ルート1−2


「きゃあっ!…いったぁ……先生、なにするのよっ!!」  佐野先生に放り捨てられる様に地面に倒れこんだあたしはせっかくの着物が汚れた事や乱暴に扱われた事に文 句を言いながら、自分の周囲に目を走らせた。  手首には結構長い時間引っ張られて先生の手の形の赤い跡が痺れと共に残っている。それほどの時間をかけて 移動してきたここはうっそうと草木が生い茂る森の中。神社の本殿の裏辺りだろうか、途中で参道から外れ、人 の流れからどんどんと遠ざかってやってきたこの場所は、なぜか森の中でポッカリと円形に開いた空き地になっ ていて、その中央には小さな社がぽつんと一つだけ立っている。  小さく、そして古いけれど社は定期的に手入れされているらしく、あまり手入れされているとは言えない森の 中ではどこか神秘的な雰囲気さえ感じさせる物だった。  社の前にはこれまた小さいながらも賽銭箱、そして真新しいしめ飾り、紅白の紐をよじった組紐と正面に社の スケールに合わせた金色に輝く鈴が吊り下げられている。  さっきはあれだけうるさかった参道の賑わいも、今は耳をすまさなければ聞こえてこない。参拝客が道のない こんな場所にまで来るはずがなく、薄暗い木々の取り囲まれながらも光が降り注ぐこの空き地にはあたしと佐野 先生しかいない。  はっきり言って……こんな状況で身の危険を感じずにはいられない。佐野先生が本当は男のあたしを嫌ってい るのは知っているけれど、移動中から、そして手を離してからもぶつぶつと囁き続けるその姿は狂っている様に しか見えない。その危険な雰囲気を察したあたしは急いで立ちあがると、大きな袖で少し汚れた晴れ着の前面を 覆いながら後ろに後退さった。 「先生………大丈夫?」  ああ…あたしってなんでこうお人好しなんだか。こんな変態教師の心配しちゃうなんて……  そんな自分が少しイヤになるけれど、佐野先生は少し前まで入院していたんだし、放って逃げ返るのも後味が 悪い。様子を見ながらちょっとずつ顔が見える位置へと近付いていく。 「……君が…悪いんだ……僕のせいじゃない…僕は…僕は普通なんだ……」 「あの〜、もしもし? 先生、あたしの声が聞こえますか?」  あたしが呼び掛けると、佐野先生は顔を上げてレンズ越しにこちらへ目を向ける。 「……そうだ、君だ。僕をこんな風にしたのは…君だ……君が…君が悪いんだ!!」  油断はしていないつもりだった。  まるで弾け飛ぶバネの様に突然襲いかかってきた佐野先生から逃げようと足を後ろに踏み出すけど、履きなれ ない下駄、そして綺麗な様で凹凸のある地面に足を取られてしまい、あたしは両肩を掴まれて柔らみのある土の 上へと押し倒されてしまった。 「きゃあっ!? や、やめてぇ!! なに考えてるんですか、あたしはおと――んんっ!?」  あたしが男である事を口にする前に先生の口があたしの唇を強引に奪う。しかも言葉を発そうと口を開き掛け ていたので、いきなり刺し入れられた舌にあっという間に口内を舐めまわされ、あまりのおぞましさに鳥肌まで 立ってしまう。 「んんん〜〜っ!! んむぅ、んむぅ、んぐうっ!!」  やあぁ…こんなに唾液を流しこんできて……んっ…飲ん…じゃった……先生の唾なんかを……んっ! ま…ま だこんなにいっぱい……んんんっ…んむうっ!!  佐野先生の舌はまるでナメクジのような感触だった。粘つく唾液をあたしの口に無理矢理注ぎ込み、吐き出せ ないように唇同士を密着させて、空気を求めて喘ぐあたしの舌にウネウネと蠢く先生の舌が絡みついてそこだけ は吸い上げてくる。 「ん…むぅ…んんっ!…ふうぅん!!」  口の中で混ざり合ったあたしと先生の唾液がグチャリグチャリとまるで愛液で濡れた性器のような音を立てる たびに、あたしの意識は徐々に薄れていき、胸がグッと詰まってしまう。  朝から着物で締め付けられた胸の苦しさはまだ直っていない。キスをされながら鼻で呼吸をするだけじゃ空気 が足りなくて、せめて少しでも息を吸おうと口にたまった香りも粘度もキツい先生の唾液を喉を鳴らして飲みこ んでしまう。  こんな…こんなのって……佐野先生に押し倒されて、その唾まで……んんっ!? ま、まだ流しこんで……ん っ、んぐっ…んぐっ……も、もうやだ…これ以上飲みたく……んんんんん〜〜〜!!!  飲み干せない…どんなに息を荒げ、おぞましさを耐えて唾を飲みこんでも、佐野先生は次々と自分の唾をあた しの口に流し込んでくる。  ひと飲み…またひと飲み……あたしの白い喉は軽く上下し、先生の口から吐き出された涎をおなかの中に流し こんでいく……そしてその恥辱を受け入れてしまったあたしの抵抗は、喉に唾液が通るたびによわよわしいもの になっていく。  こんなに近くで佐野先生の顔なんか見たくなかった。貪る様にあたしの唇を貪る先生とせめて視線だけは交わ さない様にと閉じ合わせていた瞳の端から、一筋のくやし涙が零れ落ちる。  それを契機に、あたしに意識はかすれていく。顎を突き出す様に白い喉元を反らし、舌を突き出して激しく喘 ぐ。いつのまにか佐野先生の唇が離れ、差し出された舌先同士がお互いの体に絡みついた唾液をピチャピチャと 擦りつけあい、その間にも垂れ落とされた唾液をあたしが自分から飲み干していた事にも気付かないほどに……  そうしてほんの少しだけ呼吸ができた所で、また先生が吸いついてくる。今度は唾液を流しこまない。代わり に、チロチロとあたしの口の内側を舐めまわしながら、唾液も空気も何もかもを吸い取っていく。  酸欠になり掛けていたあたしには、このキスはあまりにも耐えがたかった。あれだけキツく閉じていた瞳も思 わず見開き、吸われる事がわからないままに突き出し、痙攣している舌を甘噛みされ、表も裏も隅々まで嘗め回 されてしまう。  そして、唾液を再び流しこまれる。自分で綺麗に舐めまわした場所に、あの臭いのキツい唾液を流しこまれる と、あたしの胸は先生に臭いでいっぱいになってしまう。  汚されていた……あたしは佐野先生に抵抗する気力も失い、為すがままに唇を吸われ、唾液を飲まされ、汚さ れていた……  繰り返される吸飲のキスに、あたしは何もできない。逃げられない様に後頭部に手を回され、自由なはずの両 手も両足も赤い着物が汚れる事も気にせずに地面に投げ出されたままで、時折ビクンッと跳ねあがるだけだった。  できる事と言えば少しでも苦しさから逃れるために先生の唇を自分から吸い返し、唾液を飲み干す事だけだっ た。  もう臭いも気にならない。慣れてしまったのか、それともそんな事が気にならないほど感じてしまっているの かもわからない。それほどまでに長い時間、あたしは先生にキスをされ続けてしまっていた……  そうした時間、先生の空いている右手はあたしの体を着物の上から撫で擦っていた。強制的に火照らされてし まった体は肩や腰の丸みに手を触れられるだけで過剰に反応してしまい、無意識に太股をこすり合わせてしまっ ている。  そんなあたしの反応を楽しむかのように、いやらしい右手はあたしの体を撫で回す。するとどうだろうか、そ れまで汗でぬめっていた内太股に汗以上にネットリと温かい液体がにじみ出てきてしまった。 「んっ…んんんっ!!」  さらに先生の手があたしの体を、特に下半身を責めたてる。太股を手の平で撫でおろし、ゆっくりと這いあが って恥骨へ……そして地面に突いたお尻の丸みを横からそっとなでまわす…というラインを何度もなぞられて、 あたしは我慢できずに鼻にかかった呼気を漏らし、先生の体で淫らに体をくねらせてしまう。  あああっ……疼いてる…もっと…ああぁ…♪……そ…そこ…だめ、こんなにされちゃ…ダメェェェ!!  呼吸ができず意識が朦朧な分だけ、体の感覚は敏感なのだろうか……それでもあまりに弱い愛撫にさらされ続 け、あたしのアソコはヒクンッヒクンッと大きな脈動を繰り返し、子宮のわななきがさっきから全然収まらない。 おマ○コが内側へと収縮しようとするたびに膣中にたまっていた濃密な愛液がドロッと押し出され、とても下着 では吸いきれずに溢れ出して蟻の戸渡りへと流れ落ちていく。  そんな時だ。先生がわずかに左に体をずらすと、這いまわっていた右手がそれまでのラインを変えてあたしの 太股の上を横へと滑り、着物の合わせ目からするりと中に入りこんできたのは。 「んっ……ああっ!?」  ようやくキスの繰り返しから開放され、同時に先生の手が着物に侵入した事に気付いて叫び声を上げる。  だけど全て遅かった。あたしに妨げる余裕を与える間もなく、赤い着物と、白い襦袢の中へと入りこんだ手は あたしのおマ○コを手の平全体で下着ごと包み込み、ギュッと握り締めてきたのだ。 「あああああっ!! それ、それダメェ、ダメなのぉぉぉ!! あっ…いっ、いいぃぃぃぃっっっ!!」  その瞬間、あたしの理性は完全に吹き飛んでいた。外でするエッチの恥ずかしさよりも、大嫌いな佐野先生の 手に大事な場所を触れられる嫌悪感よりも、快感で煮えたぎったおマ○コを強烈に圧迫される快感の方が激しく 肉体にこみ上げてしまい、あたしは先生の腕の中でビクビク体を痙攣させながら体を弓なりに反りかえらせてい く。  帯のせいで元々反っていた体は肘を突き、足袋を履いたつま先を伸ばして空中に何度も腰を叩きつける。先生 の中指が下着ごとおマ○コに突き入れられ、掻き回す様に挿出されるリズムに合わせ、まるでピストンされてい るかのように下半身を振りたくってしまう。  大声で泣きじゃくりながらアソコを突き出し、先生の指におマ○コを押しつける。そんな事を繰り返している と、先生の手が一瞬だけ股間から離れ、着物に入り込んだ時と同じぐらいの手際であたしの下着に上から潜りこ み、包皮から頭を覗かせるほど充血していたクリ○リスを摘み上げられてしまった! 「んああああああぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」  二本の指でコリコリと捻られるたびにクリ○リスがビクンって跳ねあがるのがわかる。そして局部で弾けた快 感電流に耐えきれず、右に左にと頭を振っていると、弧を描いていた体が先生に背を向けるように左向きに倒れ てしまう。 「はぁああああっ!! は、あ…あっ…はああっ! す、スゴい…センセ…あ、あたし……ダメええぇぇぇぇぇ !!!」 「……そうだ。僕の聞きたかったのは君の「その声」なんだ。もっとだ、もっと喘いで聞かせてくれ!」  先生の方も感極まったと言う声でそう叫ぶと、あたしに背後から抱きついてくる。  あたしは左膝を曲げ右足を伸ばした格好で横たわっている。着物の裾は大きくはだけ、無防備にさらけ出され た白い太股の汗で湿った表面を滑って再び股間を揉みしだき、後頭部を支えていた左手はそのまま腕枕をする様 にあたしの頭の下を通って着物の胸元へと滑りこんだ。 「………っ!?」  横を向いても形がほとんど崩れないほどの張りを持った乳房。最近成長しているのか、前よりもボリュームの 増した二つの膨らみは体に挟まれて微妙にこね回されているうちにパンパンに膨張し、既に男だったら誰でもむ しゃぶりつきたくなるようなFだかGだかという巨乳に成長してしまっている。  そんな乳房に佐野先生の手が触れる。胸元から襦袢の下へと滑りこみ、手の平には到底収まらない丸々と膨ら んだ乳房を親指と人差し指で餅の様にこね回し、残った三本の指をしっとり濡れる白い肌に鋭く食いこませてく る! 「はっ…あっ……!…あぉ……いっ…はぁ…ああああっ!!」 「くくく……さっきは本当に見違えたよ。着ている服にじゃない。この腰まわり…たまらないじゃないか。あの 時よりも各段に色気を増しているよ。これほどになるのに何人の男に抱かれた? 僕以外の男のチ○ポを何本咥 え込んできたんだい?」  グチュリ…と粘つく音が前後に開かれたあたしの脚の間から鳴り響いた。 「くああああっ! セ、センセッ…そんな、あ…あたし…あっ、あた…あ…んあっあああぁぁぁっ〜〜〜〜〜〜 !!」  下着の下でパックリと口を開き、ドロドロに濡れた秘肉をさらけ出している女陰に三本もの指が無遠慮に突き 込まれる。同時に股間で爆発するように快感が一気に膨れ上がる。しぶく様に溢れ出す灼熱の愛液…そんなとこ ろへグリグリと指を捻じ込まれてラヴィアはめくれ上がり、さらに大量の淫汁を溢れさせる膣口を強引に押し広 げられ、あたしは長い悲鳴を迸らせながら、先生の言葉を借りれば女としての色気を増した体を身震いさせてし まう。 「いあああああっ!! だ、だめ、それ以上いれないでぇ!!」  先生が手を捻るたびに指先がグリッグリッと膣の中に入りこんでくる。普通の人よりは細い佐野先生の指でも 三本の圧迫にあたしはハァ…ハァ…と熱い吐息を漏らしながら体をイヤらしくくねらせてしまう。 「ああ。さすがにこれ以上は入らないとも。もう根元まで入ってしまったからね」 「あ…あああっ……」 「ああ…温かいよ……微妙に蠢きながら僕の指をグイグイ締めつけてくるよ。さぁ、これは指を咥え込めたご褒 美だ」 「!? あ、ひゃあああああああっ!!!」  それまでただ真っ直ぐに伸びていただけの指があたしのヴァギナの中で折れ曲がると、それぞれがあたしの感 じる場所を一斉に掻き回し始めた! 「ひあっ!? あっ、ああああああっ!!」  手首のピストンが加えられながら指先はあたしの口内を激しく抉り、感じるポイントを見つけるとそこを徹底 的に擦りたててきた。すっかり粘液で覆われてしまった指が充血した粘膜に触れるだけでもあたしの内股に震え が走り、ざらつく膣の天井を切りそろえた爪の先端で鋭く引っ掻かれれば森に木霊するほどの大きな喘ぎ声が唇 を突いて溢れ出してくる。 「いい声だ…いい声だ……ほら、こうすればもっといい声で鳴くんだろう?」 「い、やだぁ、もうやだぁぁぁ!!」  うなじから耳たぶまで先生の唾液でベトベトになるほど舐めまわされている。そして耳にキスするほどの距離 で言葉で嬲られると、あたしは否応無しに先生に感じさせられる事に羞恥を覚えてしまう。  こんな場所で…佐野先生相手に感じちゃうなんて……そ…そんなの……や…だぁ……!  そう思っても、あたしは佐野先生の荒々しいけれど巧みなテクニックの虜になりつつあった。 「あ…あっ……せん…せぇ……!」  おマ○コの圧迫感はいつの間にか苦しさよりも気持ちよさが上回ってしまい、深く淫肉を抉られながらググッ と降りてきた子宮の入り口に指先が触れるたびにあたしのお尻はビクンッと震えて先生の腰と強く密着してしま う。  そこにあるのは、まだズボンの中に納められたままの、大きく膨れ上がった先生のペ○ス。 「あっ…!」  その事を意識した途端、着物越しにその男塊を挟みこんでいるヒップの谷間が火を灯したかのように熱くなり、 おもわずアナルにキュッと力を入れてしまう。 「どうしたんだい? あんなに嫌っていた僕のペ○スが欲しいのかな?」 「んっ…んんんっ!」  ……違う。あたしは…あたしはあんたなんかに抱かれたくなんて……んあああっ!!  右の乳房が牛の乳を絞る様に揉み上げられる。それまで弾力を楽しむかのようにこね回していただけなのに、 突然バストを突きぬけた強烈な刺激に、あたしは痛がるでもなく、あられもない喘ぎ声を上げて身を仰け反らせ てしまう。 「くくくくく…イきたいのかい? 僕の手でイかせて欲しいのかい?」 「いっ……んんっ! やだ、そんなの言うの…やあぁぁぁ!!」  その時、あたしの背後で佐野先生が笑ったような気がした。 「うああっ!? やっ…おマ○コ……くひぃ!! んっ!…くうううぅぅぅぅ〜〜〜〜〜!!!」  最後の理性を振り絞って佐野先生の申し出を断った直後、そんなあたしの石をくじくかのように愛撫の手がよ り一層激しさを増していく。 「ハァ、ハァ、いイッ、ヤはあ!! ち、乳首もクリも…はうっ、あはぁ、そ…んなぁぁぁぁ!!」  根元から握り締められ、砲弾の様な形で突き出す格好となった乳房の先端が着物の下に着こんだ襦袢に擦りつ けられる。右手も根元まで突き入れられてからさらにおマ○コにねじ入ってきて、子宮口を三本指で突き上げら れながら手の平でクリ○リスを押しつぶされ、もはや苦痛に等しい快楽に赤い着物姿が否応無しに跳ね上がって しまう。  こんなのイヤ……イかされちゃうのだけは絶対にイヤぁ……だけど…だけど…もう耐えられない! 「どうだい、イきたくなったかい?」  その一言があたしの羞恥心を掻き立てる。けれど、頭の中を焼き尽くしそうな恥ずかしさにプルプルと震えな がらも、あたしはゆっくりと唇を開き―― 「い…イく……んっ! んあああああぁぁぁあああああああっっっ!!!!!」  きっとその言葉を口にしなくてもあたしは絶頂に達していただろう。  だけど消えてしまいそうなほどの囁きでもそう告げてしまったことで、佐野先生の手からもたらされる快感を 自ら受け入れてしまい、あたしは何の抵抗も迷いもなく、ドロドロのおマ○コを掻き回され、乳房を揉みしだか れる快感に意識を弾け飛ばさせた! 「んクあっ! あ、イく、イく、イくっ! イくっ! イくううううううぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!! !」  噛み締めた歯の間から短音の叫びがあたしたちしかいない空き地全体に響き渡る。  先行の様にあたしの脳裏を焼き尽くした絶頂の波はアナルとヴァギナを強烈に収縮させ、子宮を弄っていた指 を躊躇なく食い締めてしまう。そして尿道からは白濁の射精液がまるでオシッコのようにぶちまけられ、その脈 動が充血したクリ○リスにもビリビリと伝わり、さらに激しい快感があたしの体を貫いていく。 「ぐうううううううううっ!!」  仰け反った体が今度はくの字に折れ曲がり、背中を丸めて快感の波に耐え様とする。  佐野先生の手はおマ○コから強引に引き抜かれている。そこに指が刺しこまれていた明石のようにぽっかりと 開いていた挿入穴もあっという間に閉じ合わさり、濃度も量も男の子のそれとほとんど変わらないぐらいの絶頂 の液が着物と太股の中に放出されていく。 「うっ……んんっ……く…うぅ………」  荒れ狂っていた快感もようやく収まり、膝をそろえて体を丸めていたあたしの下半身は、どこもかしこも温か い液体で汚れてしまっていた。いまだにヒクヒクと蠢動するおマ○コから放たれた液体は薄い下着の布地を貫通 し、着物に巻けないぐらい鮮やかな桃色に染まった太股やお尻にネットリと絡みついていた。  ドロリと、ヒクつくおマ○コから最後の愛液が流れ出てくる。お尻を伝い落ちる感触にうっとりと酔いしれて いると、立ちあがった佐野先生があたしの腕を掴み、脱力した体が無理矢理引っ張り起こされた。 「どうだい? 僕の愛は受け取ってもらえたかな?」 「うっ……」  まだあたしの意識は混沌としていて、先生の言葉になにも言い返す事ができなかった。  そんなあたしをお姫様抱っこで抱え上げる佐野先生。そして社の前に置かれた賽銭箱にあたしを持たれかから せて座らせると、ぼんやりと目を見開いたままのあたしの前で突然ベルトを外し、ズボンを脱ぎ去ってしまった。 「………あっ……」  驚きとそして羨望の溜息が唇から漏れてしまった。 「さあ……今度は僕自信が君を愛してあげるよ。くくく……もう…君を思うだけでこんなに大きくなってしまっ ているよ…くっくっくっ……はあっはっはっはっはあぁ!!」  それは既に狂気だった。  股間をさらけ出し、同時に感情の箍もどこかに飛んでしまい、狂った様に笑う佐野先生のペ○スは、体育用具 室でのレイプ時の記憶よりもはるかに大きかった。  あたしの背筋に震えがくるほど冷たい恐怖が走り抜け、本能的に着物の裾を直して体を隠し、身を守る様に振 袖で体を抱き締めた。  そう…あたしの目の前にいる佐野先生は……もう狂っていた………


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