第4話 怯える牝犬
「んぁぁ!! ひぁ・・・・・・くぅぅ!!」
対面座位で、俺のモノに奉仕するめぐみ。腰を激しく振って悶えている。
「くぁ・・・・・・ご主人様・・・・・・めぐみの・・・・・・中は・・・・・・いかがでしょうか? ご堪能
頂けてますか・・・・・・ひぁぁ・・・・・・」
そう言いながら、緩急をつけて俺のモノを締め付けるめぐみ。その巧みさは、これ
までの調教の成果と言っても良いだろう。
「ふん、まぁまぁだな」
しかし、それでも誉めるような事はしない。良いから誉めるだけでは、牝奴隷は育
たないからだ。
「俺が腰を動かしてやってる時と同じぐらい堪能させてもらいたいものだな」
因みに、俺は一切腰を動かしていない。あくまでめぐみ1人にやらせている。そう
する事によってどうすれば俺を満足させる事ができるかを、考えらせ、さらなる技術
向上へと結びつけるのだ。
「んぅぅ・・・・・・申し訳・・・・・・ございません・・・・・・んぁぁ!!」
俺のその言葉に、さらに激しく腰をくねらせるめぐみ。
「くくく、良いぞ、その調子だ」
ここで、一度誉めてやる。怒ってばかりだと育たないからだ。まぁ、ようするに飴
と鞭なんだが・・・・・・
「はひぃ!! 頑張り・・・・・・ますぅ・・・・・・くぅぅ!!」
俺にしがみつきながら、返事をするめぐみ。そんな彼女のテクニックをじっくり堪
能する。それから数分後、俺は頑張ったご褒美としてめぐみの中へと放ってやった
・・・・・・
「それで・・・・・・頼んでおいた物は全て揃ったのか?」
俺のモノへの後始末をしているめぐみに、そう問い掛ける。
「ん・・・・・・はい、全て揃いました」
俺のモノから唇を離し、俺の方を向いてそう答えるめぐみ。その表情は、快感の余
韻か、それとも俺への奉仕が出来た事の喜びかは解らないが、恍惚の艶に染まってい
る。
「そうか。なら、後は当日が来るのを待つだけだな・・・・・・」
ついに、この時がきた。この数年間ずっと頭の中に描き続けていた野望を実現する
時が。
「・・・・・・あの、ご主人様」
そんな事を考えている俺を、先程までの恍惚とした表情と違い、不安そうな瞳でめ
ぐみが尋ねてきた。
「ん? どうした?」
「あの・・・・・・」
そう、呟いた後、下を向いて黙り込んでしまうめぐみ。一体何だ?
「どうした? 早く言え」
せっかく良い気分に浸っていたのに、何だというんだ?」
「はい・・・・・・」
しかし、さらに暗い声でそう返事をするめぐみ。一体何だというんだ?
「・・・・・・早く答えろ!! 捨てられたいのか!?」
しどろもどろになって一向に話そうとしないめぐみに煮詰まった俺は、少しキツイ
口調で問い詰める。
「そ、それだけは!?」
俺の、捨てるという言葉に、怯えながら顔をあげるめぐみ。
「嫌なら早く言え」
「はい・・・・・・」
そう、返事をするめぐみ。一度下を向いた後、懇願するかのような目で、俺を見上
げてきた。
「あの・・・・・・どうしても、はるかお嬢様をご調教なさるのですか?」
「・・・・・・何を今更」
一体、何を言い出すのかと思えば・・・・・・
「深刻な顔をして、何を言うかと思えばそんな事か・・・・・・」
「私一人ではダメですか? 私・・・・・・これからも精一杯尽くします。ですから、今一
度考え直してください」
「・・・・・・」
一体どういうつもりだ? まさか、今更怖気づいたのか?
「何故今更そんな事を言う?」
「・・・・・・それは」
「何故だ?」
「はるかお嬢様を選んで、捨てられるのではないかと・・・・・・」
「・・・・・・なんだ、そんな事か」
「・・・・・・申し訳ございません」
「安心しろ、お前はこの俺がじっくり仕込んだ牝犬だろう?」
「え? あ、はい・・・・・・」
「そのお前を捨てると思うか?」
「・・・・・・」
「まぁ、確かにはるかは良い女だ。だがな、お前自身もかなり良い女だという事を自
覚する事だな」
「そ、それでは・・・・・・」
「あぁ、捨てるわけが無いだろう? そんな勿体無い事をしたら俺が損をするだけ
だ」
「あぁ・・・・・・良かった・・・・・・」
「解ったらさっさと後始末を終わらせろ」
「は、はい。直ちに・・・・・・」
俺に促され、慌てて俺のモノを自身の履いていた下着で最後の汚れを落としていく
めぐみ。
「さて、そろそろ本格的に準備に取り掛かるか・・・・・・」
そんなめぐみを他所に、俺ははるかを辱める為の作戦を頭の中で練り始めた・・・・・・
続く