第4話「植西 晶奈、4つんばいにて」


体面ばかり気にする父親を困らそうとして裸で立っていた晶奈だが、とん でもない展開に動揺してきた。 まさか4つんばいにされて、大型犬用のリード付きの首輪を付けてくるとは 思わなかった。 さすがに、このままではまずいと思った晶奈は父親に向かって文句をいい 始めてきた。 「じょ・冗談でしょ..?これは悪ふざけで..裸になっただけなのよ」 「口答えは許さん!お前は何も言わずについてこい」 (何血迷ってるのよぉぉーー!こんな姿で外に出たらあんたもただじゃ すまないんだよっ!うそだって言ってよ..ぁぁ..) 「お父さん..ごめんなさい..謝るから許してください..これ以上は 悪い冗談じゃすまなくなるわ..」 「私は本気だ。自分の首にかかっているプレートを見なさい」 「えっ?」 晶奈は父親に言われて首輪の方を見ると迷子用のプレートがぶら下がって おり、そこには大きくひらがなで”うえにし あきな”と刻印されていた のであった。 (そんなっ!この首輪は私専用だと言いたいの?ど・どういうことなの) あの厳格で体面ばかりを気にする父親がするとは思えない行為に晶奈は ただ驚いた。 しかし、このまま4つんばいで行くわけにもいかない晶奈はその場で足を 止めて抵抗してきたのだが.. ピシャァァァァーーーン!「はぅんんっっ!」 「言うことを聞かない時は尻を叩くからな」 今まで何の文句も娘に言えなかった父親が、晶奈の生尻を思い切り叩いて きたのであった。 「何をケツ叩いてきてんのよっ!」ピシャァァァァーーーン! 「口答えするなっ!」 「あああっっ..」ピシャァァッッッ!ピシャァァァァーーーン! 「ほら、出かけるぞ」「は・はいぃ..」 父親に何回も尻を叩かれて、晶奈はすっかり大人しくなってしまった。 そして、4つんばいの晶奈を父親が堂々とした姿で引っ張り始めると、何故 か素直に晶奈の足が動いてしまった。 晶奈の学校はここから歩いて20分ほどで着くことが出来る。 全裸での4つんばいのままで父親に連れられていく。 まさか、本当に全裸で登校してしまう目にあうと思わなかった晶奈であり、 恥ずかしい4つんばいの姿が、ついに周りの人に見つかってしまった。 「何だあれはぁぁーー、朝っぱらからSMプレイかよぉぉーーー!」 「ちょっと待って、あれ植西さん家の親子じゃないの..家出中の娘さんを 隠してたけど..裸の子って娘さん?」 「気が触れたんじゃないの?誰か止めた方がいいわよっ!」 「すげぇぇー!止められる前に写メで撮りまくってやろーぜ」パシャパシャ.. このふざけた行為を止めようとするもの、携帯で写メを撮っていくもの、既 に4つんばいの晶奈はいろんな人に注目されていた。 (ぁぁ..もう人生おしまいよ..明日からはあんたも自分の家に帰れない わよ) 父親の馬鹿げた行為に絶望する晶奈のとこに近所のおばさんが止めに入って きてくれた。 「植西さん!あなた自分が何をしてるかわかってるの!娘さんを裸でどこに 連れていくつもりなの?家出に怒ってるのはわかるけど..やりすぎだわ」 「これは娘の躾です。これからはしっかりと躾けるつもりなんです。父親と して何も恥じることはありません」「植西さん..」 (しつけって..こんなことをしたら、あんたの全てが台無しになるのよ..) 「今までの私は間違ってました。これからは誰に何を言われようとも娘を しっかり躾けていきますので。じゃあ、先を急ぐので」 少しも恥じることなく堂々と言ってくる父親に晶奈は驚いた。 こんなことをすれば教育者の立場はすべて失うことは間違いないのに.. 馬鹿な娘のせいで、今までの努力は全部、水の泡になってしまうというのに.. 「はぁはぁ..こ・このまま本気で学校に行くつもりなの?大問題になるわよ..」 「娘の躾けに文句は言わせん。大問題になろうとも、もうお前を見捨てはしない」 「そう..あんた馬鹿だよ..大馬鹿ぁの変態親父だよぉ..ぅぅ」 晶奈の目から大量の涙が溢れてくる。これが恥ずかしさで泣いたのか、悔しさ で泣いたのか、それとも他の理由で泣いたのかは本人しかわからないだろう。 ただ、このまま父親にまかせて全裸の4つんばいで学校へ行く決意をした晶奈 であった。 学校がどんどん近づく中で、晶奈はあることだけ気になって聞いてみた。 「ねえ、お父さん..お父さんのとこにあのメールが来たの?都市伝説の..」 「いや、私のとこに着たのはお前の返信メールだけだ..」 (そうか..どっかに返信してると思ったら、お父さんに返信してたんだ) 「はぁはぁ..ねえ〜お父さん..どうやら私ってエッチな性癖があったみたい.. こんな恥ずかしいことしてるのにぃ..おま●こが濡れてきてるよぉぉ〜」 「そんなことは知っていた」「えっ..」 「お前の性癖を抑えようと厳しくしてたのが、逆にストレスを溜めてしまった ようだな。ずっとイライラが止まってなかったんだろ?」 「あはは..そうかっ..お父さんは分かっていたんだぁ..そーだね.. 今はすごく気持ちいいよ..ほんと..私って、いやらしい娘だね..」 「これからは、その辺もちゃんと躾けてやるからな。もう我侭など許さない からな!」 「うん、いいよ..お父さん信じてるから..」 今の晶奈は本当に牝犬と言ってもおかしくないほど、愛液を溢れ出していた。 ポタポタと地面に愛液の跡を残しながら、ついに校門の方まで来てしまった。 通学していた生徒たちは娘を全裸で登校させてきた学年主任に驚愕の声を 出してきた。 「おいおい、あれって鬼の植西だよな..何で裸の女を連れてきてるんだ?」 「きゃぁぁぁぁーー、あれって不登校だった植西さんよ。娘を裸で連れてきて るわよぉぉぉーーー」 「すげぇぇーー!父娘でSM登校かよぉぉぉーー!写メで撮りまくってやろーぜ」 パシャパシャ..「ぁぁ..撮らないでぇぇ..」 周りの生徒たちに写メで撮られてる中、父親が晶奈にとんでもないことを言って きた。 「明日からもずっとこの姿で登校するからな。写メぐらいで恥ずかしがるんじゃ ないっ!自分からお願いして、この校門にマーキングを付けなさいっ」 「ぁぁっ...マーキングなんて..でもお父様の言うとおりにします」 辺りがざわめく中、晶奈が周りの生徒に向かって堂々とこう言って来た。 「植西晶奈はこれから毎日、校門にマーキングしますので写メで撮ってくださ いぃぃ〜〜お願いします〜〜」 そう言葉を出すと、晶奈はあっさりと校門に向けて片足を上げてしまう。 父親が片足をあげろと明確に言ったわけでもなく、自然に牝犬として、片足を 挙げてきたのだ。 そんな晶奈の姿を見て周りの生徒たちは失笑しはじめた。 「おいおい、本気でしょんべんする気かよ〜!撮ってやるからしてみろよ」 「いやぁぁぁぁーー、誰か止めなさいよ。あの子、本気でおしっこする気なの」 周りの生徒たちの騒ぐ声が、晶奈にとっては気持ちよくてたまらなかった。 生徒全員が注目している中で、晶奈の身体がピクっと跳ねた後に、おま●こから ぴゅっと言う小さな水音が出る。 その直後に待ちかねた様に尿道が思い切り開き、おしっこが噴出してきた。 じゃぼぼっ..じょおぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーー 思い切り上げた足の間から、おしっこが見事な放物線を描きながら勢いよく出る。 父親や生徒が見てる前で、晶奈の恥ずかしい黄金水が止まらずに晒されてる。 足を上げて用を足してる中、携帯の写メの音があちこちから響き、晶奈のおま●こ に近づけて大きく開いた尿道までも写してる男子もいた。 じょぼじょぼじょぼじょぼ・・・パシャパシャッ ちょぼちょぽちょぽ・・・パシャパシャッ おしっこの勢いもようやく収まり、ぐったりとなった晶奈を父親がリードを引っ 張って校内に入っていった。 もちろん、それは晶奈を教室までつれて行って、クラスメイトたちに観てもらう ためであった。 生徒たちがざわめく廊下を晶奈がおっぱいを揺らし、お尻を左右に揺らしながら 4つんばいで歩いていく。 そして、ついに晶奈が自分の教室に入るとクラスの中は、すごい騒ぎが起こり 始めた。 「ちょっと晶奈、あんた頭がおかしくなったの?」 「うわぁぁー父親に連れられて4つんばいの真っ裸で来てるぜ!」 「おいおい、プレートまで付けているぜ。これじゃ完全な牝犬だぜ!!」 「いやぁぁぁ〜!先生、いったいどういうつもりなんですが!」 晶奈に男子生徒のいやらしい視線と女生徒の軽蔑のまなこが集中する。 牝犬のような格好で久々に登校した晶奈のことをクラスメイトが、明らかに頭が おかしくなったと思われているからだ。 こういう日に限って、誰も欠席をしないから晶奈にとっては不運としか言い様が ないであろう。 男子たちは携帯を取り出して、晶奈のおっぱいとおま●こを撮り始め、女子から は軽蔑の言葉が次々と飛んでくる。 そんな中、父親が晶奈のことを紹介するような感じで話し始めた。 「今日からまた登校することになった娘の晶奈だ。宜しく頼むぞ」 「先生〜、もう来ないと思って机がないんですが〜」 「まあ、そんな姿じゃ机がいらねーんじゃねーか。なあ、先生」 「ああ、その通りだ。晶奈には机は無用だから、学校に居る間はみんなで、飼 ってもらってくれないか?」 (飼うって..そんな..これじゃペットだよぉぉ..) 父親に何か言おうとした晶奈だが、それを口にはせず、逆に自分から過激な 挨拶をしてきたのだ。 「今まで学校に来なくてごめんなさい..これからはクラスのペットとして 私を..植西晶奈を飼ってください。お願いします」 「すげぇー、自分から頼んできたぜぇぇーー!いいぜ、みんなで飼ってやるぜ」 「これから、いろいろ芸を仕込んでやるからなっ」 理性のたかが外れた男子たちが膨らんだ股間を押さえて暴走しており、それを 見た父親が、平然とこう言って来た。 「私はこれから娘の全裸登校許可をお願いにいくから、午前中は自習として くれないか。その間、みんなで娘をしっかり躾けてやってくれ。たっぷりと 弄ってやると悦んでくれるからな」 (ぁぁ..お父様ったら..何て過激なことを..でも好きにしていいわぁぁ〜) 父親の了承を得たクラスの男子たちが晶奈に群がって身体を弄くり回してきた。 まだ父親が近くにいるというのに男子たちのおっぱいを揉み、おま●こを掻き まわしてきた。 女子たちはそんな晶奈を見て失笑してきたが、中には少し感じている女子も出 てる感じであった。 いやらしい音が響く中で父親は娘を置いて、教室から出て行ってしまった。 この後、どんな躾けをされてしまうかはわからないが、晶奈にとっては、すべて 受け入れるつもりだった。 だって、父親が全てを捨てて自分のためにしてくれるんだから.. それをずっと待ち望んでいたのから... 晶奈の4つんばいでの全裸登校で校内が騒然となってる中、他のクラスでも授業 どころではなく、あちこちのクラスで生徒たちが何故か帰り始めたのであった。 鞄を持って帰宅する女子生徒2人が、今回の帰宅命令についての会話をして教室 を出て行った。 「やったぁー、今日から学級閉鎖よ。他のクラスでもいくつか学級閉鎖になって るから学年閉鎖ももうすぐじゃない?」 「やっぱ、今年の風邪はすごいみたいよね..どのクラスでも欠席者が増え続け てるみたいよ」 「もう、いっそのこと学校閉鎖をすればいいのにね。まあ、風邪をうつされない 内に帰ろう♪帰ろう」 「うん。ところで、ちょっと気になったんだけど、学級閉鎖していたクラスから いっぱい声が聞こえてきたんだけど気のせいかな?」 「気のせい。気のせい。もしかしたら、学級閉鎖してないクラスだったんじゃない」 「そうよね..じゃあ、早く帰ろう帰ろう♪」 学級閉鎖となったクラスの生徒たちが帰る中、昼休みの鐘が鳴り響いた。 晶奈のクラスは昼休みのせいか、席には誰1人として座っていなかった。 そんな無人に近い教室で林檎をかじっている1人の少女が窓枠に座りながら、教壇 で失神している全裸の女子を見ていた。 アンティークドールが身につけるドレスを着ていることから、いつもの謎の少女 であることには間違いないだろう。 少女が見ている全裸の女子は晶奈であり、この教室には晶奈と少女の2人しかいな かったのであった。 カリカリッ..カリカリッ.. 「最初はまずかったけど、今ではなかなかの美味しさだわ..お前達も味わって いいわよ」 そう言って、食べかけの林檎を床に置くと、教室を這っていた40匹近い蟻が 群がってきた。 林檎を持ち上げて巣に持ち帰り始めた蟻たちを見ながら、またも一瞬に消えた 謎の少女。 今回も例のメールを出した差出人がこの少女であったが、本当にこの少女は何者 なんだろうか..


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