第十章「水賊」裏5
「それはダメェエエエエエエエエ!!!」
木製のペ○スから生えて螺旋を描いて絡まりあった二本の触手。槍の先端のように細く尖った異物が膣内に挿入される寸前、あたしは本能的な恐怖から悲鳴を上げてしまう。けれどゴブハンマーの胴体は触手に引き寄せられるままにあたしの股間との距離を縮め、腸壁吐淫各とを嬲られながら絶頂を迎え続けているヴァギナの入り口に捻れた先端で突き立てた。
「ヒッ………!」
先が細い分だけ、挿入された最初に痛みは感じない……けれどヒクつく膣口に男根本体の祈祷部分がめり込むと、その硬さと大きさに小さな肉穴は丸い形に押し広げられる。それは細い触手十数本を束ねたものよりも圧力を持って蜜壷の内側を擦り、芳醇すぎるあたしの愛液を潤滑液にしてズブズブと膣の奥へと突き刺さってくる。
―――ふあッ、あ…意識が…飛んじゃいそう……愛液を吸われるむず痒さと……硬くて太いのとが合わさって……信じらんないぐらい……気持ち…い、いい……♪
動きはゆっくりとだけれど、下腹が盛り上がるほどのサイズのペ○スに犯されると、当然痛みも伴っているはずなのに、それが脳に達する前に刺激的なほどに甘美な痺れに変換されてしまう。全身を他の触手に戒められ、直腸まで触手に埋め尽くされているのに、脈打つ肉壁は押し広げられるのに負けないほどの圧力で木製の巨根を食い締め、羞恥心に震える肉ヒダを淫らに擦り付けてしまっていた。
「あっ…くっ…ゥ……や……きゃふうッ!!!」
膣口を内側へと巻き込まれ、隙間と言えるほどの空間もないほど密着した蜜壷と木根。あまりの拡張感に開きっぱなしの唇から悩ましげに漏れていた喘ぎ声が、突然鋭い悲鳴へと変わる。
―――先っぽが……アソコの入り口に……!
ゴブハンマーのペ○スのあまりの太さに、一段細くなっていた亀頭より先の絡み合った触手の事を完全に失念していた。その穂先が愛液を垂れ流して痙攣を繰り返している子宮口に達すると、普通の性器ではありえないほどの細さゆえに精液だけが通る事の出来る隙間へと突き刺さってしまう。
「う……ウソ……な、中で……うご、動いてる………!」
ヴァギナも子宮口も緊縮しているはずなのに、一度迎え入れてしまった触手を胎内から吐き出すことが出来ない。それどころか、よじれていた二本の触手が子宮内でほどけ、内側から子宮を撫で上げてくる。
「触っちゃ……イヤァ………な、なにこれ……体の奥で……あ、あああッ、イク、イク、イクゥゥゥ〜〜〜!!!」
極太のペ○スが膣奥を押し上げても、頭の中が真っ白になったあたしはそれにすらしばらく気付かずに首を振りたくって泣き喚いていた。
―――し、子宮の内側から攻められたことなんて……今まで一度も…された事なんてェ………ッ!!!
子宮口をコリコリグリグリ押し上げられる快感は何度も体験させられているけれど、子宮口を“犯される”経験なんてありはしない。しかも直腸側からは無数の触手の先端が排泄器官をこね回す強烈な衝撃が子宮のすぐ裏側で連続して響いている。
子宮の壁を内と外から同時にこね回され、腰が震え………けれどそれで終わりではない。まだゴブハンマーのペ○スは挿入されたばかりなのだ。
「くぁあああああああああああっ!!!」
それまで動きを止めていたペ○スがズルリと引き抜かれると、子宮口を犯していた触手も引きずり出される。体の一番奥深くへさらにもう一度挿入される不可思議な感覚に眉根を寄せて悲鳴を上げた直後、再び押し込まれたペ○スと共にドリル上によじりあった触手が子宮口に挿入される。
「なんで、なんでそんなところに入っちゃうのよ……ダメよ、こんなに、スゴいのされたら、あたしもう……あッ、うッ……んんんゥ………!」
膣壁を木根が擦り、子宮口を捻れた二本の触手が押し広げる。胎内まで犯される深い挿入に大きく息を吐いて自分でもはしたなく思うほどよがり声を上げていると、割れ目から描き出された淫液に無数の触手たちが群がり、太い物を咥え込んでいる陰唇を押し込んでくる。
「ああぁ……ま、まだ…足りない…の? これ以上されたら、本当にあたし、こ、壊されちゃうのにィ………!」
張り詰めた太ももと括れたウエストに絡みついた触手を頼りに、ゴブハンマーの腰が引かれ、文字通りあたしの子宮口を抉りながら二段階の太さを持つペ○スが押し込まれる。膣奥どころか子宮の奥の壁にまで届くストロークに噛み締めた歯がカチカチと打ち鳴らされ、イきっぱなしが収まっていないのに一際強く収縮した肉壁と子宮口とを掻き毟られてドッと大量に愛液を噴き出してしまう。
『た…タく…ヤ……様ァ………!』
「あ、あンゥ、イ、いいの? ゴブハンマーも気持ちいいの? だったら、もっと、もっと――――――!!!」
涎の溢れる唇で、兜のようなゴブハンマーの顔に口付けをすると、その首に腕を巻きつけ、腰が浮き上がるほど背中を反り返らせる。するとゴブハンマーは結合部に体重を掛けて子宮口と子宮内を同時にグリグリ擦りたてながら、最初にあたしに膣内へと押し込まれていた触手の束をそのままあたしの唇へと押し込んできた。
「んッ……んんんゥ!!!」
まら淫液のぬめりが吸い取られずに残っている触手へと舌を絡める。唾液を吸い上げられる代わりに快感をむさぼろうと、唇をすぼめて触手の一本一本の先端を舌先で舐め上げる。休みなく膣口と子宮口を穿たれる快感に腰を揺らしながら、込み上げる歓喜をそのまま口淫の激しさにつなげていると、不意に唇を割り開いていた触手たちが動きを止めた。
「んッ……ふ、んゥ、んムゥゥゥ〜〜〜〜〜〜!!!」
それが絶頂の前触れなのだと感じ取ると、あたしはゴブハンマーの首から腕を解き、射精を前にしてのたくるように悶えている触手に手を添えてしごき上げる。
『グッ……アアァアアァ………!!!』
あたしの体の上でゴブハンマーが首を大きく仰け反らせる……その直後、舌の腹を押し付けて擦り上げていた触手の群れの先端から、口の中が火傷しそうなほど熱い粘液が大量に打ち放たれる。しかも射精口は一つだけじゃない……頬の裏に、上あごに、舌の裏に、ノドの奥に、口に咥えている十数本の触手全てが一斉に射精を開始し、飲みきれずに逆流した白濁液がゴブッゴブッと唇から溢れ出してしまう。
―――ああァ……こんなにたくさん………
むせ返りそうになるのを必死に堪えながら、あたしはうっとりと目を細め、触手から半垂れた濃厚な樹液を飲み下していく。その途中で唇から引き抜かれた触手の群れはまだ出し切っていなかった樹液をあたしの顔へと撒き散らすように吐き出す。人間の男性の精液と違って少し甘味のある樹液の味の虜になったみたいに、あたしは今にもほどけそうになっている触手たちを唇へと引き寄せると、その一本一本に順番に唇を寄せてストローを吸うように樹液の残滓をすすり上げていく。
「ふふっ……顔中がヌルヌルになっちゃった……次……あたしの唇を犯したい子がいたら…おいで……しゃぶって…あげるから……♪」
その言葉がきっかけになったかのように、それまで体に巻きついていた触手の何本かがあたしの唇へと殺到する。それと同時に、脇の下や胸の谷間にまで残るの触手たちが滑り込み、あたしのいろんな場所から吸い上げた水分と温もりをまとわせたまま前後にいやらしく蠢き始める。
―――んッ……全身擦られて……くすぐったいィ……
アゴが外れそうなほどに唇を触手たちに犯され、呼吸すらままならないのに、おマ○コとアナルだけじゃなくて全身の至る場所を犯され始めると、くすぐったさがまた一段と感度を跳ね上げさせる。足の指の間すらグジュグジュと樹液を吐き出しながら触手たちが出入りをし、身悶えする裸体を白く汚していく。
それまであたしの匂いしか充満していなかった宿の室内に甘く意識を蕩かせる樹液の香りが漂いだし、しきりにあたしの鼻腔までをもくすぐり始める。体の表面だけじゃなく、口も含めた三つの穴……それに妖しい香りと卑猥な蜜音で花と耳まで侵されている気分になってくると、これも女の体の性なのだろうか、触手の一本一本に快感を与えようと指を絡ませ、手をしごかせ、豊満な肉体をベッドの上でくねらせてしまう。
「ん、う、んウぅ…ふグッ、ンンッ、んムッ、んぅウん!」
『タくヤ…サま……ァ…アガァアアアアアアアアアッ!!!』
突然の叫び……何十本の触手とあたしのヴァギナを串刺しにしている木根とから感じる快感に耐えられなくなったゴブハンマーがスパートをかけるように全ての動きを加速させる。あたしの喉の奥にまで触手を押し込み、アナルを拡張させたままペ○スの先端の触手で子宮口まで拡張し、そこへとても入りきりはしない亀頭を強引に押し込んでくる。
………は、入っちゃい…そうゥ! あたしのおマ○コが、子宮が、一番奥まで犯されようとしてるゥ〜〜〜!!!
声にならない悲鳴をあげ、身体を引き裂きそうな快感の突き上げにお尻を浮かせ全身を弾ませる。ビクビクと脈打つ木根ペ○スを子宮口も膣肉も緊縮させて絡みつかせ、アナルも直腸を埋め尽くしている触手をちぎりそうなまでに締め付けてしまう。―――けれどそれでも足りなくて、涙で潤ませながら腰のくねらせて挿入の角度を変え、子宮口が引き裂けそうになる限界まで子宮口開通の快感を貪ってしまう。
………ああ、もっと、強く、抉って、深く、いっぱい、触手で、おチ○ポで、あ、あたし、エロエロで、頭の中、熱くて、いいの、気持ちいいの、こんなの、知ったら、知ったら―――!!!
『――――――――――――――――――――――――――――――――ッッッ!!!』
ゴブハンマーが吼える。―――それと同時に、あたしの体のあらゆる場所で一斉に射精が始まった。
涎までもが白く濁って泡立つほどかき回された唇の一番深い場所で、密着した触手が出入りするたびにジュッポジュッポと密着する音を響かせる胸の谷間で、ヘソの窪みで、膝の裏で、足の指の間で、あたしの手の中で、脇で、喉で、乳首で、クリで、潮を噴いてるおしっこの穴で、絶対元に戻んないぐらいに押し広げられたお尻の中で―――そして、子宮の内側と入り口に密着した三つの射精口から直接胎内に、あたしノアkらだから吸い上げた水分をそのまま送り返すように樹液が激しく噴出し始めた。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、ッ、―――ッ、〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
………ダメ、こんなのダメ……こんなセックス知っちゃったら……あたし、もう男に戻れない……忘れらんなく…なっちゃうゥ………!!!
絶頂を繰り返しすぎて一撫でされただけで達するほどに過敏になった肌に次々と樹液を叩きつけられる。二つの肉穴の内側では今まだ摩擦が繰り返されていて、流し込まれた樹液が抽送と共に掻き出されて垂れ落ちてしまう。
………もしかして、このまま? このまますぐに、次、犯されちゃうの………!?
膣痙攣と言ってもおかしくないほどの緊縮の中で、ゴブハンマーのペ○スは根元から先端に向けて脈動しながら樹液を噴き上げる。そのリズムに合わせるように腰を突き出し、休もうとする子宮口をこじ開け、ねじれた触手の抽送を繰り返す。
………もう……耐えられないのに……あたしは…もう壊れそうなのにィ……どうしてまた…あたしはイっちゃうのよぉ!!!
風船のように精液で膨れ上がった胎内を触手が蠢いている。体の内側でのたうち暴れる二本の触手に何度も何度もエクスタシーへと押し上げ、“胎内”射精を繰り返す。
「あぁ……あぁぁぁ………」
身体がもう反応できない……大量の白濁液をまとわせた触手がやっと引き抜かれた唇を大きく開いたまま、膣口と子宮口をめくり上げられるたびに、気が遠くなるほどの快感を感じてただただ淫らな声を上げ続けていた―――
「―――たくや君の弱点? なんスか、そりゃ?」
夜遅くまで調べ物をしていたギルドマスターのところへ紅茶を運んだメイドは、突然振られた言葉に困惑の言葉で返した。
ギルドマスターの手には騎士団より受け取った水賊討伐の本来の報告書が握られていた。だが、今回の一件でのたくやは、本来ならば多大な褒賞を与えられてもおかしくない活躍を見せている。
実力的にまだまだ未熟なのは仕方がない。冒険者になったとは言え、ほんの二・三ヶ月前まで剣などまともに握った事もなかったのだから。それを考えれば今の実力は十二分に成長していると言えるし、“エクスチェンジャー”や“魔王”の力も合わせれば、特に「弱点」と呼べるようなものは存在しないように思えた。
―――戦いようってのならいくらでもあるけど。
佐野が封印魔術で魔封玉を封じたように、メイドは頭の中でたくやと戦闘した場合に勝ちへとつなげる手段をいくつか講じてみせる。けれどそれは「対策」であり「弱点」ではない。相手の強さを一突きで崩壊させるような欠点でなければ、とても弱点とは言うことは出来ない。
「彼女、どうもおかしいのよね。山賊に捕まった時、どうして一方的に蹂躙されたと思う? 元々男性だったたくやくんが同じ男性に、それも複数人から乱暴に犯されるのを望んでいたとは思えないけど」
「………まあ、たくや君の腕力じゃ押し倒されちゃったらどうしようもないでしょうしね。元々大柄な方でもないからウエイト差もあるし」
「モンスターを呼び出せばどうにでもなることでしょ?」
「そりゃまあ……でもたくや君、相手を死なすのを嫌ってるから」
自分の説い誇示するつもりはないが、思わず推測を重ねて反論してしまう。
「それもあの子の弱点よね。世の中には危険がいっぱいなのに……けど、自分の命がピンチの時に相手の身を案じるほど余裕があると思う?」
それはない。自分ひとりが生き残るだけでもヒィヒィ言ってるのに、仲間を助けるために無謀……と言うか考え無しに危険に飛び込むのがたくやだ。それで敵の心配までしていられる余裕なんて欠片もないだろう。
―――で、要はマスターは何が言いたいのやら……
自分の主人の持って回った言い方は、あまり好きではない。悪気はないのだろうけど、相手の事を何でも見透かす能力を持っているが故の悪癖だと思う。
―――美由紀もよくこんな主人について歩けてたよね……
本当なら自分もさっさと逃げ出したいけれど、なぜかマスターには気にいられてしまっている。下手に逃げれば冒険者ギルドを通じて報奨金つきの全国指名手配を受けるのが目に見えている。
「マスター……いい加減夜も襲いし、これ以上の寝不足はお肌に悪いんで私もさっさと寝ちゃいたいんですけど」
「彼女ね、快感に弱いのよ」
「―――は?」
メイドを悩ませていた頭痛がまた少し痛くなった。
「何か勘違いしているようだけど、たくや君が感じやすいと言う意味ではないわよ。誰かに犯されたりしているとモンスターを呼び出せない……そうね、おそらくは精神や魔力を集中できないからでしょうね。もしかすると運命を先読みする能力も犯される時には使えないはずよ。直接攻撃ではないんだから」
「はぁ……そりゃまたなんとも」
男に戻ろうと頑張っているたくやには、少しかわいそうな弱点でもある。性奴隷か何かにされて四六時中犯されっぱなしだと、逃げ出す事も出来なくなる……以前、たくやを娼館に缶詰にして“お仕事”をさせていた事も忘れて、メイドは本気で同情してしまう。
「後はそうね。モンスターの因子を呼び出して特殊能力を使った後は、しばらく精神状態が不安定になるようね。それから彼女の治癒力は―――」
―――この人にかかっちゃ、プライバシーも何もあったもんじゃないな……たくや君てばかわいそうに。
「ああ、そう言えばたくや君、今ごろ大丈夫かしら」
ふと何かを思い出し、ギルドマスターが首を傾げる。
「またたくや君の身にトラブルが起こるってんですか? いくらなんでも、今から山ひとつ越えて助けに行くのは無理ですよ。眠いし」
「そうじゃないわ。さっきも言ったでしょ、“モンスター因子を呼び出した後は精神状態が不安定になる”って」
モンスター因子……フジエーダでたくやがサキュバス化しているのを目の当たりにしているメイドには、それが何しているのかは大体予測がついた。
「? ちょっと待った。何で今なんです? たくや君がまたモンスターに変身してるって言うんですか?」
「そうね……変身して魔力を使いきってる方がよかったでしょうね。そうすれば因子の働きも抑えられるでしょうから。でも……」
ギルドマスターはそう言ってため息を突くが、メイドにはそれは「残念だけど諦めるしかない」と言っているように思えた。
「舞子さんの“竜”の魔力……かなり強力なのよ。因子が発動せずにずっと溜め込まれたままだったら、どうなっちゃうのかしらね……」
言葉を紡ぎながら、ギルドマスターの手がテーブルの上に重ねて積んであった占い用のカードへと伸びる。
―――ホント、たくや君にはプライバシーなんてなさそうね。
けれどたくやの身におきる不幸なんて、どう考えても一つだけ。占いの結果を聞くまでもなく簡単に予想がついてしまったメイドは、主人に一礼するとさっさと部屋を後にした。
「ああっ、まだ、お腹の中で跳ねてる、触手が、イきながら跳ね回ってるぅ……♪」
ベッドに寝かせたゴブハンマーの上に跨り、あたしは胎内射精されながらもう何度迎えたのかも分からない絶頂の大波に白く濡れ汚れた身体を震わせる。
「ねえ、次、またお尻にも入れて♪ 大丈夫よね、あたしのおマ○コからいっぱいお汁を吸ったんだから♪」
『ハ…ハンマァァァ……』
あたしは弱々しくうめいたゴブハンマーを訊き終わるよりも先に、ベッドの上でグッタリとしている触手の中から特に太そうなのを手に取り、自分の手でアナルの入り口へとあてがった。
『ま…魔力をもらっても……すぐに搾り取られたら意味ないハンマァァァ……』
搾り取られたと言いながらも、ゴブハンマーの口調は疲労困憊であるのは隠しきれてないが最初の頃に比べればはっきりしている。
―――だったらまだ余力があるって事だから、もう一頑張り……いや、もう二頑張りか三頑張りぐらいはできるかな?
「そう? じゃあも〜っといっぱいエッチして、いっぱいいっぱい魔力を分けてあげる……ふふふっ、今日は寝かせてあげないんだから……♪」
『だけど外はもう朝ハンマァァァ………』
言われて窓へと目を向けると、カーテンの隙間からはランプの弱々しい灯かりとは異なる朝日の眩い白い光りが差し込んできている。
「そっか……じゃあしょうがないね」
残念だけどしょうがない。身を切られるような思いだけどしょうがない。………あたしは手にした触手をツプッとお尻に入れると、ヴァギナとアナルを同時にビクビクと痙攣させながら、両手でまた別の触手をそれぞれ拾い上げる。
「もう一泊決定。後で綾乃ちゃんも交えて………ふふふっ、明日の朝まで頑張ってね♪」
『む、無理ハンマ――――――――――――――――――!!!』
そんな事を言いながらも、は砕く液まみれにされた直腸の中で触手はうねうね蠢き、奥へ奥へと入り込んでいく。ヴァギナに締め付けられている二段ペ○スもあたしの子宮をこじ開けようと力をみなぎらせていく。
「じゃあ午前のノルマは三回ね。好きなように犯して……ね♪」
興奮と衝動が抑えられない……自分がどれほどみだらで恥ずかしい言葉を口にしているのかすら理解できぬまま、室内に充満した愛液と樹液の匂いを胸いっぱいに吸い込んでたわわな乳房を震わせながら、激しく腰を前後に揺さぶり始めた。
その後……我に帰ったあたしがとてつもなく落ち込んだのは言うまでもない。
回り道編・第1話01へ