「トイレ」


「あっ?!」 その時、私は自分の失敗に気がついた。 ・・・・・・ここって犬式(いぬしき)しか無いじゃない・・・・・・ 私は犬式は苦手だ。 犬式トイレ・・・・・・四つんばいで片足を上げる、犬がおしっこをする格好でするタイプのトイレである。 ・・・・・・立式(たちしき)のほうが楽なのに・・・・・・ 立式トイレ・・・・・・両足を肩幅より拡げて、腰を突き出しておしっこするタイプのトイレだ。 立ったままのほうが楽に出来るし、どちらかと言えば恥ずかしくない。 とは言っても、ここに犬式しか無い以上はしょうがない・・・・・・私はスカートに手をかけた。 ―― スルスル ―― スカートとパンティを脱ぐと、脱衣籠の中に入れる。 「ん・・・・・・と・・・」 私は便器をまたいで四つん這いになると、左足を持ち上げた。 ・・・・・・だれも入ってこないでよ・・・・・・ いつもそうだけど、外でトイレを使う時はこの瞬間が一番緊張する。 別にみんながやっている事だけど、犬のように足を上げておしっこする姿なんて見られたい物ではない。 特に男の人が入ってきたら必ず最後まで見られるに決まっているのだ。 ―― ギィッ ―― 「あっ?!」 「おっ!」 なんてタイミングだろうか?!今まさにしようと思っていたのに、男の人がトイレに入ってきた。 「久しぶりだなぁ。犬式でしてる娘に出くわしたのって♪」 案の定その人はそう言うと、私の後ろにかがみこんでじっくりと覗き込んできた。 ・・・・・・ああん・・・全部見られてるよぉ・・・(//><//)・・・・・・ おま○こもお尻の穴も全部丸見えの状態で、しかもこれからおしっこする所を見られてしまう。 今までだって何度も見られてるけど、だからと言ってこの恥ずかしさがなくなるわけじゃない。 ―― ショォォッ ―― 「おっ、出た出た♪」 「・・・あぁ・・・・・・・・・ん・・・」 男の人の前で、しかもこんな格好でおしっこするなんて凄く恥ずかしい事だ。なのに私は、どこか快感を感じている。 そんな自分がなおさら恥ずかしかった。 ・・・・・・ふぁあんっ!・・・(//><//)・・・ 私は恥ずかしさに震えながらもなんとかおしっこを済ませた。 ・・・・・・ああ・・・でもきっとこの後は・・・・・・ 「終わった終わった。おっ?なんかヒクヒクしてるね?」 私がおしっこする姿をじっくりと観察していた人が笑いながら言ってくる。 「じゃあ俺が拭いてあげるね?」 ・・・・・・やっぱり・・・・・・ 女性のトイレを見ていた男の人は、なぜかみな親切で後始末をしてくれるのだ。 「あ・・・・・・有り難うございます・・・」 男の人にアソコを拭かれるなんて凄く恥ずかしいけど、人の親切を無碍に断るのはいけない事である。私はお礼を言って その人に拭いてもらう事にした。 ―― フキフキ ―― 「んんっ!」 男の人がトイレットペーパーでおしっこの残りをふき取ってくれる。 ・・・・・・ああっ?!そ・・・そんな中まで・・・・・・ああっ、んんっ!・・・・・・ その人は、丁寧におま○この奥の方まで拭いてくれた。でもそんなに丁寧に拭かれると、まるで愛撫をされているように 気持ちよくなってしまう。 「ああっ!んんっ・・・ふぁ、ひゃあぅっ?!!んっ・・・・・・ああぁっ!!」 「なかなか綺麗にならないなぁ・・・・・・」 ―― クチュクチュ、チュプッ、チャプ ―― 「ああぁっ、ぅあ・・・んんっっ?!ふぁあぁんんっ!!」 その人は一生懸命拭いてくれるのだが、私のアソコは全然綺麗にならない。 だって・・・ ・・・・・・それは・・・おしっこじゃ無いんですぅぅ・・・(//><//)・・・・・・ 後から後から流れ出てくる愛液を、そのひとは延々とふき取り続ける。 むきになっていろんな所を激しく拭く物だから、かえって愛液は溢れ出してしまうのだ。 ・・・・・・・・・・・・ 結局私は、四つんばいのままイカされてしまった。 見ず知らずの人にイカされるなんて、物凄く恥ずかしい。 でも・・・・・・ ・・・・・・気持ち良かったな・・・・・・ 私はパンティーとスカートを穿くと、トイレを後にした。


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