その9「発動!アルティメットエクスタシー」
自信に満ちた足取りで、三人目の仮面ファイター・・・操妃と名乗った白い仮面の女性は、羞姫の元に
近付いてきた。
『羞姫!こうなったら覚悟を決めて戦うしかない!君なら・・・勝てるといいなぁ』
「カメさんっ!何ですかその言い方はっ!・・・でも、確かに一回ぐらいちゃんと勝ちたいよぉ・・・って
いうか、これ以上スフィア取られたくないよぉ!」
とか何とか言っている内に、操妃は間合いに入っていた。
「ほおら、捕まえたっ!」
そう言って抱きついてくる操妃の腕から、間一髪で身をかわす羞姫。
「ふふっ、逃げ足が速いのね。でも、逃がさないわ。た〜っぷり可愛がってあげる。うふふっ」
(ねえ、カメさん。仮面ファイターってこういう人ばかりなの?)
自分の事は微妙に棚に上げ、羞姫は尋ねる。
『強烈に抑圧された快楽への欲求を持っている女性が仮面ファイターに選ばれるからね、微妙に壊れ系の人が
多いんだよ』
(その言い方は何かむかつくっ!おっと!)
再び抱きついてきた操妃の手を避ける羞姫。
戦いとはとても思えない、恥ずかしい姿の女性二人の鬼ごっこがしばらく続いた。
「えーい、ちょこまかちょこまかちょこまかとっ!逃げるなっ!」
ちょっと切れた口調で叫ぶ操妃。
「捕まって堪るもんですかっ!あんっ!」
操妃の腕をステップバックで避けた羞姫が、甘い声を上げていた。
股間に縄が食い込んだ状態なので、少し派手に動くと、縄が食い込んで感じてしまいそうになる。
「えーい、こうなったら奥の手!えいっ!」
操妃は叫ぶと同時に、唯一身に纏っていた男物のYシャツの前を大きくはだけていた。 成熟した女性の
色香を漂わせる裸身が羞姫の目の前にさらけ出される。
白くぬめ光る裸身の中で、紅色の乳首と、股間の黒い陰りが鮮やかに羞姫の眼を射ていた。
「え?何?」
意外な行動に、羞姫が呆気に取られたその瞬間、操妃の仮面の目が妖しい輝きを放つ。「あ!・・・」
小さな驚きの声を上げた羞姫の身体から力が抜け、その場にへたり込んでしまう。
「うふふっ。かかったわね。これが私の必殺技!無敵の催眠能力!さあ、たっぷりよがり狂わせて上げるわよぉ」
勝ち誇った声でそう言う操妃。
(う・・・身体が動かないよぉ・・・)
次第に意識も薄れていく中で、羞姫は必死になって催眠を解こうと努力したが、身体の自由は取り戻せなかった。
「うふふふっ。さあて、どうやって可愛がってあげようかなぁ・・・そうねぇ、まずはオナニーで軽くイって見せて」
勝利を確信した声で、操妃が言う。
(だっ!誰がそんな事!って!・・・えっ!・・・ええええっ!手が勝手に動くよぉ)
羞姫の意志と関係なく、両手が身体をまさぐり始めた。
右手は自慢の(急所でもあるのだが・・・)Fカップのおっぱいを揉み、左手は、股間に食い込んだ縄の左右から
ふっくらとはみ出した、『土手』をスリスリと擦り始める。
「んあぁぁ・・・ダメぇぇ・・・」
自らの手による辱めに、羞姫は弱々しい声を上げて身悶えする。
「あら・・・自分の意志が残ってるのね。ふーん、仮面ファイターには催眠効果が弱まるみたいね、いい勉強に
なったわ・・・うふふっ。でも、逆に屈辱的よね?あなた、自分に犯されてるのよ」
操妃のあざけるような声に反論すら出来ず、羞姫は自辱の行為を続けていた。
右手は、素晴らしい弾力のあるおっぱいを荒々しく揉みしだき、先端で硬く尖った乳首を指先でコロコロと転がす。
左手は、秘裂に食い込んだ縄を更に食い込ませるかのように、恥丘を覆ってグリグリとこね回していた。
「ひぃ!・・・ひぁぁぁ・・・ダメぇぇぇ・・・」
自分の指ならではの、急所を知り尽くした責めに、羞姫はわななきながら弱々しい声を漏らす。
「うふふっ。SMな格好しちゃって、手強い相手かと思ったら、ちょっと自分で弄っただけでヘロヘロになっちゃう
ネンネちゃんじゃないの。さあ、イっちゃいなさい!」
操妃の命ずるままに羞姫の指は更にハードな動きを見せ始め、自らの身体を絶頂へと追い込んでゆく。
「やっ!・・・乳首っ!そんなにしたらぁ!ああぁぁんっ!」
両手の指が、左右の乳首を強く摘んでギュリギュリと捻り上げ始めた。
乳首を貫く痛みが、自虐的な快感に変換され、望まぬ絶頂が駆け足で近付いてくる。
引き締まった腿を強く閉じて擦り合せ、股間に食い込んだ縄を秘裂に強く擦り付けながら、羞姫は最後の一線を
踏み越えていた。
「あっ!・・・あああっ!・・・ああああぁぁぁぁぁっ!」
のけぞって叫んだ羞姫の裸身が、ブリッジでもするかのように反り返り、硬直する。
最初の絶頂の波が、彼女を襲っていた。
「ふふっ。いいイきっぷりだったわよ。さあ、今度は私がイかせて上げる。もっと深い催眠をかけて上げましょうね」
絶頂の余韻でぐったりと弛緩し、荒い息をついている羞姫の上に、操妃が覆い被さっていた。
「女の子を犯すのは初めてよ・・・ふふっ。小さな子に催眠術をかけて、アソコを舐めさせるのも興奮するけど、
こういうのもいいものね」
物凄く淫らな事を言いながら、操妃は仮面の目を赤く光らせる。
「あなたの身体はもっと敏感になるわ。軽く触られただけでも身悶えするぐらいに」
とてつもなく淫らな口調で操妃がそう言った途端、脱力していた羞姫の身体が、ビクン!と大きく反応していた。
「んあぁ!・・・あっ!・・・やぁぁっ!」
操妃の術によって敏感になった身体が、全身に食い込む縄の感触を、壮絶な快感に変換していた。
「ふあ!・・・くあぁ!・・・きひぃぃ!」
ビクビクと痙攣しながら身悶えし始めた羞姫を組み敷いた操妃は、羞姫が突き上げる腰の動きに合わせて、自分の
秘裂を擦り付けていた。
「あんっ!縄の感触がいいわぁ!・・・うふふっ。そうよね、こんなエッチな格好してたら、身体を敏感にされただけ
で勝手にイっちゃうわよね」
グリグリと腰をグラインドさせ、羞姫と恥丘を押し付け合いながら、操妃は言う。
操妃の白い裸身は、興奮でほんのりと染まっている。
自分が必要以上に感じないように注意しながら、操妃は羞姫のおっぱいを両手で包んで揉みこねる。
「いい手触りのおっぱいね。乳首も敏感・・・ふふっ、摘んだだけなのに痙攣しちゃって、可愛いわぁ・・・仮面を
被ってなかったら、思いっきり吸い嬲ってあげるのに」
ねっとりと淫らな動きで羞姫のおっぱいをこね回しながら、操妃は言う。
羞姫と激しく擦り合っている股間からは、お互いの身体から湧き出した淫蜜がこね回されるクチュクチュという音が
聞こえている。
「うぁぁ・・・やぁぁ・・・イくのやだよぉぉ!」
ぎりぎりまで追い詰められた状態の羞姫が、悲痛な声を出して痙攣していた。
「ダメよ!イきなさい!強烈にイって、エクスタシースフィアを私に頂戴!」
コチコチにしこり立った羞姫の乳首を、はちきれそうなおっぱいに押し込むようにしてグリグリと揉みこね、更に
激しく腰を使い、操妃は羞姫を失神絶頂へと追い込んでいく。
(ダメぇ!イっちゃ・・・ダメぇぇ!)
羞姫は目の前を真っ白に染め上げる快感の嵐の中で、自らに叫び続けていた。
股間と、左右の乳首から送り込まれる快感は、羞姫に屈服を要求してくる。
「・・・んっ・・ふぁ・・・意外と耐えるわね。こうなったら、もう一回催眠をかけてあげる!」
危うく自分がイきそうになった操妃は、一旦責めを中断し、ぐったりした羞姫の仮面に手を添えて、自分の方を
向かせた。
「最大パワーで術をかけてあげる。気持ち良過ぎて死んじゃっても知らないからね!」
操妃の仮面の両目が、辺りの闇を染め上げるほどの強い赤光を放った。
「さあ、感じなさい!あなたの全ての欲望を開放するの!イってイってイきまくるのよっ!」
羞姫の身体がビクン!と大きく震えた。
(え?・・・何?・・・何か・・・変・・・)
さっきまで感じていた、終わりの無い疼きのような感覚が、すーっ、と薄れていくのを感じた羞姫は、萎えかけた
意識の隅で感じていた。
羞姫の赤い仮面の額にはめ込まれていた、スタールビーを思わせる宝石が妖しく光る。 次の瞬間、パシッ!と
音を立てて、羞姫の身体を亀甲縛りにしていた赤い縄が解けていた。
「えっ!?・・・何なの?」
何が起こったのか判らずにうろたえる操妃の身体に、赤い縄が絡み付く。
「きゃあっ!そんなぁ!そんなバカなぁぁ!」
一瞬のうちに、操妃の身体は見事な亀甲縛りにされていた。
羞姫の縛り方と違うのは、手足の自由も奪われ、M字型に開脚された形で固定されている事だろう。
『・・・アルティメットエクスタシー・・・』
半ば失神状態だった羞姫の頭の中に、低い女性の声が響く。
(え?・・・カメさんじゃないの?)
『我は・・・羞姫の仮面・・・赤き縄にて快楽を縛るもの・・・』
(仮面・・・しゃべれるのぉ!?・・・女だったんだ!)
妙な所で感心してしまう姫子。
『・・・全ての呪縛を解き放ち・・・我は快楽を貪るなり!』
その声と同時に、赤い縄が蠢き始めた。
「ひっ!ひいいいいいいっ!」
操妃が激しく痙攣しながらのけぞっていた。
今まで感じた事の無い、圧倒的な快感が彼女を襲う。
股間に食い込んだ三本の縄は、二本が左右に大きく開いて秘裂を割り開き、剥き出しになったピンクの
谷間を残る一本が巧みに動いて擦り上げる。
羞姫との『貝合わせ』で、既に潤っていた秘裂が、クチュクチュと音を立ててこね回される。
更に、おっぱいに巻きついた縄は、根元から先端に向けてギュリギュリと強烈に扱き上げ、赤く色付いた
乳首を、筆のように毛羽立った縄の先端がしゅりしゅりといやらしくくすぐっていた。
「やぁぁぁ!そんなに搾られたらぁ!出ちゃうっ!出ちゃうのぉぉぉっ!」
操妃が声を裏返らせて叫ぶと同時に、いきり立った乳首の先端から、プシュッ!と音を立てて白いしぶきが
吹き上がる。
「うあぁぁぁぁ!」
本来なら、敵を倒すべき技である母乳の噴射が、凄まじい快楽とともに起きていた。
おっぱいを扱き上げる縄は、休み無く動いて搾乳を続けている。
「ひいぃぃ!そんなに搾られたらぁ!搾られたらぁ!・・・あぁぁぁぁぁ!」
叫んだ操妃の身体が、一度目の絶頂に囚われる。
それでも縄の動きは止まらず、母乳を噴き出し続ける乳首を縄の先でこね回し、激しく蠢いて搾乳を続ける。
更に、脇腹や脇の下、内腿や喉元などの敏感な部分を、筆状になった縄が執拗にくすぐって責め立てる。
『ふう・・・まさかこんな形でアルティメットエクスタシーが発動するとは・・・操妃は墓穴を掘ったな』
ほぼ虚脱状態で、目の前で行われている縄による陵辱を見ていた姫子の頭の中に、久々のカメの声が聞こえた。
(あ!・・・カメさん!これって、何?・・・っていうか、羞姫の仮面って、女だったんだぁ。良かったぁ、
脂ぎった親父だったらどうしようと思ってたんだぁ・・・)
そう言う姫子に。
『・・・やっぱり君って仮面ファイター向きの性格してるよ・・・』
ちょっと安心した声で、カメは言う。
(ねえ・・・これって、どうなるの?)
『うふふふふふっ。おめでとう!初勝利!しかも、完全勝利だよ!羞姫』
物凄く嬉しそうなカメの声。
(完全勝利?)
『そう・・・操妃の仮面は、もう、ダメだね・・・』
(ダメって?・・・ひょっとして、死んじゃうのぉ!?)
『いや・・・必ずしもそうなるとは言い切れなかったりするわけなんだが、どうかなぁ』(はっきりせんかいっ!
ドンガメッ!)
『あ!・・・その言い方、なんか嫌だ!』
そういうやり取りの間にも、操妃は縄状触手に嬲られていた。
秘裂を擦り続けていた縄が外れ、トロトロに蕩けた膣口と、縄に擦りまくられてしこり立ったクリトリスが
あらわになる。
「はあぁぁぁんっ!・・・もう・・・もうイかせないでぇ・・・」
操妃の哀願も空しく、筆状触手が膣口とクリトリスをくすぐり始めた。
「ひいぃぃぃぃぃっ!」
ほんの数回くすぐられただけで、操妃は絶頂の波に囚われて激しくわななく。
イったばかりでわななきの治まっていない膣口に、筆状触手がヌルリ、と潜り込む。
「かはぁぁぁ!」
クリトリスをくすぐる触手はそのままに、胎内に潜り込んだ触手は、子宮口を執拗にくすぐって責め立てる。
「あひいいいいいいっ!」
背骨が折れそうにのけぞって絶叫した操妃の股間から、白く輝く真珠のような、エクスタシースフィアがコロリ、
と転げ出してきた。
続く
その10へ