第六章「迷宮」06


―――ステータス異常「発情期」確認。
 ―――体温上昇。心拍数増加。興奮値上昇。
  ―――手動行動選択。判断は全てプレイヤーに委ねられます。


「くっ……あぁ……」
 噛み締めていた唇から熱い吐息が零れ落ちた。
 それはやってはいけないオーバーライン……人としての尊厳を保つ境界線を越えてしまった事を示している。
「や…だ……もう…どっかいって……」
 露出した肌にねっとりとした汗と、いくら拭っても拭いきれない精液の……オス豚のザーメン臭とをまとわせたあたしは、通路を塞ぐように近づいてくる六匹のオークを前にして少女のように怯える体を抱きしめ、がっくりと膝を床へ付いてしまう。
 モンスターの臭いがするだけでこうだ。人間よりも獣に近い獣人の特徴の一つである発情期と言うステータス異常は、あたしと言う人間としてもワーウルフとしても内側から弾けそうなほどの魅力に満ちた「メス」を前にして興奮状態に陥ったモンスターが放つ「臭い」を嗅いだ瞬間から、落ち着きを失わせ、交尾を求めて腰の奥を否応無しに震わせて、愛液をとめどなく溢れさせてしまう。
 そんな状態でダンジョンを進んできたあたしは、既に何十匹、数えたくても嫌悪感と強制的に登りつめさせられるオルガズムで幾度となく犯されている途中で気を失い、目を覚ましても陵辱され続けているほどに多くのモンスターに肉体を犯されてしまっていた。それでもまだ、行動をチュートリアルと言うのにまかせっきりにしていなければ自分の意思である程度動けるのだけれど……オークを相手にする時だけはダメだった。
 オークの放つ臭いが一番強烈なのだ。そう、鋭敏すぎるワーウルフの嗅覚のせいで、まだ相手が姿を見せていないときからずっと、オークがあたしへ近づいてくるのを嗅ぎつけただけで発情期に突入してしまう体を火照らせてしまう。
 臭い自体は不潔の代名詞とも言われているゴブリンなどとそう大差はないし、スケベさ…いわゆる繁殖力でゴブリンに勝るモンスターもそうはいない。しかし、精力と言う点でオークはずば抜けていた。ゴブリン十匹よりもオークが三匹近づいてくるだけで、香しい湿り気と熱気を帯びたあたしの体は柔らかい膨らみをプルプルと震わせ、その姿を見ると石の床に転々と黒い跡を作ってしまうほどに乾く事を知らないヴァギナから愛液を垂れ流してしまう。時にはヴァギナに擦り込まれすぎて離れなくなったオークのペ○スが往復する感触まで思い出して軽く達してしまうほど体が興奮し、とても戦う事なんて出来る状態ではなくなってしまうのだ……
「んんっ……ふ…んっ…んんんっ……」
 ダメージを負い過ぎ、白銀の毛並みの加護を失った乳房を震わせながら、あたしは口いっぱいに二本のペ○スを頬張った。腰布も巻かず、勃起を隠そうともしないオークのペ○スが顔へ突きつけられた時からこんこんと唾液が溢れ続け、それをすする事もままならないほど大きく口を開くと、アゴが悲鳴を上げるのにも我慢しながらむちゃくちゃに動き回るオークのペ○スを必死に咥え込む。
 六匹もいるのに…今からこんなにされていては少ないHPがなくなっちゃうかも……
 何度も喉の奥を突き上げられ、むせ返りそうになるあたしの口の中で、二匹のオークのペ○スはさらに硬くなっていく。
「んぐぅぅぅ〜……!!」
 苦しさに瞳を閉じてしまったあたしの頭を、どちらのものとも付かないオークの手が鷲づかみ、乱暴に前後へと揺さぶると、絡み付いた唾液を潤滑剤にしてグチャグチャ擦れあわせながら日本の野太いペ○スをさらに喉の奥深くを押し込んでくる。
「んぐぅ! んっ、ぐっ…んむうぅぅぅ!!」
 その間に四匹もいるオークたちが何もしないはずがない。無抵抗に…けれど隠し切れない嫌悪感を垣間見せながら犯されるあたしに気をよくし、左右にいたオークが自分で扱いていたモノをあたしの手へ握らせる。それだけでオークのペ○スは人間のものと比べると倍以上はありそうな太い血管をドクッと震わせ、ますます硬く反り返らせていく。
 やっぱり……スゴく苦しいけど…大きくて……太い……これからいっぱい精液が……ああぁ……
 ワーウルフになっているせいだろうか…あたしの人間としてのプライドはとうの昔に消えているように感じられる。もしかすると、元からなかったのかもしれない。最初はいやいや扱き、舐めしゃぶっていたはずなのに、あたしの手は小水のようにあふれ出てくるオークの先走りの透明な液体を指ですくい取ると張り詰めた肉の固まりへと塗りつけ、手首の捻りを使って扱いてしまう。そして口の中でも――
「んうぅ! んむっ、んんんっ!!」
 また…捻れてきた。そんなに射精したいんだ……
 オークに対してだけ特に強く興奮してしまう……その原因はこのペ○スにあるのかもしれない。
 興奮が高まればそうなるのか、それとも自分の意思でそうできるのか分からないけれど、オークは人間のものをさらに巨大にしたようなペ○スの形状とは別に、コルク栓抜きのように螺旋を描いた形状を取らせることもできるのだ。
 全てが全て螺旋を描くわけじゃない……けれど、あたしが無意識にピチャピチャと舌を擦り付けて亀頭の裏側までねっとりと舐めしゃぶっている二本の内の一本は舌の戒めを拒むように先端を上下反転させると、何度もねじれを加えて肉のコブが何度も並んだ起伏の激しい姿へと変貌して行った。
 ………これ…入れられたらスゴいんだろうな……
 先端まで硬く張り詰めた白い乳房が、まるで胸を高鳴らせているかのように震えてしまう。あの快感は…とても忘れられるものじゃない。触手に全身を犯されるのもスゴかったけれど、凶悪なまでの段差と異形な形を併せ持つ肉棒は膣口を出し入れのたびに大きくめくり上げるのだ。
 やだ……想像したら胸が…アソコも……ジンジンしてる……相手は…人間でもないのに…あたし、もう…こんなんじゃ……
 「女」としても、堕ちる所まで堕ちて、体の隅々まで犯されてしまっている……口の中で醜悪なペ○スを頬張りながら涎を滴らせるたびに、あたしは大切な何かを失っているような気持ちになってしまう。
 そんな考え…今は邪魔なだけだ。考えちゃ…ダメ……
「んっ……ぅんんんっ…んんん―――ッ!!!」
 何もかも忘れたい…あたしは突き出した胸の膨らみを押しつぶすようにオークの足へ体を摺り寄せる。
「ブヒ、ブヒ、ブヒヒィ!」
 あたしの乳房の柔らかさがそんなに気に入ったのか、さらに腰を突き出してあたしへ近づいてきたオーク二匹は我先にとあたしの口の中を蹂躙し、内壁に先端を押し付け滑らせ、臭いのキツい先走りを塗りつけては唾液を押し出すように根元まであたしの口へとペ○スを頬張らせる。
「んぶうううっ! ふるひぃ…むっ…やへっ…むぐぅぅぅ…―――プアッ!!」
 アゴの間接が悲鳴をあげ、耐え切れなくなったあたしはようやくペ○スを吐き出す事に成功する。けれどその次の瞬間には顔をオークの股間へと引き寄せられ、左右の頬に唾液まみれのペ○スを上下に擦り付けられ、臭いのキツい自分の涎で顔を汚される。
「あ…んっ……やぁ…おチ○チンが…こんなに張り詰めて……あンッ…んあぁ……」
 顔がドロドロに汚されていく……鼻の奥へとあたし自身の唾液の臭いと、我慢できずにあふれ出して肉茎を伝い落ちてきたオークの精液の臭いとが流れ込んでくる。だけど、発情期に陥っているあたしには、それすら甘い香りのように感じてしまう。まるで媚薬を嗅がされているような気分だ……体の奥で蠢く興奮の火照りはますます昂ぶり、異形のねじれペ○スとまっすぐ伸びているけれど人間ではありえないほど広がった傘のペ○スへ舌を伸ばし、上下に動いて脈動する血管をこすりつけてくるモノをちろちろとくすぐるように舐めたてた。
「ブヒヒヒヒィィィ!!」
「ブヒッ、ブヒッ、ブヒッ―――ッ!!」
 突然、あたしを取り囲む四匹のオークが体を強張らせた。手の中に、そして自分の顔とは未だに信じられないあたしの可愛らしい顔にこすり付けられていたオークのペ○スが根元から先端へ向けて徐々に膨らみを増していく。
「あっ……」
 もう何度体験したか知れない、オークの射精の前兆だ。――そう感じた途端、あたしは膝を伸ばして顔をペ○スよりも高い位置へと上げると、舌を必死に伸ばしてから娶った二つの亀頭を無理やり口の中へと頬張って、手にした二本のペ○スも張り詰めた乳房の白い肌へと擦りつけ、ブックリと膨張し始めている先端を弾力のある丸みへ埋め込むように乳房へと埋没させる。
 そして四本のペ○スがタイミングを合わせたように同時に膨張を終えると、濃密な臭いを放つ醜悪な白濁液を盛大に噴き上げた。
「んんんんんんん――――――ッッッ!!!」
 口の中に、乳房に、奇声を上げて腰を振るわせたオークたちは次々と精液を噴出する。その量と濃厚さは人間などの比ではなく、喉の奥に打ち付けられ、必死に塞いだ喉へ流れ込む事が出来ずに唇から逆流してきた精液と、乳房の芯に叩きつけられるように吹き出た精液とであたしの豊満な乳房は瞬く間にドロドロの白濁液に覆われてしまい、生暖かい粘り気と香りは胸の谷間は脇を伝い落ち、下腹部をねっとりと濡れ汚していく。
「んぶぅ……んおぁ……んっ………」
 出されるのなら、せめて顔だけ早めて欲しい……けれど唇から下は胸の先端に至るまでオークの熱い精液によって覆いつくされ、医師の床へ付いた膝の周囲には滴り落ちたザーメンが水溜りのように集まって、強烈な臭いを……
「………ぁ♪」
 おいしい……かぐわしい……いい…すごく…いい………♪
 腰を揺すり、精の全てをあたしの肉体へ出し終えたオーク四匹が離れると、スペルマの水たまりに尻餅をついたあたしは、だまになって体を伝い落ちていく精液を手でかき集めて自分の乳房へ塗りたくった。
「スペルマが…いっぱい……あたしにこんなにいっぱぁい……この匂い…この味……好きぃ…大好きぃ…♪」
 もう…自分の感情が抑えられない。あたしはこんな事を望んでいないのに、手の平から零れ落ちたスペルマを肘の裏から手首にかけてねっとりと舐め上げ、指の一本一本に至るまで綺麗に嘗め尽くすと、口の中に含んだゼリー状の精液を何度もかみ締めて唾液とグチュグチュに混ぜ合わせてから喉を鳴らして飲み下す。そして反対の腕で同じ事をしている間に、綺麗に嘗め回した指先を膝から体のラインに滑りあがらせ、何度拭い取っても拭いきれないザーメンをかき集めて口元へと運んでいく……
「おいしぃ…♪ スペルマがこんなに美味しいなんて……ふふふ……」
 もう、こんなのやだ……モンスターとのエッチなんて……どんなにそう思っても、あたしを犯す輪に入れなかった二匹のオークへ向ける顔には淫靡な微笑みが浮かんでしまう。
「ねぇ……ここに…あたしの割れ目に熱いのが欲しいの……今は空っぽだからいっぱい入るの…美味しくて熱いのがいっぱい入るの…あ…あああぁ……♪」
 ダメ…ダメェ……あたし…こんな事したくないのに……頭が…おかしくなっちゃうぅ……
 オークへ向けて脚を開き、荒い呼吸に合わせて揺れ弾む乳房を奮える指で揉みしだいてしまう。精液に負けないほどしっとりとした肌にオークの匂いを塗りこむように握り締めては指の輪を滑らせて反り返りそうなほど勃起した乳首に血液を集め、信じられないぐらいに痙攣しているそれに鋭い爪の先を軽く食い込ませる。
「ひううっ!! あたしのおっぱい、こんなに、腫れちゃって…あんっ♪ い…痛いのも…いいかも…」
 母乳の出そうな位置を爪で突くたびに、真っ赤に充血した乳首が痺れ、痙攣している下腹部から愛液が噴き上がった。まだ入れられてもいないのに、オークの前でオナニーに興じる自分自身の姿があまりにもいやらしく、想像するだけで膣の奥から震えが広がって、空いた手で花びらを左右に開けばオークたちの精液にも負けないほど熱い愛液がビュルビュルと放物線を描いて弾け飛んでいく。
「んっ…んんん!! もう…ダメぇ……早く、早く来て…ここに、ここに誰でもいいから太いのを突き入れてぇぇぇ!!」
 狂ってる……あたしはもう、犯される事しか考えていなかった。そして残っていたオークが近づいてくると、頭の中は白い霞がかかったようにSEXの事しか考えられなくなり、目が亜由美のリズムに合わせて跳ね上がるペ○スへと――
「あっ…あああっ……♪」
 大きい……二匹とも、スゴく大きい……ねじれてて、太くて…あ、あんなのを入れられちゃうんだ……
「ブヒッ♪」
 手で触れられる位置にまでやってきたペ○スに蕩ける表情を向けるあたしを見下ろし、オークが嬉しそうに鼻を鳴らす。――それもそうだろう。だって他のオークを差し置いて、入れもせずにあたしと言うメスを虜にしているんだから。
 最後まで待っていたのは、焦ってあたしを陵辱しなくても良いだけの自信があったから……かどうかは分からないけれど、最後の二匹は今まであたしが抱かれてきたモンスターの中でも最も大きいペ○スをしていた……それが二本も。
―――ゴクッ
 思わず唾を飲み込み、見事に盛り上がった乳房を震わせたあたしは、手を伸ばそうとして―――やめた。
「あの……いいから。好きにして…いいから……ここ…分かるでしょ?……ハメ…て……」
 身を倒し、銀色の毛並みに覆われた両足を大きく左右へ開く。もう…何もかもがいやらしいオークたちに見られてしまっている。その恥ずかしさにあたしの声は震えてしまい、オークが涎をたらして近づいてくると恐くて、だけどより濃厚になる陵辱の匂いに期待してしまいドクンッと脈打つ割れ目の奥から愛液があふれ出してくる。
「あっ……やだ、こんな格好……んんっ…!」
 大きな鼻をさらに膨らませ、舌なめずりして覆いかぶさってきたオークはあたしの体を軽々と持ち上げると、もう一匹が後ろからあたしのお尻を支え、ねじれたペ○スを涎を滴らせた花弁へとあてがわせる。そしてそのまま体重を掛けられると……
「ひあっ……あああぁぁぁあああああっ!!!」
 膣口を内側へと押し込み、ジュブブブッと耳を塞ぎたくなるぐらい大きなヤらしい音を響かせてオークの肉棒があたしの膣内へ入ってくる。充血した肉壁は巨大なコブが連なるようにねじれたペ○スに次々と抉られ、たちまちの内に痙攣し始めると、おぞましいモンスターに抱えられて犯されているというのに肉棒を食い閉めるようにヴァギナを収縮させ、何十匹ものオークに犯された精が混じっているかのように白く濁った汁を噴出してしまう……最初っから本気汁だ。まだ挿れられただけで本気で擦られてもいないのに、真上を向いたオークのペ○スに向けてビュッビュッと勢いよく汁を噴出し、贅肉だらけで首が見えないオークの首に腕を回し、鼻先を押し付け、腰を振るわせ絶頂に達しながら女の「射精」を強制的に味あわされてしまう。
「ふんんんぅぅぅ!!!」
 重たい衝撃があたしの胎内を貫いた。脚を開いた体勢のまま、背後のオークに体を持ち上げられ、それを勢いよく落とされたあたしは潮を噴いているヴァギナにさらに太く、さらに捻じれていく豚ペ○スを突き上げられ、受け止めた子宮口が悲鳴を上げているのだ。
「はあぁん! あんっ、あはぁ、ひゃうううううっ!!!」
 半ば意識が飛び、入り口から最奥までを往復されるたびにVの字に開いた足先を跳ね上げてしまうあたしは、それでも発情しまくった体を腕とおマ○コに力を込めてオークにしがみつかせる。収縮する肉壁を無理やり押し広げられ、進入してくるペ○スにしとどに愛液を噴きつけながら、絶えず絶頂感を味合わされイき狂っている肉体を反り返らせる。――ワーウルフの力だから出来る体勢だ。真上へ付きあがって繰るねじれ肉棒にざらつく膣の天井を押し上げられると、あたしの下腹はぽっこりと肉棒の形に盛り上がり、その巨大さにも馴染んでしまった肉壷でも挿入のたびに感じる拡張感に声を絞り出して絶叫を迸らせる。
「スゴい、やっぱりオークのおチ○チンが一番スゴいぃ! あっ、はぁ、犯されてる、いい、気持ちいいの、このおチ○チンが一番気持ちいいのぉぉぉ〜〜〜!!!」
「ブ…ブヒイイイィィィ!!!」
「ひっ…あっ、いいいっ!! イくの? イくんだ…いい、いいの、きて、あたしのおマ○コに、熱いの、太いの、いっぱい出してええぇぇぇ!!!」
 あたしの脚がオークの腰に絡みつく。とても回しきれないけれど、相手の体と自分の股間を引き寄せあうように痙攣の走る脚へ力を込めると、背を曲げてぶら下がる姿勢で腰をカクカクと振るわせ、自分から子宮口と膣内にあっても感じるほど大きく口を開いた亀頭の先端を擦り合わせる。震えわななき、それでももっと激しく犯されたがっているヴァギナは濡れそぼった膣肉をオークのペ○スへ絡みつかせる。
 パンッパンッと音が意思の通路に響くたびにあたしの体が跳ね上がり、窮屈な姿勢でも形が歪まずパンパンに張り詰めた乳房が不規則に揺れ動く。その動きがますます早くなり、オークの腰が滴り落ちた愛液まみれのお尻を打つのにあわせてくの字に曲がっていた腰が反り返り、ガクッとあたしの首が神とぴんっと尖った犬耳を振り上げるように真後ろへと跳ね上がった。
「突いて、突きあげてぇ!! いくっ、いくっ、あああああっ、す…ごっ…いいっ、いいぃぃぃ!! あたしの、おマ○コ、抉って、んっ…んぁあああああああっ!!! イくの、イくのとまんないぃ!! イっちゃう、イっちゃう、イく、イく、イく、イくうううぅぅぅ!!!」
 それまで激しく動いていたオークのペ○スが子宮を押しつぶしそうな勢いで蜜壷を貫くと、その動きで加速した精液を膣の奥へと叩きつけるように噴出させた。
「いはぁああああああっ!!! あっ、あはっ…量が…凄い……お…おマ○コ…いっぱい……んあっ……き…もちいっ…いっ…いいいいいっ!!!」
 熱く煮えたぎった精液があたしの体内を満たしていく。……けれどそれはほとんど一瞬だ。人間の数倍の精液を射精するオークの、しかも極太の肉棒から出てくるモノはさらに強烈で、瞬く間に子宮内を精液で埋め尽くし、隅々にまで自分の「臭い」と「味」を染み込ませると、口を開いている子宮口からはオークの射精の勢いそのままに白濁液が逆流してくる。内側から外へ向けて、同時に射精されているのだ。
「くっ…あああっ……これ…しゅきぃ……♪」
 気が遠くなるほどのオークの射精…いや、精液の噴出が終わり、床へ横たえられたあたしは虚ろな瞳を天井へ向けたまま激しく痙攣している体をくねらせた。
 まだ……満たされてない……
 こんなに大きなおチ○チンでおマ○コをかき回され、今もビュクビュクと膣口から迸るぐらいに精液をそそがれてもまだ…あたしの体の「発情期」は終わろうとしなかった。
「あっ……」
 射精を終えたオークが退くと、次はもう一匹のねじれ巨根を持つオークの番だ。精液臭い息を吐くあたしの口を塞ぐように腰をまたがらせると、仰向けになっても形が崩れず、乳首をツンッと真上へ向けている乳房の谷間に異形のペ○スを挟んで圧迫する。
「もう……すぐに入れてくれてもいいのに……」
 ――そうは言うけど、あたしの口には微笑みが浮かんでいる。
「んっ……」
 あたしは頭を浮かせて、口を大きく開かなければ頬張る事も出来ないオークの睾丸へ唇を滑らせ、乳房を左右から寄せ上げてオークの逞しいものを前後に擦りたてる。
「ふふふ……こんなに硬く勃起させちゃって……そんなにあたしのおっぱいが気持ちいいのかしら?」
「ブヒイイイイッ!!」
「いいよ……何度だってイってもいいから……ああぁ…また…また……ああぁ……♪」
 あたしの胸の間でオークのペ○スがビクビクと跳ね上がる。……相している間にも、あたしの脚は別のオークによって大きく割り開かれ、膣口へ新たにペ○スが押し当てられる。
 顔の真上にまたがれていて周囲の様子はあまり見えないけれど、あたしの周りには何匹ものオークが寄ってきている。分かるだけでも……十匹を越えている。エッチをしている間にさらにやってっきたのだ。
「あっ……んくっ…んんっ……」
 これだけの数に犯されたら……今度こそ死んじゃうかも……
 けれどあたしは恐れるよりも悦んでいた。唇を押し付け、ねっとりと舌を睾丸に絡みつかせながら胸の谷間から舌へ向けて熱いものを放たれたと思った瞬間犯され、全ての感覚がドロドロに溶け落ちていく……
「ああっ…! こ、擦れて…ひあああっ!! また…イっちゃうぅ〜〜〜!!!」
 まだ絶頂の余韻が残っていた膣壁を擦りたてられ、圧迫され、あたしはまた終わるとも知れない快感の渦に飲み込まれていく。
 これが…本当のあたしなのかもしれない……快感に溺れ、目的も何もかも忘れて醜悪なモンスターに犯されて悦んで……
「んっ…あっ…いいわ、そう……もっと…きて……何度でもイかせてあげるから……」
 けれどその事を嘆く事すら出来ない。
 今のあたしは……犯される事しか知らないただの雌犬なんだから…………



―――残HP86+100。
 ―――現在の魔王Pは6528。
  ―――通常モードから待機モードへ移行します。


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