Xchanger-F モンスター設定 ver1.11
必要無いと思いますが、検索するときは「CTRLキー+F」で。
第一章
名称:ガルム
種族:魔獣
ランク:B
出現場所:草原・森
Hスタイル:獣姦
原典は北欧神話。
霧の国ニフルヘイムの番犬。「最高のもの」と称され、ラグナロクでは神様と相打ちするほどの凄い犬。
XC-Fの世界では名前だけ同じで魔獣として登場。というか、第一章の時点で名前しか出てない…
ストレイドッグよりも大型で俊敏。美しい毛並みは鋼のように固く、強力な魔法で無ければ倒す事は難
しい。その上、ストレイドッグなどの獣型モンスターのリーダーとして群れを率いる事もある。
名称:ストレイドッグ
種族:獣
ランク:E
出現場所:草原・森
Hスタイル:獣姦
野良犬が負の魔力を帯びて狂暴化したもの。簡単に言えば野犬。劇中でもそう書いた方が圧倒的に多い。
元が犬なので一匹一匹はそう恐い敵ではないが、集団で行動するので襲われると厄介。
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第二章
名称:スライム
種族:魔法生物
ランク:E
出現場所:洞窟
Hスタイル:スライム責め
皆さんお馴染みの青い体のとんがり頭……異議あり! あれのどこがスライムだぁ!?
本来のスライムは形を持たない。粘着ドロドロ粘液の集合体のような体で知性も持たない魔法生物。
水分の蒸発を嫌い、暗いじめじめした洞窟を好む。
武器耐性を持っていて斬ったり叩いても殴ってもまったくダメージを受けない。それどころか体液は酸
なので金属製の武具は切りつければ腐食してしまう。
襲われれば絡み付かれたところから徐々に溶かされていく。そうなるとヒルのように火を近づけるなど
して無理やり引き剥がすしかない。
低級なモンスターではあるが、その特性から非常に厄介な相手。倒すには燃やすか凍らせてしまうか。
TRPGではたいまつで、上級者はかさばらない油と火打石を使って退治するが、それでも油断をすると
被害が大きくなる難敵。某有名RPGのイメージとはまったく異なり、初心者が無謀に挑めばあっさり溶
食されちゃうでしょう、確実に。
名称:ゼリースライム――契約モンスター
種族:魔法生物
呼称:ジェル
ランク:D
出現場所:洞窟
Hスタイル:スライム責め
進化過程:スライム→ゼリースライム
名前:ジェル
オリジナル。とはいえ、名前はいくつかのRPGに登場し、外見も一般のスライムの印象に近いかも。
たくやと契約した際に大量の魔力を与えられてクラスアップしたスライム。
元から持っていた特性はそのままに、表面の体組織のみ結合力を増して粘液状の体を包み込み、手の平
サイズの球状を保っている。
相変わらず知性は無いけれどたくやの命令には忠実。肩にちょこんと乗っけてもらうのがお気に入り。
だがしかし、可愛い外見や軽い体とは裏腹にその内部には普通のスライム十数匹分の質量が圧縮されて
いて、戦闘時にはそれを解放して津波のように襲いかかる。
一晩水につけておけば一日中冷え冷え。暑い旅には最適なお供だったり。
能力:
攻・体当たり
攻・溶食
特・変形
特・分裂
防・耐性・武器攻撃
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第四章
名称:ミストスパイダー
種族:合成生物
ランク:A
出現場所:水辺
Hスタイル:拘束プレイ
オリジナル。とある魔道師によってガス状のモンスター「ギズモ」と蜘蛛系モンスターでは上位に位置する
「土蜘蛛」が合成されたキメラモンスター。
体は気体が集まる事で構成されており、通常の武器攻撃ではまずダメージを受けない。物に触れる場合に
は気体を濃縮し、一時的に固体の体を持つ。また八本の足は伸縮自在、吐き出す糸も丈夫で、敵の攻撃を
無効化しつつ遠距離攻撃を行うので相手にするのは非常に厄介。
効果的な攻撃は魔法による気体の拡散。そして、キメラとして合成された際に服従の魔法を掛けられてい
て、制御用のワンド(短杖)によって下された命令を忠実に守ろうとする。…が、知能が低く、判断を要す
る命令、例えば「敵の殲滅」などではどこまでが敵か分からずに周囲にて当たり次第に攻撃を加える事も。
劇中ではたくやを攻撃したのではなく、たくやの側にいる静香を敵と判断して攻撃し、死に掛けながらも
命令を与えたたくやを守るためにガーディアンと戦った…と言う事で補足説明を。
名称:ガーディアン
種族:魔導兵器
ランク:S+
出現場所:王城
Hスタイル:−
オリジナル。……と言っても、元ネタはダ○の大○険の親衛隊です。
クラウディア王城の地下にキング(王)、クィーン(女王)が各一体、そしてルック(城兵)、ビショップ(僧侶)、
ナイト(騎士)が二体ずつ、そして歩兵に当たるポーンが八体、計十六体存在している。
近年までその起動方法は一切分からず、聖央都クラウディアの魔法ギルドではお手上げ状態だったのだが、
幼少時の静香が彼らに触れたところ次々と目覚め、キングとクィーン以外が静香を主として新たな命を吹き
込まれている。
その力は絶大。材質は失われた金属オリハルコンとも言われ、現状のいかなる鋼よりも固く再現は不可能。
大きさはポーンで2メートルを超え、最大のルックにいたっては建物の二階三階よりもはるかに高い。加
えて周囲の魔力を吸収して動く永続機関搭載で一切の補給を必要としない。さらには契約者――彼らが主
とする静香が呼べば、大量の魔力を消費するもののいかなる場所にでも現れる空間跳躍能力も持っている。
仮に目覚めた十四体を全て投入すれば、いかなる強国の軍隊でも打ち破れるほどの破壊力を秘めており、
王女を護衛するものとしては、その名の通りまさに最強と言える。
しかしながら運用に関しては問題も多い。
現状でガーディアンを操れるのは静香ただ一人。魔法ギルドが研究しようにも王族に協力を軽々しく頼む
わけにもいかず、静香一人の護衛とするにはあまりに強力かつ強大すぎる。
さらに主が静香である点も災いしている。
戦術戦略を知らない静香では、戦局に応じてガーディアンに的確な指示を与える事が出来ない。その上、
ガーディアンの召喚、制御には、多大な精神力を必要とするのだが、その負荷に耐えられずに静香はすぐに
気を失ってしまう。そうなるとガーディアンは暴走状態に陥り、自己防衛本能に従って周囲の建築物、動体
を徹底的に破壊し始めるのである。
使えるけれど扱えない。まさに何とかにハサミ状態のガーディアンは、今日も静香に呼ばれるのをじっと
待っている…
名称:ギズモ
種族:魔法生物
ランク:E
出現場所:洞窟
Hスタイル:さわさわ
実体を持たないガス状のモンスター。名前しか出てきてないけど一応。
スライム同様、知能を持たない魔法生物だが、これもスライム同様に非常に厄介な相手。なにしろ体がな
いから武器はほとんど効かないし、ガス状なだけに発見が遅れることもしばしば。顔を覆われれば何も出
来ず、何も理解できずに死んでいくことに……
名称:土蜘蛛
種族:魔獣
ランク:B
出現場所:森・洞窟
Hスタイル:緊縛プレイ
名前しか出てきてないけど一応。
RPGでは時折名前を目にする巨大な化け蜘蛛。けれど実際には天皇に従わない地方土着の原住民の総称。
多分に差別用語的意味合いが含まれていると考えられる。
土蜘蛛は酒呑童子を倒した事で有名な源頼光の「土蜘蛛退治」に登場するため知名度が高い。この物語は古
典の能としても演じられている。その中で土蜘蛛は女性の姿をしている事から蜘蛛の妖怪には女性の姿をし
たものが多いんだなと勝手に納得。
ゲームなどで中ボス的扱いにされたり、結構強かったりするのも、やはり「土蜘蛛退治」の影響が…なにし
ろ人より巨大な蜘蛛ですから。
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第五章
名称:吸血鬼
種族:魔族
ランク:A
出現場所:古城
Hスタイル:吸血主従プレイ・ちょっとS
世界中には血を吸うモンスターは数あれど、おそらくもっとも有名なものがこれ、吸血鬼。
一般にドラキュラと呼ばれていることも多いけれど、それは小説や映画(ノスフェラトゥ等が有名)のタイ
トルから来ております。そのドラキュラの退治の仕方も杭を打つなど多々ありますが、心臓へ杭は肉体を魂
を切り離して大地に繋ぎ止めると言う小説から生まれた方法。十字架が苦手なのはジャンヌダルクの仲間で
あるジル・ド・レエ(吸血鬼モデルの一人)に由来。銀の武器やニンニクは吸血鬼を流行病と結び付けて考え
ていたからだそうな。勉強になりました。
ファンタジーにおける吸血鬼はかなりの難敵。太陽の光を嫌って日中は自分の棺で眠っているけれど、他
者の血を吸い、時には相手を僕の吸血鬼にしてしまう「吸血」や、見ただけで催眠術にかけたり命さえ奪うこ
ともある「魔眼」、体が灰になってもまだ死なない「不死性」、その他にも飛翔や動物を操る能力、変身する能
力など、多くの特殊能力を有している。また基本的に寿命もなく、退屈な時間を魔法の研究に費やすものも
少なくないので魔法を扱う術にも優れている。
彼らにとって、人間など取るに足らない「食料」にすぎないのかもしれない……
劇中では「あの人」を吸血鬼としていますが、牙は引っこ抜いています。
何代か前のクラウド王国の王様と契約し、人側は襲うことが無いよう、吸血鬼側は安住の地を、と言う交
換条件を守るため、吸血鬼の象徴である牙を封印し、今では立派な王女を育てるべく家庭教師をしています。
最も効率のよい「吸血」と言う栄養摂取方法が封じられているので全盛期に比べれば魔力は数段落ちてい
る。けれど魔法テクや知識では普通の人間は太刀打ちする事すら出来ない。なお、現在は「食事」で栄養を取
っているけれど、若い男の精を吸うことも出来る。
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第六章
名称:ワーウルフ
種族:獣人
ランク:B
出現場所:平原、森
Hスタイル:獣姦スタイル
人狼(ヒトオオカミ)というのは狼が本体で人に化けられる化け狼。性は狼に近く、獣らしい生活を送る
が時として人に化けて人をだまし襲う。映画「狼の血族」なんてのはこれっぽい。人間になっててもどこか
変だったりする。
日本的ならば狼の精霊などになるので獣らしくなく、人語を解し不思議な力をもつこともある。どちらか
というと人を超えた自然の神で超然とした感じでしょうか。「もののけ姫」に出たのもこれのたぐいですね。
どちらも大抵は普通の狼サイズかちょっと大きめくらい。
狼人間(おおかみにんげん)または人狼(ジンロウ)は呪いによって生まれたもの。人間体が本来なのだ
けど、呪いのため自分の意思に関係なく変身する。狼人間に襲われたものは呪いを受け継ぐ。元祖「狼男」
や「狼男アメリカン」など。大抵は二足歩行の半狼半人(そもそもの狼憑きなら獣のような振る舞いをする
人間なわけで、こっちが伝承に近いのかも)でたまに巨大狼にまで変身。
他に原因が呪いのせいかは不明だけど種族として変身するものらもあり、そちらは自分の意思で自在に変
身できる。「ハウリング」とかそうかな。ファンタジーで獣人の一族として出る場合は大抵これ。半狼半人
や巨大狼それぞれのパターンがある。平井和正の「ウルフガイ」もこれですね。小説としては日本的で超自
然の要素も含まれますが、初期のものを外的に見ると単なる一種族。
(解説 by のんねむさん)
名称:マーメイド
種族:妖魔(水棲)
ランク:D
出現場所:海
Hスタイル:水中浮遊プレイ
いわゆる一つの人魚さん。王子様と結婚できなければ泡になって消えるのです。ちなみにアイルランドで
はメロウとも呼ばれ、人魚の男はマーマン、半魚人を指す。
長い金髪に碧の目、輝く鱗を持つ魚の下半身と言う美しい外見から好意を持つ人も多いけれど、どちらか
というと災いの兆しとされるモンスター。セイレーン同様、海の底に引きずり込むなどの話は数多い。歌声
で船乗りを魅了して溺れさせたり嵐を呼んだり。そういう意味では人々の海への畏怖が形になったモンスタ
ーと言える。
日本で人魚といえば、その肉を食べれば不老不死になる、という話が有名。八百比丘尼は人魚の肉を食べ、
八百歳まで生きたという。
名称:サキュバス
種族:魔族
ランク:B
出現場所:魔界・夢の中
Hスタイル:エッチ大好き♪
いまさら説明不要。誰もが認めるエッチなモンスター。夢魔、淫魔。
男バージョンはインキュバス。サキュバスとインキュバスは同一の存在で、状況に応じて性を入れ替えて
いるという説もある。名前の由来は、サキュバスが下に寝るというスクブスから、インキュバスが上に乗る
という意味のインクブスから。
背に蝙蝠の翼を持つ美しい女性の姿をしているが、一説にはひどく醜いとも……脳内では美しい方を採用
と言う事で。眠っている男を夢で誘惑して精を吸い取るが、その精の使い道はインキュッバスが女性に圧し
掛かって妊娠させる為。……サキュバスって浮気男に尽くしてる人?
能力としては夢を見せる以外にも高い魔力と鋭い爪、コウモリを使役することもある。まさに女悪魔。
知能も高く、魔女と交流を持ち使役されることもある。
淫夢を操ると言うことでナイトメアと混同することが多いが、サキュバスたちはエッチな夢を、ナイトメ
アは悪夢を見せると言うように区別されるのが一般的。ちなみにナイトメアは馬です。しかもメス。
サキュバスが描かれるのは禁欲生活を強いられる若い僧をたぶらかす女悪魔として。同様にインキュバス
は貞淑で妊娠するはずのない女性を妊娠させる男悪魔として。つまりは夢精や若気の至りを全部悪魔のせい
にして言い訳しているわけです。
結構ひどい扱いを受けているサキュバスだが、意外と伝説上にはサキュバスと人間の間に生まれた子とい
うのは多い。そう言った子は特殊能力を持って生まれてくるのだとか。
余談だが、一夫一妻制を提唱したのもキリス○教。昔のキ○スト教は若い性欲を他人のせいにしてまで禁
欲的でありたかったんだろうか……
劇中ではオリジナルの設定として、影を操る能力を持たせています。
最初は、サキュバスに変身中は魔法を使えるようにしようかとか考えていたのですが、乗りと勢いで基本
構想にあったアイデアをそのまま使用。
これにより、自分の影でボンテージとか黒い服を編み上げたり、背中に影の翼を生やすことなどが出来る
ように。ただし、操れる影の量や強さは魔力に比例します。
(情報提供・ご指摘 by のんねむさん)
名称:オーク
種族:妖魔(亜人)
ランク:C
出現場所:山・森
Hスタイル:強欲レイプ
RPGではお馴染みの、でっぷり太った半人半豚、大きな鼻と牙を供えたデミヒューマンモンスター。名
前の由来はハデス、プルートと同一視される死神オルクス。原典は「指○物語」……かな?
残忍で強欲、人を食べるし汚いし結構強いし金銀財宝大好きだし。弱い奴はいたぶり抜き、強い相手には
許しを請うか逃げ出すか。………ある意味、人間の天敵である。
デミヒューマンタイプのモンスターの中では中堅的な立ち位置で、オーガやトロルなどの強力な亜人型モ
ンスターに較べればかなりの数がおり、ゴブリンなどを手下にして徒党を組む場合もある。知能はそれほど
高くないが槍や斧などの武器も扱える上に暴力的、野蛮として描かれる事が多い。加えて怪力で生命力も強
いので、非常に難敵。
名称:クラーケン
種族:魔獣(水棲)
ランク:A
出現場所:海
Hスタイル:精液カプセル挿入
大航海時代にポーランドの司祭が紹介した事で有名になった馬鹿でかい海洋モンスター。
大きさは小さめの島ほどもあり、船をその足で絡めて沈没させてしまう、島と間違えて上陸すると言った
事が続発するほどの巨大さ。その大きさは1.5マイルあると言われ……実際、どんなものなんだろう……
その姿は怪魚とも、イカタコとも、クラゲとも、カニやエビとか、サーペントとか、とかく海洋生物の形
が上げられることが多い。共通するのは、とりあえずでかい事。
名称:触手
種族:魔法生物(?)
ランク:E
出現場所:いろいろ
Hスタイル:存在自体がエロス
無脊椎動物の腕とか口とか感覚器官とか。――存在自体がエロスの上に、モンスターの名称じゃないし。
実際の強さ(やっかいさ)は実力以上かもしれない。
スケルトンには、死者の魂が乗り移っているタイプや、ドラゴントゥースウォーリアーに代表されるよう
に魔法の力で動かされているものがある。後者の場合、ボーンゴーレムなどのように人型で無い場合もあり、
術者次第で強さは格段に跳ね上がる。また、魂が残留している場合でも生前の記憶や経験次第では強敵と化
す。
名称:水蛇
種族:水棲生物
ランク:E
出現場所:水中
Hスタイル:水中緊縛
水の中にいる蛇。いや、なんの捻りもなくそれだけ。
当初、リクエストのあったサーペントを出そうかとも考えていたんですが、クラーケンを出してサーペン
トを出すと怪○大戦争みたいになりそうな上に、大きな蛇とのエッチがどうしても思いつけなかったのでサ
イズを小さくしてみました。
名称:ミノタウロス
種族:獣人
ランク:A
出現場所:迷宮
Hスタイル:生贄プレイ
ギリシャ神話に登場する牛の頭を持つ亜人間型モンスター。
クレタ島の王ミノスはポセイドンへの生贄を出さなかったばかりに、妻のパシパエへ牛に恋するように呪
いをかけられてしまう。そうして神より贈られた牡牛と出来ちゃった子供がミノタウロスである。
ミノス王は発明家ダイダロスに迷宮(ラビュリントス)を作らせると、ミノタウロスをその中に閉じ込め、
アテネイから九年に一度、七人の少年少女を食料として送り込んだのであった。
その後、ミノタウロスは生贄にまぎれてやってきたテセウスに倒され、ミノス王の娘アリアドネから貰っ
た糸車で迷宮を脱出したのは有名な話。
ちなみにミノス王は、ゼウスが化けた牛(牡牛座)とエウロペの子。ポセイドンへの生贄予定も牛。ほんと、
牛と縁があるというか何と言うか……
ファンタジーにおけるミノタウロスは、この神話を基本にしている。
ミノア文明が火山の噴火で滅ぼされた事を神話にし、その象徴としてミノタウロスを描いたように、その
パワーはすさまじいの一言。戦斧を手にしていることが多く、その豪腕から放たれる一撃は全てを粉砕する。
また「人食い」の習性があり、それがラビュリントスへ閉じ込められ、生贄を欲した理由でもある。
ゼウスの孫に当たるので神性も有している。まさに英雄と呼ばれる者でしか太刀打ちできない強さだが、
ボスなどの一品物として登場しない場合は能力も格段に下がり、お頭が足りないパワーバカと称される事も。
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第八章
名称:ゴブリン
種族:妖魔(亜人)
ランク:E
出現場所:山・森
Hスタイル:輪姦レイプ
子供ぐらいの身長で醜い風体、潰れた顔に鋭い牙や爪。RPGではお馴染みの人型モンスター。
冒険の始めに出会っては活躍も無く経験値の足しにされそうなゴブリンだが、実際はなかなか奥が深い。
元はヨーロッパ地方の妖精で人間と共存関係にあったが、某宗教の広まりに寄り悪鬼・妖魔と言うレッテ
ルが貼られる。
住処は洞窟など地下が多い。親兄弟関係無く共同生活を営むが、繁殖力が異常に高い。奪い、犯し、略奪
しては子作りに励む。
そのためエッチなお話では集団で女の子を襲ってはエロエロするんですよ、きっと。
名称:ゴブリンゴースト――契約モンスター
種族:死霊
ランク:E
出現場所:−
Hスタイル:−
進化過程:ゴブリン→ゴブリンゴースト
オリジナル。と言っても、死んだゴブリンが幽霊になっただけだけれども。
たくやとの契約直後に倒されてしまった五匹のゴブリンたち。だが、輪姦エッチした際に魔王の魔力が既
に与えられていて、その力で現世にとどまってしまい、たくやの後を追いかける。
とりあえず、たくやの役に立つための体を得るために人や犬などに憑依を試みるが、ことごとく失敗。エ
ッチし様にも体が無い。ゴブリンの生き甲斐であるエッチを奪われて、この先どうなる事やら……
一応、何故かどう言うわけか人間の言葉を理解し、それで意思疎通をする。しかも意味無く怪しい関西弁。
能力:
攻・無効攻撃
防・攻撃無効
特・神聖魔法に超弱い
特・不可視
名称:コボルト
種族:妖魔(亜人)
ランク:E
出現場所:山・森
Hスタイル:半獣姦
犬の顔に子供の背丈の人型モンスター。元はドイツの妖精で、幸運をもたらす妖精だとか。
金属コバルトの語源にもなったように鉱山などに出没する。
家に住み着いた場合、悪戯はすれど家事をこなす働き者だったけれど、ゴブリン同様某宗教の影響で……
名称:リビングメイル、リビングアーマー
種族:死霊 or 魔法生物
ランク:C
出現場所:戦場跡
Hスタイル:半裸鎧プレイ
某錬金術の漫画で一躍有名になった中身がないのに動き回る鎧の事
直訳すると「生きている鎧」。今回名称しか出てこなかったけど、ついでに解説。
誰も中に入っていない動く鎧のモンスター、リビングアーマー、リビングメイルには二種類ある。
一つは、死者の魂が全身鎧に取りついて動き出した物、いわゆるポルターガイストの鎧版である。なぜ鎧
なのかと言えば、おそらく人の魂の形に近いからかと勝手に言ってみたり。
もう一つは最初から自立行動できる様な魔法の武具として作られた物、つまり魔力で動く中身の無いロボ
ットで、しかもいざとなったら戦う事もでできる優れもの、なわけである。後者はゴーレムの仲間と考えて
もいい。
さて……鎧がリビングメイルなら、霊が取り付いて宙を飛ぶ剣はなんて言うんだろ?
名称:ゴーレム
種族:魔法生物
ランク:C
出現場所:室内
Hスタイル:無限腰振り
名前しか出てなかったけど一応説明解説。
ヘブライ語で「胎児」を意味する泥人形。現代風に言えばロボットであり、主人の命令を忠実に実行するが、
元が無機物だけに色々と制約が多く、それを破ると暴れ出すから始末に終えない。RPGの世界では宝物庫
の門番などとして描かれることが多い。
ゴーレムを作る際に忘れてはならないのが文字。「emath」(真理)と書き加えられることでゴーレムは動き
出し、eを削って「math」(死)とすると壊れてしまう。
また、死者の肉体を使って作り上げられたゴーレムはフレッシュゴーレムと言い、他にも木製のウッドゴ
ーレム、泥で出来たマッドゴーレムなど、構成材料によって色々と名前が変わり、その能力も異なってくる。
ギリシャ神話では、クレタ島の守護者、青銅巨人タロスが有名で、石や金属で出来ていた。
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stage1「フジエーダ攻防戦」
名前:オーク剣士――契約モンスター
種族:妖魔(亜人)
ランク:C
出現場所:山・森
Hスタイル:強欲レイプ
普通のオークが両手剣を装備しただけで、能力的にさして変化したわけではない。
たくやとエッチもまだしてないので、進化にはそれなりに経験を積む必要があるので時間がかかる模様。
狩猟や罠などが上手いと言う特技を持っている。
なお、装備する武器が変わると名前も変わるかも……
名称:G・リビングアーマーズ――契約モンスター
種族:死霊
ランク:C
出現場所:街
Hスタイル:道具責め
進化過程:ゴブリン→ゴブリンゴースト→G・リビングアーマーズ
頭のGはゴブリンのG。直訳すると「ゴブリン・生きてる鎧たち」。さ迷っちゃいないんです。
G・リビングアーマーズはリビングメイルの項で書いた魂が鎧に定着した方のケース。たくやに憑いて行
っていたゴブリンゴースト五匹組が、街の騒動のドサクサにまぎれて武具店の鎧に取り付き、そのまま定着
化した。
だがリビングメイルにすると格好いい全身鎧フルプレートが、そうそう平和な街に売っている筈が無く、
仕方なくプレートアーマーやブレストメイルにガントレットとブーツで適当に四肢をでっち上げ、誕生した
のが思いっきり頭身の短いリビングアーマーなのであった。しかもそれでも鎧が足りず、五匹目は鎧とも言
えない黒装束を体としていたりする。
だがそれでも、攻撃力は些かも衰えない。金属性の体は生身の時より膂力があり、小さい体でも槍や斧を
振り回すのに問題が無い。
さらに特殊能力として、戦闘中に召還していると自分が使っているものより良い武具を拾ってくることが
ある。その中でも特に良いものは女王扱いのたくやに献上し、もしたくやが受け取ってしまえば「喜んでも
らえた」=「褒美にエッチ♪」となり……魂状態でどうやって犯す?
なお、五匹のゴブリンメイルの名称と能力は次の通り。
「ゴブリーダー」――とりあえずリーダー扱い。ロングソードを装備。
「ゴブガーダー」――護衛役。両手に盾を装備し、防御力が高い。盾の裏にはナックルを装備。
「ゴブハンマー」――体(鎧)が一番大きく、鎧内に余剰装備を収納可能。右腕が鎖つきのトゲトゲ鉄球。
「ゴブランサー」――長槍を装備。攻撃力と防御力のバランスに優れる。両手斧への装備変更も可能。
「ゴブアサシン」――無口な黒装束。短剣二刀流。実は五匹の中で最速最強だったり。単独行動可能。
能力:
攻・「突撃突撃突撃〜〜〜!!」・突撃攻撃
防・「おう、姐さんを守るぞ!」・ガード
防・「体がバラになってしもた」・分離回避
特・「え〜もん落ちてないか?」・装備品漁り
特・「………………」・ゴブアサシン単独行動
名称:蜜蜘蛛――契約モンスター
種族:魔獣
呼称:蜜蜘蛛
ランク:E
出現場所:森
Hスタイル:ローションプレイ
進化過程:ミストスパイダー→蜜蜘蛛
オリジナル。たくやと契約した際に魔力供与によって特殊進化した昆虫モンスター。
元は巨大な姿だったのに、手の平大のちょっと大きめな蜘蛛になってしまった。丸く膨らんだ腹部は透け
ていて、まるで宝珠のような輝きを放つ。その内部には周囲の待機から取り込んだ魔力で生成した蜜を溜め
ている。味は甘くてほんのり酸味がさわやかで非常に美味しい。飲めば体力回復効果があり、渇きを癒す事
も出来るのでポーション代わりに重宝する。
蜜の成分に毒は無いものの、たくやの意思である程度操作は可能。と言っても、出来るのは媚薬ばかり…
…何かがおかしい。
戦闘は単体では不可。しかし、魔力を通した糸を介して水を操る能力を持っている。しかしそれで戦闘を
行う事は出来ず……
能力:
特・癒しの蜜(回復効果)
特・淫らの蜜(媚薬効果)
特・細い糸(操水効果)
特・絡め糸(捕縛効果)
名称:ジェルスパイダー――融合モンスター
種族:融合体
呼称:ジェルスパイダー
ランク:A
出現場所:湖
Hスタイル:水糸縛り
進化過程:ゼリースライム+蜜蜘蛛→ジェルスパイダー
オリジナル。スライムのジェルと蜜蜘蛛とが力をあわせた姿。
内部に多くの魔力を溜め込んでいる蜜蜘蛛だが、水を操る能力を持っていても自分の糸で不定形の水を操
って体を構成するのは難しい。以前の霧状の体は自分の体の構成物質であったからまだしも、魔力で水を操
る場合は少しの魔力の揺らぎで自重により崩壊するから細い糸を芯にして操るのは難しいのである。
一方、スライムのジェルは、俊敏ではあるが体当たりや溶解では一撃の攻撃力が低く、炎や冷気に弱いと
いう弱点も抱えていた。
そこで両者は考えた。スライムに大量の水を蓄えて維持してもらい、それを蜜蜘蛛が操ればよいと。人間
に置き換えればスライムが骨格や筋肉となり、蜜蜘蛛が神経を司る形だ。
そんな感じで「たくやの役に立ちたい」本能に従って両者は合体し、スライムボディーを持つ大蜘蛛・ジェ
ルスパイダーが誕生したのである。
体は膨張したジェルが構成。それだけでは緩慢になってしまう動きを、神経のように内部へ糸を張り巡ら
せた蜜蜘蛛が操る事で意思決定を最適化。指令を受けた各所のスライムが関節を動かし、ミストスパイダー
より大型でありながら同様の俊敏性を手に入れた。
また同時に、膨大な水分を蓄える事で重量が増し、強烈な攻撃力をも生み出した。八本の脚は伸縮自在で
あり、ミドルレンジの攻撃にも対応している。
ジェルが不安を抱えていた防御面であるが、それは大量の水を体内に蓄えることで解決。
周囲に高濃縮した霧状の水滴を散布。同時に魔法攻撃を受ける面に高圧縮した水を集める事で炎・冷気・
風圧・衝撃各種の魔法攻撃への耐性を得た。水分内の不純物を操る事で純粋を自由に作り出すことも可能で、
電撃を通さなかったり、任意の方向へ流す事も出来るようになった。
能力
攻・体当たり
攻・高水圧カッター
攻・スライム飛ばし
防・耐火耐冷耐衝撃耐電
特・部分変形
名称:ライカンスロープ(獣人形態)――契約モンスター
種族:獣人(人型)
呼称:ポチ、またはポチ助。
ランク:E
出現場所:−
Hスタイル:獣っぽいプレイ
進化過程:コボルト→ライカンスロープ)獣人形態)
ライカンスロープとは、通常は人の姿をしているが、時と場所と場合によって獣に変身する者たちの総称。
元々はギリシャ語の「狼」と「人間」の二つの単語を合わせた意味を持ち、直訳すると狼人間。言葉の意味的
にはウェアウルフと同じになる。
ファンタジーでは狼だけではなく、虎や猫や蛇などの獣に変身する人間を意味している。その場合、ワー
ウルフ、ワータイガーなど頭に「ワー」とつけられるのが一般的。ちなみに猿に変化するのをワーモンキーと
か言わないのかと疑問に思ったり。他にもシャチとかの海生哺乳類に変身するのがいても格好いいんじゃな
いかと考えています。
本文中では犬属性と言う事で犬耳生えてる男の子ですけれど、本来のライカンスロープの人間形態は普通
の人と変わりなし。獣に噛まれた事が原因で変身する様になってしまったと言われている。この部分を見る
と狂犬病かなにかじゃないのかとも思えてしまいます。
なお、いろんな獣に変身するライカンスロープが考えられますが、ネズミだけはいけません。ネズミの獣
人だけは権利関係でヒジョーにマズいです、はい。
XC−Fに登場するライカンスロープはコボルトから進化したもの。だから通常の獣人と異なっている点
があったりしていますので、深く突っ込んだりしないでください。
外見的には犬耳が特徴的。人間の子供と変わらない身長ながら、アレはまあアレなわけでエッチな事担当
形態と言う事で。
たくやの魔力を度重なり大量に受け取ったことで、獣人形態では拓也の子供(男)の頃にそっくり。たくや
本人はあんまり気づいて無い様子。
能力:
特・「クゥン…」(性的魅了)
特・「ワンワンワン♪」(嗅覚探知)
名称:ライカンスロープ(炎獣形態)――契約モンスター
種族:獣人(魔獣)
呼称:ポチ、またはポチ助
ランク:C
出現場所:−
Hスタイル:頬擦り頬擦り
進化過程:コボルト→ライカンスロープ(獣人形態)→ライカンスロープ(炎獣形態)
炎を操る事が出来る黒い毛並みの四足獣。
コボルトからライカンスロープへと進化する最中、たくやの魔力に綾乃の「陽」属性の魔力も混在したため、
属性が火炎系に変化。本来なら炎での攻撃力は微々たる物だったけれど、膨大なたくやの魔力と混ざり合う
事で強力な炎を操る能力を身につけた。
毛は後ろへ向けてなびいており、逞しい四肢は見るからに敏捷性とパワーを感じさせる。目は鋭く鼻先は
尖り、外見の凶暴性を強調しているものの、飼い主(?)のたくやによく懐いていて、非常に人懐っこい。大
きさは四足を地面についていてもたくやよりも背が高く、馬代わりにすることも可能。
ただし、たくやが敵とみなした相手には口や全身から炎を噴き上げ、跡形も無く焼き尽くす攻撃力も秘め
ている。また、この炎獣の炎は燃焼させる対象物を任意に選択でき、たくややその仲間に対しては一切無害。
炎獣が敵意を向けたものだけを激しく焼き尽くす。
………そういえばポ○モンにほのお系の犬っぽいのがいたような…イメージ的にはロッ○マンエ○ゼに
出てくるウイルスの方なんです。
能力:
攻・火炎放射
攻・体当たり
防・炎の壁
特・耐火
名称:オーガ――契約モンスター
種族:妖魔(亜人)
ランク:B
出現場所:荒野・森
Hスタイル:巨根
人間を一回り大きくしたようなモンスター。ファンタジーでは一般に人食い鬼、屍食鬼と訳されるが、名
の由来は半人半豚のオークと同じく死神オルクス。
強靭な肉体に暗視能力を持ち、出会えば厳しい戦いになる強敵。
ファンタジーではゴブリンやコボルトの上位種的な位置付けにあるが、種全体としての数は少ない。
体躯やパワーの面ではトロールやジャイアントに及ばないものの、高いレベルでバランスの取れた強力な
人型モンスターである。
名称:鬼
種族:鬼
ランク:A
出現場所:冥界
Hスタイル:巨根
進化過程:オーガ→鬼
角を生やして虎皮を体に巻き、金棒を持って暴れまわる――これが一般的な鬼のイメージだろうか。
日本において鬼とは昔話で語られるように人間の敵としてのイメージがあるが、これは仏教伝来と深い関
わりがある。
元々中国の言葉である「鬼」は「見えないもの」と言う意味を持つ。これは先祖や英雄の霊を指す言葉でもあ
り、日本では見えないものを意味する「隠」の読みから「おに」と呼ばれるようになった。「鬼籍」と言う言葉は
この「鬼」の意味合いが強い。
日本に伝来すると鬼は冥界で死者の管理をする神の一種となった(鬼神など)。だが仏教が広まるに連れて
冥界の極卒である鬼を仏敵とする考えが強まり、死後の成仏を求めた人たちによって仏の敵、人の敵として
鬼が描かれ始めた…との鶴の推測。信じないでね。
また、鬼は角の数で位や強さが変わってくるとか聞いたんですが、現在調査中。
通常のファンタジーではオーガと同一視される事が多いが、人型モンスターとしては最強の部類。XC-
Fでは屍食鬼オーガの先祖返りと言う位置づけ。
名称:シワンスクナ(四腕宿儺)――契約モンスター
種族:鬼神
ランク:A+
出現場所;−
Hスタイル:羽交い絞め巨根責め
進化過程:オーガ→鬼→シワンスクナ
たくやと契約したオーガが進化…もとい、先祖帰りした上で3Pした静香の風の魔力を取り込んだ影響で
二段進化した鬼の姿。進化途中に鬼の時点があるが、それは魔封玉の中で過ぎちゃったって事で。
初期イメージは外見イメージは某SFCの某ゲームの……で、命名の由来は日本の妖怪、両面宿儺(りょ
うめんすくな)。両面の顔、前後一対ずつの腕に前後一対の足。だからア○ュラマンとか天○飯とか言っち
ゃダメ!
鎧姿の鬼の姿には通常のモンスターと一線を画す神秘的な雰囲気を漂わせている。
シワンスクナの角の数は二本。鬼は角の数によって強さが決まると言われる事もあるが、このあたりは平
均的に。元々上位種なのにこれ以上強くしたらやりすぎっぽいし。
全身を覆う鎧は進化の過程で外皮の一部が余剰魔力と鬼の気によって硬質化して生まれた。顔を覆う面、
急所とも言える肩や胸を覆う鎧、打撃の衝撃から拳を守る篭手などに変化し、軽量かつ強固、金属と同等の
固さを備えた防具と化している。形状的には侍の鎧に近いが、どうしてそこまで精緻な造りになってしまっ
たのかは不明。いわゆる鶴の趣味とかご都合主義とか。
進化前からは膂力がそれほど上がったわけではない。だが腕の本数が増えたことによる攻撃力の上昇、俊
敏性、そして体内に取り込まれた「風」属性の魔力が生み出す闘気の力で、戦闘力は格段に跳ね上がっている。
加えてたくやに切り落とされた左腕一本が脱着自在であり、金棒代わりとして使うことも出来る。もしその
腕をなくしても、トロール並の再生力でしばらくすると生えてくるので心配なし。
また契約モンスターの中では最も知能が高い。しかしそれ故にたくやの命令に反することもあり、弱い敵
相手には召還を拒否することも。しかし主の危険に際してはその身を投げ出すことを厭わない高い忠誠心も
併せ持っている。
Gゴブリンアーマーズと合体攻撃を繰り出すことも出来る(武器を借りるだけだけど)。
両面宿儺だけでなく、阿修羅は三面六臂(三つの顔に六本の腕)、ヒンドゥー教の神ヴィシュヌも四本の腕、
仏教の千手観音は十一面(もしくは二十七面、千眼)に千本の腕と、神々の中にも腕や顔の数が人間と異なる
姿をしている神は多い。私的意見では、顔はどれだけ世界を見渡すか見通せるか、腕の数は救済する人々を
救う能力がいかにあるか、と言う事を示しているように思える。元々鬼と言う存在が仏道に属していた事を
考えると、シワンスクナの四本の腕は単なる強さ以上のものを秘めている可能性もある。
能力:
攻・拳「一撃爆砕」
攻・拳「剛・連打」
防・分身移動
攻防・気合波「破邪滅殺」
名称:魔蟲(バグ)
種族:魔蟲
ランク:E
出現場所:森
Hスタイル:媚薬注射・卵注射
毒サソリや毒蜘蛛などを除けば、生まれついての虫型モンスターは通常大型。だがそれとは別に、専門の
知識を学んだ魔法使いが人工的に生み出した虫型モンスターの総称を「魔蟲」と言う。
人間の手により命を生み出すといえば人造人間(ホムンクルス)や複製生物(クローン)を思い浮かべる。だ
が脊椎動物に比べて体構造が非常に単純、判断能力が不要などの点から、魔蟲創造の技術は同じ流れを汲み
ながらも、人造人間などと比べれば非常に容易なのである。また生命維持を考えないのであれば、さらに容
易に創造が可能であり、万単位の魔蟲を生み出す事も不可能ではない。
とは言え、魔蟲を生み出すのにも長い研究と魔道師の才覚が必要であり、専用の繁殖装置も作らなければ
ならない。佐野のように戦闘・媚薬・毒・洗脳と用途に応じた数種の魔蟲を生み出すのは確かに天才の領域
であり、術者の非凡さがうかがえる。
だが魔蟲は作り出しただけではダメである。制御してこそ魔蟲の魔道師なのである。
判断能力を組み込んだ魔蟲の創造はアイハラン村の賢者などが成功して見せているが、通常は術者の命令
通りに従う程度の知能しかない。基本的に虫なので、コントロールには声よりも音がいいとされる。古代魔
導杖「ウォーム」は所有者の意思を察知し、特殊な音波で範囲内にいる全ての魔蟲をここに、または一括して
制御する事を可能としている。
名称:トロール(トロル)
種族:妖魔(亜人)
ランク:C
出現場所:森
Hスタイル:巨根噴出ザーメン責め
最近では某魔法使い映画に出演するなどして一気に知名度の上がった巨大な人型モンスター。
北欧神話の巨人族の流れを汲む、特に凶暴なドワーフがトロール、石から生まれた、光にあたると石にな
る等、起源に諸説あるが、本来は凶暴で残忍だったと言うのは共通しているらしい。赤子を食べた話もある。
人の身長の二倍はある巨躯が誇る怪力は人の比ではなく、棍棒で一撃されただけでまず即死。防御面でも
並外れた生命力に加えて異常とも言える再生能力。生半可なダメージはすぐさま回復してしまい、倒すのは
かなり困難と言える。
だが一方で知能が低く、のろまと言うイメージがある。人間のとんちに引っかかってだまされた伝承もあ
るものの、巨人族の流れを汲んだ長命のトロールには知識が高く魔法を使えるものも少なからずいる。
名称:プラズマタートル――契約モンスター
種族:魔獣(水棲)
レベル:C
出現場所:海
Hスタイル:電気ショックプレイ
オリジナル。
甲羅に数本の長い角を持ち、その間に電気を発生させて飛来するものを打ち落とす大型の亀。
元々餌をとるための能力だったが、次第に手足は退化し、甲羅内に溜め込んだ電撃の魔力に特化した。
プラズマタートル自体の動きは緩慢だが、電撃は飛ぶ鳥を一瞬で丸焼けにするぐらい強力。
stage1のエピローグで鶏肉につられてたくやと契約し、魔力供与により歩けるぐらいになっている。
名称:ホブゴブリン
種族:妖魔(亜人)
レベル:D
出現場所:森
Hスタイル:集団輪姦
ホブゴブリンの「ホブ」は「ロビン」と言う意味らしい、ヨーロッパ生まれのモンスター。
その名前からゴブリンと似たようなものを連想しがちだが、大きさは1メートル程ながら下半身は山羊で
長い尻尾を持ち、頭には角まで持っている。某勇名RPGのアンクルホーンのイメージですかね?
それほど悪いモンスターではなく、家の守り神的な所がある。ちゃんと食事(お供え?)を与えれば色々と
家事を手伝ってくれるが、邪険に扱うと即座に不良化して暴れまわる。ゴブリン同様、元々は妖精だったの
でそう言う気まぐれな二面性を持ち合わせている。
ホブゴブリンのイメージが変わったのは例によって某宗教の影響。それによって日常の世界から追い出さ
れ、暗く湿った洞窟に押し込められていった。
名称:スケルトン
種族:死霊
ランク:E
出現場所:墓地
Hスタイル:骨挿入
骸骨。骨が人の骨格状態で動き回っているもの。動物バージョンもありましたっけ?
ゾンビやグールなどの死霊系モンスターと違い、肉片の欠片さえ持っていないスケルトン。力は筋肉がな
い以上それほど期待できないが、素早さは高く、人型なので武器防具も装備できる。また体がスカスカなの
で刺突系の武器に強く、毒をもっているのもしばしば。骨を粉砕されない限り復活するケースもあるので、
名称:キメラゴブリン
種族:合成生物
レベル:C
出現場所:研究室
Hスタイル:不能
進化過程:ゴブリン+魔蟲→キメラゴブリン
オリジナル。
とある大魔術師により、魔蠱(バグ)とゴブリンを古代魔法の禁術によって融合させたキメラモンスター。
体の各所に甲殻や大バサミなど魔蠱の特徴…と言うよりも魔蠱の体そのものを移植され、中には腕が巨大
ムカデのものもいた。また外部からの刺激に対する適応力が以上に高く、攻撃を受けると甲殻を身にまとう
などの変化を見せた。
フジエーダ攻防戦において30匹ほど確認されたが、一匹として同じ形をしたものがいなかった。これは
まだ佐野のモンスター合成技術が研究途中であり、多くのバリエーションの中からデータを取って、次代に
活かすためである。
また、ゴブリンの本能と言うべき生殖機能はさっぱり無くなっており、一代限りの種になっている。洗脳
処理は行われているが逃走された際、もしくは死体を鹵獲されるなどの状況で研究結果が流出する事を恐れ
ての処置であり、三日経てば過剰な適応力の反動で体がボロボロに崩れ落ちるかドロドロに溶けるようにな
っている。
名称:デーモン
種族:魔族
ランク:A
出現場所:闇
Hスタイル:???
語源はギリシャ語のディアボロス、ラテン語のデモニウムなど。世間一般で言うところの悪魔の総称であ
り、下位の存在をデビル、上位の悪魔をデーモンと総称を使い分けるのが一般的。
この場合の悪魔とは神の敵を指す。もっとも、多くの場合の神とはキリスト教の神であり、異教の神もデ
ーモンに含められる事もある。
デーモンの話で有名なのがサタン(=ルシファー)が地に堕ちた話。最高位の天使で最も神に愛されていた
ルシファーは、やがてそれが傲慢となり、神になろうとして反逆を起こした。以後、聖書ではユダの中に入
るなど、事あるごとにサタンは神と敵対するようになる。
このように、元々天使であったが神から離反して立ち向かったものがデーモンの中には多い。神や天使は
人間の良心、そして理想や希望に対応する存在であり、悪魔は人間の欲望や負の感情に対応していると考え
られ、人間の堕落や罪を表しているとも取れる。。
―――が、宗教がたびたび支配者に利用されてきた事を考えると、デーモンに含められた者は必ずしも悪
ではなく、デーモンにされたがゆえに悪に染まって行ったものもいるんじゃないかと思ったり。その例とし
て、ソロモンの72の悪魔。一神教であるキリスト教の普及によって神の座から悪魔へと貶められた存在で
ある。悪魔の王として知られるベルゼブブ(蠅の王)もまた、ハエの害から人を守る神であった。
それはさておき、XC-Fにおけるデーモンは現界(通常の世界)とは異なる別の世界・魔界の住人と言う事
になっています。
ですので人のダークサイド云々ではなく、一種族として考えます。……が、そもそもデーモン自体に種族
としての統一性が欠けている感が……形状、能力、どれをとっても様々。悪魔だから角と翼が〜と言う共通
点もなく、定義づけが難しい……ま、人生いろいろ、デーモンいろいろと言う事で。
また、存在している世界が違うのだから、遭遇する可能性はまず無い。本編では魔王召喚の実験としてデ
ーモンを召喚していたが、それ以外では二つの世界が再接近する際に生じる「門」を潜り抜けるしか手段が無
いわけなのだが、過去に起こった魔王戦争時には多数のデーモンの存在が確認されており……
名称:覆面デーモン
種族:魔族
ランク:C
出現場所:魔法陣
Hスタイル:意外に甘えん坊
佐野が召喚したデーモンが命令に忠実になるよう幾重にも封印を施した状態。
本文中では頭部に封印帯を幾重にも巻きつけ、デーモンの魔力の象徴である角、魔眼、口の三箇所を封じ、
耳にはゴブリンなどにも用いられていた洗脳魔蟲を挿入している。本来なら下級妖魔にしか通用しない洗脳
であるが、限界を越えて力を抑制する事でデーモンの制御に成功し、魔法陣の守護者として戦いに投入する。
能力的には魔法や特殊能力の一切が封じられているので、それほど高くはない。だがそれでも十分強力な
モンスターであり、加えて佐野による封印の限定解除を受けることで一時的に本来の能力を取り戻す事が出
来る。
名称:剛拳戦爵フィスト――協力モンスター
種族:魔族
ランク:A
出現場所:魔界
Hスタイル:女装受け
佐野が召喚したデーモンの封印が解けた姿。………なんだけど、何故かメイドっ子。何故かメガネっ子。
だけど男の子で悪魔っ子。女装が趣味で……え〜…悪魔です、はい。初期イメージは某悪魔天使漫画のデ○
デ○から。○には同じ文字が入ります。
「剛拳戦爵」の名前が示すとおり、拳に魔力を集めての拳骨は驚異的な破壊力。戦闘時には二重人格かと思
うほど性格も「キれて」しまい、魔界でも近寄るもののほとんどいないぐらいの恐怖の権化。
しかし普段の性格は非常に温厚で、美少年好きなら放っておかない顔を伊達メガネで隠し――まるっきり
逆効果なわけなのだが――、家庭菜園で作った紅茶を味わう日々を過ごしている。
別に一人で過ごす事が寂しいわけではないのだが、運悪く佐野に召喚され、運良くたくやに気持ちのよい
初体験をさせてもらえた事で奉仕の心に目覚めてしまった。
もちろん現界での服装の知識など無かったが、裸で過ごすわけにもいかない。どんな服がいいかと聞かれ
た時に、初エッチの時にたくやが着ていた服を「かわいい…♪」と気に入ってしまい、常服としている。
もっとも後日、メイド服は女性の着るものだと知り、頭の角の事もあって周囲から注目を否応無しに集め
てしまい、恥じらいの中で初体験してしまったアレが興奮を隠し切れなくなってしまっている。なお、パン
ツを履いてないのはアレが女性用下着には大きすぎて入らなくて。けど下着の感触は気に入っていて……す
っかり女装が癖になってしまったそうな(笑
また、たくやに忠誠を誓いはするけれど、契約はしない。魔界に残した家庭菜園が気になるため、魔封玉
に封印される事を拒んだからである。
そのため、魔王の書の表紙から外れたメダルによって描かれる送還の魔法陣によって魔界へと帰る事にな
るのだが……?
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第十章
名称:淫蟲(バグ)
種族:魔蟲
ランク:E
出現場所:洞窟
Hスタイル:圧し掛かり&吸引
佐野が水賊のアジトに放っておいた研究施設で生み出した対たくや用のモンスター。
魔蟲と淫蟲は同じ「バグ」と呼ぶが、字から見ても淫蟲がエッチを目的なのは言うまでもない(笑
ブヨブヨの肉塊には決まった形はなく、魔力を吸引することで数百倍にまで膨張できる。その能力からも
膨大な魔力を有するたくやを拘束するのが目的だったと考えられる。
名称:淫蟲・バルーン――契約モンスター
種族:魔蟲
ランク:E
出現場所:空中
Hスタイル:カパッと割れて触手責め
進化過程:淫蟲→淫蟲・バルーン
「バグ・バルーン」と読みます。普段は「バルーン」と呼ばれます。鳴き声は「バルバルバル〜ン」。
どう見てもまん丸にしか見えない外見で、持ち手のように細い尻尾が垂れ下がった姿は風船そのまんま。
上下を分けるようにパーティングラインがあり、そこに口があり、点のような目がある。明確な特徴はそれ
だけしかない。
ただ、意外と能力は豊富。
魔力を吸って膨張すると言う能力は淫蟲の頃から受け継ぎ、膨らんだバルーンは二・三人吊るしたままで
も空を飛べる浮力を生じさせる。また意外と表皮は丈夫で、高速回転することで薄い円盤状に形を変えて、
矢や威力の弱い魔法攻撃をはじき返す盾としても活用できる。
そして最大の秘密は……中にぎっしり触手が詰まっている事。
普段は閉じられている口を大きく開いて二つに割ると、何処に入っていたのかと思うほどの触手があふれ
出し、淫蟲の名に恥じない快楽を女性に与えてくれる……が、たくやはまだその事に気付いていない。
能力:
防・くるくる〜(回転によるシールド化)
特・ふよふよ〜(膨張による浮遊)
特・うねうね〜(触手責め)
名称:ゴブハンマー=ウッド――契約モンスター
種族:プラントゴーレム
ランク:C+
出現場所:森林
Hスタイル:木製触手一斉攻撃
進化過程:ゴブリン→ゴブリンゴースト→ゴブハンマー→ゴブハンマー=ウッド
たくやとのエッチ中に木製ディルドーを股間に装着した瞬間、持て余していた膨大な魔力がディルドーに
流入。爆発的に伸び始めた枝や根がゴブハンマーの肉体を形作り、ゴブハンマー=ウッドとして蘇らせたの
であった!
自然の象徴でもある樹木が元となったモンスターは数多く存在する。さまよう樹木や木の精霊と呼ばれる
トレント、森の巨人フォレストジャイアント、他にも手ごろな素材であるために人形などの素材に使われて
人の怨念を取り込むなんてのも、木のモンスターと言えなくはないだろうか? 吸血植物もいるし、あれや
これや―――
ゴブハンマー=ウッドはそこまで深く考えずにいきます(笑)。新たな魂の器として木製の肉体を得、その
上から以前どおりにトゲ突き鉄球を装備した鎧を着込みます。
中空でなくなった事で重量と共に馬力を増し、攻撃力もアップ。また攻撃のバリエーションも増えて、水
属性のスライムや蜜蜘蛛から栄養分を豊富に含む水分を吸わせてもらう事で、一時的にドーピングも可能と
なりました。五行相生の「水生木」の考え方ですね。
逆に物理攻撃でもダメージを受けるようになり、火炎攻撃には注意が必要。生木(?)だから一気に燃え上
がることは無くても取り扱いには注意しましょう。
能力:
攻・トゲトゲ鉄球
攻特・ウッド・テンタクル
攻特・ウォーターキャノン
特・水分吸収による超回復
名前:九頭木蛇(くず・おろち)――融合モンスター
種族:融合体
ランク:B+
出現場所:森林
Hスタイル:触手で輪姦強姦
進化過程:ジェルスライム+ゴブハンマー=ウッド→九頭木蛇
オリジナル。
ゴブハンマーが樹木で出来た自分の体内にジェルスライムを吸収。その水分と膨大な魔力で一気に身体を倍化させて九つの頭を持つ巨大な大蛇……もとい木蛇へと成長した姿。
木の蛇と言うと北欧神話に出てくる剣・レーヴァティンと絡んでヴィゾフニルと言うのが……出てくるんだけど、「木の蛇」と言う名前を持ちながら実は鶏だと言う(汗)。他に神話の中で蛇と言うと、アステカ神話のケツァルコアトル、北欧神話のヨルムンガンド、自らの尾を噛んで永遠や不死を意味するウロボロス、龍も元は蛇だし、中国神話の創造神・女?(ジョカ)とその夫・伏羲(フッキ)も下半身は蛇。日本神話でも八岐大蛇(ヤマタノオロチ)は有名だし、聖書ではイブに知恵の果実を食べさせたのも蛇。回りまわって蛇はサタンの象徴だったりと、上げ出したら切りがないほど世界各地で特別視されていたようで。
話が脱線しましたが、高い再生・成長力を誇るゴブハンマーは九頭木蛇となることで攻撃力はもちろん、硬い樹鱗をまとう事で守備力が跳ね上がる。九つの頭部が繰り出す攻撃は変幻自在で見切りにくく、また例え首を切り落とされても水分が続く限り瞬時に回復してしまうため、敵に回すと厄介な存在である。
ただ攻撃手段が物理攻撃だけであるため、強固な対物理障壁を張れる高位の魔道師相手ではいささか分が悪い。口からウォーターブレスを吐くことも可能だが大量の水を補充する溜めに水場の傍でしか使えないという欠点も持っている。
どちらかと言えば防御に優れたモンスターであり、九つの頭部による全周囲への視覚、刃も通さない樹鱗の防御力、多数同時攻撃などの能力は集団を相手にする際に有用であると考えられる。
能力:
攻・九頭ラッシュ
攻・ウォーターブレス
防・樹鱗(耐物理耐火)
特・水分吸収による超回復
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第十一章
名称:マーマン
種族:妖魔(水棲)
ランク:D
出現場所:海
Hスタイル:拉致した上で輪姦
いわゆる一つの半魚人。人間のように四肢のある体型と鰭やエラなど魚類の特徴を併せ持つ。
頭は見るからに魚。手指には水かきがあり、全身は鱗に覆われている姿が一般的なマーマンのイメージ。
半人半魚の男性をマーマン、女性をマーメイド……なんどあが、一方のマーメイドは美女でありながら、
マーマンは醜悪に描かれてしまうことが多い、ある意味かわいそうなモンスターである。
世界各地に伝説伝承があり、その多くが溺れたりする水辺での事故への恐れから生まれたと推測される。
マーマン(半魚人)のと呼ばれるものの中でも、クトゥルフ神話に出てくる「深きものども」などは有名。
別の意味で有名なのは、魚に人間の手足が生えたタ○ノくん型とか……
劇中で村の襲撃に際し、口から水を吐いたり、驚異的なジャンプ力を見せたけれど、陸上での活動は苦手。
水中では手足を後ろに伸ばして水の抵抗を減らし、腕や背中に生えたエラを使って驚異的な速度を出せる。
雄のみの種族で、繁殖にはマーメイドやメロウなど別の水棲種族の卵を奪い、自分たちの精子を掛けて受
精する事で繁殖しているため、他の種族からは海の嫌われ者としてその名前は知られている。
また、たくやとエッチした三体は、魔力供与を受けて知能が上がり、モッコリもするようになった(笑)。
名称:ダゴン
種族:妖魔(水棲)
ランク:B
出現場所:海
Hスタイル:手下に拉致させた上で強姦
元々は古代パレスチナのペリシテ人が信仰していた、秘伝を授ける神。名前はタコみたいでも蛸じゃない。
名前の由来はダグ(魚)+アオン(偶像)とかダーガーン(穀物)と言われている。某勇者ロボみたいですね(汗
また文学においてはミルトンの「失楽園」で悪魔として登場する。そもそも旧約聖書にも悪の神として描か
れているのだが、これはユダヤ教を信仰していたイスラエル人とペリシテ人が敵対していたため、ユダヤ教
とそこから派生したキリスト教では他の多くの他教の神々と共に“悪”に貶められたことに由来する。
クトゥルフ神話に登場する。「深きものども」と共にクトゥルフに仕える者として描かれ、「ダゴン秘密教
団」など邪教の秘密組織の名前にも使われたりしていた。
劇中ではマーマンたちの親玉として登場。
なんか身の丈にあっていない野望を抱いているが、当然そんなことが出来るほどの力もない。
ただ、海龍王が所持していた秘宝、伸縮自在の“ノーストの大錨”を所持していたため、戦闘力は高め。
けど、基本的に大言壮語でおつむが弱く、たくやに負けた後に海龍王にもボコボコにされた。
名称:スタリオン
種族:妖魔
ランク:C
出現場所:草原
Hスタイル:馬並み巨根
馬の頭を持つ人型の妖魔。ワーホース?
ケンタウロスのように四本足ではないが、その脚力は尋常ではなく、高速戦闘を旨としている。
ミノタウロスとセットで登場と言う事で、地獄の獄卒である牛頭馬頭(ごず・めず)のイメージ。
でもって馬頭だと、PC-98時代にDOSゲーでやった某W・Wを思い出して、名前をスタリオンに(汗)。
名前:ミノタウロス
「第六章部分参照」
名称:スレイプニル
種族:魔獣
ランク:A
出現場所:草原
Hスタイル:馬並み巨根
北欧神話に登場する、オーディンの騎乗する八本足の軍馬。
しかも馬に化けた悪戯好きの神ロキと巨人所有の馬スヴァジルファリとの間に生まれた馬でもある。
本来なら神獣扱いだけれど、モンスターとして登場と言う事で魔獣に格下げ。
しかし、神様と馬の子供……ミノタウロスはミノス王の后が呪いをかけられて牛に欲情するようになって
出来た子供だし、神話ってどうしてこう獣姦ネタが多いのかと……
名称:マーメイド
種族:妖魔(水棲)→妖魔系亜人(水棲)
ランク:C
出現場所:海
Hスタイル:男は不要のレズ産卵プレイ
マーマンとは異なり、腰からは下は魚の尾鰭、上半身は金髪の美女と言う見目麗しい半人半魚。
しかしながら美しい外見とは裏腹に、その姿と歌声に魅了された船乗りが海に飛び込んで溺れたり、嵐を
呼んだり、船を沈めたりとかで、ある意味マーマン以上に人に危害を加える存在とされることが多い。
その一方で、マーメイドには病気や怪我を治す草花の知識を持つともされ、マーメイドの歌を聴いて恋人
にヨモギを飲ませたら回復したと言う説話も。
アンデルセンのおとぎ話「人魚姫」では海で遭難した王子を助けるなど、マーメイドの人間に対する好意の
一面を見せたり、人間になる代わりに歌うための声を奪われたり、最後は水の泡になって空気に戻る精霊的
な存在として描かれ、多くの人に知られている。
また日本では人魚の肉を食べると不老不死になると言われていて、こっそり食べてしまったがために何百
年も若い姿のままで生きたと言う八百比丘尼(やおびくに)の伝承が各地に残されている。
劇中では、魔力の源である歌声を奪われ、人間の姿にされて洞窟に閉じ込められていた。
結果的に救い出されたものの、マーメイドはその美しさから好事家が多く、違法取引される事件が多い。
しかしながら十一章の事件をきっかけに、集団生活を行うコミュニティがあり、人間や他種族と相互理解
可能であると判断され、リザードマンと同じく妖魔系亜人に認定されている。これによって各国共通の大陸
法による庇護の下、マーメイドの違法な拉致や売買は以前よりも重大な犯罪とされ、重く罰則を受けること
となった。
名称:ハイ・マーメイド
種族:妖魔系亜人(水棲)
ランク:B
出現場所:海岸部の漁村
Hスタイル:娼婦としてのご奉仕プレイ
たくやとの成功によって魔力供与を受け、またマーメイドの因子を補完されたマーメイドたちの名称。
人間とマーメイド、どちらの姿にも変身でき、人間にはない“歌声”と言う魔力の源をそのまま備えるマ
ーメイドの上位種となる。
マーメイドがハイ・マーメイドになるには現時点ではたくやと性行為をするしかないのだが、歌声を奪わ
れることは、人間で言えば内臓を引き抜かれるようなもの。なので口腔摂取が望ましいと言われているが、
わざわざ他所の地域にまで行って別のマーメイドで実験しようなどとは思わないので、真偽の程は定かでは
ない。
現在、ハイ・マーメイドは全員、海龍王たる希代香の生前の家名をいただいて「アーマキヤ」となった漁村
の外れに建築された娼館で暮らしている。
これは彼女たちが人間社会での常識や生活様式を学びながら、生殖行為の仕方をも学べる娼婦と言う仕事
が選ばれたからでもある。この選択には、当然マーメイドたちの意思も尊重されている。
住まう娼館は周囲を崖に囲まれ、正面以外からは侵入できないようになっている。客層も身元が確かな人
物ばかりの会員制度が取られている。接触する人間を制限する事はマーメイドたちにとって情報規制にも等
しいが、人間(と魔王)に運命を狂わされた彼女たちの保護を第一に考え、現段階では危険性を可能な限り排
除するべきと判断されたからである。
いずれは彼女たちの中から、伝承のように人と恋に落ち、人と結ばれるものが出てくるかもしれない……
が、中には娼館設立に携わった臨時の館長に憧れ、冒険者になって世界中を旅することを希望しているマー
メイドたちもいると言う。
名称:海龍王(希代香=ノースト=アーマキヤ)
種族:水棲ドラゴン種
ランク:SSS+
出現場所:海岸部の漁村
Hスタイル:???
南部の海を統べる巨大な海龍。
ドラゴンと言っても翼はなく、長い首と尾、鰭となった手足、船の帆を思わせる巨大な背鰭と言う水中・
水上での活動に適した特徴を持つ。
もっとも目を引くのは、頭部に瞳が見当たらないことである。普段は分厚い目蓋に覆い隠されているが、
感情が激昂した時には丸みを帯びた頭部が縦に割れたかのように目蓋が開き、巨大な単眼が露わになる。
この単眼は“雷眼”と呼ばれ、視線が雷となり、見たもの全てに体内に蓄積している電撃を叩き込む。人
間であれば一秒かからず消し炭となる威力があり、見つめているだけなので持続時間もとても長い。
留美と言う稀代の大魔道師がいたからこそたくやたちは死から免れたが、本来ならどんな熟練の魔道師の
障壁でも根こそぎ吹き飛ばしてしまう。“雷帝”の異名を持ち、海で“彼女”に出会うことは全ての船乗り
たちにとって最大の不運であった。
ある日、海龍王は西の空竜王に振られてしまう(汗)。
そして怒り、荒いと雷まで巻き起こして荒れ狂っていた“彼女”は崖の上から飛び降り、自殺した希代香
=アーマキヤの肉体をその魂ごと取り込んでしまう。すると、恋人に騙されて幾人もの男たちに穢された希
代香と“彼女”の魂の波長が合い、どうかしてしまった二人はこの世の全てを滅ぼさん勢いで暴れまわった
のである。
暴走を沈め、村に住む人々を守るには、海の守り神である海龍王を殺すしかない……その役目を引き受け
たのは、希代香と親交のあった留美=五条であった。彼女は海中に巨大な平行空間を作り、そこに海龍王を
封じる事で村を救い、同時に友人と海龍王の命を救って冷静になる時間を与えることに成功した。
だが、巨大すぎる上に海中に急造した並行空間は“門”の作成にまでは至れず、現実世界とは行き来の出
来ないまま、真の完成には留美が空間加工能力を得るまで百年以上の年月を待たなければならなかった。
百年もの間に、海龍王も落ち着きを取り戻し、人間体として希代香の姿に変身する力も身に付けた。男性
不信にはなってしまったものの、今は娼館で人間と共に暮らすことを選んだハイ・マーメイドたちを見守る
ため、過去の自分の家名であるアーマキヤの名前をいただいた漁村に滞在している。
名称:デュラハン
種族:オートマタ(自動人形)
ランク:A
出現場所:留美の傍
Hスタイル:???
留美の馬車の御者をしている全身甲冑尽くめのオートマタ(錬金術で動くロボット)。
デュラハンの名前をつけてもらっているが、本当に首無し騎士と言うわけではない。
十一章では出番はなかったが、戦闘になると内蔵された石弓などの武器で攻撃を行う。
実際のデュラハンはアイルランド・スコットランドの妖精で、首無しの馬の馬(コシュタ・バワー)に引か
せた馬車に乗って現れる。
自分の首を抱えた姿はよく知られているものの、決してアンデッドや死霊の類ではない。
人に危害を加えることはなく、死者の出る家の前で馬車を止めるとされている。死を告げる・予兆すると
言う意味では死神と同じ役割を持ち、それがゆえに「魂を刈り取るもの」としてファンタジー世界では死神同
様に悪いイメージが定着してしまっている。
むしろ北欧神話のワルキューレのように死者の魂を集め導くものと認識する方が正しいのかもしれない。
ちなみに世間のイメージにもう一つの誤解があって、騎士の格好をしているから男性と思われがちだけれ
ど、実はデュラハンは女性であることが多かったりする。
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