Ｆルートその１２

　恭子さんをあたしが犯すの？………どうやって？
　目の前で眠っている少女(に見える大学生)にエッチな事をしないかと提案されて、思わずドキッとしてしまっ
たあたしだけど、すぐにそんな事が無理だと思いなおす。だって……あたしのおチ○チンはどこかに行っちゃっ
てるんだから……
　確かに恭子さんと男女の関係を持っちゃった事はあるし、できればあたしだって……と、明日香に知られたら
半殺しじゃすまないような事を考えていると、真紀さんは上半身を屈め、腰に手を当てて――
「んっ…あっ……」
　真紀さんが小さく悲鳴を上げ、下を向いた乳房をプルンと震わせた。それでも自分の下着を握った手を下に降
ろす。
　チュポン
　あっ！…そういえば……あんなのを中に入れていたんだっけ……
　そのすぐ後にあたしの目の前に現れたのは、沙紀さんと同じく秘所に入れられていたイボイボだらけのディル
ドーだった。大量の愛液にまみれているところまで一緒で、粘着敵な水音をたてながら引き抜かれた淫棒の表面
は陰唇からダラダラと溢れる愛液にまみれて、みだらに濡れ輝いていた。
「ふふふ……レズの経験はあるみたいだけど…コレを使った事はあるかしら？」
「い…いえ……使った事は……」
　ま…まぁ……自前のがありましたから……
　なんて事を思ってはいても、思わず顔が熱くなってしまうほど興奮してしまっている。女であっても男になれ
る道具……その存在は知っていて、自分自身が使われていたって言うのに、今まで自分で使おうなんて考えた事
はなかった。
　あれで……あたしが恭子さんを……
　一番出っ張った部分が出てくると後は真紀さんの太股を滑り落ちていくディルドー付きのパンツをあたしはジ
ッと見つめてしまう。それを確認した真紀さんは腰を屈めて意外に長い双頭ディルドーを拾い上げると、滴り落
ちる愛液を舌先で掬い取りながらあたしへと体を摺り寄せてくる。
「結構その気になってるわね。最初は…お姉さんが手伝ってあげるからね……」
「いや……そんな…自分で……んっ！」
　あたしの紙に顔をうずめた真紀さんはうなじに浮かんだ汗をぺろぺろと舐めながら、チャイナ服のスカートの
中へと手を進入させて、パンティーを履いていない股間をモゾモゾっと弄り始めた。
「あっ……や、やぁ……あんっ…！」
「こんなに熱くなってるんだから準備はすぐに済むわ。さぁ、少し足を開いて……」
「ん…んぁ……」
　二本の指にクリ○リスを軽く挟まれながら巧みに花びらまで弄る真紀さんの愛撫にあたしの目の前はすぐにク
ラクラになり、言われるがままに正座した足を左右に開いていく……
　やだ…こんな…恥ずかしいのに……力…抜けちゃう……
　抱かれるように回された真紀さんの腕の中であたしは体を震わせながら崩れ落ちていく。そんなあたしをソフ
ァーの上にそのまま後ろへ倒し、赤い前布をめくって、露わになったアソコへと双頭ディルドーの先端をグリグ
リと押しつけてきた。
「あっ！！　ひっ…くぁあぁぁぁ！！」
「最初は少し苦しいかもしれないけど……病み付きになるわよ♪」
「！？　や、やっぱりやめて！　やっ、いやあぁぁぁぁ！！！」
　最後に見せた真紀さんの顔に危ない物を感じたあたしは、力が入る前に慌てて体を揺すり始める。でも遅かっ
た。暴れる腰を押さえつけた真紀さんはそのまま手に力を込めて、あたしのアソコへ異物を突き込んだ！
「！！　うぁぁあああぁぁぁあああぁぁぁぁぁ！！」
　その瞬間、あたしのアソコが爆発したかのように思ってしまうほど、強烈な刺激があたしの脳髄に叩きこまれ
た。
　入ってきたディルドーに絡みつこうとした肉ヒダをなんだかゴツゴツしたもので一瞬のうちに何度も叩くよう
に連続で擦られ、バイブとは違った振動が下半身で暴れまわる。赤いチャイナドレスを身にまとったしなやかな
肢体は気も狂わんばかりにソファーの上で踊り狂い、体を貫く淫棒から逃れようと必死に体をよじらせる。それ
が結果的に粘膜とディルドーをよじり合わせ、子宮内に淫らな悲鳴を充満させてしまう。
「あっ……やっ…なに、これぇ……」
　最初に襲いかかってきた波が収まると、あたしは涙がこぼれていた瞳をうっすらと開けて、太い張り型がギッ
チリと埋めこまれたアソコに視線を向けた。
　な…なんだか見慣れた光景に見えない事もないけど……
　体にぴっちりと張りついたチャイナ服の下半身を丸出しにして、ヴァギナから伸びるディルドーは自分自身の
ペ○スのイメージと重なり合う。でも黒い色やつるっとした表面はその印象を振り払い、代わりに女であるあた
しにそんな物が付いてしまったこの状況に興奮してアソコがドクンと大きく脈を打った。
　なんだか…変な気分……
　どうやらイボイボの方をあたしのアソコに入れられたらしくて(まぁ…恭子さんにいれちゃうわけにもいかな
いし)ヴァギナが勝手にウネるたびに押し広げられた粘膜にピリピリとした刺激が生まれ、すっかりあたしのお
漏らしした愛液でヌルヌルになったソファーの上をお尻が淫らにくねっていた。
「ほら、なにしてるの。恭子ちゃんも準備ＯＫよ♪」
「あっ……恭子さん………」
　朦朧とする意識を声のほうに向けると、途端にあたしのおマ○コは深く飲みこんだディルドーをギュッと咥え
こみ、入っているだけでイってしまいそうな圧迫感が一段と大きくなる。陰唇と妖しい光沢の張り型の表面の間
からは濃厚な愛液をあふれ出てきてしまう。
　視線の先で、真紀さんは恭子さんのスカートを捲り上げ、膝の下に手を入れてこちらに向けて大きくＭ字に開
いていた。あたしがいたずらしたせいもあって、恭子さんのワンピースは腰の辺りでひとまとめにされていて、
股間を覆っているはずの下着も履いておらず、本当に成人しているのかと思うほど可愛らしく、毛の一本も生え
ていないつるつるのおマ○コが露わにされていた。
「恭子…さん……」
　眠っているはずなのに脅えるように固くなっている太股の間にあたしは夢遊病にかかったように体を割りこま
せ、自分でディルドーを握り、挿入しようと先端を恭子さんの合わせ目に押し当てる。
「………！」
　…あれ？…今、恭子さんの体が震えたような………気のせい…よね。恭子さんは寝てるんだから……こんな事
したって……
　恭子さんの体が動いたのも単なる偶然と割りきったあたしは、マキさんの手に代わって恭子さんの腰を掴み、
そのままゆっくりと腰を押し進める。
「んんっ！」
　あ、あたしの中にも……入って…来てる……んあっ！
　あたしと一度して処女じゃなくなったとは言っても、恭子さんの秘唇は男性のモノ――今は張り型だけど――
を受け入れるにはまだまだ固く、押し入れようとする力は狭すぎる入り口に逆に押し返され、あたしの子宮を突
き上げてしまっていた。
　で…でも……腰がとまんない…！
　イボイボだらけの張り型の先端に子宮口をグリグリと押し上げられる感触に眉を歪めながらも、進入を拒む恭
子さんの中へとディルドーを押し入れていく。
「あっ……はぁ…はぁ……恭子さん……恭子さん…んんっ！」
　息を整えて、あまりあたしのほうへ入らないようにディルドーキツく締め上げながら恭子さんの膣内に入りこ
んでいくと、キツい締めつけは奥に行くに連れてさらに強くなり、張り型の半分ほどのところでそこから奥に進
めなくなってしまった。
　……じゃあ…引いてみようかな……
　そこが一番奥だとしたらこれ以上入れる事はできないし……そう思ったあたしは自然な動きで腰を後ろに引く
と――
　ズルッ
「！？　くぁあああああっ！！！」
　押し入っていたはずのあたしの秘孔から白濁液に濡れた張り型が引いた分だけ飛び出してきた！
「うぁぁぁ……はっ…うっ…………」
　濡れた粘膜をイボ付きディルドーに擦られる感触に喉元を反りかえらせて叫んだあたしは、がっくりと頭をう
なだれて肩で息をする。
　ディルドーはくびれた部分が入り口に引っかかるところまで引き抜かれていた。
　体はほんの二･三回の出し入れだけで絶頂寸前にまで達していて、無数のイボに擦られた粘膜からは滑りをな
めらかにしようと大量の愛液が滲み出し、ディルドーの挿入部分から垂れ流しになっている。
　こんなの……また動いたら……イっちゃう…イっちゃうよぉ………
　あまりに強烈過ぎる恭子さんの締めつけとイボディルドーからもたらされる快感にかなり脅えてしまっていた
あたしは、全長３０ｃｍはあるディルドーの両端で恭子さんとつながったまま動けなくなってしまった。それで
もおマ○コが脈動するたびに亀頭部分のイボイボに肉ヒダが絡みついて、チャイナ服に包まれた全身がわななく
ほどの快感を全身に伝えていた。
　このまま…どうしよう……抜いてしまえばそれと同時にイっちゃうだろうけど、それで終わりだし……もし…
また入れちゃったら……
　進む事も引くこともできずにいるあたしだったけど、入り口に張り型を咥えてしまっている下半身は知らず知
らずのうちに前後左右に動いてしまっていて、適度な興奮にあたしは顎を突き上げて喘いでしまっていた。
　そんな時だった。
「見ていられないわ。早く入れちゃいなさいよ」
　突然、あたしに背後から抱きついてきた真紀さんがあたしのおっぱいを鷲掴みにしながら、お尻に密着させて
きた腰を前へと押し出してきた。
「ま、真紀さん！？　ダメ、ダメええぇぇぇェェ！！！」
　抑制の声が途中から快感の入り混じった叫び声へと変わっていく。
　ズブズブと入ってくるディルドーのイボに充血した淫肉を擦りたてられる感触に腰を引こうとするけど、後ろ
から真紀さんに押されている以上どうしようもなく、締めつけようとする肉ヒダを割り開いて押し入ってくる張
り型を受け入れるしかなかった。
「やめ…てぇ……あっ、ああぁぁ……入って…く…るぅ！！」
「ふふふ…スゴいでしょう。私たちはあなたのおマ○コでずっとそうやって犯されてきたのよ」
「うっ…スゴ…い……こんな…奥まで……」
「気に入ってもらえたようね。でも、まだ全部入ってないじゃない。早く入れてあげてよ」
　あたしの中にはディルドーの半分以上が入っているというのに真紀さんは恭子さんの中に入りきっていない部
分があるのが不満らしく、まるで男が腰を振るように、あたしのお尻めがけてパンパンと腰を叩きつけてきた。
「中で、中で動くぅ！　だめ、やめて、入る、入ってきちゃう、うああぁぁぁぁぁ！！！」
　もうとっくにディルドーの先端はあたしの子宮にぶつかっていると言うのに、真紀さんが腰を振るたびにお腹
の中でディルドーがウネるように肉ヒダを掻き回し、強烈な衝撃を伴いながら子宮口を押し上げてきた。
「ううう……だ、だめぇ……！！」
　目の前で火花が飛び始めるとあたしは体を曲げて恭子さんの体に覆い被さってしまう。そして無防備になった
あたしのお尻を掴んだ真紀さんは、さらに強く腰を叩きつけてくる。
「は、激しい……やっ、あぁん、あぁん……んああああっ！！」
「た…たくや…くん……ひゃあ！」
　……えっ！？　今の声って……
　お尻に腰を叩きつけられるたびに頭にまで響く快感をグッと飲みこんであたしが顔を上げると、すぐ前には―
―恭子さんの泣き顔があった。
「恭子さん…んっ！…気、気付いて……あんっ！」
　あたしが切れ切れにそう尋ねると、叫びそうになる唇をギュッと引き結んだ恭子さんははっきりと縦に顔をう
なずかせた。
「たくや…君……私たち…つながってるよね……」
　狭すぎる秘唇に楔のようにディルドーを打ち込まれるたびに涙を浮かべた顔が苦しそうに歪むけど、それでも
恭子さんはどこか嬉しそうな顔をしながらあたしの首に腕を回して、引き寄せてきた。
「今だけ…今だけでいいから……んっ！　んんっ！！」
　秘孔を穿たれる事になれていない恭子さんは一突きごとにビクンッと体を震わせる。それなのに叫び声を上げ
ず、足もあたしの腰へと回してより深い挿入を求めようとする。
「恭子さん……」
　あたしもそんな恭子さんの態度に答え、あたしの腕でもすっぽりと包めそうな小さな体を抱き締め、真紀さん
とは別にゆっくりと腰を使い始める。
「あぅん！　ふぁ…そんな……はあぁぁっ！」
　やがて恭子さんの体から力が抜け、濡れ始めた股間へのディルドーの出し入れもスムーズになる。声も僅かに
艶を見せ始め、耳元に熱い息と一緒に吹きかけられるたびに、あたしの興奮も高まっていった……
「あぁ…たくや君……わ、私…はぁ、はぁ…んくっ！」
「あ…あたし…ダメ･……もう耐えらんない…い、イっちゃう……はぁぁ、んんんっ！！」
　汗を吸ってずいぶん重くなったチャイナ服が体にまとわりつく感触さえ快感に変わってしまっていたあたしは
自分のおマ○コが穿たれるのにも構わず大きなストロークで腰を振り、張り型に犯される感触と恭子さんの蜜壷
の締め付けを同時に味わっていた。いつの間にか真紀さんと腰の動きがシンクロし、ドクドクと脈打つあたしの
ヴァギナの震えの伝わっているディルドーは二人がかりで愛液で濡れ始めた恭子さんの中へと埋没していった。
　ズチュ、ズチュ、ズチュ、ズチュ、ズチュ！
　捻りも何もなく、ただ真っ直ぐ貫いているだけであたしも恭子さんも秘肉を張り型に掻き回され、大きくて、
そしていやらしい音を二人の股間で奏でてしまう。体が動くたびに肌が透けるほど張り詰めた乳房が恭子さんの
胸の上でこね回され、二人の乳首が時折触れ合い、弾けあって、抱き合ったまま二人して体をビクッと痙攣させ
る。
　痙攣は体だけじゃない。アソコの痙攣だってディルドーを通じて感じあってしまっている。ジッとあたしを見
つめたまま、恭子さんの声は徐々に高くなり、あたしも我慢する事無く声を出して自分自身の快感を高めていく。
「恭子さん……あたし…いっちゃう…あっ、あっ、んあっ！　ああああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！」
　股間で熱い液体が弾ける！
「私も、私も一緒に…んんっ！！　あっ…ああああっ！！　イく、イく…クッ…うううううっ！！！」
　小さな顔があたしの胸に押しつけられる。
　クリ○リスに、ディルドーに、そしてあたしとつながっている恭子さんの股間に熱い飛沫を撒き散らすと、恭
子さんに抱きついたまま失神してしまった。当然ディルドーでつながりっぱなし。
　だけど……恭子さんとあたしの体は甘い体臭に包まれていて、こうしているだけでとても気持ちがよかった………




「たくや、本当にこの服貰ってもいいの？　高そうよ、これ？」
「いいのいいの、あたしが着たって意味なんかないんだから。あ…あはははは……」
　あれから数日後、例のモデル歩きと明け方まで続いた(恭子さんはあの後帰りました)乱交のおかげで少しやせ
る事に成功したあたしの家に何やら大量の配達物が送られてきた。
　送り主は……例のオーナー。あの時のファッションショーもどきのおかげで新しいデザインが浮かんだので、
そのお礼の意味としてあたしに似合いそうな服を送ってくれたらしい。しかも一着じゃなくて、全部で十着。こ
んなにどうしろって言うのよ……
　デザインは……あの時の服と比べれば露出だってないし、あたしが見ても可愛いな、とか、かっこいいな、と
思えるほどだった。お値段の方は………あそこってスゴく高かったわよね……これだけで０が何個付くんだろう
……でも、あたしが着るには数も多いし、あんまりファッションにも興味がないので、身長も同じくらいの明日
香にプレゼント…という事で。
　でも、明日香に渡したのは八着だけ。オーナーからの贈り物にはあの時に着せられたチャイナ服も入っていて、
それは……まぁ、明日香が着てくれるって言うなら渡してもいいかな…と思ってます。たぶん、怒られるだろう
けど……


　そして、もう一着………明日香には見せないでそっとしまっている服がある。それは――
『たくや君へ。私がそれを着れるようになるまで待っててね――恭子より』
　そんなメッセージカードが添えられていた黄色いワンピースだった。


ブティックでのダイエット：やや成功
「この服、なんだか胸の部分が大きいような……」
「き、気のせいよ…ははは……」