第7話「近親相姦」その2


「父親の言う事が聞けないのか!」 「あっ!?」  私の手が逃げようとするたくやの手首を掴む。  ―――細い手首だな。これが本当に男だったたくやの腕なのか?  こうやってたくやに触れたのは実に何年振りだろうか。――今にも折れてしまいそうな女の腕になったたくや の体に不意に疑問を覚えるけれど、たくやを逃がさない事とそれとはまった区別。腕を強く引くと驚きの表情を したたくやはソファーの手すりを越え、空いている片手で必死にバスタオルに包まれた胸元を押さえていた為に 顔から私の側へと倒れこんできた。 「あっ……と、父さん…いや……」 「恐がらなくてもいい。たまには親子で話し合うのもいいだろう――なあ?」  身を起こしかけたたくやの体をさらに引き寄せる。すると軽い肢体は抵抗する事もできずにソファーに座る私 の太股の上にうつぶせに倒れこむ。当然、股間を隠したりはしない。そそり立つ肉茎はたくやの耳元に触れ、そ の温もりだけで痙攣と言う行動で悦びを表現していた。  ああ…辛抱たまらん。半裸姿のたくやが脚の上に……おおおっ!? 身を起こすときに胸の先端が軽く太股へ ……ぐぐっ…絶えねば、父親の威厳を守るためにも、そしてたかがこんな事で無駄玉を使うなど……許さん、私 の股間をたぎらせる子種汁は全てたくやに注ぎこむのだ。そして、そして―― 「父さん、離して、痛いってばぁ!」  む、いかんいかん。手に力が入りすぎていた。可愛い娘(?)が痛がってしまっている。だが……今にも泣き出 しそうなたくやの顔にも…そうだ。何も我慢する必要は無いじゃないか。何しろ私とたくやは親子なんだから― ―くっくっくっ…… 「もうやだぁ。なんでいきなりこんな事するのよ。とにもかくにもまずは服着てぇ!!」 「たくや…これをしゃぶってくれないか? もう父さんは我慢できそうに無いんだ。頼むよ」  手の力を緩めてたくやに身を起こさせると、抗議の声は一切無視し、股間に直立している男根を頬張らせよう と上がってきたばかりのたくやの頭を押さえつける。いきなりしゃぶってもらえるとは思っていなかったが…… 口を閉じられた事が災いし、脈打つ肉の茎はたくやの唇に押し付けられるものの、どんなに押してもそれ以上の 事はしてくれなかった。 「はやく…早く口を開くんだ。ほら、早く! さっきまで男を引っ張り込んでいたじゃないか。あんな馬の骨に は抱かれたくせに父さんの言う事は聞けないというのか!?」  じれた私が声を大にしてそう叫ぶと、必死に抵抗していたたくやは体を強張らせる。それも当然だろう、もし 自分のSEXしているところを人に――ましてや血のつながった父である私に見られていたと知って平然として いられるたくやではない。  だがもう一手必要だ。抵抗は弱まったけれどたくやは一向に口を開け様とはしてくれない。キュッと引き結ば れた唇は肉棒の表面をなぞるだけで、さすがにそれだけではイけないじゃないか。ここはなんでも言う事を聞い てもらうようになってもらおうか…… 「たくや……そんなに父さんにフェラチオラするのはイヤなのか。――ならばしょうがない。これを見るんだ」  たくやの頭から手をどけると、私は冷静にたくやの様子をうかがいながらテーブルへと手を伸ばす。そこにお いてあるリモコンを取るためにだ。  やっと解放されてソファーの端にまで退避したたくやはバスタオルを両手で押さえて私を疑いの眼差しで見つ めていたが、テレビのスイッチが入るとスピーカーから聞こえてきた女性の喘ぎ声に目を丸くして画面へと顔を 向けた。  そこに映っていたのは――誰あろう、たくや自身の姿だった。 『こ…弘二…弘二……もう、許し…てぇ……ハァ……んっ!』 「な、なんであたしが……まさかさっきの!?」  そう、そのまさかだ。たくやがやってくるまでの間にビデオをつないで再生しておいたのだ。もっともたくや が来るまでの間に自分が楽しむため…だったが、まさか自分の痴態を見せ付けられるとは思っていなかったたく やには効果覿面のようだな。  テレビの画面には床にうつぶせにされ、高く掲げたお尻に若い男を迎えているたくやが映し出されていた。  男は腰を振りながら両手を伸ばすとたくやの胸を揉みしだく。その様相はまさに盛りのついた犬そのものだ。 手の平には到底納まりきらないたくやの胸をこね回し、激しくペ○スを突き立てる。これはなかなかいいアング ルだったのでたくやの秘部をめくり上げるように惹きぬかれるペ○スまでばっちり映っている。  それを見つめるたくやは画面内の興奮とは打って変わり、唇は震え、カタカタと細かく体を震わせている。そ の様子に気付いた私はたくやの肌に触れるように身を寄せ、露出した肩へと腕を回して強く抱きしめた。 「い、いやぁ! こっちにこないで、父さん、いや、離れて!」 「そんな事を言ってもいいのか? こんなに恥ずかしいビデオを明日香ちゃんに見られてもかまわないというん だな?」 「なっ……あたしは父さんの息子(?)なのに、なんでそんなことするのよ。それによりにもよって明日香になん て!」 「父さんは一向に構わないよ。たくやが明日香ちゃんに振られても父さんはお前を一生愛してやるからな。ほら、 触ってみなさい。父さんのはあんな若造よりも凄いんだぞ」  暴れるたくやの腕を取って、強引にその手に私の肉棒を握らせる。この「愛」だけは誰にも負けはしない。それ を教えるために離れようとするたくやの指の上から手を重ね、愛しい娘に触れられている感触に亀頭は小刻みに 首を振り、先端から透明な液体を幾筋もこぼしてしまう。 「分かっているだろう? あの男にしたのと同じようにすれば良いんだ。そうすればこのビデオは誰にも見られ る事は無いさ……それとも、見られたいのか。あんなに乱れている自分の姿を」  私が目をテレビに向ければ、つられてたくやも視線を画面へと向ける。そこには連続した激しいピストン運動 にイヤらしい笑みを浮かべて迎え腰を揺らしているたくやが映し出されている。 『先輩……僕、もう我慢できません。僕のチ○ポに先輩のものが絡み付いてあっ…出る、さっきよりも凄い締め 付けで…ああ、先輩、サイコーです、先輩はやっぱり僕の最愛の人ですぅ!!』 『ああ、あああたしもぉ! 弘二のおチ○チンがあたしの中で震えて…んああああっ!』 「クライマックスが近いようだな。……なぁ、たくや?」 「うっ……本当に…するの? あたし、今はこんな体だけど男だし、それに父さんとは血のつながった……」 「かまわないよ。今のたくやは母さんに生き写しだ……」 「え………?」  私の手は動きを止めたたくやの背後からバスタオルをそっと引っ張る。布が外れてプルンと形のよい大きな胸 が零れ落ちるときには身を固くしたものの、たくやは力を加えなくても私のモノを握りつづけてくれる程に従順 になっている。だから私はバスタオルに窮屈に締めつけられて汗ばんでいる白い乳房に遠慮無く顔を寄せ、ぴん と尖った乳首を唇に含んだ。 「んっ! あ、あああ……舌なんか使っちゃ……んくっ…!」 「敏感だな……そんなところも母さんにだ。だけど、この体の豊満さは…チュパ……母さん以上だ。本当は男な のになぁ……はぁ……たくや、ここに、ここに座るんだ!」 「あっ…ちょ…やだぁ……」  私の乳房を責められ、恥ずかしげに俯くたくやを私は強引に自分の脚の上に載せた。 「思い出すな……母さんが生きていた頃はお前をこうやって乗せたんだっけな……」 「そ、そうな……んっ!」  あの頃は赤ん坊のお前をあやすだけだったが、今は違う。血管がビクビクと脈打つペ○スはたくやのお尻にぴ ったり押しつけられ、自由になった両手はそれぞれたくやの乳房と股間へと移動し、しっとりと潤っている肌の 感触を指先でまさぐり始める。 「いやっ…いやぁ……お願い、やめて…父さん、お願いだから……」  顔を真っ赤にして身をよじるたくや。だが私は左手の指が食い込むように柔らかい乳房を手の中で揉みしだく。 まだあの男との行為の余韻が残っているのか、はじめから弾力のある胸は私の指を心地よく押し返し、同時にグ チャリと割れ目を開かれたたくやはグリグリと圧搾される乳房を突き出すように身を反りかえらせた。 「くあっ……!」 「声は抑えなくても良いんだぞ。ほら、あんな風にもっと乱れて……」 「いや…いやぁ……」  私が首筋に舌と唇を押し付けながらテレビを見るように促すとたくやはふるふると首を振って声を震わせた。 なにしろ先ほどから画面の向こうではラストスパートが始まっていて、若造に犯されているたくやはジュポジュ ポと大音量でスケベ音を奏でながら股間に男の物を突き立てられているのだ。だらしなく開いた口から涎をたら して反らせた喉へと伝わせて、愛液を噴きこぼしているのだ。それこそメス犬のようにふんふんと鼻を鳴らし、 大量の汗が噴き出した肢体をピストンに合わせて揺らめかせては、後で理性の残っている状態で見るには恥ずか しすぎる痴態を晒している。 『す…ごいのぉ…っいい…あ…あたし……飛んじゃ…うんっ、ふぁ……弘…二ぃぃぃ!!』  そして画面の中のたくやの動きが止まった。イったのだ。  それとほぼ同時に男のほうも腰を一際強く桃のような白尻にチ○ポを叩きつけ、一番深いところを抉りながら 咆哮を上げた。 「たくや、あの時はどんな感じだったんだ? お前は男なのにマ○コに射精されて気持ちよかったんだろう?  このいやらしいおマ○コに…!」  自分で言っていて無性に腹が立ってきた。あの男はなんなんだ? 可愛いたくやを勝手に犯して…何様のつも りだ!? まだ私でさえ入れた事も無いと言うのに……おのれ…おのれぇ…!―――グチュ 「くああああっ! やっ、なか、なかに指を入れちゃ…やあっ!!」 「たくや…私のたくや……お前は私のものだ、もう誰にも抱かせない、抱かせるものか…抱かせるものかぁ!!」 「ひィ!? やぁ、は、激し…んんっ! 父さ…あ、んっ!」  指を二本、根元まで捻じ込まれたおマ○コは熱く、ドロドロで、どんなに乱暴に掻き回してもヒクヒクと震え、 愛撫とも呼べない嫉妬に狂った指の動きをそれでも必死に包み込んでくれる。  だがそんなたくやの感触をあいつも味わっていたかと思うと私の胸には止めど無く怒りが溢れ、画面の向こう でチ○ポを食い締めているマ○コから溢れ出す精液を掻き出す様に折り曲げた指を前後に動かして爪の先で粘膜 を擦りたてる。するとたくやのヴァギナは指をねじ切りそうなほど肉ヒダを収縮させ、小さな膣の穴からドロッ と一際濃厚な愛液を溢し始める。 「はひっ…あいっ…いぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜!!」  振り乱されたたくやの髪が鼻先を霞める。その時に香るたくやの髪の匂いのなんと心地の良い事か……  なんてイヤらしいんだ…私の娘は……  膣ばかりを責めていては面白くない。はちきれんばかりの乳房を手の平いっぱいに握り締めて中指で乳首を強 引に陥没させる。そして豊肉の内側から丸い膨らみをこね回せば、たくやの体は若鮎のようにビクビクと痙攣し、 もどかしく腰を私のペ○スに擦りつけてくる。  とても昨日今日女になったとは思えない。イヤらしくて敏感で、そして―― 「――父親にこうまでいじられて、これほど濡らすとはな」  吸いついて離れそうにないおマ○コから強引に指を引き抜き、それをたくやの眼前へと晒す。 「見ろ。こんなに濃い汁をたらすなんて、なんてスケベなんだろうなぁ……」 「ちぃ…ちがうのぉ……あたしは…ちょっと敏感で…だから……だから……」 「それは違うな。これは体が女だからというだけじゃない。今お前を抱いてるのは実の父親なんだぞ? 本当に イヤなら突き飛ばしてでも逃げれるじゃないか」 「そ…んなこと……」 「――欲しいんだろう?」  その一言を、私が耳元で囁くとたくやは身を固くした。 「犯されたいんだろう? 同じように、血のつながった父親に犯してほしいんだろう? ん、どうなんだ?」 「……………」  たくやは何も答えない。けれど、顔を赤らめて、唇を引き結んだその表情こそが答えを語っているようなもの だ。 「――たくや、これに触れてみなさい」  身をずらし、たくやの尻から腰のラインに擦りつけていたペ○スを体の間から解放し、愛撫から解放されて脱 力しきっているたくやの手に再び握らせてみる。 「あっ……」  恥ずかしげに声を上げる。……けれどそれだけだ。たくやは手に力を込める事も無く、最初はおずおずと、次 第に滑らかに指を絡みつかせてペ○スを撫で回していく。 「ぅ……ハァ……どうだ、たくや…父さんのは…あんな男のものよりも凄いだろう?」 「……………(コクッ)」 「だったら欲しいだろう? これでおマ○コをグチャグチャに掻き回して欲しいだろう? な、そうだろう?」 「………………」 「ほら、早く肯くんだ。欲しいんだろ、犯して欲しいんだろ、さぁ、父さんを求めるんだ!」 「………………」 「―――そうか。返事をしないのか。だったら……父親のイう事を聞けない事にはおしおきをして上げないとな」  勢いよくソファーから立ちあがる。膝に乗っていたたくやはバランスを崩すが、私を手を引くと体勢を立て直 せないまま付いて来るしかない。そして私はリビングの端へとたくやを放り投げると、その先にあるカーテンを 勢いよく左右に開き、大きな窓ガラスも開け放ってしまう。 「い…いやっ!! 何を考えてるのよ、父さん!」  なにを? 当然たくやを懲らしめる事じゃないか、はっはっはっ。  窓の向こうは小さいながらも庭がある。外の空気が熱風となって空調の効いた室内に流れこんでくる中、フロ ーリングの上で胸を隠そうとしているたくやの手を取り、床へと押し倒す。そしてたくやに見せつけるように眼 前で肉棒をひと扱きすると、 「よく見ておくんだ。これからあんな男より父さんのチ○ポの方が気持ちいいのを教えてやるからな」 「!? だ、ダメよ、父さん。それだけはやめて、んっ…つぁ、ぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」  ペ○スの先端が今にも蕩けそうなほどの温かい感触に包まれる。まちがいない、たくやのおマ○コは間違い無 く極上の名器だ。 「あっ…だめ、入ってきてる……んっ…うそぉ……あ、グゥ……と、父さ…んっ…!!」  これはおしおきだ。だから最初から遠慮などしない。押しこむたびに波を打って収縮し、しなやかな曲線をく ねらせるたくやの腰を掴むと揉み込まれて柔らかくなった肉孔に凶悪な肉の剛直を押しこみ、大きく傘を開いた カリで充血した粘膜を大きく抉り、とどめとばかりにか弱く震えている子宮を膨らみきった亀頭の先端でグイッ と内臓に向けて押し上げる。 「父、さんっ、やっ、いやよ、こんな場所ぉ!! 見られる、外から誰かに見られちゃうっ!!」 「いいじゃないか、見られても。そうすればたくやが誰のものか、街中に広まるんだからな。それに――」 「うあああああっ!! うあっ、いっ、す…ごいぃ!! 父さんの、太、い、いいいっ!!」  窓の側、カーテンを開けて、もし誰かが家の前を通れば親娘でSEXしているのがばれてしまうと言うこの状 況で、たくやは顔を両手で覆いながらも淫らに腰を揺すり、妻でも根元まで飲みこめなかったペ○スをその窮屈 なマ○コの中にすべて収め…いや、強引に納めさせられ、更なる興奮に身をゆだねて快感をむさぼるようにヴァ ギナを締めつけ、愛液を噴き溢す。それにつられて私の腰も動きをより早くし、実の娘となった息子を犯すと言 う今まで味わった事のない快感の虜になっていく。  興奮が体を支配して行く。たくやは見られる事を嫌がりながらも声を押さえ様とはせず、それどころか、 「こんなにおマ○コをグチャグチャにして。やはり父親に抱かれるのは嬉しいんだろう? ほら、もっと腰を動 かせ、イヤらしくおねだりして見せろ! 気持ち良いんだろう、犯されて気持ちいいんだろう!」 「きぃ、気持ちい…いいっ……ん〜…恥ずかし…い……んあっ!!」  恥ずかしさを感じ、悲鳴にも似た嬌声を放つたびにたくやの秘部は私を締めつける。そのたびに下の口からは ジュブジュブと卑猥な音が大きく響き、たくやに触れたときから放ってしまいそうだった精液が射精口に向けて 殺到し始めてしまう。 「くっ……もっと速く行くぞ、たくや、いくぞぉ!!」  だめだ、私も頭がどうにかしてしまったらしい。股間に力を込めて腰を叩きつけながらたくやの背中へと手を 回すと、そのまま反転させ――リビングから庭へと転がり出してしまう。  当然たくやの体に傷はつけさせない。落下しないように両手を引き、窓のそばに膝をついたたくやの上半身を グイッと引き上げ、庭に面した道から見えるように乳房を突き出させる。そして捻れた肉棒をそのまま突き上げ ればたくやの豊満な乳房は根元から重たそうにブルンブルンとゆれ、芝生の香りのする庭に乳首からまるで母乳 のように汗を撒き散らした。 「ああっ…奥に…あたっ…るぅ……いっ…んあぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!」  この声が何人の人間に聞かれただろうか。――そういえば隣は片桐さんの家だ。ひょっとすると明日香ちゃん に聴かれているかもしれないというのにたくやは涎をたらしながら外に向けて喘ぎ声を上げる。――ひょっとす れば聴かせようとしているのかもしれないな。もっと恥ずかしい思いをするために、露出願望を満たし、羞恥心 を煽るために……  だが、そう思えば思うほど、たくやが恥ずかしがれば恥ずかしがるほどに、私の我慢も効かなくなって来る。 精液が射精感をこみ上げてくる快感にペ○スはビクビクと震え脈打ち、それを直も激しくたくやの膣に突き立て、 引き抜き、肉ヒダをめくり上げて子宮を穿って窓のレールに溜まるぐらいに大量のラブジュースが掻き出してし まう。  それでもたくやのヴァギナの中心からは愛液が溢れ、抜け落ちる寸前から根元までを一気に捻じ込むと、たく やは身を震わせて悦び、子宮口をゴリゴリ抉じ開けられる衝撃に私の腰と密着している柔らかいヒップをビリビ リと震わせる。 「うっ……!」  深くペ○スを差し込んだ瞬間に襲ってきた締め付けに、たまらず声を上げる。そして隙間無くみっちりチ○ポ に絡み付く肉ヒダに一斉に扱くように蠢かれ、限界を超えて膨張した射精感は尿道を押し広げ、ラストスパート とばかりにたくやのおマ○コをむさぼり始めたペ○スの先端へと集中して行く。 「たくや…たくや…たくやっ……っ!!」  何も考えられなくなった頭は妻の面影を残すたくやの温もりだけを求め、最後の力を振り絞って引き寄せると 胸に手を回し、指が食い込むほど豊満な乳房を握り締めながら汗で湿った髪に鼻先を押しこんで胸いっぱいに体 臭を吸いこんだ。 「うああっ……と、父さぁん……父さ…ん、あっ、あっ、やぁん、んあっ、あひっ、あひぃ、あいっ…イッ、ク …ゥゥゥぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」  たくやの体が真下からの突き上げで一気に伸びあがる。そしてその瞬間、私は一つの叫びと共に精液を解き放 っていた。 「出すぞ、このまま中に出すぞ!」―――ビクッ 「そ、それは、ダメ、父さん、やぁ! んっ…まっ…き、来ちゃ…イっちゃ…うんっ…いやあぁ!!」  そんな言葉……今更聞けるものか!  女になったばかりのたくやが妊娠できるかどうかはわからない……それに今日はあの男が先に出してしまって いる……けれど出さずにはいられない。女性の本能的に受精を裂けようとするのか、暴れるたくやを両腕で抱き しめ、亀頭で抉じ開けた子宮の入り口から体内にまるで固まりのような精液をどぷどぷと解き放つ。 「たくや………妊娠…したか?」 「あっ…あうっ……」  精液を噴射し、ビクビクと震えるチ○ポに全身を痙攣させているたくやのおマ○コが強烈に絡み付いてくる。 まるで全ての精液を搾り取るようにうごめくその動きと射精後の虚脱感に身をゆだねた私は、たくやを外に落ち ないように右へと倒すと、グイッと震えるペ○スを押しこんで子宮口に精液を流し込んだ。  ―――これでいい。あんな若造のよりも濃厚な精液を流し込んでやった。これで……たくやは私のものだ。い つまでも…ずっと……そして…もう一度……  一ヶ月ぶりに女体に解き放たれた精液はなかなか止まろうとしない。どぷりと、勢いは失いかけてはいるがそ の代わりに一回の脈動ごとに射精の実感を覚えてしまい、それによって勢いを取り戻しかけた肉棒の先端に膣の 最奥をグチグチと掻き回しながら子宮に熱い粘液を解き放つ。  そのままどれだけの時間がたっただろうか……唇で大きく成長した乳房の先端を左右交互に吸い、汗と涎にま みれたら体を手の平でまんべんなく撫でまわしながら、あふれ出たザーメンで汚れたたくやの股間にビタンと腰 を叩きつける。  まだ私のたくやへの射精は終わっていない――弛緩しきったたくやのヴァギナに肉棒を押し込めが僅かではあ るが私の子種がたくやの中に流れこんでいく。 「たくや……たく…や……」  手足の感覚が少しずつ薄れて行く。夏の日差しを窓際で浴びつづけて熱に浮かされた頭ではもうなにも、目の 前にいる「女」の事しか考えられなくなっていた。アゴから滴り落ちるほど汗をにじませた顔をたくやの唇にかぶ せると、私と同じようにほとんど喋らなくなったたくやは舌を出し、私の愛情に溢れた口付けを受け止めてくれ る。  それが何故か、しょっぱく感じたのが覚えている記憶の最後だった――  ――目が覚めたとき、何故か寝室のベッドの上だった。  隣には妻が座っており、彼女が帰ってきたときにはたくやが看病してくれていたと聞かされた。  そして翌日、私はたくやと顔を合わせる事ができず、いつものように新聞で顔を隠して大学に行くのを見送っ た。  昨日のあの興奮はもう沸きあがってこない。体調がすぐれず会社を休み、たくやを抱いたリビングのソファー に寝転がっても、何故あんな事をしてしまったのか、その理由にまったく実感を持てなかった。  亡き妻に似ていたから――  たくやが美しかったから――  そして、もう一度…いや、妻に似てきたたくやを妊娠させたかったから――  後になっていくら考えてみても、あの時の高揚した気分はどうやっても説明する事が出来ない。  まるで一夏の夢のように、私のたくやへの性欲に満ちた愛の形は跡形も無く消え去ってしまっていた………  はぁ……どうしよう。まさか父さんに「妊娠しろ!」なんて言われるなんて……  最近弘二のアタックぶりが凄まじく、ついには家にまで押しかけられてサれちゃったわけだけど、それを父さ んに見られて、まさかあんな事になるなんて……ああ…あたし、これから一体どうすればいいのよ…… 「せんぱ〜い、またお家に遊びに行っていいですか? 今度はもっと頑張りますから♪」 「今度きたら警察呼ぶからね、この性犯罪者」 「え…ええ〜〜、そんなぁ…僕と先輩は恋人同士じゃないですか」 「うるさいっ! あたしは工事の事なんてどうだって良いんだから、これ以上話しかけないで、この粘着倒錯変 態ストーカー!」 「あうっ…先輩……僕の事をそこまで言うなんて……でも、これも先輩の愛のムチ! わかりました、もっとも っとエッチが上手になったらお邪魔しますね。その時は先輩のお父さんにご挨拶を――」  ――プチッ  ああ、それは今のあたしには禁句なのに。 「こ…弘二のバカぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」 「はぐぅ……」  父さんのことを言われて瞬間的に悩みが爆発してしまったあたしは問答無用で弘二に右フックを放つと、その まま逃げるように研究室を飛び出してしまった――― 1:このままじゃ家に帰れないよぉ……そうだ、明日香に相談してみよう! 2:でもこれって家族の問題なんだし……この手の事はやっぱり義姉さん? 3:う〜ん……他に相談できる人いないかな……できれば口が固い人……う〜〜…… 4:だけど…母さんに似てる…かぁ…………やっぱり自分で決めないとダメかな……


第7話その3へ