第三章


 桃太郎の村に向かって、てくてくと歩いている乃瀬奈と白雪。  布きれ一枚を巻いただけの胸は、乳首の形をくっきりと浮き上がらせ、腰に巻いた布は、そよ風にあおられ、  かわいいお尻を半ば露出させている。  そんな恥ずかしい姿に顔を赤くしながら二人は歩いている。 「あっ、白雪ちゃん、あれが桃太郎さんの村なの?」  乃瀬奈が、遠くに見える村を指差す。 「はい、もうすぐです。頑張りましょう。」  白雪はにっこり微笑んで、二人は村に向けて歩みを速める。  その時、白雪が急に立ち止まる。 「・・・!乃瀬奈さん、待って下さい!」 「え・・・?どうしたの?きゃっ、白雪ちゃん?」  不思議そうに振り返る乃瀬奈を、白雪は引っ張るようにして木の陰に隠れる。 「乃瀬奈さん、村の様子が変です。」  白雪は、そっと木陰から村の様子をうかがっている。  乃瀬奈も、白雪の隣りに寄り添い、村の方を見る。  すると、村の入り口のところに、巨大な人影が見える。 「白雪ちゃん・・・、あれ、何・・・?」  乃瀬奈は、驚いて尋ねる。 「そんな・・・、まさか・・・。あれは、鬼です。桃太郎様に退治されたはずなのに・・・。何故・・・?  まさか・・・、魔王が・・・。」  白雪は、信じられないとばかりに呟く。 「鬼?あの鬼ヶ島の鬼なの?嘘・・・、あんなに大きいの・・・?」  乃瀬奈は改めて鬼に視線を向ける。  その鬼は、いわゆる赤鬼というものらしく、真っ赤な肌をしている。  乃瀬奈の3倍はありそうな背丈に、がっしりとした肉体をしており、凶悪な顔をして辺りを見張っている。  その頭には一本の角が生えている。  なおも乃瀬奈達が様子をうかがっていると、別の方角から、今度は青鬼がやってくる。  2本の角を生やした青鬼は、肩に人を担いでいる。  それは、まだ幼い感じのする少女で、丈の短い着物を着ている。  どうやらその少女は、猿轡をされた上、ぐるぐる巻きに縛られているようで、ばたばたと足を動かしてもがいている。  青鬼は、ものともせず少女をがっちりと担ぎ上げている。  その少女を見て、白雪がはっと息をのむ。 「あっ、雉那ちゃん!嘘、何で捕まってるの・・・?桃太郎様は?」  白雪の言葉に乃瀬奈はまた驚く。 「雉那ちゃんって、まさか、桃太郎の家来の雉のこと・・・?」  乃瀬奈の尋ねに、白雪は頷く。 「はい、乃瀬奈さんの世界では、桃太郎様の家来は、3匹の動物ですよね。でも、本当は、3人の女の子なんです。  あの子が雉那さん、あと、猿乃さんに、犬代さんと言います。みんな、すごい技の使い手で、簡単に捕まる人  たちじゃないはずなのに・・・。それに、あの方達はいつも桃太郎様に付き従っているはず・・・。  まさか、桃太郎様の身に何か・・・。」  白雪は不安そうに村の様子を見ている。  すると、鬼達の大声が聞こえてくる。 「がはは、やっと捕まえたぜ。手こずらせやがって・・・。そっちはどうだ?」  青鬼が、雉菜のお尻を触りながら赤鬼に尋ねる。 「おう、犬代も、猿乃も黒鬼様のところにいるぜ。さんざん俺達の邪魔をしてくれたからな。今頃たっぷりかわい  がってもらっているはずだぜ。早く雉那も仲間に入れてやれよ。」  鬼達は、いやらしい笑いを浮かべている。 「しかしよお、あの魔王って奴はすごいね。俺達が全然かなわなかった桃太郎を、あっと言う間に桃に封印しちまう  んだもんなぁ。おかげで俺達はやりたい放題出来るわけさ。」  青鬼の言葉に、白雪は絶句する。 「ああぁ、桃太郎様が・・・、そんな・・・。」 「ねえ、どうするの、白雪ちゃん。桃太郎さんがやられちゃったら、どうにもならないじゃない。」  乃瀬奈も驚いて言う。  白雪は、しばらく考え込む。  その時、また鬼達の声が聞こえてくる。 「赤鬼、気を付けろよ。桃瀬の奴が俺達を狙っているらしいからな。油断するな。」  青鬼は、そう言うと、雉那の身体を弄びながら村へと入っていく。  赤鬼は、頷いてまた見張りを続ける。 「ねぇ、白雪ちゃん、桃瀬って誰?」  乃瀬奈が白雪に尋ねる。 「はい、桃瀬様は、桃太郎様の妹なんです。よかった、桃瀬様が無事なら、まだ希望があるわ。桃瀬様も、桃太郎様  に劣らぬ剣の使い手なんです。きっと村の開放のために来てくれるはずです。乃瀬奈さん、ここにいてもどうにも  ならないので、村の中に入ってみましょう。」  白雪は少しほっとしたように言う。 「ええ!だって、鬼が見張ってるよ。どうするの?」  乃瀬奈は、凶悪な鬼の姿に怯えている。 「大丈夫です。木の後ろに隠れながら行けば、村のところまでいけます。乃瀬奈さん、ついてきて下さい。」  そう言って白雪は、慎重に隠れながら進み始める。  乃瀬奈も慌ててその後を追う。  そして、何とか村にたどり着き、手近な家の物置に隠れることに成功する。 「ふうぅぅ・・・、怖かったぁ・・・、白雪ちゃん、これからどうするの?」  乃瀬奈は、ぺたんと尻餅をついて大きな溜息をつく。 「少し様子を見ないと・・・、あっ、ここの窓から、村の広場が見えます・・・。ああぁ、ひどい・・・、犬代さんも  猿乃さんも捕まってる・・・。」  二人は、窓からこっそりと様子をうかがう。  広場には、先ほどの青鬼や黒鬼より、さらに大きな体をした黒鬼が、どっしりと座って酒をがぶ飲みしている。  その前には、二人の少女が縛られて座らされている。  一人は、さらさらの長い黒髪を後ろで束ねた、真っ白な肌のおしとやかそうな少女、もう一人は、ショートカットの  健康的に日焼けした活発そうな少女で、二人は、全裸にされ、足を大きく開かれたM字開脚の状態で、正面を黒鬼に  向けて座らせられている。 「ぐふふ、お前らもついに年貢の納め時だなあ。さんざん手こずらされたが、これからはたっぷり俺達がかわいがって  やるから、覚悟しとけよ。」  黒鬼は、酒臭い息を少女達に吹きかけ、いやらしい笑い声をあげる。 「くっ、今に見てなさい!桃瀬様がきっとあなた達を成敗して下さるわ。」  犬代は、気丈に黒鬼をにらみ返して言う。 「がっはっは、いいねぇ、お前のその気の強いところがまたたまらんねぇ。ほれほれ。」  黒鬼は、笑いながら、犬代を抱え上げ、膝の上に乗せると、その白い乳房や、慎ましく翳りの生えた股間を弄ぶ。 「あぅっ、くぅっ、いやっ、あああっ。」  犬代は、羞恥に顔を真っ赤に染めて身悶えする。 「や、やめろ!変態!」  猿乃が見かねて黒鬼に叫ぶ。 「ぐっへっへ、そうさ、俺は変態さ。ほら、お前も可愛がってやるぞ。」  黒鬼は、いやらしい笑いを浮かべて、猿乃の身体も抱え上げる。 「くうっ、やめろ!」  猿乃は、抵抗しようとするが、縛られた身では何もできない。  黒鬼は、猿乃を反対側の膝に乗せ、その小振りな乳房を揉み始める。 「おお、お前の胸もなかなかじゃな。ぐはは。」  黒鬼は、犬代や、猿乃の身体をさんざん弄ぶ。  そこに、雉那を抱えた青鬼がやってくる。 「黒鬼様、雉那を連れてきましたぜ。さあて、お前も裸になりな!」  青鬼は、雉那の服を乱暴に引きちぎり、素っ裸にしてしまう。 「さあ、お前の裸を黒鬼様に見てもらおうな。」  青鬼は、そう言って雉那を抱え上げる。  がっしりと膝を抱えられ、子供がオシッコするような姿勢で抱え上げられた雉那は、やっとふくらみ始めたばかり  の乳房や、まだつるつるの割れ目を全て晒される。  そのあまりの仕打ちに、幼い雉那はすっかり抵抗する気力を無くし、涙をぼろぼろ流しながら、ぐったりとしている。 「やめて!雉那はまだ十二才なのよ!」  犬代が、見かねて黒鬼に叫ぶ。 「ぐふふ、お前らみたいにしっかり成長した女もいいが、雉那のような子供もまたいいなあ・・・。恥ずかしそうな  顔がたまらんね。雉那、けつの穴まで丸見えだぞ。」  黒鬼が笑いながら言うと、雉那は顔を真っ赤にして俯いてしまう。  そして、黒鬼は、再び犬代と、猿乃の裸身をいじり始め、青鬼は、黒鬼の前にどっかりと座り、雉那の身体に  ごつごつとした手を滑らせる。  広場には、三人の少女達の悲鳴が響き始める。 「くぅ・・・、こんな・・・、ひどい・・・。」  白雪は、目に涙を浮かべて、その光景を見つめている。  乃瀬奈も、震えながら白雪にしがみついている。  その時、村の入り口の方から轟音が響き、広場に高々と、凛とした女性の声が響きわたる。 「そこまでよ!鬼ども!」  その声を聞き、黒鬼と青鬼は、三人を離し、辺りを見回す。 「むう、その声は桃瀬!出てこい!」  黒鬼が大きな声で叫び、近くに置いてあった金棒を振り上げる。  青鬼も、同じく大きな金棒を手にする。 「悪行の数々を働く鬼ども!お兄さまに替わって、桃瀬が封印してやるわ!覚悟!」  そして、鬼達の前に、疾風のように一人の少女が姿を現す。  真っ白な羽織袴を身につけ、長い黒髪を、高々と結い上げた、きりっとした美少女が、キラリと刃を光らせる  大きな剣を持って鬼達の前に立つ。 「桃瀬・・・、むっ・・・、その剣は・・・、桃太郎の封印剣!」  桃瀬の持つ剣を見て、鬼達が目に見えてたじろぐ。 「お兄さまの力!私が引き継ぎます!いくわよ!封印剣!雪月花!」  桃瀬の気合いと共に、剣が白い輝きを放つ。  鬼達は、必死に応戦するが、剣の力の前では、鬼達は普段の力を発揮できないらしく、徐々に追いつめられる。  そして、青鬼がついに剣に刺し貫かれる。  すると、轟音と共に、青鬼の身体が消え去る。 「ぐぅっ、くそぉっ、おのれえ!」  黒鬼が大きな雄叫びをあげて桃瀬に襲いかかる。  その攻撃をひらりとかわし、桃瀬は黒鬼の身体に剣を突き立てる。  また轟音が響き、黒鬼の身体も一瞬にして消え去る。  桃瀬は、一つ大きな息を吐くと、剣を鞘に滑り込ませる。  そして、縛られている三人の少女を助け出す。 「すごぉい・・・、あの人が桃瀬さんなの?あの剣ってすごいね。」  乃瀬奈が、桃瀬の強さに感心の溜息をつく。 「はい、あの方が桃瀬様です。そして、あの剣こそ、桃太郎様の持っていた封印剣です。悪の存在の力を弱め、  鬼ヶ島にある岩に封印する力を持っているのです。良かった、桃瀬様が来て下さって・・・。」  白雪も、安心したように微笑む。  広場では、桃瀬の周りに、助けられた三人がしがみついて泣いていた。 「うう・・・、桃瀬様、よくぞご無事で・・・。」  犬代が、目を真っ赤にして桃瀬に言う。 「辛い目に遭わせて済みません。この封印剣を取り戻すのに手間取ってしまって・・・。」  桃瀬は三人に頭を下げる。 「桃瀬様・・・、猿乃は、信じておりました・・・。」  猿乃も、涙を流しながら桃瀬に抱きついている。 「うわあああん、桃瀬様ぁ・・・。雉那ね・・・、すごく恥ずかしかったよぉ・・・。」  雉那は、安心したのか、わんわん泣きながら桃瀬にしがみつく。 「ごめんなさい、雉那。こんな幼いあなたまで辛い目に遭わせて・・・。」  桃瀬も、目に涙を浮かべて雉那を抱きしめる。  そして、雉那がうっとりと目をつむると、桃瀬が雉那に口づけをする。  犬代や、猿乃とも桃瀬は口づけをし、やがて、四人は、広場に座り込んで淫らにお互いの身体をまさぐりあう。 「ね・・・、ねえ・・・、白雪ちゃん・・・、あれ・・・、どう言うこと・・・?」  乃瀬奈は、その光景に真っ赤に顔を赤らめながら尋ねる。 「あ、あの・・・、その・・・、あの方達は・・・、昔からそう言う関係で・・・。いやぁん・・・。」  白雪は、真っ赤になって顔を両手で覆ってしまう。  乃瀬奈は、興味津々といった感じで広場の様子を見つめている。  広場では、桃瀬も裸になり、三人とお互いの胸や秘部を愛撫しあっている。  桃瀬の裸は、すらりとしていて、程良くふくらんだ乳房は、その名と同じ、綺麗な桃色の乳首と共にツンと上を  向いている。  無駄な肉の付いていない、引き締まったお腹の下には、僅かばかりの恥毛が生え、一本の割れ目を彩っている。  そして、真っ白なぷりぷりのお尻が、日差しを浴びて輝いている。 「うわあ・・・、ねえ、白雪ちゃん・・・、すごいよ。あっ、あんなとこまで・・・、きゃあ・・・、H・・・。」  乃瀬奈は、四人の美少女の痴態を、楽しそうに見ている。  白雪は、顔を覆ったまま、小さくいやいやという風に首を振っている。 「ふああん・・・、桃瀬様ぁ・・・、雉那・・・、いきそう・・・。」 「ああん、猿乃も可愛がってぇ・・・、ちゅぅっ・・・。」 「うふふ、可愛い子達ね・・・。ほら、犬代もおいで・・・。んん・・・。」 「桃瀬様・・・、嬉しいです・・・。ちゅぷっ・・・。」  四人の少女が、お互いの身体をまさぐり合い、淫らに蠢く様が、暖かな日差しに照らされ、白い裸身が汗と淫液で  きらきらと輝く。  乃瀬奈は、夢中になってそれを見つめ、壁に寄りかかる。  すると、大きな音を立てて、その壁が倒れてしまい、乃瀬奈と白雪は、勢い余って、桃瀬達の前にころころと  転がり出てしまう。 「な、何奴ですの!」  桃瀬が驚いて剣を構え、他の三人も慌てて身構える。 「あ・・・、あはは・・・。」  乃瀬奈は、ちょっと気まずそうに笑っている。 「桃瀬様・・・、白雪です・・・。」  白雪は真っ赤になりながら桃瀬に言う。  すると、桃瀬は驚いて白雪の手を取る。 「白雪さん!無事だったのね・・・、良かった・・・。」 「は、はい・・・、あの・・・、とりあえず・・・その・・・、服を着ていただけませんか・・・?」  白雪は、まともに裸の桃瀬を見ることが出来ず、俯きながら呟く。 「え・・・?きゃっ・・・、ごめんなさい・・・。」  桃瀬と三人の少女は真っ赤になりながら、慌てて服を着る。 「もう・・・、いるんだったらすぐに出てくればいいのに・・・、白雪ちゃんのH・・・。」  雉那が小さな声でぼそっと呟く。  白雪はその言葉にさらに顔を赤くしてしまう。  そして、桃瀬達が服を整えると、白雪は乃瀬奈のことを紹介し、これまでのいきさつを話す。 「そう・・・、大変だったのね、白雪さん。私も力になるわ。お兄さまから引き継いだ封印剣、きっと役に立つはずよ。」  桃瀬は、腰に差した剣を見つめ、白雪に力強く言う。 「ありがとう、桃瀬様。これで、二人目が揃いました。あと五人の女の子を見つけないといけないんです。  乃瀬奈さんのお仲間があと三人、あと二人、桃瀬様心当たりありませんか?」  白雪は、桃瀬に尋ねる。 「そうね・・・、ここから南に行ったところに、足柄山という山があるんですけど、そこには、金太郎様という  とても力の強い方がいらっしゃるそうです。お兄さまのお知り合いらしいんですけど、私は会ったことがないのです。  でも、きっと力になっていただけると思うので、とりあえずその方を訪ねてみましょう。」  桃瀬は白雪に言う。  乃瀬奈は、また一人、童話の世界の人物の名を聞き、目を輝かせる。 「うわぁ・・・、今度は金太郎・・・。やっぱりクマと相撲取ったりするのかな・・・。楽しみ・・・。」  乃瀬奈はくすくすと笑っている。 「ところで、白雪様、その格好・・・。どうしたのです?」  犬代が不思議そうに尋ねる。 「あ・・・、あの、この世界に戻ってきたとき、服を身につけて無くて・・・、それで・・・。」  白雪は、赤い顔で言う。 「では私の家へいらして下さい。私の着物をお貸ししますよ。」  桃瀬が微笑んで言い、一行は桃瀬の家へ移動する。  そして、白雪と乃瀬奈は、桃瀬の着ているのと同じような着物を身につけ、やっと身体を隠すことが出来て一息つく。 「お兄さま・・・、桃瀬は旅立ちます。きっと、お兄さまを元に戻して見せます。桃瀬のことを見守っていて下さい。」  桃瀬は、大きな桃の前で、そっと呟く。 「桃瀬様・・・。」  白雪は、思わずもらい泣きをし、乃瀬奈や、他の少女達も、目を潤ませる。  そして、旅立ちの時が訪れ、皆は村の入り口に向かう。  犬代、猿乃、雉那の三人は、村を守ることになり、桃瀬と抱き合いながら、別れを惜しむ。 「桃瀬様・・・、犬代は、いつも桃瀬様のことを想っております・・・。」 「猿乃のこと、忘れないでね、桃瀬様・・・。」 「うわああん、桃瀬様ぁ・・・。雉那・・・、寂しい・・・。」  桃瀬は、三人を抱きしめながら、涙をこぼす。 「私も寂しい・・・。でも、きっと魔王を倒して戻ってきます。それまで、村とお兄さまをよろしく頼みます。」  三人は、力強く頷き、桃瀬は立ち上がる。 「さあ、白雪さん、乃瀬奈さん、参りましょう。」  そして、桃瀬を先頭に、白雪と乃瀬奈がその後ろにくっついて歩き出す。  犬代達は、その姿が見えなくなるまで手を振っていた。 予告! 二人目の少女、桃瀬を仲間にした乃瀬奈と白雪。 三人は、金太郎に助力を頼むため、足柄山へと向かった。 一方その頃、遙かに離れた竹藪で笛子が目を覚ます。 そこで笛子が出会ったのは、とても美しい一人の姫だった。 しかし、その姫には、大きな秘密があった。 次回!大長編ミセえーもん 乃瀬奈の大魔境 第四章 「百合の戦い!かぐや姫と笛子!」 お楽しみに!


第四章へ続く(作成中)