プログラム21「翻弄する少女」


プログラム21 散りゆく幼き華  辺りに響く絶叫。けどそんなことお構いなしに近づくまさひろのそれ。 「くくく、いきますよぉ」 「いやぁぁ、やめてよぉ・・・」  泣きじゃくりながら言う私。けど・・・  ちゅく・・・  濡れた音と同時にあそこに感じる異物感。ついに触れられたみたい。 「さぁて、ではゆっくりと入れることにしましょうねぇ」  ズプ・・・ 「や、いたぁぁぁぁぁぁいぃぃ!!」  まさひろのそれが入ってきたよ、私の中に。けどそれが痛いの何の。  ズプププププ・・・ 「いぎゃあ、いだぁぁぁいぃぃ!! それ以上入れちゃダメェ!!」  ズプププププ・・・  けれど容赦なく入れてくる。すでに半分は入ってる・・・はず。 「さぁ、ここから一気に行きますよ。根元までねぇ」 「やぁ、だめぇ。だめだめだめぇぇぇ、痛いよぉ。これ以上しないでよぉ」  泣き媚びる私。けどまさひろは容赦してくれない。  ズプププププ、ズン!! 「いぎゃぁぁぁぁぁぁぁう!!」  それはもう、痛いなんてモノじゃなかったよ。死ぬかと思ったもん。思いっきり叫 んでなかったらまず気をうしなってたね、ほんと。 「くくく、どうですお嬢様。根本までわたしのもので貫かれた感想は?」 「うぅ、痛いだけだよぉ……初めてだったんだから」 「そうでしたねぇ。くくく」  なんかよくわかんないんだけど苦笑するまさひろ。むぅ、人の処女を無理矢理奪っ ておいてなんて事言うかな、この男は。 「さて、頂くものは頂きましたが、これからどうして欲しいです? お嬢様」  そう言われてすかさず答える。 「抜いて、コレ」 「それは無理です」  うわ、即答されちゃった。 「うぅ、まさひろはどうするつもりなのさぁ?」 「おや? わたしですか。そうですねぇ、まずはこうしますかねぇ?」  その一言と一緒にまさひろはクリトリスを摘んできた。 「ふやぁぁぁぁぁ!?」  気持ちいいのと突然されたのとで、一瞬頭が混乱する。 「ひぅぅ、いきなり何するのぉ?」 「くくく、わたしのしたいことですよ」 「んく。したいこととクリトリス摘むのとどう関係あるのぉ?」  こうやって喋ってる間もまさひろは私のクリトリスを摘んでくる。うゆぅ、感じ ちゃうよぉ。 「まぁ、簡単に言えばSEXの悦びを教えて差し上げようかと」 「ふぁう。こんなことしても気持ちよくなれるはずないじゃない」  実際、入れられてる今も痛いだけなのに。クリトリスは別だけど・・・ 「ですからこうやって徐々に慣らしながら教えて差し上げるんですよ」  そう言って、胸の方にも手を伸ばしてくる。  ムニュムニュ クリックリッ 「ふわぁう!! おっぱいだめぇ、乳首こりこりしないでぇ!!」  揉まれ、クリクリ乳首を転がされる。さらに・・・ 「ふゆぅぅぅぅぅ!! クリトリス突いちゃだめぇぇぇ!!」  あまりの気持ち良さに頭の中が真っ白になる。やっぱり巧いや。 「ほうら、段々といやらしい液が溢れてきましたよ。おーお、どんどん溢れてくる」 「やぁ!! だから恥ずかしいこと言わないでぇ」 「おや? 恥ずかしいといいながらさらに溢れてきた」  うぅ、このセクハラ親父ぃ!!  「さぁて、そろそろ本番ですよぉ!!」  そう言うや否や、腰を動かし始めるまさひろ。そしてまた広がる苦痛の波。 「いやぁぁぁぁ!! 痛いってばぁぁぁぁ!!」  クリックリッ 「いゆぅぅぅぅぅ!? ふぁへ?」  まさひろがクリトリスを転がすから痛いのに気持ちよくなる。 「どうです? こうやって責めれば気持ちいいでしょう?」  そう言いながら胸も責め始める。 「やぁ!! イヤァ!! 痛いのにぃぃぃぃ!! 痛いのに気持ちいいよぉぉぉぉ!!」  なんか、両方を感じさせられて頭が変になってきた。痛いのが気持ちいいのか、気 持ちいいのが痛いのか・・・あれ? なんだこの感覚。なんかよくわかんなくなって きた。 「まだまだ…はぁ!! 中では…ふん!! 感じられない…せぃ!! みたいですね」  腰を激しく振りながら言ってくる。そりゃそうだよ。だって今日が初めてなんだ し。 「ふぅぅぅ・・・このままだと、悦んで頂けないようですねぇ」  腰の動きを止めて言うまさひろ。別に悦ばしてくれなくてもいいのに。 「しょうがありませんね。しばらくは道具を使って調教しますか」 「ま、まだするのぉ?」 「当然です。何しろ期間がそんなに長くありませんからねぇ。ですからどんどんイか せて頂きますよ?」  期間って何? そんなに一気にされてもよくわかんないよ? 「まぁ、別に理解して頂かなくても結構なんですが・・・」  あれ? 今思ってたこと、顔に出てたかな? 「無駄話もここまでにして、次の調教に入りますよ、かすみお嬢様」  そう言って私を立ち上がらせるまさひろ。どこかいどうすんのかな? 「今から部屋を移動していただきます」  身体を縛りながら言うまさひろ。うわ、これってSM?  そんなこと考えてたら腕を後ろにしたのはそのままで、胸のところを何重か縛っ て、その中央の部分に手綱みたいに縄を結ぶ。 「さぁ、行きましょうか?」  手綱を引っ張る。そうすると必然と身体を引っ張られる状態になる。 「わわ!? そんな急に引っ張らないでよ」 「・・・少し黙ってていただけますか?」 「え? むぐぅ!?」  なんか、同意すら求めず、有無を言わさず布で口を封じられちゃった。こういうの なんて言ったっけ? そうだ、猿轡だ。・・・ってわかっても意味ないけど。 「さぁて、これで静かになったことですし、行きましょうか」  手綱を引っ張られる。それからしばらく、むぐむぐと喚く私を無視して別の部屋へ と移動していった・・・


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