第四話「囚われの姉妹淫辱調教!!・・・か?」(スポーツ新聞風に・・・)
「お姉ちゃん、この縄解けないよぉ!」
美雪を拘束している赤い縄を必死に解こうとしていた恵美が泣き声を上げていた。
ここは、敵の卵型宇宙船の中。美雪と恵美は、狭い部屋に押し込められていた。
どうやら今回は、予想以上にたくさんのペットが捕獲できたので、コールドスリープ装置が足りなかったらしい。
もし、そうでなかったら、恵美と美雪はM字開脚というとてつもなく恥ずかしい縛られ方をして、コールド
スリープさせられていただろう。
「くうううん・・・」
美雪は、股間に食い込む縄の刺激に、異様な感覚を覚えて声を上げていた。
食い込んだ縄が少し痛い。しかし、その痛みのすぐ下に、何か熱い疼きのようなものが感じられて、それが
とても恥ずかしかった。こうして、妹の恵美と一緒に裸でいる事さえ恥ずかしいぐらいなのに。
(これで感じて恥ずかしい声出しちゃったら、一生恵美の顔を見れない・・・我慢しなきゃ、こんなので感じ
ちゃうはず無いもん・・・。)
高校二年ともなると、殆どのコが何かしらの『体験』済みである。
中には『彼に目隠しされてエッチしたら凄く感じちゃった』コとか、『軽く縛られて責められると燃えるよね』
とか言うコなどもいたりして、そういうちょっと変態チックなエッチも実在するのだという事を、美雪は知って
いた。が、それはあくまでも他人のしている事であって、自分はそんな事には一生縁が無いと思っていた。
それが、今や、乳首の上でコマを回されて感じてしまうわ、水着を強制ハイレグにされて食い込まされてびびっ、
と、感じさせられたり、上半身裸にされたり、挙句の果てにはSM縛りで転がされてちょっといけない気分に
させられたり・・・。
「これって、めちゃ不幸かも・・・」
そうつぶやいてしまう美雪だった。
「お姉ちゃん、もう一回やってみるね」
恵美はそう言うと、再び美雪を緊縛している縄を解こうとした。
「ふわぁ!」
縄の一本を恵美が引っ張った瞬間、一瞬目の前が白く染まるほどの衝撃が美雪を襲っていた。複雑に絡み合った
縄の一部を引っ張った事で、美雪の秘裂に浅くもぐりこんでいた縄が動き、秘裂の上端に位置する『敏感な突起』
をシュルッ、と、絶妙の加減で擦り上げていたのだった。それは堪え様の無い快感の矢となって美雪を貫いていた。
「くあ・・・あ、も、もういいから、恵美、もう止めて」
「御免、お姉ちゃん、痛かった?」
「だ、大丈夫だから、寝ておきなさい。体力を消耗したら、いざというとき逃げられないよ。私ももう寝るから、
お休み、恵美」
顔を快楽と羞恥で薄紅色に染めた美雪は、なるべく恵美の方を見ないようにしながら言った。
美雪は非常にオクテなコだった。本気のキスなんてした事は無かったし、一人エッチも殆どしない。まあ、
たまには無意識に胸を揉んでたりはするのだが、本格的に感じる一人エッチはした事が無かった。
(やだぁ、まだジンジンしてる・・・)
今まで刺激を受けたことの無かったそこを、いきなり縄で擦られて、彼女のそこは、敏感に反応し始めていた。
ただでさえ、縄による圧迫を受けているのである。
恥ずかしいと思えば思うほど、そこに神経が集中し、食い込む縄をいやでも認識してしまう。美雪のそこは、
生まれて始めての強引な刺激に、女の反応を見せ始めていた。
(やぁ、何で食い込んでくるの?・・・)
それは、縄が締まったせいではなく、美雪のそこが充血して膨らんだせいなのだが、オクテな美雪には、
そんな事はわからなかった。
次第に強まってくる食い込みと、更にジンジンと大きくなってくる疼きに、美雪は必死に耐えていた。
(やぁ、やだぁ・・・このままだと、恥ずかしい声が出ちゃうよぉ・・・)
静かな寝息を立て始めた妹の横で、美雪は全身を羞恥に染めて声が出るのを堪えている。
美雪の秘裂は、ぷっくりと盛り上がって赤い縄をくわえ込んでいた。さっきまでは縄が見えていた部分も淡い
ピンク色の肉ひだが覆っていた。
股間全体がジンジンと疼き、お腹の奥が次第に熱くなってくる。
(これが、感じちゃうって事なのかな、やだよぉ、はずかしいよぉ・・・)
そう思いながらも、食い込む縄のもたらす快感は、次第に美雪を追い詰める。
「ぁ・・・ぁぁぁ・・・くぅぅ・・・」
ついに、小さな喘ぎ声が出てしまった。
(やだよぉ、私、縛られて感じちゃってる、SMされて、感じちゃってる・・・恥ずかしいよぉ)
羞恥で震える身体が、縄に微妙なテンションを与えていた。
「ひいいいいいっ!」
いきなり股間を走った、耐えがたい刺激に、美雪は情けない悲鳴をあげていた。
秘裂に食い込んだ二本の縄の間に、勃起してきた彼女のクリトリスが挟まれていた。強すぎる刺激に身体が
震えるたびに、縄がクリトリスをコリコリと責めてくる。
初めて体験するには、あまりにも強烈過ぎる刺激だった。
一瞬で頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなる。
美雪は初めて、縄攻めの恐ろしさを知った。上手に縛られて放置されると、自分で自分の身体を責めたてて
しまうのだ。普通のエッチ経験すらない美雪に耐えられるはずが無かった。
「やぁ、た、助けて、恵美、助けてぇ・・・」
妹の恵美の前では絶対に出すまいと思っていた声、泣き声を、美雪は出していた。
「お姉ちゃん!どうしたの、苦しいの?」
「うああああ、な、縄を、あそこに食い込んでるのを緩めて、お願いっ!」
「え、あそこって?」
「おしっこの出るところよぉ!」
切羽詰っていた御幸はヒステリックに叫んでいた。
「え、ああ、ここ、どうすればいいの?」
「ひいぃ・・・な、縄に挟まれてるのを外して・・・」
「えっ・・・こ、こうかな・・・」
恵美は、美雪のお臍のすぐ下にある結び目に指をかけてきゅっ、と、ひっぱった。
「あひいいいいいいっ!」
それは結果的に、美雪のクリトリスの包皮を完全に剥き上げることになった。
生まれて初めて剥き出しになった敏感な神経の塊が、縄で強烈にしごかれた。
許容量をはるかに超える刺激に貫かれた美雪はのけぞって激しく痙攣する。
秘裂もビクビクと痙攣し、縄に食い込まれた部分から、じわり、と、透明な液が滲んで赤い縄を濡らした。
恵美が引っ張った縄がとどめとなって、美雪は生まれて始めての絶頂を迎えていた。
「あ、あ、お姉ちゃん、御免なさい!御免なさいっ!」
姉の身に何が起こったのかわからずに激しく動揺した恵美は大声で泣き始めた。
(あ・・・ああ・・・私、イっちゃった、縛られて、イっちゃった・・・恵美の目の前でイっちゃった・・・)
あまりの恥ずかしさと、生まれてはじめての強烈な絶頂のショックに、美雪の意識は薄れていった。
縄でくびり出されていたクリトリスは、絶頂を迎えた事で体内に引き込まれ、ようやく縄のいましめから逃れていた。
「何を泣いておる!うるさいぞ!」
野太い男の声とともにドアが開き、赤銅色のマッチョな身体にウサ耳というアンバランスな獣人が入ってきた。
「おじさん助けてよぉ、お姉ちゃんが死んじゃうよぉ!」
敵であるウサ耳マッチョの足にすがり付いて、恵美は哀願する。
泣き濡れて黒曜石のように光る恵美のつぶらな瞳と、ウサ耳マッチョの赤い瞳が見つめ合う。
「むう・・・」
ウサ耳マッチョは低くうめいていた。
潤んだ瞳で自分を見上げる幼い身体つきの少女に、彼は愛おしさを覚えていた。
それは、自分になついてくる子猫に対する感情とほぼ同等の物だったが・・・。
「・・・俺の名は、ルイ=ジャビット。この部隊の戦士隊長を勤めておる。おまえの姉は、確か亀甲兵に立ち
向かおうとして捕らえられた活きのいい娘だったな。死なせるのは惜しい。どれ、見てやろう」
そう言って、失神している美雪に近付いたジャビットは、その股間を濡らす体液の匂いに気付いていた。
「ふむ、そういう事か。案ずるな、これでもう大丈夫だ」
そう言ったジャビットは、腰の剣を抜くと、美雪のいましめを断ち切った。
「腹が減っただろう。餌を持ってきてやる。セリダは食った事があるか?」
「セリダって、何?」
恵美はあどけない表情で尋ねる。
「か、かわいいっ!」
小さな声で無意識の内にそう言ってしまったジャビットは、優しく説明してやった。
「セリダというのはだな、オレンジ色で、脚が二十本あって、ヒョエーッという声で鳴く海辺の生き物だ。焼いて
食うと上手いぞぉ」
「・・・なんか、やだ。果物か何かの方がいいなあ」
「おお、そうか、おまえは草食か、よしよし、美味しい果物を持ってきてやろう」
ジャビットは嬉しそうにそう言って、部屋を出て行こうとした。
「あの・・・ありがとう・・・」
その背に恵美の声がかけられる。
「・・・通りかかったら、声がした。ただそれだけだ」
ちょっと照れた口調でそう言うと、彼は部屋を出て行った。
「・・・ウサギのおじさん、カッコいい・・・」
恵美はそうつぶやいていた。何故だか、胸の奥が切なかった。
「・・・んぐ、んぐ、ごきゅん!ぷはあ・・・さあ、全部飲んだよ、行こうか!」
二リットルのミネラルウォーターを飲み干した早紀は、半ばやけくそで荒縄に言った。 他の二人も、ボトルを
空にしている。
三人とも、自分達の選んだ究極の選択にかすかな後悔の思いを抱きつつ、さらわれた美雪と恵美を取り戻す事を
心に誓っていた。
「・・・よし、それじゃあ、この薬を飲んで、それからこれを穿いてくれ」
荒縄は、白い錠剤を一瓶、そして、なにやら妖しげな装置の付いた、貞操帯を思わせる物を持って来た。
「・・・何、これ?」
静香がぼそっ、と、尋ねる。
「この薬は強力な利尿剤。そして、これは新設計のシンクロ窄尿器だ。まさか本当に使う事になるとは思わな
かったが・・・」
「ひっ・・・」
静香は真っ赤になって硬直した。
「OH、シンクロはわかりマス。サクニョーキって、何デスカ?」
「・・・ジェニファー、ちょっと耳貸して」
早紀はジェニファーの耳元で小さな声で説明してやった。
耳から赤い色素でも流し込まれたかのように、金髪少女の顔が一瞬で羞恥の色に染まっていた。
「OH,ジーザス!ピススクィーザー、NO・・・オーマイガー!」
ジェニファーは顔を覆ってしゃがみこんで震えている。
「なあ、おっさん、どうしてもそれ、付けんとあかんのか?」
「敵は成層圏のはるか上だ。そこまで上昇し、更に戦闘を行ない、美雪君達を助け出すためには、常にフルパワーで
羞恥力エンジンを動かす必要がある。今回はインターネットへの中継はしない。だから君達の羞恥シーンは、
ごく限られた人たちしか見ない。だから安心してごへぇっ!」
「誰にも見せるなぁ!そんなモン!」
強烈な前蹴りを荒縄の腹に叩き込んで早紀は怒鳴る。
「わ、わかった、カメラは切っておくから・・・」
「約束やで・・・さあ、ここまで来たら、やるしかないな」
早紀は錠剤を一つ取り出して飲み込むと、貞操帯を思わせる装置を持って更衣室に入った。
他の二人も、仕方なく早紀を見習う。
史上最大の羞恥作戦が、開始されようとしていた。
「うっ、うううん・・・あ、あれっ・・・」
美雪は失神から覚め、自分を緊縛していた縄の感触が消えているのに気付いた。
「あ、お姉ちゃん、大丈夫?」
「え、恵美!・・・大丈夫・・・」
自分の絶頂シーンを妹に見られてしまった恥ずかしさに、恵美の顔を見る事が出来ず、美雪は背を向けてそう言った。
「・・・親切なウサギのおじさんがね、お姉ちゃんを縛っていた縄を切ってくれたんだよ。それから、果物も一杯
くれた。美味しいよ」
恐る恐る恵美の方を見た美雪は、山のように積まれた色とりどりの果物と、それを美味しそうに食べる無邪気な
妹の姿を見て、少し安堵した。
(私が何でああなったのか、恵美はわからないんだ・・・)
「私も、食べようかな・・・どれが美味しい?」
美雪は恵美の方に向き直った。
「どれも美味しいよ。あ、これがね、こんなに大きいのに、マスカットの味なんだよ」
恵美が渡してくれたリンゴ位の大きさの緑色の果実に、美雪はかぶりついていた。
「あ、ホントだ、美味しいっ!」
さっきまでの自分の恥ずかしい姿を振り払うかのように、美雪は食事に没頭していた。(やられちゃったものは
仕方ない、放送されなかっただけ、モロダスで恥ずかしい目に遭うよりもましだと思っとこう)
そう、自分を納得させながら、美雪は食事を続けた。
「うっ、くぁ・・・なあ、おっさん、発進はまだか?」
次第に高まってくる尿意に耐えつつ、早紀は荒縄に訊いていた。
「エンジン出力が安定しない。もっと恥ずかしがってくれないと・・・」
「そ、そんな事言われても・・・」
「・・・仕方ない。窄尿器を作動させる。全自動で作動して、徹底的に焦らす機能がついている。断わっとくが、
僕が遠隔操作してるわけじゃないからな、後から恨むなよ」
「言い訳はええから、はよ発進せいっ!」
「では、スイッチ、オン!」
荒縄の声と同時に、三人の履いている窄尿器が作動し始めた。微妙なバイブレーションを行ないながら、膀胱の
あたりを押し揉むような動きを開始する。たちまちのうちに尿意が限界まで高まった。
「うわぁぁ・・・も、漏れるっ!・・・え、え、えええっ!?」
漏れそうになった途端、何か細い物が早紀の尿道に挿入され、ぷくっ、と膨らんで排尿を封じた。
「この装置には、尿意を促進する機能と、排尿をさせずに焦らす為のバルーンカテーテルが装備されている。
どうだい、漏れそうで漏れないのを我慢するのは恥ずかしいだろ、他のメンバーの様子も見せてあげよう」
三人の目の前に、他の二人が身もだえする姿が映し出された。
「ひいいっ、やぁ、恥ずかしいっ!消して、画面を消してぇ!」
静香が叫んでいた。
「よし、出力が安定、いけるぞ!モロダスV、敵との決戦に発進!」
尿意を堪えながら身もだえする三人の少女を乗せ、モロダスは相変わらずの平泳ぎスタイルで急上昇していった。
続く
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