エピローグ
とりあえず一通りのメンバーの状況を見たおいらは、ひょっとしたらまともに戻っている奴がいないかという期待を抱き、もう一度ぐるりと見渡してみる。
「オラオラオラオラオラァ!! どうだシャオ!?このラッシュは!」
「くひぃ、ひゃあぁあん!! す、すごいです、太助様……まるで時が止まりそうですぅうん♡」
「ほ〜ら、モ○ラが白い糸を吐きますよ〜♪」
「うわ〜、すご〜い♡あむ…野村先輩のと、少し味が違うんですねぇ……」
「ふ、甘いぜ出雲!チ○コのでかさでは一歩及ばずだが、精液の量と濃さでは負けねぞ!!」
「あぶぅうるるぁがぉおろおおお〜」
「うわ〜、今度は焼きそばだ〜♡」
「翔子殿、またオシッコがぁ!!」
「い、いいよ、キリュウ。あたしの顔にかけな!あたしもキリュウにかけるからぁ!」
……季節は春。
陽気にあふれ、新たな始まりの時期でもあるこの時に、なぜにおいらの心は奇妙な空しさに満ちているのだろうか……。
<完>