第3話「未知の快感」
「ふふふ、さぁ、まずはその可愛らしく膨らんだオッパイから可愛がってあげる♪」
「や、ヤダよぉ・・・」
先生の怪しい笑みに思わず退いてしまう。何だか怖いよぉ・・・
「ふふふ、逃げても無駄よ? ほら、もう後は壁よ」
「ふぇ? あわわわ!?」
言われて後が無い事に気付く。うぅ・・・絶対絶命・・・
「せ、先生。事が知れたらクビどころか警察に捕まりますよ?」
そう言いながらベットのシーツを身体に覆って露出してる部分を隠す。
「あら? そんなの大丈夫よ」
「へ?」
どゆこと?
「だって・・・」
「な、何です?」
「ここで君を調教して言いたくなくなるようにすれば良いだけだもの」
「は?」
「ふふふ、つまりこれから身体中にこの身体にしてもらった悦びを教えてあげるって
ことよ♪
そう言いながらどんどんにじり寄る先生。はっきり言ってピンチ・・・
「・・・ですから結構ですってば!!」
そう叫んでも近付く先生。っていうかもう目と鼻の先まで来ちゃってるよぉ・・・
「ふふふ、まぁそう言わずに・・・」
さらに妖艶な笑みを浮かべながらボクの被っているシーツをゆっくり引き剥がして
いく。
「ヤ、ヤダよぉ・・・」
そんな先生の手を、恐怖の余り払い除ける事も出来ないボク。こういう時気弱な自
分の性格がもっとイヤになる。
「ふふふ、さぁ未知の世界へ連れてってあげる♪」
「やぁ・・・」
完全にシーツを剥かれ、壁に押さえつけられてしまう。
「さぁ、力を抜いて・・・」
恐怖に身体が震え、強張ってしまう。
「怯えちゃって・・・可愛いわ♪ まるでハムスターみたい♪」
つまり小動物の様に怯えてるってことなのかな?
「さぁ、まずは熱いヴェーゼを交わしましょう」
「え? ちょ・・・ンぅ!?」
顔が近付いたかと思えば、いきなり唇が熱くヌメる感触に襲われた。
「ンぅ!? ンゥゥぅぅぅぅ!!」
それがキスだって気付くのに時間はかからなかった。
「んん!! んんんんぅぅぅぅぅぅ!!」
ビデオとかで見た、最初はソフトに唇同士を触れ合わせるだけのキスじゃなく、い
きなり中に舌を入れて思いきり吸うバキュームに、先生を押しのけようと足掻くけ
ど、元々ひ弱だから、ビクともしない。
「ンフゥ!? ンぅ!? ンゥゥぅぅぅぅ!!」
強く吸われるのと同時に、舌で口の中を舐め回れる。その不気味な感覚にますます
暴れてしまう。
「ん〜・・・プァ。こら、もうちょっと大人しくしなさい!!」
「はぁ・・・はぁ・・・そんなこと言われても・・・」
息を整えながらそう呟く。何で怒鳴られないといけないんだろう? 何だか不条理
な気が・・・
「まったく・・・初めてなんだから大人しくしてなさい」
「そんな・・・ボクキスしたいなんて思ってないし・・・」
「黙りなさい!!」
「は、はい・・・」
先生の凄く大きな怒鳴り声に条件反射で返事してしまう自分が疎ましい・・・
「そう、良い子ね・・・それじゃ・・・」
そう言いながらボクのやや膨らんだ胸に手を向けてくる先生。そして次の瞬間・・
・
「ふぁ!?」
思わぬ刺激に驚いてしまう。初めて触られた時以上の不思議な感じがボクを襲って
きた。
「ふふふ、いい反応♪ さぁ、どんどん可愛がってあげる・・・」
そう言って円を描く様にボクの腫れた胸を揉みしだいてくる先生。
「ひぁ・・・ひゃう・・・何? ふぁぁ・・・変だよぉ・・・」
揉まれる毎に腰が痺れるような・・・下半身が熱くなるような・・・そんな不思議
な刺激に襲われる。何て言うか・・・気持ちいいかも・・・
「ふふふ、段々乳房に張りが出てきたわ。感じてきてるわね?」
「ひぁ・・・解んないですぅ・・・ふぁぁん・・・」
気持ちいいかもと思いつつも、やっぱり微妙に違和感を感じる。まぁ、元々男の子
だったんだから仕方ないとは思うけど・・・
「ふふふ、いいのよ今は。徐々にこの快感の虜になれば良いんだから」
「ふぁ・・・虜になんて・・・なりたくないです・・・ひぁぁ!?」
抗おうとするボクを征するように、いきなり両方の乳首を摘んでくる先生。さっき
からされてる乳房への愛撫ですっかり固くしこりきってしまっている乳首から、頭が
真っ白になる様な衝撃が襲ってきた。
「ひぁ・・・ぁぁ・・・」
「ふふふ、ココもかなり敏感みたいね♪ 色々と楽しめそうだわ♪」
その固いしこりの感触を楽しむようにコリコリと転がしてくる先生。
「あわ・・・わわわ・・・ひぁぁ・・・やぁ・・・」
指が動く瞬間の一つ一つからスゴイ刺激がボクを襲ってくる。頭の中が真っ白にな
りっぱなしだよ・・・
「ふふふ、こんなに固くして・・・気持ちいいんでしょう?」
顔を耳元に近付け、耳の穴に目掛けて吐息を吐きつけながらそう囁く先生。
「ひゃぅぅ!? ふぁぁ・・・ぅぁ・・・」
耳に息がかかった瞬間、真っ白な頭の中にさらにゾクゾクとしたモノが走る。
「ふふふ、ココも敏感ね?」
「あひゃぁ!?」
さらに追い打ちをかけるように耳の穴に舌を入れる先生。ヌメっとした感触が、嫌
悪感と共に背筋に悪寒を走らせる。
「ふふふ、可愛い反応ね♪」
「ふぁ・・・ぁぁ・・・先生ぇ・・・」
もう何が何だか解んない。ただ、先生にそう囁かれるだけで背筋に不思議なトキメ
キが走る。
「ふふふ、もっとして欲しい?」
その囁きに、コクンと頷いてしまうボク。あれ? さっきまで嫌がってたはず・・
・
「いい子ね♪ じゃあ、次はもっと気持ちいい所を可愛がってあげる♪」
そう言いながらボクの下腹部へと手をずらしていく先生。
「ん・・・」
胸からお腹へと、指がツーっと撫でてくる。そのくすぐったいような刺激が、何故
か今は心地いい・・・
「ふふふ、可愛い・・・♪」
「は・・・ふぁ・・・先生ぇ・・・」
「ふふふ、さぁ、もっと気持ち良くしてあげる♪」
そう言いながら、ズボンの上からボクの股間部に手を近付け、そして・・・
「な!? 何よコレぇェェぇぇぇぇ!!」
先生の絶叫が保健室に木霊した・・・
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