最終話


ラストチャレンジャー 美並 彩奈(みなみ あやな) 身長 159cm  体重 45kg B  86 W  51 H  85 服装:白Tシャツ 紺ブルマ 白ハイソックス 白バレーシューズ 赤色はちまき 新体操部の3年生18歳である。 新体操部のキャプテンであり、4番手で失格となったなつきの先輩である。 「きゃあああぁぁぁぁぁっ!!」 「なつきーーーっ!!」 ドボオオオォォォォォン!!! ゴール目前にして、あと少しのところでなつきは倒れてしまった。この瞬間、残ったのは私ただ一人となり、 成功のへの道は私に委ねられた。 「聖華女子高校、チャレンジャーはついに1人です。最後のチャレンジャーとなってしまいました、あやな ちゃんの登場です」 一人、また一人と仲間が平均台から消えてしまうのを目の当たりにして、とうとう私がこの地獄の一本道を 渡ることになった。 「さきほど健闘しましたが、残念ながら転落してしまいました、なつきちゃんの新体操部の先輩、あやなちゃん です。さあ、意気込みは?」 「みんなの分まで、最後まで絶対にわたりきります!!」 そして、私はスタート地点に立った。 「4人の仲間の最期を目に焼き付けてきましたなつきちゃんです。ここはクリアして、意地を見せて欲しいです。 それでは、スタート!!」 そして、私の挑戦がはじまった。 まずは10mの一本道。私は一歩一歩着実に渡っていった。 「さあ、バスト86センチのあやなちゃん、白いふとももがいいですね。バランスよくわたっていきます。」 司会者の声には耳をかさず、最初のチェックポイントにたどり着いた。 カードをめくる。すると・・・ 「さあ、ついに出ました、究極のカード”スクール水着SS”です。」 え?どういうこと?このゲームは体操着のはずじゃ・・・ 「それでは、ここで30秒以内にそのスクール水着に着替えてもらいます。着替えられないと、その場でドボン です!それでは、スタート」 スポットライトが私を照らし出す中、着替えがスタートした。 こんなところで・・・Tシャツを脱ぎ、ブルマを脱いだ。 「おおっと、バスト86センチ18歳の乙女の体が露になりました!」 くっ・・・は、早く着替えないと・・・ しかし、SSサイズは予想以上に小さく、着替えるのに困難を極めた。 「さあ、慌てるとうまく着替えられませんよ。あと15秒です!!」 私は慌てたあまり、その場に転倒してしまい、大股を開いてしまった。 「おおっ!!あそこが丸見えだ!!しかし、無情にも時間は刻々と過ぎていきます!!」 早く・・・早くしないと・・・ 私はなんとか着替えることができた。しかし、きつい水着が私の体を締め付ける。 「見事なスクール水着SSです。豊満なおっぱいがパッチリと見えています!!それでは、第2チェックポイント を目指してスタートです」 スクール水着は予想以上に私を苦しめた。歩くごとにあそこをじわじわと刺激していく。 スクール水着にハイソックスという格好で、再び歩き始めた。 幅わずか10センチほどの平均台の上を、慎重に渡っていくが、予想以上に水上から高い位置に設置された平均台は、 私の恐怖心を予想以上に駆り立てていった。 「さあ、第2チェックポイント到着です。」 ここでカードをめくることとなる。 「さあ、出ました。『バイブボール』です!!この場で、バイブボールを入れていただきます。制限時間は15秒 です。ちょっと厳しいですよ」 スタート!! 私は、水着の隙間から必死にボールを入れ始めた。 しかし、なかなかうまく入れることが出来ない。 「あと5秒!!さあ間に合うか?」 は、早く・・・ 「3,2,1・・・」 「は、入りました!!」 「危ない危ない、あと1秒でプールにドボンでしたね。それでは、次のチェックポイントを目指してください。」 ああっ・・・想像を超えた刺激が体全体に伝わってくる。 一歩一歩歩くごとに、バイブがビクっと刺激し、腰に力が入らない。 このままだと、バランスを崩して落ちちゃう・・・ 私は、足をすり足で進み、なんとか刺激を押さえながら進んで行った。 そして、ついに第3チェックポイントにたどり着いた。 「さあ、カードをめくってください。」 私は真ん中のカードをめくり・・・目を疑った。 「さあ、出ました!!『Tシャツのみ』です。またもや着替えタイムです。ここでTシャツ一枚に着替えて ください。」 私の目の前には、純白のTシャツが一枚セットされた。 よーい、スタート!! まずはスクール水着を脱ぎ始め、そしてTシャツを身に着けた。 「おーっと、あやなちゃん、Tシャツとハイソックスのみの服装です。」 そして、ひどい事に、Tシャツの長さはちょうど腰の高さであり、歩くたびにお尻とあそこが見えてしまう。 私は、両手でTシャツを伸ばして隠しながら渡っていった。 そして、運命の第4チェックポイントにたどり着いた。 「最後のチャレンジャーは、この平均台にチャレンジしていただきます!!」 見ると、平均台が真ん中で割れており、一本の幅は5cmほどであった。 「この平均台は、次第に真ん中から広がっていき、最後は1.5mまで広がっていきます!!」 ・・この格好で渡るの?ちょっとまって・・・ 「それでは、平均台まで上ってください。」 最後の平均台は、水上6mの位置にあるため、階段で上って平均台に向かった。 「あやなちゃん、最後の平均台です。渡れそうですか?」 「絶対、絶対に渡ってみせるんだから!!みんなの分までがんばります!!」 それでは、スタート!! 私は、すばやく小走りに渡り始めた。しかし、平均台の開くスピードは予想以上に速く、残り5mのところで 幅1mまで広がってしまった。 「さあ、耐えられるか?まだまだ開いていくぞぉー!」 そして、ついに私は立ち止まってしまった。あと2m、ゴールは目の前である。 足はすでに限界まで開き、少しずつしか進むことができない。 しかし、徐々にゴールへと向かっていくことができた。 ここで悪魔のアナウンスが・・ 「おっと、あやなちゃん、あそこが全開だぁ!!かわいらしいお尻も丸見えです!!」 私は、渡ることに精一杯で、自分の格好がどんなに卑猥なものだったか気が付いていなかった。 「いやっ、やめて!」 バランスをとっていた両手で、アソコをとっさに隠した。 その時!! ヴィイイイン!! なんとバイブボールが隠したときの振動で作動してしまう!! 「はああぁぁぁぅぅぅ・・・」 必死に突っ張っていた両足がここでバランスを失ってしまう。 そして、私の体は後ろへ倒れていく!! 必死に両手を振ってバランスを取り戻そうと努力したが、もはや体はバランスを失い、両足も限界だった・・・ 「ああぁぁぁぁぁぁっ・・・きゃああああぁぁぁぁぁぁっ!!」 足はすでに平均台からすべり落ち、頭からプールへと向かっていった。 ドボオオオォォォォォォン!!!! うかつだった。あのままゴールへ向かっていたら、助かっていたのかもしれない。しかし、私は恥ずかしさの あまり、バランスを失い、悪夢の最期を迎えてしまった。 「あああーーっ。あやなちゃん残念!アウトです。ここで聖華女子高等学校、全滅です。全員プールへと転落 してしまいました。これで今回のチャレンジは終了です。また次回のチャレンジャーをお待ちしています!! では、テレビの前のみなさん、ごきげんよう!!」 私は、プールの中で最後の放送を聞き、やっと分かった。これはテレビで放映される。私たちの体が・・・ 恥ずかしい格好が・・・ これで、私たちの挑戦は最悪の結果に終わり、すべてが終わってしまった。 美並 彩奈(18歳)記録:48m地点で脱落  私立聖華女子高等学校 全滅 チャレンジ失敗


<終>