プログラム216「終局へ(その14)」
プログラム216 最終段階(その14)
「ん・・・ふぅ・・・んふぅ・・・」
「んくぅ・・・ふぅ・・・んぅ・・・んく・・・」
これで一体何人目だろ? すでに舌が甘く痺れて思考もとんじゃってます。この人
達皆キスが巧いよ。もう頭がボーっとしちゃって・・・
「んふぅ・・・んぅ・・・くぅん・・・ん・・・プァ・・・ハァ・・・」
「んく・・・ん・・・んぅ・・・んふ・・・プァァ・・・ふやぁ・・・」
ようやく唇が解放される。あと何回するのぉ?
「どうだ? 喉の渇きは癒されたかな?」
「くくく、ウットリと蕩けた表情になって・・・」
この言い回しだとようやく全員し終わったのかな? ・・・長かったなり。
「ふぁ・・・」
「ん・・・ぁ・・・」
「どうだ? 私たちの接吻は? 気持ち良かっただろう?」
舌が痺れて巧く話せそうにないからコクンって頷く。いつもはお姉ちゃん・かえで
姉・お姉さまとまさひろとしかキスしてなかったから結構新鮮だったかも? ・・・
節操がない気がするけど気にしないでおこうっと。
「くくく、そうかそうか。それで、喉の渇きは癒されたかな?」
もう一度頷く。男と人達の言い回しからするとお姉ちゃんもキスが気持ち良かった
みたい。
「では、もう一度お仕置きを再開しますかな?」
「そうですな。頑張って瘤縄を淫らに濡らしてもらいましょう」
「ほれ、二人とも背筋をしっかり伸ばして」
「・・・はい」
「うゆぅ・・・」
やっぱりするのぉ? 何だか身体が今まで以上に火照ってきたよぉ・・・
「ほれ、縄があたるぞ?」
「はぅ!? んぅぅぅ・・・くぅ・・・」
「ひぁ!? や・・・やぁぁ・・・」
縄が食い込む刺激に悶える。うゆぅ、既にグッショリなのにこれ以上望むのぉ?
「あ・・・ぁぁ・・・んぁ・・・はぁ・・・」
「ひぁ・・・やぅ・・・んきゅ・・・ふぅ・・・」
何だかさっきまでより感じてるような気がする。何で?
「ふぁ・・・ぁ・・・ひぁ・・・あんぅ・・・くぅ・・・」
「ひぅ・・・ひゃ・・・あひぅ・・・くぅ・・・」
まだ動かされてないのに、喘いじゃうくらい感じてる。何でぇ? 何でこんなに気
持ち良いの?
「くくく、いい具合になってるみたいですな?」
「そうですなぁ。さっきまでは縄が触れてる程度じゃまったく喘がなかったのに」
「キスでさらに発情したんでしょう。目隠し越しなのに恍惚とした表情が見て取れる
くらいですからなぁ」
「くくく、確かに・・・」
「では、早速続けましょうか?」
「そうですな」
「ほれ、またお仕置きを始めるからな? イきそうになったら言うんだぞ?」
「はい・・・」
「うゆぅ、解ったなり」
「さぁ、いくぞ」
言葉が終わると同時に瘤縄が動く。
「はぁん!! ひぁ!! あはぁぁぁぁぁ!!」
「ふぁぁぁ!! ダメェェ!! ひぁぁぁぁ!!」
さっきまでよりもゆっくり動かされる。まるで今の私たちの状態を見るように。な
のにさっきまでとは比べ物にならないくらい感じちゃう。何でぇ?
「ひぁぁ!! あはぁ!! くぁぁぁぁ!! んぁ!! ひぁぁぁぁぁ!!」
「ふやぁぁぁ!! くぁ!! やぁぁ!! んきゅ・・・くぅぅぅ!!」
あまりの快感に、腰を浮かしてしまう。凄く敏感になってる。
「こら、腰を浮かすんじゃない」
「そうそう、お仕置きがもっと酷くなるぞ?」
「そんな・・・こと・・・言われても・・・」
後でお姉ちゃんが悶えながらそう言ってる。ということはお姉ちゃんも私と同じ状
態なんだ・・・
「凄く・・・感じちゃうよぉ・・・もっとゆっくりしてよぉ・・・」
お姉ちゃんに便乗してそう訴える。ホントに凄く感じちゃって、すぐにでもイっ
ちゃいそう。
「おや? さっきまでより十分ゆっくりしてやってるはずなんだがなぁ?」
「それなのに凄く感じているとは・・・これは予想以上に淫乱かもしれませんな?」
「そうですなぁ。弄り甲斐がありますなぁ」
「残念がこれ以上ゆっくりしてやることは出来ないぞ? 我慢していなさい」
「そんな・・・」
「ヒドイよぉ・・・」
こんなんじゃ、お預けされる暇もないくらい簡単にイっちゃうよぉ・・・
「さぁ、続けるからな? 腰を浮かすんじゃないぞ?」
「簡単にイきそうになるかもしれんからな。絶対にイきそうになったら言うんだ
ぞ?」
「そんな・・・はい、解りました」
男の人達の雰囲気を悟ったのか、拒否しようとしたけど、お姉ちゃんはすぐに頷い
た。
「しょ、精進するよ・・・」
私もこう言うのが精一杯。それぐらい、過敏になってるよ、身体が・・・
「さぁ、滴るほど濡れるのも後少しだ。頑張れよ?」
「そら、いくぞ!!」
「あはぁぁぁ!! ダメェェェェ!! くぅぅぅぅ!!」
「ひぁぁぁぁ!! あひぁ!! ひゃぅぅぅぅぅ!!」
再び始まった瘤縄責めに激しく悶える。でも、結局程なくして縄はビッショリ濡れ
ちゃった。イかずに済んで良かったよ・・・
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