プログラム251「限界の限界(その25)」
プログラム251 最終覚醒(その25)
「・・・どうやらさやかちゃんは一瞬危なかったみたいだな?」
「その様ですな」
「やはり、まだ早過ぎたのでは?」
「しかし、かすみちゃんは大丈夫の様だか?」
「彼女は何度か吟と交わっていたみたいですからな、それで大丈夫だったのでしょ
う?」
「となるとかえで君も危ないか?」
「そうでしょうな」
「しかし、何もしないわけにはいかないでしょう?」
「そうそう、ここまで入れてあるのですから」
「でしたな」
「では、少し様子をみて、ダメなようでしたらかえで君も?」
「そうですな」
「では、早速始めるとしますか」
「うむ」
・・・圧迫感に苦しみ、意識が澱んでいる私を他所に、仮面のクライアント達は次
の算段を立てていた。
「ぅ・・・ぁ・・・ダメ・・・ひぃ・・・動か・・・ないで・・・」
圧迫感がさらに増してくる。しかし、その腰使いは妙に気遣いを感じる。一体何
故?
「ほれほれ、まだ軽く動いただけだぞ?」
「そうそう、この程度で苦しんでいちゃ、かすみちゃんみたいになれないぞ?」
「さぁ、慣れるまでじっくりいくぞ」
「ぅぁ・・・ぐ・・・ぅぁ・・・ひ・・・ぃぁぁ・・・」
アソコに入れている仮面のクライアントが、ゆっくり腰を動かしだす。本来ならそ
の行為は馴染んだ私の身体に快感を与えるはずだ。しかし、限界まで広がった私のア
ソコには、それは只の苦痛しか与えてこない。
「止め・・・ぅぁ・・・ぐぅ・・・いや・・・くぅ・・・」
今まで何度か両方の穴を同時に犯されたことはある。しかし、それらはバイブや張
形といった擬似的なものである。さらに、大きさも今私の両方の穴を満たしているモ
ノに比べるとはるかに小さい。まさに局部の筋が悲鳴をあげている状態だ。
「ふむ、この状態ではかなりきつそうですな」
「うむ、かえで君にも他の二人のようにローションを使うべきですな」
「下萄君、まだローションは残っているかね?」
「はい、大量にご用意させて頂きましたので・・・」
「そうかそうか。では、こちらにも貰えるかな?」
「はい、かしこまりました」
どうやら、私にもさやかお嬢様やかすみお嬢様に使っていたローションを使うよう
だ。
「さっぁ、かえで君も一旦身体を上げようか」
そう言いながら手際よく私の身体を持ち上げる仮面のクライアント。苦痛に弛緩し
きった身体は、クライアントの思い通りに動いてしまう。
「ほら、この特製ローションを塗れば少しは楽になるぞ?」
「そうそう、かすみちゃんみたいにな」
そう言いながら私の胸の上にローションの入った瓶を近づけてきた。
「さぁ、いくぞ」
トロォ・・・
「ぅぁ・・・ぁ・・・ひぃ・・・」
意外と冷たい粘質のローションがこれまでの責めで熱く火照った身体に降り注ぐ。
その滑った感触に、淡い快感を感じてしまった。
「ほぅら、満遍なく塗ってあげるから、大人しくしてるんだぞ?」
「ひぁ・・・ぁ・・・ぅぁ・・・くぅ・・・」
私のバストを揉むようにローションを広げる仮面のクライアント。固く尖った乳首
が、ローションのヌメリと指で転がされ、甘い快感が私を責めてきた。
「くくく、年相応、いや、それ以上に柔らかく熟れている。やはり揉み心地が良い」
「私にも揉ませて頂けますかな?」
「どうぞどうぞ、後からじっくりと揉んでやって下さい」
私の意志を他所に、そう言って私の後ろの穴に入れている仮面のクライアントにそ
う返事をするもう1人のクライアント。
「くくく、どれどれ?」
ニュル・・・ムニュルムニュル・・・
「ひぁ・・・あはぁ・・・んぅぅ・・・くぅ・・・」
しかし、そんな一時の反抗的思考も、胸から広がる快感の前ではまったく意味を成
さなかった。
「くくく、このローションと一緒にすると、えもいわれぬ心地良さを感じますなぁ」
そんないやらしい感想を述べる仮面のクライアント。
「まぁ、いつまでも胸ばかり責めてると本題に入れませんからな。そろそろかえで君
のいやらしい場所にもローションを垂らしましょうか」
「くくく、そうですな」
「さぁ、かえで君、いくぞ?」
トロォ・・・
「ぅ・・・ぁ・・・ひぁ・・・」
甘い喘ぎが口から洩れる。ローションがタイミングよく私のクリトリスに直撃した
のだ。
「くくく、さぁ、滑りが良くなりように、たっぷりと注いであげよう」
「ひ・・・く・・・んぅ・・・んはぁ・・・」
「そぅら、どんどんいくぞぉ?」
「ぅぁ・・・あひぃ・・・ひぃ・・・」
「くくく、かなり感じてきたみたいだな?」
「ならばそろそろ本題に戻るとしますか」
「さぁ、いくぞ」
獣の如き荒い責めが、再び私に降り注がれようとした・・・
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