かし始めた………
「ひぃやぁ……ああぅん…激し……深ひぃ…お…奥……子宮が…壊れ…ちゃうぅううう………」
口奉仕で味わったあの激しいピストン……
膣内の粘膜を擦り上げるペニスはヴァギナの入り口までに引き抜かれ………
子宮の形状が変わりそうな位、奥に押し込まれる………
そして……掻き出される愛液を補充しようと更に濡れていく私のおマ○コ………
チ○ポが出し入れされてることを如実に物語る……そんな卑猥な音が耳に届く………
「ずぼずぼって…ずぼずぼってぇええ……ヴォルカノ様のチ○ポぉ…気持ち良いひぃのぉおおおおお………」
絶頂の一歩手前で中断され続けた私は……激しい挿入に応えるように自分でも腰を使い………
もう我慢できないとばかりに乱れていく………
「ぃやあ……イっちゃう……ルーミットのおマ○コ…イっちゃいます……いぐぅ…いっくうぅううう………」
私がイクのと同時にヴォルカノ様は渾身の一突きを繰り出した………
しかし………子宮が求める熱いマグマは放たれず………
私は絶頂の余韻に浸りながらもどこか心の中で釈然としなかった………
すると………
「え……あぅ……何?……膨らんで……いやぁ……大きくなってるぅ………」
ヴォルカノ様のペニスが根本で瘤のように膨らみ…限界と思われていたヴァギナを更に拡げていく………
裂けてしまう……そんな恐怖に耐えきれず、私は離れようとしたが………
腰をがっちりと前足で固められ逃げ出せない………
すると…私のGスポットを瘤が刺激するほどに膨張し…怯えきった心に再び火を付けた………
内側から押し上げられ、包皮からすっかり飛び出したクリトリスも痛いぐらいに勃起している……
恐怖の元となった瘤に快感を与えられ…緊張していた身体が解放されていく………
そこへ…子宮が待ち望んでいたモノが注がれた………
「ひぁ…あ…あぅん……で……射精て……いっぱひぃいいい……でてるぅうぅうう………」
一瞬で子宮が満たされる………そんな量だった………
子宮口に熱い迸りを受け、ヴァギナが反射的にペニスを締め付けようとするが…
拡がりきった状態では無理………
逆に………
「だ……だめぇ…うごいちゃ……裂け……ぁうん………あうううぅう……こ…こすれるぅうう…………」
ヴォルカノ様がくるりと反転し、お尻を突き合わせる格好にされた………
その影響で私の膣内に収まっていたペニスが回転し…瘤が急所を擦り上げた………
「ひゃぁああああうんんん………」
それだけで軽くイッた………
だけど………本番はこれからだった…………
「な?……あぁぁあああううぅぅう……や……止まら………ひぃやぁぁぁあああ………」
堰を切ったように始まった本格的な射精………
「いくぅぅぅうううぅ〜〜〜……だ…めぇ……もうイきたくないのにぃいいいいっちゃうううううぅ〜〜〜」
中断されることなく……永遠とも思えるような長さで精液を注ぎ込まれ………
絶頂を続けざまに何回も味わった私は何度も目の前が真っ白になるのを感じた………
だけど、胎内が熱いザーメンを受ける度に私は意識を取り戻され…失神することも許されなかった………
「もう……許して……はぁああううぅう……こ…壊れ…ちゃうぅぅ…………」
私はそんな快楽地獄の中で、ヴォルカノ様のチ○ポミルクを受け止める、ただの肉人形となっていた………
ペニスの瘤が蓋となり…ヴァギナから一滴も溢れることなく、注がれた精液を溜めていく………
しかも…私も潮を何回も吹いてるはずだから………
妊婦のように膨らんだお腹が全てを物語っている感じ………
そして………突然、訪れた終演…………
瘤が小さくなり…私のおマ○コに溜まった精液と愛液がヴォルカノ様のペニスを吐き出すと、圧力で噴出した。
「やはああぅうん…あ…たしぃ………女なのにぃ………射精してるぅううううぅ………女なのにぃぃい……」
それは間違いなく男だったときに感じた射精感だった………
しかし…ヴォルカノ様が注がれた量は自分が経験した射精とは当然、比較にならない………
そして…その量に比例して、快感もまた比べられないほど凄いものだった………
「はああううぅぅぅうう……イ…くぅううううぅぅぅ………………」
この日一番の絶頂に………私は大きな満足感の中で失神した………
以上で報告を終わります。
「………」
「あのう……何か問題でも……」
「……これは…なんですか?」
「だから…その…昨日の報告を………」
「私が求めたのは始末書であって、三文官能小説じゃないのよ!直ちに書き直しなさい!!!」
「す…すみませんでした!すぐやりますぅ!!!」
はうう…やっぱりダメかぁ…でも生理中の頭だと、こんな文書しか書けそうにないし………
始末書を書いたら………今日もヴォルカノ様のお部屋のお掃除…………
あん……思い出すだけで濡れてきちゃう………
完
ルーミット奮闘記・始末書エンド
いやぁ…まさか一度の投稿で収まらないほどに膨れるとは思いませんでした(苦笑)
それにしても…やけに時間掛かった気が…まぁ…ゲームに割く時間を少しでも執筆に回せばもっと早くUPできただろうけど……
とにかくコレで選択肢1は終わりです。んで次の選択肢2で「ルーミット奮闘記」も終わります。
まぁ…しかし…なんだなぁ…絵よりも文章の方がやっぱり辛いなぁ…私的に獣○モノって人間では味わえない快感をいかに伝えるかがポイントだと思ってるけど…自分の文章の未熟さ、表現の乏しさを再確認してしまった感じ……あう…選択肢2を書くのが辛いなぁ……
追伸
作家さんアンケートに投票していただいた方、ありがとうございます。なかなか上達しませんが………これからも温かい目で見守って下さい………どうやら一ヶ月に一回の投稿が限界みたいです(苦笑)