めじゃあがあるさんの作品

マゾ奴隷化計画 沙希 21


意識を失ったままホールの舞台裏に連れ込まれた春奈と美咲は、小学生軍団たちによって美しく煌びやかな化粧を施されると同時に、体中には目を覆いたくなるほどの変態的な落書きが無残にも書き込まれていった。

小学生軍団にマゾめす衣装の施しの全てを託した史子たちはどっぷりと観客席に座り、亜季とともにこれから繰り広げられる浅霧母娘の哀れな登場を今か今かと待ちわびていた。


「うふふっ・・興信所まで使って・・マゾめす奴隷の交友関係を徹底的に調べ上げたうえで・・・くすっ・・何百通もの招待状を送りつけるな〜んて・・亜季さんの考えることは尋常じゃないわねぇ〜〜・・・」

「・・くすっ・・律儀に往復の交通費まで同封しておいて・・ノ〜リノリで招待状の準備をしたのは・・史子さんでしょ〜!!・・」

「・・・うふふっ・・堕とすからには・・とこと〜ん堕とさなくっちゃマゾ豚母娘に失礼でしょ!!・・・その甲斐あって・・こ〜んなに沢山の前で変態露出奴隷としてのお披露目ができるんだからねぇ〜〜!!・・」

「・・くすっ・・周知の公認マゾめす奴隷として・・岩間館に嫁いでいってもらって・・くすっ・・歓喜に満ちた淫液を母娘仲良くたらたらと滴らせながら・・がっぽりと稼いでもらえるって訳ねぇ〜〜!!・・・語学留学に行ったことで3億もの借金を作ったうえ・・うふっ・・マゾ奴隷の身に堕ちた成れの果てをしっかりと観てもらいましょうねぇ〜〜!!・・・」

底なしの地獄に突き堕とす亜季のやり方に、極悪としての名を知らしめている史子でさえ呆れていた。

400人を優に収容できるこのホールの客席は満席で、語学留学の帰国を祝うために集まった英会話教室の生徒たちの他、美咲の同級生や学校関係者、そして春奈の大学・高校・中学時代の同窓生、近所の噂好きな主婦までが招待状によって召集されたのだった。

「・・ところで史子さん・・”あれ”って・・うまくいきそうなの〜?・・」

「・・うふふっ・・おそらくね〜!!・・・みんなすんごぉ〜い頑張っちゃったみたいだから!!・・・くすっ!!・・・寝る間も惜しんで地獄に堕とす演出を考えたって自慢げに言ってたわっ!!・・・最高傑作だってさっ〜!!・・・」

「・・・とんでもな〜い事になっちゃいそうな予感ねぇ〜〜!!・・・変態マゾめす衣装を着飾った春奈と美咲の・・・・羞恥に震えて咽び泣く姿が見ものねぇ〜〜・・!!!」





(・・・・!!・・・・うっ!!・・・ううっ〜〜!!!!・・・どっ!!・・・どうなってるの・・・!!!!)

春奈と美咲は深い眠りから次第に意識を取り戻した。

両耳には高性能な遮音スポンジと一体型のワイヤレスイヤホンが装着されていて、突然史子の声がワイヤレスイヤホンを通して聞こえてきた。

事前に録音された史子の声だったが、2人は知る由も無い。

「春奈・美咲、よ〜く聞いてねっ・・くすっ・・あなた達母娘にやってもらう最後のチャンスになるからねっ!!・・・私の言うことを素直に聞いて欲しいのっ!!・・うまくいったらご褒美として、公表されているあなた達の卑猥な写真もネガごと回収するし、あの写真は別人だって亜季先生にも説得もするわっ!!・・・・これ以上拘束することでヤバい事になるのは私の本望じゃないからねっ・・あなた達を完全に解放してあげるわ!!・・海外での〜んびりと暮らすのもいいかもよっ!!・・どうっ?・・・のらない話じゃないでしょ〜?・・」

ぼんやりとした意識の中、史子の話に耳を傾ける春奈と美咲・・罠とも知らない二人は史子の提案を承諾してしまったのだった。

(うふふっ・・・マゾめす奴隷の分際で解放されるな〜んてありえない話なのに!!・・ぷっ・・どうしようもない哀れな母娘ねぇ〜〜!!・・くすっ・・二度と陽の当たるところを歩けない変態マゾめす母娘奴隷だって事を、しっかりと自覚させなくっちゃ!!・・超傑作!!・・ )




「・・・それでは・・・エントリーナンバー 7番  浅霧春奈・美咲母娘の登場で〜す!!!・・・・」

突然場内の照明が落とされて真っ暗になるのを確認すると、小学生軍団の手によって舞台中央に3メートルほどの正方形の巨大な箱が運び込まれた。

暗闇の中で何が起こるのだろうと場内の観客がざわつき始めた。

程なくしてシックでクラシカルな音楽が流れ始めると同時に、スポットライトが舞台正面中央に位置する巨大な箱を照らしはじめた。

突如現れた巨大な箱の登場に、すばらしい演出を予感した観客達は、再び盛大な歓声と拍手を送ったのだった。


暗闇の中でのスポットライトの明るさに次第に慣れ始めた観客達は、春奈と美咲が箱の中にいるということを確認できた。

この巨大な箱には特殊な細工が施してあり、四方八方がマジックミラーになっていてことを2人は知らない。

額を床につけて正座の状態を保ったままの2人は、史子の指示するセリフを言い始めた。




「・・み・・みなさ〜ん・・こんにちは。語学留学から帰ってきたばかりの母の浅霧春奈です・・」

「こんにちは。娘の浅霧美咲です。」

「・・じ・・じつは・・皆さんに・・お・・お話したいことが・・あります!!・・・わ・・私達浅霧母娘は、英会話教室のご好意で語学留学に無料で行かせてもらえたにも関わらず・・英会話を習うことをそっちのけで・・お・・男をつくって・・遊びまくっていました・・」

「・・は・・はいっ・・そうです。み・・美咲も・・お・・男をつくって・・ま・・毎晩毎晩・・遊びまくってしまいました・・」

「・・私達母娘は・・アメリカのハンサムが集うホストクラブに毎晩毎晩入り浸り、遊び呆けているうちに・・莫大な・・し・・借金をつくってしまい・・その返済のために・・ホストクラブの紹介でSMクラブで働き始めました・・は・・はじめは返済のためと開き直って働いていたのですが・・・連日連夜の厳しい調教のお陰で・・私達母娘は・・もともと持ち合わせていた・・マ・・マゾとしての性癖を・・立派に開眼させることができたのです・・・今日は・・・マ・・マゾの変態露出奴隷として生まれ変わった・・浅霧春奈・美咲の真実の姿を・・じ・・じっくりとご覧くださいませ・・・」

そこまで言い終えて顔をゆっくりとあげるとニコッと笑みを浮かべながら立ち上がり、春奈は美咲の、美咲は春奈のカッターシャツのボタンを一つずつ外していったのだった。

当然2人には箱の中の壁に囲まれた状態であるため観客の存在を知らないし、聴覚さえ奪われたままだった。

唯一史子の声だけが二人の耳元に届くだけだった。


「・・ええっ??・・・何これ〜〜!!・・」

「・・お・・・おいっ!!・・・・これって・・・ち・・ちょっと・・ヤバいんじゃない〜〜!!・・・」

舞台の異様さに気がついた観客達が一斉に騒ぎ出した。


(・・うふふっ・・そうそう・・その調子よっ!!・・・もう後戻りできないわねぇ〜〜!!・・・さっ!!・・語学留学中に・・母娘仲良く・・変態マゾのめす豚奴隷に成り下がったって事を・・何も知らない観客達に晒しちゃいなさい・・・超傑作〜〜!!・・)


次へ進む