プログラム176「ローション・・・(後編)」
プログラム176 淫靡なるマッサージ(後編)
トロ・・・ポタポタ・・・
「ひゃぁ!? な、何!?」
何か冷たい物がかかった感触に驚いてしまう。それ以上に、ヌメリのあるこの感触
に嫌悪感が溢れる。
「ふふふ、お薬ですよ? かえでさん」
「い、一体何なんです!?」
「ふふふ、大人のローションですよ」
「お、大人の・・・ローション?」
「はい、媚薬たっぷりの・・・」
「そ、そんな!?」
な、なんてモノを・・・
「そんな・・・傷薬じゃないんですか!?」
「ふふふ、そうですよ?」
・・・騙された。
「そんな!? 嘘をついたんですか!?」
「ふふふ、かえでさんって結構騙されやすいのね?」
「・・・騙したんですね」
「ふふふ、さぁ、たっぷり可愛がってあげますね?」
ニュルニュル・・・ツプ・・・
「ひぃ・・・ぃ・・・きゃぅ!?」
お尻に満遍なくローションを塗られたかと思うと、不意をついてアナルに指を入れ
られる。
「あ・・・やぁ・・・そこはぁ・・・」
「ふふふ、ローションのおかげでスムーズに入るわ」
ニュプニュプニュプ・・・
「ひぁぁ・・・ぁぁ・・・」
「ふふふ、キュウキュウ締め付けてくる。感じているのね? かえでさん」
「んぁぁ・・・言わないでぇぇ・・・」
アナルから走る甘い快感に、淫らに反応する私の身体。
「ふふふ、いい反応よ、かえでさん」
「ひぁあ・・・ダメェェ・・・指・・・止めてくださいぃぃ・・・」
「ダ〜メ、もっともっと気持ち良くなって貰うんだから」
「そんなぁ・・・んふぁぁ・・・」
「でも、一旦ここでお預けしますね?」
ニュプ・・・ニュル・・・
「あひぃ!!」
さやかお嬢様はそう言うと、指をアナルから抜いた。出来ればずっとお預けしても
らいたいものだ・・・
「さぁ、姿勢を変えますね?」
「うぅ・・・まだ何か・・・?」
「えぇ、身体中にコレを・・・ね?」
「い、イヤです。そんなの!!」
「ふふふ、ダメですよ、かえでさん」
笑顔で軽く返すさやかお嬢様。・・・遊ばれている。
「さぁ、かすみも手伝って」
「うゆぅ? 私も?」
「そうよ」
「どうするの?」
「とりあえず身体を起して」
「うぃ、了解ッス」
「そんな!? かすみお嬢様、裏切るんですか!?」
「うやぁ? 裏切るって?」
「だって風呂場で・・・」
「あれは心配しただけだよ?」
「え?」
「だから裏切り者呼ばわりされるのは心外なり!! お姉ちゃん、徹底的にしよう
ね?」
「ふふふ、もちろんよ」
「・・・・・」
しまった、余計な敵を増やしてしまった・・・
「さぁ、起き上がりましょうね? かえでさん」
「うぅ・・・」
「ほら、力抜いて、かえで姉」
かすみお嬢様とさやかお嬢様はそう言いながら域を合わせて私の身体を起き上がら
せる。
「ふふふ、腕の縛り方も変えましょうね?」
「もう・・・好きにしてください」
「えぇ、初めからそのつもりですよ?」
・・・言った私がバカだった。
「はぁ・・・」
「さぁ、両腕を上で交差させてください」
「・・・解りましたよ」
自暴自棄気味に応える。
「ふふふ、不貞腐れてるかえでさんも可愛いわね?」
「からかわないで下さい・・・」
「ふふふ、さぁ、縛り終わりましたよ」
さやかお嬢様は、すでにかなり手馴れているのか、下萄程ではないにしろ、素早く
私の両腕を縛り上げた。
「さぁ、今度は満遍なく塗ってあげますね? かすみも手伝ってね?」
「うん」
そして私の身体をいやらしくマッサージし始めた・・・
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