Gルートその7
とまぁ、そんな理由で、後ろから追い掛けてくる男から少しでも逃げるために、ジョギングコースをひた走る
あたしであったのだけど――
「ゼェ…ハァ…ゼェ…ハァ…ハァ……」
男の時ですら、持久走は最下位グループ所属、成績も出席点だけで赤点を免れていたあたしがジョギングコー
スをいつまでも全速力で走りつづけることなど、到底無理な話だった。
い…息が…苦し……いま…どうなってるの……足も…重…い………
「どうしたんだい? 顎が上がって、足も全然動いてないぜ。ほら、イッチニイッチニ」
最初は勢いよく振っていた腕も今ではだらんと垂れ下がり、酸欠に喘ぎながらふらつく進み方は、歩いている
ほうがましと言うぐらいのスピードしか出ていなかった。そのあたしの速さに合わせて横に並んだマラソン男は
これ見よがしに足踏みをし、観察するかのようにあたしの顔を覗きこんでくる。当然その目は顔だけじゃなく、
胸やお尻の膨らみも見ていくけど……
クッ……人が苦しんでるってのに………でも…もう…限界……うぁ……
自分のみへの危機感と男への怒りで何とか進んでいたあたしだけど、遂に力尽きて、その場に膝を突いて座り
込んでしまった。
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…!」
体が動きを止めると、全身から一気に汗が噴き出してくる。後ろの地面に手をつき、貪るように空気を吸いこ
む口の中にも額の上から流れてきた薄い塩水がちろちろと流れ込んでくる。そしてそのまま首や胸元へと流れて
いった汗はシャツに吸収され、肌が透けて見えてしまうほど濡れて張り付いてしまっていた。
「ダウンのようだな。これだけ走ったら動く事もできないだろ? さぁ、これからは俺が楽しませてもらうぜ」
「や…ヤダ……ヤァ…ハァ……」
あたしと同じスピードで走ったのに、まだまだ余力を見せていたマラソン男はあたしの体を抱え込むと、その
まま道を外れて横の林の中へと入って行ってしまった。
そして一分。
「ここいらでいいだろうな」
少しだけ開けた場所を見つけると、そこの地面の上にあたしの体を放り投げた。下は土が露出していたけど、
柔らかめだし、お尻から倒れこんだので怪我はしなかった。呼吸の方も少しだけ休めたので楽になっていたけど、
男の手から離れて逃げ出すチャンスだと言うのに、動こうとしても足がまったく言う事を聞いてくれず、立ちあ
がって逃げる事もできないまま、舌なめずりをして近づいてくる男をあたしは震えながら見つめる事しかできな
いでいた。
「こ…こないで……」
「そんな事、するわけないだろ。こんな上手そうなご馳走が目の前にあるって言うのによ」
もう、どうする事もできない……このままこいつに……そんあ無力感が湧きあがり、涙さえこぼしそうになっ
てしまっているあたしに男が覆い被さってくると、シャツを引き裂きそうな勢いでめくり上げられ、今まで薄っ
すらと見せて男を悩ませていた胸の膨らみがプルンとこぼれ出てきてしまった。
「……すげぇ。可愛い顔してるのに、なんてデカい胸だよ。たまんねーな。へへへ…乳首まで勃ってるしよ……」
スポーツブラも引き上げられると、二つの柔肉を覆い隠す物はなくなり、その全てが男の目に晒されてしまう。
白く、若い張りのあるおっぱいは横になってもそれほど型崩れしていなかったけれど、その頂点では乳首がブラ
と擦れて硬くなっていて、まるでこの状況を喜んでいるようにビクッと痙攣を繰り返していた。
「たまんねぇ…Fか? Gか? へへへ……こんなの見せられたらよ、もう我慢なんてできないぜ!」
あたしの胸の膨らみを見てから息を荒くしていた男は、あたしの震えが伝染してプルプルと震えている巨乳を
根本からキツくもみ上げ、まるで釣鐘か砲弾かと言うほど突き出てしまって迫力を増した乳房に口を開いて吸い
ついてきた!
「んああっ!!」
何度も擦られて張れ上がった乳首にネットリと唾液の絡みついた舌が触れた瞬間、思わず声が出てしまう。
その反応に気をよくした男は全体のボリュームを楽しむために手を広げて乳房を鷲掴みにし、円を描くように
揉み回しながら弾力のある膨らみをこね回す。そして固くしこった先端の突起には大きく突き出した舌先でちろ
ちろと弾く脳に舐めまわし、時折我慢できなくなったように乳輪ごとむしゃぶりついて、出るはずのない母乳を
啜るように唇に挟んで吸い上げてくる。
「ハァ…ハァ…くぅん……あ…ああっ!」
最初は走りすぎたせいで荒くなっていた息だった。けど今は、乳房に広がってしまった快感美とシンクロして
いて、男の舌が乳首を責めるたびに沸き立つ快感を少しでも紛らわせるように、甘い鼻息をこぼれ出させてしま
っていた。
「すっかり乳首がビンビンだな。こんなところでレイプされてるってのに感じてるのか?」
「あっ……」
タコのように吸いついていた男が口を離すと、乳首は明らかにブラとの擦れ以外の感覚で大きく膨らんでしま
っていて、唾液がネットリと絡みついているその姿はあまりにも淫靡だった。
「……やだ………こんなのって……」
「ヤダじゃねえだろ。じゃあそろそろ下の方にチ○ポをぶち込むとするか。処女には俺のチ○ポはキツいかもし
れないけどな、へへへ」
ビクビクと震える自分の胸を見下ろして思わず呟いたあたしの目の前で、男は短パンを脱ぎ捨て、欲情しきっ
た自分のペ○スをパンツの中から引きずり出した。
う…嘘……大きい……なんでこんなに……
自身満万に突き出された男の股間からは、その自身に見合うだけの巨大さを持ったペ○スが反りかえっていた。
青い血管がビクビクと脈打ち、限界まで張り詰めた肉棒は先端からトロリと先走りを溢れさせている。20cm
はあろうかと言う巨根を下から見上げさせられる光景はまさに圧倒的で、少しだけあたしに残っていた男として
の自信が……じゃなくて、今はとにかくこの場を何とかしないと――
「どうだい、処女の女にはちょっとショックがキツかったか? だけど、すぐにコイツでヒーヒーよがっちまう
んだぜ。だけど安心しな。俺は優しいから、いきなりマ○コにはいれねぇよ。最初はそのデカい胸だ」
あたしが巨根の威容に脅え、戸惑う様子に薄ら笑いを浮かべた男は、二つの乳房を鷲掴みにして汗のたまった
谷間を左右に広げると、その間に肉棒を挟みこんで前後に腰を振り始めた。
「くううっ! たまんねぇ、たまんねぇよ! 見えるか、お前の胸の間に俺のチ○ポが出入りしてるんだぜ?
いいぜ、いいぜぇ! い…イっちまいそうだ……お前の胸、エロ過ぎだぜ…うっ!」
大きく張り出したカリが乳房を抉るたびに、あたしは「ひっ!」っと息を呑んで、体を固くする。膨らみの下側
に玉袋が叩きつけられるほどの勢いでつきこまれるベニスの先端は、鈴口から溢れ出した透明の体液とあたしの
胸にたまった汗とで全体がテカテカと濡れ光り、そのぬめりを利用して左右から強く押しつけられた乳房の柔ら
かい膨らみの間を大きなストロークで前後に移動する。時々、挿入を割り開いて顔を覗かせる亀頭はオイルを塗
られたように透明液にまみれていて、パクパクと口を開く様子から、射精が近い事を悟り、あたしは体をますま
す固くさせた。
そ、そうだ、どうせこのままだされるんだったら、せめて…せめて別の場所で……
この男の欲情ぶりにどれだけの量を射精されるのか……顔中が真っ白になるところを想像するだけで背筋にお
ぞましい震えが走ったあたしは地面に投げ出されていた腕を持ち上げ、胸の下側でピストンを繰り返す男のペ○
スの根本へと伸ばした。
「おっ? なんだ、俺のチ○ポを触って何をしようって言うんだ? もしかして手でイかせようって言うのか?」
……そうです、その通りですよ! あたしだって…あたしだってこんなのは本当はイヤなんだから!!
心の中で涙を流しながら、あたしの右手は肉棒の根本から玉袋へと移り、手の中に収めた二つの玉を指先で弄
びながら互いに擦り合わせ、スッと差し込んだ中指でアナル近くから優しく撫で上げる。
「うおっ!?」
まさかここまでするなんて…驚愕の表情を浮かべ、男が腰を跳ね上げた瞬間を見計らって、あたしは左手で真
っ赤に膨れ上がった亀頭を包み込む、そして大量にまぶされた潤滑液を利用して、指で作った輪で先端やカリの
部分を重点的に擦り上げる。
やがて陶酔の表情を浮かべて腰の動きを止めた男のペ○スをあたしはジュプジュプと音がするほど激しく扱き
たてると、肉棒は突然一回りほど大きくなったかと思うと、ビクンビクンと大きな脈動を繰り返し始めた。
……ちょっと待って! この体勢のままじゃどのみち顔にかけられちゃうじゃないの!? 我慢してまで扱い
てあげたのに――
「おっ…うおおおぉぉぉ!!!」
「そんなのダメ!!」
親指の付け根の膨らみに一際大きい脈動が走ったのと同時に、あたしの左手は亀頭を鷲掴みにして敏感な亀頭
の表面に指を立て、右手を……右手を男の股間の「ある場所」を無我夢中で握り締めてしまった。
つぷっ
あ、あれ? なに、この感触?
「あうおうえいえあぁぁ!?!?」
あたしは袋を握り締めたと思ったんだけど、意外と奥に手を這わせていたようで、中指の先端が変な穴の中に
入り込んでしまった。まるで食いちぎろうとする穴から急いで指を引きぬこうとグリグリ動かすと、男は気でも
狂ったかと思うほど変な声を上げて、剛直から左手の中に大量の精液を噴き出させた!
「おうっおうっ、オウウッゥッッ!!!」
勢いよく噴き出した精液が指の間から飛び出し、その先にあったあたしの顔に一滴二滴と降り注ぐ。浴びせ掛
けられるよりはマシだけど、瞬く間に精液まみれにされた左手のひらからは濃厚な精液が手首を伝い、運動とパ
イズリの摩擦で薄桃色になった乳房の上にぽたぽたと落ちていく。
「きゃあ!! やだ、いやあぁぁぁ!!」
グリグリグリグリグリ!!
男はどこにそれだけ溜めていたのかと思うほどの量の精液を射精しても、まだ放ち続けている。ぽたぽたと落
ちてきた精液の雫で乳房を白く染められ、、顔に飛んでくる精液の量が少しずつ多くなってくると、あたしはさ
らに混乱してしまい、射精口を塞ぐ様に左手で亀頭のくびれを締め上げ、未だに抜けない右手の指を滅茶苦茶に
動かし始める。
「○×+□♀*→ケッ%▽/♂×⊥×」
ビュル、ビュル、ビュル!!
「やっ。もうどっかいってぇぇぇぇぇ!!」
乳房の谷間へと流れ落ちた精液は首筋とお腹とに分かれて流れていく。自分の肌の上にドロッと生暖かい物が
ゆっくりと進んでいく感触に、遂にあたしは左手で男の体を突き倒した。
あたしの力では無駄な足掻き――だったはずが、ペ○スを震わせて一分以上射精し続けていた男は軽く押した
だけで体の上から転がり落ち、地面の上に仰向けに倒れこんだ。
ビュル
「キャッ! な…何これ……変なの…もう、イヤッ!」
そして、やっと右手の指が抜けたと思った次の瞬間にはゼリー状の精液があたしの鼻の頭に直撃する。ゼラチ
ンのようなそれを急いで指で拭って捨て去ったあたしは、それを最後に射精が収まり、ペ○スをおったてたまま
気を失った男をその場に置き去りにして、いつ目が覚めて追い掛けてくるかも分からないと言う恐怖に脅えなが
らその場から逃げ出した。
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