「眠りの悪魔」
イヤダ! イヤダ!! イヤダ!!! イヤダ!!!! イヤダ!!!!!
須藤淳(すどうじゅん)、十九歳、故郷を遠く離れ、予備校にて浪人中。伸び悩
む成績、慣れない寮生活、毎日の満員電車、親からはこのままでどうする!と言
われる始末。
支えてくれる彼女なんかいない。いたことすらない。毎日右手とお付き合い。
ナンデコンナコトニナッタンダ? 中学では常にトップ。
地元の一番いい高校に通い勉強もした。その俺が、なぜ!
そしてついに魔がさした。
朝の満員電車の中で、俺の前に小さな女子高生がドアに顔を向けて立っていた。
在校しているときには気付かなかったが、制服とはどうにもいいものだ。性欲を
かりたてるなにかがあるのだろうか。彼女の髪の匂いが鼻をくすぐる。俺は容易
に勃起してしまった。このままではまずいとおもったそのときカーブで電車が激
しく揺れ、彼女のお尻に股間があたるかたちになった。これは電車のせいで不可
抗力だと自分にいいわけする。初めて触った女のお尻はこの上なく柔らかかった。
電車が小刻みに揺れるたびにドアと俺に挟まれる彼女をドアに押し付け感触を
味わった。彼女は何の抵抗もしない。
駅に停車し、また、何人も乗り込んでくる、もう乗れないだろと思っても、これ
でもかとくらいに乗り込んでくる。いつもは憂鬱でしかない状況、しかし今は有
り難い。彼女は完全に俺とドアにサンドイッチされ、固定化されてしまっている。
お尻にあたる異物を払おうともぞもぞとするが、かわいらしい尻を俺の股間に
擦り付けることになるだけだった。さらに俺のチンポが大きくなるのを感じた。
少し理性がふっとんだ気分だ。俺は全身を彼女の体に押し付けた。俺の弛んだお
腹は彼女の背中に当たり、俺の顔は彼女の顔の横に位置した。彼女は俯いている。
嘗めようと思えば首筋も顔も嘗められる距離。
彼女の全てを征服したような気分になった。
いよいよお尻に手を延ばした。いい感触だった。そうこうしてるうちにまた次の
駅が近づいてきたようだった。でもまだ降りる駅は先、まだお楽しみの時間が残
っていると考え、お尻を触っていた右手をスカートの中へと移した。
そのときだった!俺は心臓どころか五臓六腑全てが飛び出るかと思った。隣の女
性が俺の腕を掴み、高々と腕を挙げさせて叫んだ。「この人!痴漢です!!」
頭の中が真っ白になるのを感じた。サイアクだ。そのあとは、近くのガタイのい
い男に掴まれ、ちょうど着いた駅に下ろされた。痴漢されたのがかわいい女子高
生だからだろうか、いいところをみせようとか、やけに掴む手に力が入っている。
抵抗しようとも思わない。頭の中ではあきらめのような感情が流れ始めていた。
しかし、取り調べは最悪だった。出来心といったら常習犯にしたてあげられた。
気分は最悪。すぐにかえれるとはおもうなよ、親御さんにも連絡するからな、予
備校は退学になるかもな、よくもまぁ、人を不快にする言葉がそんなにすらすら
と出て来るものだ。そして、頭の中で何かが切れた。屈折した思考が溢れ出す。
ナゼダ?オレガナニカシタカ?デンシャニノッテイタダケ。
オレノモノガオシリニアタッタノハシカタガナイジャナイカ?
ウザイ!ウザイ!ウザイ!スベテガウットウシイ!!!
スベテガキエレバイイノニ・・・
すると、つらつらと喋っていたお巡りさんの嫌味がぴたりと止まり、動きが停止
した。何が起こったのか全くわからなかった。するとどさっと倒れ込んだ。
何が起こったのかわからずに呆然とした。心臓発作かなにかかと思い駆け寄ると
寝息をたてている。眠っているのだ。先程の怨みもあり、とりあえず頬をつねっ
てみた。起きない。 とりあえず誰かを呼ぶために駅員室を出た。
通路を見ると二、三人倒れている。 近づいてみるとやはり寝ている。
隣の部屋をあけてみると、あの女子高生の子が調書をとっていたのだろうか、女
性駅員と向かい合って机に突っ伏している。二三つ席が離れて、ボードをはさみ、
俺を駅員に突き出した女がいた。やはりこちらも眠っている。ホームに出てみ
るとなかなか面白い光景だった。ラッシュの時間帯でホームでものすごい数の人
が眠っているのだ。男も女も入り交じって。中には線路に落ちている。
みたところ、俺以外の全ての人間が眠っているようだ。いや、この静けさだ。人
間だけではないかもしれない。
俺はとりあえず先程の女子高生が寝ている部屋に戻った。
「何が起きたんだ?俺は全てが消えればいいとは思った。思っただけ。俺に何か
出来る能力があるわけでもない。」 ぶつぶつと独り言を言い始めた。
頭に声が響く、いや言葉が言葉としてながれこんできた。「今生きとし生きるも
の全てを眠らせてやった。何をしても起きない。せいぜい楽しめ」
悪魔の声か、幻聴かはわからない、たしかなのは皆眠っているという事実。
「何しても起きないのか?なら、」
俺は邪な考えに至った。むしろ健全な19歳ならその考えにたどりつくのが当然だ
ろう。神様がくれた奇跡だ。利用しない手はない。要するにおいしくいただいて
しまおうというわけだ。 俺は先程まで痴漢していた女子高生のところに行き、
鞄を漁ってみると学生証を見つけた。彼女は高校一年の朝野涼子というらしい。
先程までは生殺しだったが 、今は好き放題にできる。
キャスター付きのいすをひき、彼女を床に俯けに寝かせ腹を自分のもものうえに
おいた。あたかも小さな子供がお尻を叩かれるような姿勢だった。
俺は下着越しに彼女のお尻を撫で回した。柔らかい、先程は味わうことが出来な
かった心地よさ。そして、下着に手をかけゆっくりとおろした。白い桃尻がぺろ
んとでてきた。ゆっくりと揉む。女の子とはこれほどに柔らかいものか、と感動
すら覚えるくらいだった。
いよいよ興奮がおさえられなくなり、彼女をももからおろし、M字開脚をつくり、
股の方へと顔をうつした。エロ本などで妄想していたのとはちがい、甘い匂いは
なかった。あるのは臭い。
でも俺はその臭いにすら興奮した。 15といえども高校生、陰毛がそれなりに
生えそろい黒々とひかり、ピンクのマ○コをおおっていた。初めて嗅ぐ臭い、気
付けばその15歳の少女のマ○コに指をのばしていた。濡れてないためか入れづら
いものの指が入っていく。第二間接のあたりまでいくと俺は指を引き抜いた。俺
は彼女の衣服をすべてとりはらうと、舐め回した。唇、頬、胸、マ○コ、お尻、
彼女のすべてを舐めた。
寝ていても感じるのだろうか、マ○コが次第にぬれてきた。筆卸しのときがきた。
初めての相手が四つも下の女子高生、不満のあろうはずもない。
ヌプッ とゆっくりゆっくりと中へいれていく。それでも、彼女は起きない。根元
まではいった時この上ない至福を味わっていた。初めは小刻みに動いていたが気
持ち良さを感じるにつれて激しくなっていく。
パンッ! パンッ!! パンッ! パンッ!! パンッ! パンッ!! パンッ!!!
パンッ!!!!! 部屋に快音が響く。
ドックンッ
腰をふりはじめて三十秒ほどで我慢の限界を感じ中だししてしまった。マ○コか
らは鮮血と白濁液が混じりいやらしく垂れていた。
ふと時計をみると全てのものがねむりについて20分経っていた。
朝野涼子で一発抜くと、部屋の奥のほうで眠っているやつのことを思い出した。
俺を痴漢だと告発した女。
俺の歪んだ思想は彼女をターゲットとしてロックオンしていた。こいつには屈辱
を与えてやる・・・。間近でみるとなかなか綺麗な顔をしていた。できるキャリ
アウーマンといったような外観だった。
俺はさっそく、駅員の机からひもとはさみをもって彼女をホームへと連れていっ
た。ちょうど停車中の電車に乗り込んだ。朝のラッシュ時ということもあり、電
車内はパタパタと人が重なり合っていた。俺はそれを踏み越えながら、電車の入
口間の吊り革を見上げニヤリとした。
俺はその女をまっぱだかにすると、手首足首を吊り革にロープとガムテープで固
定し、ぶたのまるやきのように宙ぶらりんにした、マ○コがちょうど腰の位置に
くるようにして。脱がしたパンツとストッキングはまるめて女の口に入れガムテ
ープで塞いだ。俺はその女の携帯でその痴態をさまざまな角度からとり、女の携
帯にアドレス登録されているやつ全員に送信した。
そして眠っている乗客を見回し、一見普通そうに見える乗客や女を降ろし、見た
目がやばそうなやつ、見るからにカメラ小僧、中年のこぶとりのおっさんなどを
集めて電車にのせた。 みんなが目を覚ましたとき、どうなるかのお楽しみだな。
さて、気が済んだところで今度は純粋にお楽しみの時間だ。こんな機会をこれで
終わらせる気はない。
何をしようか。眠っている女達を脱がしホームに並べようか、それとも、全員の
パンツとブラを抜き取ってやろうか、全裸で車内で男女くんずほぐれずってのも
おもしろそうだ。そう考えているとだんだん眠くなってきた。意識が遠退いてい
くのを感じた。頭にあの声が響く。
『ばぁーか、悪魔がなんの対価も無しに力を貸すわけネェだろ。お前は今から死
んで、死後の魂は天国にも地獄にもいかず、俺の餌となり、未来永劫俺の胃の中
で苦しむんだよ!ハハハハハハハハハ』
エピローグ
女が目を覚ました。「(あれ、私は寝てしまったの?え?体が痛い。)」痛いの
は無理もない、無理矢理つるされているのだから。
目を開けるとそこにあるのは男性の脚。股間部は見事に膨らんでいる。何事かと
思い、手足を動かそうとするが、動かせない。首をまわし状況を把握し愕然とし
た。裸で吊しあげられ、口になにかを詰められ、声も出せない。
後ろから声が聞こえて来た。
「痴女のお姉さん、いきますよ〜」
下腹部に痛みが走る。いきなりのことでなにがなにかわからない。わかりたくな
かったのかもしれない。悪夢が始まった。
私は男どもに行き来する電車の中で三時間に渡り何度も何度も種付けされてしま
った。
<完>