その13
チュッ、チュッ、チュッ、チュッ……。
洞窟の中にリアンの肌をついばむシェリナの唇が立てるエッチな音が延々と続いていた。最初は嫌がっていた
リアンだったが、今ではもう甘い声ですすり泣きを漏らしながら、肌を優しく吸われる快感の虜になっている。
黒いシャツを大きくはだけられて露出した、健康的に引き締まった小麦色の肌を、シェリナは柔らかな唇で
飽きることなくついばんでいた。
おっぱいの先端を巧みに避けて焦らしながら、戦闘用に鍛え上げられた女剣士の上半身のそこかしこにキス
の雨を降らす。
みぞおちから真っ直ぐにキスで辿り、おへそを小刻みに吸いながら、時折くぼみにヌルッ、と舌を挿し込む
と、リアンの身体がビクン! と跳ねる。
どうやらおへそが感じるらしい。アタシだったらシェリナのふっくらとした柔らかそうな唇や、トロリと蕩
けたピンク色の舌で刺激されたら、どこであっても感じちゃうんじゃないかな……なんて思ってしまう。
いけない! 女の子の部分を弄る指が止められなくなってる! まるで自分の指じゃなくなったかのように
いやらしい動きをする指が物凄い快感を送り込んでくる。
自分でするのってこんなに気持ち良かったのか……癖になりそうだ。
「んっ……くうぅん……はぁぁ……」
リアンよりもずっと大きな声が出ちゃってるがもう止められない。
「ほおぉ、姫もなかなかいい声が出せるではないか、ハァハァハァ……」
すぐ脇で聞こえるジジイの声に羞恥心がつのるのだが、アタシの指は快感を送り込み続けている。すでに指
は熱いお汁でヌルヌルになっていて、内腿を雫がトロリと伝う感触があった。
「んふっ。姫様もそんなことされるんですね。さあ、リアンさん。おっぱいもチュウチュウしてあげますぅ」
シェリナはそう言うなり、ピンと尖り立ったリアンの乳首に吸い付いていた。
「はあぁぁぁぁんっ!」
ひときわ高い声を上げたリアンの身体がシェリナを乗せたままのけぞる。チュウウウッ! という音と
ともにシェリナの頬がすぼまると、リアンの身体はのけぞったまま硬直して痙攣し始めた。
もしかしたら彼女はおっぱい吸われて果てちゃってるのだろうか?
女の子ってそんなことでも果てられるんだ……。あ、アタシもまた……果てるかも…。
「シェリナ、リアンがキノコを受け入れやすいように下の方もほぐすんじゃぁ! ハァハァハァハァ……」
今にもぶっ倒れるんじゃないかと思うほど呼吸を荒げながらジジイが命じていた。シェリナはその指示に
従って絶頂の余韻覚めやらぬリアンの身体の上をを唇で滑り降りていく。
腹筋のシルエットが浮かぶお腹をチュッ、チュッとついばみながら辿ったシェリナの顔は、力無く投げ出
された腿の間に埋められた。
「あ、あぁ……あぁぁぁぁっ!!」
腿を閉じる間もなく絶頂直後で敏感になっている女の子の部分に唇が吸い付き、舌が蠢いて「入り口」を
舐めほぐし始める。
リアンの身体は立て続けに絶頂の大波に襲われていた。声も出せずにのけぞって身を震わせるその姿を見な
がら、アタシも急激に二度目の頂点へと舞い上がる。
「んきゅうううううんっ!」
なんとも言えない声を上げてアタシは果てた。お腹の奥が強烈に痙攣し、その震えが甘美な波となって全身
に広がって行く。
上を向いてのけぞったアタシの身体を白い絶頂の光が貫いた。シャパパパパッと恥ずかしい水音を立てて
失禁の尿が洞窟の岩肌に飛沫を散らす。
「ほおお! 姫もまた果てよったか。お漏らしまでしてしまうとは、もうすっかり準備できとるようじゃの。
シェリナよ、二人まとめてキノコをぶち込むのじゃぁ! ハァハァハァハァハァハァ……」
興奮の極みで凶暴化したジジイの声が洞窟に響く。
「はぁい。リアンさんは動けないみたいだから、姫様がこっちに来てくださいな」
リアンの股間から濡れ光る顔を上げたシェリナは、蕩けた笑みを浮かべながら声をかけてきた。
アタシはまだふらつく足でリアンの傍らへと歩み寄り、その傍らにぺたりと座り込んだ。
石床の冷たさが火照ったお尻に心地良い。
「そうじゃ、リアンの隣に寝そべって膝を立てて足を開くのじゃぁ! ゴフゴフゴフ…」
ちょっとヤバイ感じの咳をしながらジジイが命じた。
アタシは黙ってその指示に従い、リアンの横に寝転がる。
ほんのわずかの間があって、シェリナが両手に魔法のキノコを手にして戻って来た。
「お二人とも、これを挿れてさしあげますよぉ。凄く気持ちいいですよ〜」
いやらしい形をしたキノコを見せ付けながらシェリナは微笑んだ。
続く
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