第二話「少女の濡れた花弁」
OP
Aパート開始。
洋上に浮かぶ巨大な航宙艦ビナル一世号。そのビナル一世号の大浴場で今、幼い少女が懸命に恥辱に耐えていた。
湯船の縁に立ち、お尻を突き出す少女。ほんのりと褐色の菊門、その下には足を開いているにも関わらずきつく
閉じたクレバスが顔を覗かせている。
その様を、腹の出た老人が下卑た笑みを見せながら見つめている。少女の膝は恥ずかしさのあまりがくがくと震え、
今にも膝を折りそうになっている。
「お、おじいちゃん、恥ずかしいよぉ……」
羞恥に耳まで赤くしながら、少女は恥じらいの声を漏らす。目を堅くつむりながら、湯船の縁を掴む手に自然と
力がこもる。
「何を言う、これも地球の平和の為じゃ……」
そう言って、老人はまだ堅さを残した少女のお尻に無骨な手をかける。手に滑らかな肌の感触を楽しみながら、
舌を伸ばして菊門に触れる。
「ひあぅうぅっ!?」
少女の身体がぴくりと反応する。
「(ひちゅ、ちゅく………)ふむぅ、あむぅ、こひぇも、地球をザンゾックの魔の手から守る為じゃ、観念せい………
ふむぅ……」
「そ、そんなぁ………あんっ!?……お、おじいちゃん、なんか、へ、変な感じだよぉ……」
「(ぴちゅ、ぴちゅ………)ふひゃ…気持ち好いんじゃろ?」
「ん、んんぅ……わ、わかんない……あんぅっ!!」
「うほほほ……、それではよく分かるようにもっと奥までほじってやろう♪」
再び少女の尻に顔を埋め、舌を深々と差し込む老人。柔らかく、そして堅い芯の異物が腸内に潜り込んでいく。
「んんぐぅああっ!?なんか、変なの……。ひんぅっ!!ぐねぐねとしたのが、お腹の中で動いてる……あんっ!!」
お尻をもじもじと揺らし、異物感に耐える少女。排便感がいつまでも続き、頭の芯に刺激が送り込まれる。
「さあ、次は指じゃ……。きっちりと拡げておかぬと、後で困ることになるからの。空も痛い思いをするのは嫌じゃろう?」
そう言うと老人は人差し指に唾液を絡ませ、褐色の菊座に押し込んでいく。眉根を寄せて苦悶の表情を浮かべる少女。
「んんぅうっ!!」
老人は唾液を垂らしながら、二本、三本と指を増やしていく。三本が難なく出入りするようになると、老人はへそ下
三寸で反り返る肉棒をその褐色の門へとあてがった。
「空、お腹の力を抜くんじゃ……」
ぐいぐいと腰を押し出し、肉棒を腸内へと押し込んでいく。
「あああぁぁあ、ぐぅううっ!?入ってくるよぉお………」
苦しみのあまり空気を求めて喘ぎ、逃れようと藻掻く少女。しかし老人の太い腕は少女の華奢な腰を掴んで放さない。
やがて、菊門を押し広げ根本まで飲み込まれる肉棒。
次の瞬間老人は腰を引き、逸物が抜ける寸前まで引き抜いた。
「あああぁぁぁああっ!!!」
下半身にびりびりと強烈な電流が走り、悲鳴を上げる少女。
やがて、老人はゆっくりと、再び肉棒を押し込んでいく。
「ひんぅあああっ!!」
根本まで押し込まれた肉棒が、再び勢い良く引き抜かれる。
「だ、だ、だめぇえ、………もう、う、動かないでぇえ……はんああぁぁああっっ!!!」
「無理を言うな……。こんなに気持ち好いものを、うっ………動かずにおれるものか。これも地球の平和の為じゃ……
んんぅ、が、我慢せい……」
「はっ、はんっぅ、………やめてぇ、おじいちゃんっ!!壊れちゃうよぉっ!!くひぃいいっ!!」
少女の懇願など耳に入らず、ひたすら腰を打ちつける老人。少女も次第に、このいつまでも続く排便感に快楽を覚え
始めていた。
「ああああんぅっ!!ひんぅゅっ!!変なのぉっ!!変、変、変ぅっ!!!」
汗を滲ませ、身体を上気させ、譫言のように繰り返す少女。
やがて老人は絶頂は迎え、熱いマグマを噴出させた。しぼんだ肉の塊がにゅるりと吐き出され、少女は力無く
湯船に跪いた。
小さな肛門は完全には閉じきらず、ひくひくと収縮を繰り返しながら、とろりと白いものを溢れさせていた。
大きく息をつき、額の汗を拭う老人。幼い身体で肛虐に耐えた少女であったが、老人の欲望はまだ収まっては
いなかった。
「さあ、空。儂のこれを綺麗にするのじゃ………」
そう言ってグロテスクな肉棒を少女の顔の前に突き出すと、背けた顔を掴み、無理矢理口の中にねじ込んだ。
「んんんぅうっ!?」
幼い子供の口内は熱く、狭く、また小さな舌は柔らかく、力を失った陰茎を優しく刺激する。再び活力を取り戻し、
むくむくと膨れ上がる肉棒。
老人は十分に息子が堅くなったところでそれを引き抜いた。次に出すのは上の口ではない。
「さあ、次は最後の口じゃ。たっぷりとよがらせてやるからの」
薄気味悪い老人の笑みに少女の顔は蒼白となり、その恐怖から背を向けて逃げ出そうとする。
「いやぁああっ!!もう、いやぁあっ!!」
逃げだそうとする少女を、老人が逃す筈もなかった。しっかりとその細い腕を掴むと、強引に引き戻し、その愛らしい
唇に自分の分厚い唇を重ねる。そうして舌を突き出し、その口の中へと侵入させる。
逃げ回る小さな舌をからめ取り、唾液をすすり出す老人。
「ふんぅ、今更逃してなるものかっ!!ほれ、お前の乳首は男を誘っておっ立っておるわっ!」
そう言って、まだ膨らむ兆しを見せたばかりの薄い胸を揉み、小さな果実を口に含んではコロコロと転がす。
「いやぁあっ!やめてぇっ!!」
嫌悪に顔を歪め、悲鳴を上げる少女。しかし老人は意に介さず、いや、その悲鳴こそが耳に心地よかった。その、
何処も柔らかな少女の身体を思う存分舐め回し、やがて、秘裂に手を伸ばすと、その肉襞の折り重なった谷底に
指を潜り込ませる。
「い、いたっ!!」
苦痛に顔を歪める少女。
「何が痛いものか、この指にまとわりついている嫌らしい液はなんじゃ??」
そう言って、乱暴に秘裂を掻き回す老人。乱暴にされればされるほど身体は敏感に反応し、痛みを和らげようと
汁を出す。
「ほれ、今、お前の欲しがっているものをやるぞっ!!」
堅い蕾を割り開き、赤黒い凶暴な物が侵入する。
「いやぁあああっ!!入れないでぇえっ!!」
「おほ、好い声じゃ」
少女の秘唇がきちきちと押し広げられ、身体の中は男でいっぱいになる。串刺しになった少女はまるでマリオネット
のように、下から突き上げられる度にがくがくと揺れた。
「ぁああっ!!ぬ、抜いてぇえ………あんんぅっつ!!」
構わずに腰を振る老人。愛液にまみれた少女の粘膜が陰茎にまとわりつき、中は四方からきつく締め付けてくる。
「おぉぉおっ!!なんという心地よさじゃっ!!!」
歓喜に顔を歪める老人。その腹の上では少女が腹の中を掻き回され、悲鳴を上げている。
「いやぁあっ!!はぁあっ!!お、お願いぃっ!う、ぐ、……こない、でぇえっ!!」
じゅぶじゅぶと淫らな音と少女の喘ぎが白い浴室内で反響する。
「ひっ!!あんっ!!ああっ!!あんぅっ!だめぇっ!!やはぁっ!!」
肉棒がずるずるとお腹の中を掻き回すごとに、少女は老人にしがみつき、はしたない汁を溢れ出させる。
「あんっ!あんぅうううっ!!」
嬌声をあげる少女。その鼻に掛かった甘い声は、既に少女が感じていることを物語っている。
「それ、そろそろ逝かせてやるぞぉおっ!!!」
老人はそう言うと、腰の動きを更に加速させた。肉襞が激しく捩れ、汁が飛び散る。
「ほれ、出すぞ、出すぞぉおおっ!!たっぷり飲み込めぇええっ!!」
「いやっ!いやああああああっ!!!」
浴室に響きわたる少女の絶叫。
ロリコン狒狒爺の仁 狒狒衛門が孫娘の幼い身体の中にたっぷりと精液を吐き出している頃、航宙艦ビナル一世号に
別の船が近づきつつあった。
仁ファミリーに託された宇宙人の遺産、ビナル二世、三世号であった。
ビナル一世号のブリッジで、ビナル二世、三世号と通信するセーラー服の美少女、一美。モニターの向こうでは
それぞれ、叔母のすみ江、由美子が顔を覗かせている。
「ですから、そのローターを……その、……あそこにはめてください」
顔を赤らめ、躊躇いがちに指示する一美。すみ江と由美子は怪訝な表情で手にしたローターを見つめている。
「叔母様達のあそこにローターをはめて、その上からそこの棒を入れて欲しいんです。そのローターから発信される
信号を棒が受けて、船のドッキングシステムが微調整をするんです。いわばそのローターと棒は船のドッキング
システムの縮小版なんです」
その言葉に、すみ江の眉がつり上がる。
「な、なんですってぇっ!!この船をここまで持ってくるのだってやっとだったのに、その上そんな破廉恥なことを
しろ、ですってぇえええっ!!」
すみ江の剣幕に、一美は思わずたじろいだ。
「で、でも、そうしないとドッキングが出来ません。そうしたら、お祖父ちゃんが何て言うか……」
「お父さんが何を言おうと、そんな破廉恥なことが出来る訳ないでしょっ!!」
「そ、そんな事言っても…。それに、お祖父ちゃんのことだからドッキングを拒んだりすると何をどうするか………」
一美の言葉に、すみ江が言葉を飲み込む。狒狒衛門の我が儘な性格は嫌と言うほど思い知らされてきただけに、
反論の言葉も出てこない。
「む、分かったわ……」
そう言ってすみ江は形の良い唇を歪める。観念して服を脱ぎ始めるすみ江。隣にいるビナル三世の中でも、由美子
が服を脱ぎ始めていた。
すみ江は苛立たしげにスカートのホックを外し、黒のタイトスカートをするりと脱ぎ落とす。そうして、今度は
ブラウスのボタンにも手をかける。
「そうです、服は全部脱いでください。どういう訳か、御先祖様の船はとてもやらしく造られているんです」
半分呆れたように指示を出す一美。ビナル三世では既に由美子が、その見事な裸身を完全に露わにしている。
すみ江は渋々ブラのホックを外すと、その中に押し込められていた乳房が解放され、ぷるんと飛び出した。やがて、
ショーツに手をかけると、そのまま勢い良く下ろして足から引き抜き、こちらも完全な素っ裸となる。
二人の叔母の裸身を見て、一美は思わず溜息をついた。それは年齢による衰えなど微塵も感じさせないもので、
その滑らかな肌はまだ十代と言っても十分に通用する物であった。その上で、成熟した大人の色気がむらむらと
立ち上り、同性の一美ですら惑乱されるほどであった。
「叔母様達、綺麗……」
お世辞などではなく、本心から呟く一美。
Aパート終了。
アイキャッチ。
Bパート開始。
「叔母様達、綺麗……」
お世辞などではなく、本心から呟く一美。
「嬉しくないわよっ!!」
にべもなく応じるすみ江。
「ありがと、一美ちゃん。さ、次はこれをあそこに入れればいいのね?」
由美子はおっとりとそう言うと、ローターを舐め始めた。すみ江もそれに続く。
「あ、あの、言いにくいんですけど、下も濡らしておいた方が……」
一美の言葉に、にこりと応じる由美子。中指をぺろりと舐めると、谷底に潜り込ませる。
「んぅっ?!」
由美子は眉根を寄せ、小さく呻く。指がもそもそと動く度に、由美子の身体は上気し始め、ゆらゆらと熟れた性臭が
立ち上る。やがて、潤いを持ったそこはくちゅくちゅと淫らな音を立て始める。
ビナル二世でもすみ江が自身を慰め始める。二人の美しい叔母のオナニーショーは、一美の腰の内部から甘い疼きを
湧き出させていく。もじもじと太股をすり合わせる一美。
「一美ちゃん、入れたわよ。次はどうすればいいの?」
由美子に声を掛けられ、弾かれたように我に返る一美。
「あ、は、はい。ローターが生体情報を認識すると、振動を始めます。そこで、その壁から出ている棒にお尻を向けて、
少しずつ近づいて下さい」
「あんっ!!」
「んぅっ!!」
一美が言い終わらないうちにローターは振動を開始した様子で、二人の美女は小さく悲鳴を上げた。そして、そのまま
お尻を突き出すすみ江と由美子。
一美はモニターを切り替えると、二人の秘部が丁度、棒の視点に映し出された。そこに大小の円が描かれており、
どうやらそれの中心を合わせることで、合体をコントロールするらしい。
モニターに映し出さる二人の花弁。赤く、淫らな花はいやらしい光沢を放ちながら、ぴくぴくと蠢いている。
四つん這いになった二人は、ゆっくりと後ずさり、棒の先を花弁にあてがった。
にちゅっと言う音と共に、三隻の船ががくんと揺れる。どうやら合体シークエンスが始まったらしい。それと同時に
壁から突き出した棒も振動を開始する。
「んぁあっっ!こ、こんな……」
無理な体勢に疲れてきたのか、由美子の膝が揺れ始める。それと同時にモニターの円もずれ、三隻の船も大きく揺れる。
「由美子叔母様っ!我慢してくださいっ!!ドッキングに失敗してしまいます」
「そ、そんな事言ったって………」
苦痛に顔を歪ませ、呻く由美子。お腹の中ではローターが派手に暴れ回っている。
「もう一度最初からだと、また同じ思いをしなければなりませんよ!」
一美の言葉に、由美子は気力を振り絞ってお尻を持ち上げると、壁から出ている棒を飲み込んでいった。
見ると、すみ江の方も棒を咥え込んでいて、やがて、それは根本まで完全に飲み込まれていった。
「内部接続が完全になるまで、暫くそのままの体勢でいてください」
一美の言葉に、由美子達は思わず声を漏らす。
「そ、そんなぁ………」
「お腹の中で、んひぃっ!!暴れて………」
ローターと棒は派手に暴れまくり、激しい刺激を送り込んでいく。モニターにはその様子がつぶさに映し出され、
一美は息を呑んでその様子を見守った。
「も、もう、だめぇええっ!!」
「はあぁあっ!いっちゃううううっ!!!」
絶頂を迎えるすみ江と由美子。それと同時にモニターには合体完了の文字が映し出される。
「………もしかして、二人が逝くまで待っていたのかしら、この機械?」
一美は溜息と共に小さく呟いた。
数刻後、仁ファミリーは合体したビナルの艦内で勢揃いした。
「お父さん、いつだってお父さんはこんなっ!!」
すみ江が狒狒衛門の顔を見るや、髪の毛を逆立てた。勿論、狒狒衛門は意に介する筈もない。人目もはばからずに
すみ江を抱きすくめると、ブラウスの胸元に手を入れ、乳房を鷲掴みにした。
やれやれ、また始まったという感じで、他の一同はブリッジから退散する。
「やめてください、こんなっ!!」
逃れようとするすみ江だったが、狒狒衛門は放さない。ブラウスを乱暴にはぎ取ると、ブラジャーを引き下ろす。
十分に熟れた二つの白乳がこぼれだし、すみ江は悲鳴を上げた。
「いやぁあっ!!」
胸を隠そうとするすみ江の腕を強引に開くと、狒狒衛門は豊かな乳房に顔を埋めた。
「すみ江、儂はお前と離れて暮らしていて、どれほど寂しかったことか………」
乳首を摘み、ちゅうちゅうと吸い付く狒狒衛門。柔らかな膨らみの中心で、こりこりと乳首が勃ち始める。
「や、やめてよ、やめてよ、お父さんっ!!」
反意を示すものの、すみ江の身体は先程の合体シークエンスで既にできあがっていた。また、機械で味わった快楽は
何処か砂を噛むようで、味気ない物であった。その事がすみ江の心の奥底で、完全に燃え切れない劣情をかき立てていく。
「すみ江、すみ江ぇぇええっ!!」
まるで赤ん坊のように、実の娘に甘える狒狒衛門。しかし、手はスカートの上から尻を撫で回し、堅くなった股間を
ぐいぐいと押しつけてくる。
「や、やめてよ、お父さんっ!!私はもう、こんな………」
藻掻き、逃れようとするすみ江であったが、何処か抗いきれないところがあった。だんだんと硬度を増す父親の男根
に胸は高鳴り、乳首を吸われる甘い刺激はすみ江を混乱させていった。
「あんぅっ!!やめてぇえっ!いやぁあっ!!」
そんな自分の劣情を否定するかのように、殊更拒絶してみせるすみ江。しかし狒狒衛門は気にも留めず、すみ江の
細い指を自分の股間にあてがった。
「ほれ、すみ江。お前を思ってこんなにも堅くなっている。儂はお前のことが欲しくて、欲しくて日々悶々と暮らして
負ったのじゃ。すみ江ぇええ……」
狒狒衛門の泣き落としなどすみ江の耳には届いていなかった。しかし、男の感触はすみ江の手の平を通して、胸の
奥底に染み渡っていく。
「(お父さんのこれ、こんなに堅くて大きかったんだ………)」
久しぶりに触れる父親の逸物。それは思っていた以上に堅く、立派な物であった。
「すみ江ぇ、すみ江ぇ……」
まるで駄々っ子の様に、娘にしがみつく狒狒衛門。節くれ立った指がスカートをまくり上げ、ショーツの上から
股間をまさぐる。
「あ、ああんぅっ!やめてぇ、お父さんぅっ!?」
下着の横から指が侵入し、熱く潤った泉を掻き回す。すみ江は父親に促されるままに床に座り込み、身体を投げ出した。
「お父さんぅっ………いやぁ……、やめてぇ」
娘の太股を開き、身体を潜り込ませる狒狒衛門。ぷっくりと膨らんだ土手をやわやわと揉み回し、その柔らかな
肉の感触を楽しむ。そして下着を乱暴にはぎ取ると、その熟れた花弁に嬉々として顔を埋めた。
スカートの中から女の甘い体臭が溢れ返る。久しぶりにしゃぶる娘の果実はわずかに酸味があり、そして甘かった。
「いやぁあ、やめてぇ、お父さんぅ……」
父親の頭を掴み、くねくねと腰を揺するすみ江。最早、反意は形だけの物で、鼻に掛かった甘い嬌声が、我知らずに
漏れ出す。
やがて、逸物をひねり出す狒狒衛門。
そのグロテスクな肉の塊を見た瞬間、すみ江の頭の中で何かが吹っ切れた。
「………れて」
すみ江は小さく呟いた。しかし、その言葉は狒狒衛門の耳には届かなかった。首を傾げる狒狒衛門。
「お願いぃ、早く、早く入れてぇええんぅ……」
頬を紅潮させ、肉棒を入れてくれとせがむすみ江。その様子には、先程までの豊樹な態度は微塵も感じられない。
「おうおう、そうか。そんなにこれが欲しいのか……」
そう言って、花弁に亀頭をあてがう狒狒衛門。その様子を見て、すみ江がじれったそうに腰を揺する。
「じ、焦らさないでぇ……。その太いおち○ちんを、すみ江のあそこに早く入れてぇ……」
手を添え、狙いを定めると、狒狒衛門は娘の秘裂を割り開いていった。
「おおぅ、すみ江、すみ江ぇえ……」
ぶちゅるぶちゅ………。熟れきった女の蜜壺はたっぷりと蜜を湛え、まるで陰茎が溶かされそうなくらい熱く
ぬかるんでいた。
ぬるぬると絡み付く襞は堅くなった肉棒を優しく舐め回し、絡み付いてくる。狒狒衛門は腰が抜けそうなほどの
強烈な快楽に酔いしれ、娘の身体に溺れた。
「お父さんぅ、お父さんっ!!もっと、もっとぉんっ!!」
激しく腰を振り、淫らな汁を垂れ流すすみ江。
やがて、絶頂の波が訪れ、狒狒衛門は娘の腹の中にたっぷりと樹液を吐き出した。
さて、超絶倫ぶりを発揮している最中、香津美と一美はビナルの喫茶室で溜息をついていた。
「ふう、お祖父ちゃんにも困ったものね………」
アールグレイに口を付けながら香津美が呟く。
「そうねぇ……。今回の話、するだけで半分以上取られてるものね」
「いや、そうじゃなくて……。て、言うか、まあ、そうなんだけど。なんだか私達、お祖父ちゃんに良いように
扱われているような……」
香津美の言葉に、一美はやはり溜息と共に応じる。
「私もそう思っていたけど、いないと思っていた宇宙人が現れたんだから、これはもう仕方がないわねぇ……」
「お母さんはともかく、叔母さん達はどう思っているのかな?私、すみ江叔母さんなら、お祖父ちゃんに何とか
言ってくれると思ったけど」
「まあ、あの調子なら無理なんじゃない。第一、すみ江叔母さんはああ見えてお母さんと一緒の所があるから、
結局の所、お祖父ちゃんには逆らえないと思うわ……。それに……」
一美の勿体ぶった様子に、香津美は首を傾げる。
「それに、お祖父ちゃんにやられなくても、今度は宇宙人にやられるもの。どっちにしたって同じよ」
不意に、この前見た宇宙人のグロテスクな姿が脳裏をよぎり、香津美は思わず紅茶を吹き出しそうになる。
「どっちにしたって同じ事なら、私達、どうして戦っているのかしら?」
妹の言葉に、一美はわずかに言葉を詰まらせた。
「………お願い、香津美。そう言う本格的なことは考えないで………」
一方、今回ほとんど活躍の場がないザンゾック本拠地。ファックザ・プッシャーは吼えていた。
「新しいマラブーストはまだ完成せんのかぁああっ!!」
プッシャーの怒号に臣下のネイシンは駆け寄り、慌てて跪く。
「恐れながらプッシャー様。マラブーストは完成いたしましても、プッシャー様のお体が回復せぬ事には……」
そう言って、プッシャーの下半身にちらりと目を向ける。前回の戦いでプッシャーは下腹部に酷い怪我を負っていた。
マラブーストが破壊された瞬間シンクロしていた感覚がフィードバックし、実際に起こった激痛と、更にはそのショック
が細胞の壊死をももたらしたのだ。今、プッシャーは下半身を包帯でぐるぐる巻にされ、まるでおむつをはいているよう
であったが、痛覚を遮断するのがもう少し遅れていたら、これだけでは到底済まず、脳に障害を起こすところだったのだ。
「む、むうう、余のこれは一体いつ治るんじゃ?その間はロリをいただくこともできんのか?」
「御意、プッシャー……。今しばらくは何卒自重なさいますよう、伏して提言いたします次第でございます」
冷や汗をかきかき、頭を下げまくるネイシン。その様子に、流石のプッシャーもしょげ返る。普段のプッシャーなら
癇癪を起こして当たり散らすところであるが、息子が重傷を負っていたのではそうもいかず、大きな溜息をつく。
そこへ、ネイシンが堪りかねて口を開いた。
「プッシャー様、今暫くの御辛抱でございます。なに、その代わりと言ってはなんですが、面白いマラブーストを開発
いたしました。ちょっとお耳を拝借……」
「むう、なんじゃ、勿体をつけおって……」
そう言いつつも、興味を引かれた様子で耳を差し出すプッシャー。
「実は、ごにょごにょ……」
耳打ちするネイシン。その言葉を聞いた途端、プッシャーの愁眉が開かれる。
「何、それはまことかっ?」
「まことで御座いますとも、プッシャー様。ですから、その時の為にも、今は一刻も早く怪我を治すことで御座います……」
「きょほほほ、そちの言う通りじゃな。まさしく肝心な時に何が使い物にならないのであれば、余は死んでも死に
きれぬしのぉ……」
玉座から立ち上がると、プッシャーは虚空を見据えて拳を固めた。
「見ておれぇえええっ!地球のロリータは全て余の物じゃああっ!!」
Bパート終了。
ED
次回予告
「回復したザンゾックの首領ファックザ・プッシャー。そして分裂する脅威のマラブーストは街を席巻する。ロリータ
を守ろうと一人奮戦する仁 狒狒衛門。果たして、狒狒衛門はザンゾックの魔の手から地球(のロリータ)を守ること
が出来るのか!?次回、マンボット3『裸の爺さん』。さて、どう戦い抜くかな………?」
第三話へ(作成中)