Gルートその17
「おうっ!」
んっ……ビクビクしてる………スゴ…まだ大きくなるなんて……
あたしが筋肉男のペ○スを口に含み、温かい唾液がたっぷりと溢れかえる口内で包み、舌先を絡みつかせると、
男根は唇から抜け出そうとするぐらいに大きく脈打つ。
こんなの…あたしの中に入ったらどうなるんだろ……
口を出来る限り大きく開くと裏筋へと舌を這わせ、指を根元へと滑らせながら巨大な肉棒を飲みこんでいく。
「はぁぁ…いい、スゴくいい、その調子だよぉ……おおぅ…!」
男の方は、周りに人がいることをまったく気に介する様子もなく、あたしの舌と指が繊細に急所を撫でるたび
に声を漏らし、電流に打たれたように巨体を震わせる。
気持ちいいんだ…あたしも…気持ちよくなったら……
――その後どうなるんだったか、いまいち思い出せない。ただ、気持ちよくなれば、それでよかったはず…そ
う無理矢理思いこむと、さらに深く、肉棒を喉の奥へと導いていく。
「んっ…んふ……チュム…ンンッ……ハァ…」
中に血液を充満させ、口の中を埋め尽くすほど膨らんだ亀頭を上あごや頬、喉の粘膜にさえ擦り付けると、あ
たしは歯を当てないように注意しながら口内から引きぬき、顔を横にして唇を吸いつける。そして唾液を塗りつ
けるように舌先でちろちろと肉棒の表面を舐めまわしながら、顔をスライドさせて根元へと移動する。
「うううっ…ま、まさかこれほど上手いなんて……」
それまで先っぽばかりを重点的に責めていたので、ポイントが移動するたびに筋肉男は敏感に反応し、今にも
射精してしまいそうなほど腰を震わせてしまう。もうイくのかも…そう思ったあたしは、唇を離さないまま片手
を亀頭へと伸ばし、カリをめくり上げるように指先を引っ掛け、中指の先端を射精口に押し当てて広げるように
円を描かせる。
「うっ……くぅ……」
柔らかい唇が動き、唾液で濡れた肉棒を扱かれるたびに、先ほどまであれほど口を開いていた男の口数が減り、
噛み締めた歯と歯の間から苦しそうな吐息の音だけが聞こえてくる。そこで少し悪戯心が出てしまったあたしは、
口を離してペ○スを真上に向けると、玉袋を片方だけ口に含み、舌の上でコロコロと転がしてみる。
「うっ、うあっ!!」
頭の上では右手が激しく肉茎を上下に扱いている。擦りつけた唾液が飛沫となって飛び散る下で、あたしは男
の一番の急所を左右交互に舐めしゃぶり、頬がへこむほど吸い上げてみる。するとこんなに鍛え上げられた肉体
の男性が、まるで泣きそうなほど弱々しい声を上げ、根元から先端に向かってペ○スを緊張させていく。
射精する……そんな予感があたしの頭の中に浮かんでくる。同時に、大量の精液を頭上から降り注いで汚され
てしまうのか…それとも、口の端から溢れ出るぐらい大量に口内射精されてむせかえるのか…今のあたしなら、
どちらでも受け入れてしまうかもしれない……
けど、男はそのまま絶頂に達するよりも早く、体を起こしてあたしの両脇に手を差し込むとあたしの太股…よ
りは少し細いか…とにかくそれぐらい太い両腕で水中に没していたあたしの体を引き上げてしまった。
「ええっ!? えっ!?」
困惑するあたしを余所に、左手が下へと滑ってお姫様抱っこ状態にされると、そのまま男の太股の上へと座ら
されてしまう。
「まさか君がこんなに上手だなんて思わなかったよ。でも…二度もお口で出すのは勿体無いからね。ちゃんとア
ソコで出してあげるから」
そしてそのままあたしの足首を掴んで大きく上に持ち上げると、そのまま後ろに仰け反ってプールに落ちよう
とするあたしの体を支えながら足首を自分の顔の前を通させ、対面座位の姿勢になる。
「ふふふ……でも、君がこんなに大胆だったなんてね。僕もこんなところでするのは初めてだけど、収まりがつ
かないんだ」
ここで…しちゃうんだ……ここ………あっ、ちょ、ちょっと待って!! 一体何を考えてたんだろ、ここって
プールじゃない! そんな場所でSEXって、そんな、そんな……
男の股間の上をまたぐ格好になったあたしのお腹の辺りには、男の言葉通り、ビクンッビクンッとヒクついて
いる肉棒がギンギンに反り返っている。それを見てしまって、膣口から子宮に続くヴァギナをギュウゥ…っと締
め上げてしまったあたしは、下半身からこみ上げてしまうある種の期待感に顔を赤くしながら視線を横にそらし
てしまう。その先には――こちらを見ている女性の姿があった。
「あっ……」
ビキニやワンピースなど、思い思いの水着に身を包んだ三人組の女性はあたしが顔を向けると同時に、あから
さまに顔を背けてしまう。けれど少しすると、あたし立ちの方にチラチラと視線を向け、様子をうかがってくる。
興味がある……他人のSEXを見てみたいけれど、ソレに近づく勇気は無い……まるでそこに見えない壁でも
あるかのように、女性たちとあたしとの間には大きな隔たりがあり、それがあたしに…思い出したくなかった今
の状況をはっきりと認識させてしまう。
プールの中から引き上げられてしまったおかげで、あたしの裸は誰からも見えるようになってしまっている。
首を少し動かすだけで別の人が、人が、人が、たくさんの人があたしの方を向き、水の滴る豊満な体を凝視して
いる。
隠してくれる布切れなんてなにも無い。雫になった水滴が伝い落ちる肌に直接視線が突き刺さる。感じすぎて
ヒクヒクと震える乳首にも、プールの中で犯されたお尻にも、頭の先から指の先にまで、過剰なまでに視線を感
じてしまい、水に濡れて冷えているはずの肌がビリビリと震えて快感の喜びを感じ取ってしまう。
そう……それは今までに感じた事のない刺激だった。あたしと、あたしを抱く人以外の人間にその場を見られ
る……どんなに抵抗しても肌を見られてしまう羞恥は無力感と共に襲いかかり、肌から染みこむと未知の快感と
なってあたしの神経に流れ込んでくる。
こんな…見られて感じてるなんて、まるで変態じゃない……あたしは…そんなつもりはまったく無いのに……
「さぁ、腰を上げて。シャワー室で乱暴しちゃったから少し痛いかもしれないけど、僕が射精するまでは我慢し
てね」
「!!」
男の手が豊満なお尻を掴み上げる。大きな男の手でも掴みきれないほどの豊満なヒップをこね回されると、あ
たしの体を突き上げるような刺激が食いこむ指から流れ込んできた。
「そんな…ああ……か、感じちゃう……ああ……」
あたしは苦しそうな声を上げると、変形するほど強く握られているお尻からの快感にゆっくりと腰が上がり始
めてしまう。
さらにこね回す男の手……それから逃げるように、お尻を上げ続けたあたしのアソコに突然なにかが押し当て
られ、ニュルッとした感覚を感じ取ってしまう。
「ひゃんっ!」
「可愛い声で鳴いてくれるね。さぁ、それじゃ開通式と行こうじゃないか!」
「あはぁ……んっ……」
見る間でもない、押し当てられたのは筋肉男のペ○スだ。水の中だと分からなかったけれど、滴るほど愛液を
湛えた蜜壷の入り口に添えられた亀頭は、ジュブッ…と音を立て、既に半分以上が入りこんできている。
「んっ……!」
涙の滲んだ瞳を開ければ人の視線をイヤでも感じてしまう……ぼんやりと滲んだ視界を振りきるようにキツく
目を閉じると、あたしは筋肉男の首へと両腕を回した。
ズブブブブブブブブ………
「ンンンッ!!」
粘つく愛液と肉棒が卑猥な音を奏でながらあたしのおマ○コの中へと入りこんでくる。反射的に、あたしの肉
ヒダは入ってくるペ○スを締めつけ、隙間なくネットリと絡み付いてしまう。
ズブブブブブブブブブブブブ………
そ…そんな……まだ入ってくる…お…大きい……んんっ…はぁぁぁ……!!
シャワーノズルを突き入れられた時の名残が痛みとなって体を突き抜けてくるけれど、巨大なペ○スが子宮に
打ちつけられる頃には、そんな事はどうでもいいぐらい、あたしは感じていた。
まだ男は腰も振っていない。ゆっくり入れただけ……でも――
「あっ…ああああああっ……!!」
根元まで突き入れられると同時に、あたしの体に緊張と浮遊感が同時に襲いかかる。
深い深い挿入感……あたしは口から甘い吐息と涎をこぼしながら、全てを忘れさせてくれる快感――オルガズ
ムに達してしまっていた……
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