第3話 2ndチャレンジャー 南 明日香
身長:156センチ
B:87 W:56 H:83
『それでは、2人目のチャレンジャー、明日香ちゃんのチャレンジです。』
私は緊張しながらスタートステージの上に立ちました。
2本のロープが遥かかなたまで伸びていて、ゴールは暗くて見えません。
そして、途中には力尽きてしまった安奈が、ロープを必死につかんでいます。
『紺のスクール水着に紺のオーバーニーでチャレンジです。17歳の安奈ちゃん、スタートです!』
「絶対落ちません!最後までたどり着きます!」
私はカメラにむかって微笑むと、震えながらロープへ足を乗せました。
ギシ、ギシ・・・
一歩ずつ気をつけながら少しずつ足を進めていきます。
クリームプールは不気味な波を打ちながら、私の真下に広がっています。
『さあ、白い太ももが震えながら少しずつ渡っていきます!』
私は両手を広げて恐る恐る渡って、10mの地点までたどり着きました。
『見事に明日香ちゃん、第一チェックポイントまでたどり着きました!』
先ほどと同じように、ステージの上には5枚のカードが裏側になって置かれていました。
『それでは明日香ちゃん、一枚選んでカードをこちらへ見せてください!』
私は一番右のカードをめくりました。
”バイブボール運び”
『おおっと、明日香ちゃん、バイブボールです!』
司会者が説明を続けます。
『このチェックポイントは、明日香ちゃんの水着の中に、直径3センチのバイブボールを
できるだけたくさん入れて渡ります。
渡り終わったときに、規定数以上運べていればクリアです。』
バイブボールは、一つ一つに突起がたくさん付いていて、その上ローションでテカテカに
光っています。
『規定数を運べないと、その時点でアウトです。さあスタート!』
私は、スクール水着の隙間から、できるだけボールを詰め込み始めました。
しかし、SSサイズの水着はきつく、突起が直接わたしの裸に食い込んで、だんだん
変な気持ちになってきちゃいました。
『はい、終了です!おおっと、明日香ちゃんのスクール水着からボールが溢れんばかりで
突起が浮き出ています!』
私は、少しずつ歩き始め、15m地点まで歩きました。
『さあ、明日香ちゃん、先ほどリタイアしてしまった安奈ちゃんまでたどり着きました!』
第2チェックポイントまではあと2m。しかし、そのとき!
『おや?明日香ちゃん、大股からはずかしい液体が流れてきたぞ!!』
あっ・・・や、やめて・・・ください・・・はずかしいよぉ・・・・
そう、バイブボールが動くごとに、少しずつ私の恥部が刺激されて、恥ずかしい・・・
『おおっとぉ、水着の隙間からボールが落ちてしまっているぞ!もったいない!』
私は最後の力を振り絞って、なんとかゴールまでたどり着きました。
そのとき!
「ハアハア、も、もうダメ・・・」
ズルッ!
ザッパアアアアァァァァァァン!!
『ああ、残念!安奈ちゃんがここで力尽きてバイブをあそこからはずしてしまいました!』
私が渡り終わったとたん、力尽きてしまい、プールへ落ちてしまいました。。
『安奈ちゃん、白いオーバーニーだけの格好で、クリームプールに浮かんでいます。』
ああ、あんなにがんばったのに・・・、絶対クリアするからね。
『では、明日香ちゃん、規定数は15個です。計量ボックスにボールを入れてください!』
私は、水着からバイブボールをボックスに入れました。
『さあ、いくつだ?あーーっと、残念!13個、あと2個足りませんでした。ここで失格です!』
その瞬間、私はガックリと膝を付きました。
『では、明日香ちゃん、残念ですが、ここでアウトです。最後に言い残すことはありませんか?』
「みんな、ごめんね。もう一回やらせてください。おねがいしま・・・」
パカッ
「あっ!!キャアアアアアァァァァァァッ!!!!」
突然、足元がパカッと開き、私はあられもない格好でクリームプールへと転落してしまいました。
ドッパアアアアァァァァン!!!
『ああ、ざんねーーーん!!明日香ちゃん、健闘しましたが、悲鳴を上げてここで力尽きました。』
私はクリームのプールの中で、もがき続けました。
『それでは、明日香ちゃんを助けてあげましょう。』
私はクリームの中で、足をロープに結び付けられ、そのまま持ち上げられていきます。
ザッパアアアーーーーーッ
『おおっとぉぉぉ!!見事に全裸となって明日香ちゃんが救出されましたああ!!』
「やめてくださいっ!!おろしてぇぇぇっ!!」
私は真っ逆さまに持ち上げられ、しかも水着はクリームによって溶かされていました。
靴下とスニーカーだけになった私の体が、カメラの前で晒され、私のチャレンジは終わってしまいました。
南 明日香 17歳
20m地点でバイブボール運びに失敗、そのまま転落
GAME OVER
(続)
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