第7話「中條のなすがままに」
(あぁっ、ついに裸に立っちゃったわ..)
Dカップの美乳を上下に揺らしながら、結愛子が男子社員たちに向けて
起立してきた。
下の方もすでに丸出しとなっており、確実に全裸姿を晒してしまったは
ずだ。
が、不思議なことに男子社員たちの方から歓声が響かない。何か狐につ
ままれたような雰囲気が漂っていた。
「えっ?」(目の前に何かか被さっている?)
意識がはっきりした結愛子の眼前に何か布みたいなものが見えた。
どうやら、結愛子が立ったと同時に中條が羽織っていた黒のロングコー
トを翻し、裸の結愛子を抱き寄せて包んできたのだ。
「結愛子チャン、裸を見せたくなかったら、僕にしっかりつかまってくれ
よ」「は・はい..」(うそっ..寸前で隠してくれたんだ..)
きょとんとする結愛子が中條に抱きついている中、男子社員たちからは
中條に対して文句が殺到した。
「てめぇ〜、中條ぉぉ〜。人を散々期待させておいて、それは惨すぎるじ
ゃねーか」
「そーだ!そーだ!全然見れなかったじゃねーか。そのコートを外せよ」
「アハハッ、僕は男を悦ばせる趣味はないんでね。結愛子チャンのギリギ
リショットが見れただけで泣いて感謝して欲しいものさ」
「中條ぉぉぉぉ〜、覚えておけよぉぉ」「ちくしょぉぉぉぉ〜」
「アハハッ、結愛子チャンも奴らの顔を見てごらん。君を辱しめようとし
た連中の悔し顔は実に見ていてすかっとするよ」
「・・・・・・」(一番、辱しめたのは中條さんでしょ)
結愛子は少し悔しい表情で中條を見つめていた。文句を口に出しそうな
感じではあるが、中條をぎゅっと愛しく抱きついてきた。
(アハハッ、裸にした僕に何も言えないとは可愛いね。まずは僕の最初の
試練は合格ってところかな〜)
どうやら、結愛子を自分の牝犬にするための試練を与えたらしく、結果
は文句なしの合格だった。
スケコマシの中條にとって、自分の女は絶対服従で無ければいけない。
どんな無理な辱めを命令しても、中條の女は必ず実行するらしい。もち
ろん、その辱めを快感として返ってくるように調教を施しているのだ。
それが中條の凄さだろう。辱めも中條の女にとっては悦びの1つとなる
からだ。
そして結愛子も、中條に脱がされるのが気持ちよかったらしく、顔や身
体は真っ赤に火照っていた。
しかも股間からは愛液が溢れており、結愛子の身体を包んでいるコート
の中は恥ずかしい汁の匂いがこもっていた。
「さて、結愛子チャン。これで君が僕には全く無抵抗って分かってくれた
ようかな。僕と一緒に飲みに行く気になったのなら、許してあげるさ」
「は・はいぃ..一緒に行きますぅ」
人前で服を脱がされたのに、口を半開きにして、惚けたような顔をして
応える結愛子。
悲しいことに今の結愛子では、理性でどんなに拒んでも、すぐに中條の
手で落とされてしまうのだろう。
「それじゃ、そろそろ服を着たほうがいい。結愛子チャンの私服は既に僕
のコートの中さ。僕がこのまま隠してあげるから早く着替えるんだ」
「あ、ありがとう..中條さん」
何と結愛子の私服までもちゃっかり持ってきていた中條であり、コート
に包まれながら結愛子が器用に着替え始めた。
そして、数分経ったところで中條が包んでいたコートをバッ!と開くと
結愛子は出勤時に着ていた姿になっていた。
悲しい男のサガだろうか、一瞬だけ裸の結愛子を想像していた男子社員
たちが結愛子の姿を見て愕然とした。
「やっぱ、着替えていたのかよぉ〜、中條の奴、汚えーぜ!」
「おいおい、桜野さんをどっかへ連れ出すようだぞ。こりゃヤベーよ」
未だに結愛子が堕とされてることを信じられない男子社員たちだが、結
愛子の蕩けぶりは分かっていた。
男子社員たちの眼前で結愛子は中條にこれでもかというほどに身を委ね
てる。とろんとした目は中條を愛しい恋人を見ているようだった。
「さあ、結愛子チャン。飲みにいこう」「はい..」
研修室を出た中條と結愛子は身体をぴったし寄せ合っており、その2人
のカップルぶりを男子社員たちは、地団駄踏んで悔しがるしか出来なかっ
た。
「おい、誰だよ。堅物女っていったのは!」「まさか中條に取られるなん
て」「ちくしょぉ、中條の奴ぅ、堂々と胸揉んでるぞ」「ぐっ、羨ましい」
スケコマシの中條は優越感に浸りながら、わざと男子社員たちに見せ付
けるように結愛子の胸を思い切り揉んでいた。
「アハハッ、君たちも早くいい女を見つけるんだな〜。パーティションか
ら見る君たちの顔は無様すぎるよ。なあ、結愛子チャンもそう思うだろ?」
「お願い..中條くん..みんなが見てる前では揉まないで..私、そん
な女じゃないの..」
(おかしいわ..どうして..どうして男の人に胸を揉まれて抵抗できな
いの?今までこんなことはなかったはず。少しでも男の人の手が胸に触れ
ただけで鳥肌が立つぐらいなのに..なんで?)
今でも結愛子はどうして自分が中條に堕とされたかが分からなかった。
川阪という彼氏も居て、お互いに好きで何の不満もない関係なのに..
中條にこんなことをされることを全く望んでないのに..
(か・身体がぁ..言うことを効かない?エッチなんてキライなのにぃ〜)
5日間の恥辱の新人研修はこれで終わったが、結愛子にとっての恥辱の
1日はこれからか本番かも知れない。
(これって、本当に私の身体なの?スケコマシに平然と胸を揉まれ、ショ
ーツをびしょびしょに濡らしてるなんて..)
淫らな女の身体となっていることに疑問を抱く結愛子。
学生時代、1度も大量に溢れたことがなかった愛液が今ではスカートに
大きなシミを作るまで濡れだしている。
(こ・こんなに濡れるなんて..1度もなかったのに..)
そう、今18歳である結愛子は性欲が盛んな歳であるが、ほとんどオナニ
ーをしていないという奥手すぎる女性だった。
オナニーは高校生になってから知ったらしく、今どきの女性としては珍
しいぐらい性の目覚めが遅かった。
実際、覚えたオナニーも嫌悪感が強いせいか、年に3・4回しかしていない。
そのせいか、結愛子本人は自分のことを不感症だと思い込んでいた。
(そうよ。オナニーだって、ほとんど濡れたことないのに..何で急にこ
んな風になったの?それに中條さんに胸を揉まれて、どうしてこんなに感
じるの?男の人自体、すごく苦手なのに..)
「まさか..何か私の身体に..」
結愛子は急激な身体の変化に別な要因があると思い始めた。
(そうよ..中條さんが私に何かしたのかも!)
「ん?何か聞きたいことでもあるのかい。結愛子チャン」
「あ・あの..中條さん。1つ聞いていいですか..」
「何だい?結愛子チャン」
「中條さんって..もしかして私の身体に変な暗示とか掛けたんじゃ..」
「アハハッ、僕に催眠術なんて使えるわけないだろ?君みたいな堅物女は
いつもワケの分からない理由をつけたがるものさ。1つだけ言えるのは僕
が社内一のスケコマシってぐらいかな〜」「うそ..違う..」
(私がスケコマシなんか受け入れるわけがないっ!そんな男が触れたりし
たら気持ち悪くなったし..吐くほど、そういう男の人はダメなのに..)
結愛子はまだこの状況を信じられなかった。やはり中條が何かしたとし
か思って睨みつけるぐらいしか出来なかった。
(・・・暗示じゃないなら何なの?これには絶対、理由があるはずよ!)
「アハハッ、睨みつける君の顔も可愛いな〜。しかし、あいつら僕たちの
いちゃいちゃぶりに呆れて退散しやがったよ。情けないな〜」
「な・中條さん..もう誰も見てないんなら揉むのはやめて..見せ付け
るために揉んでただけでしょ!」
「アハハッ、そうさ。じゃあ、そろそろバーへ行くか。タクシーで行くか
ら、股間のことは気にしなくていいさ」
「は・はい..」
こうして結愛子は中條と一緒に会社を出たが、なかなかタクシーが止ま
らず数分が経とうとした。
「アハハッ、これはまいったな。いつまでもこんなとこで立ちぼうけする
わけにはいかないな〜」「そ・そうね」
「結愛子チャン、こういう時はどうやって車を止めるか知ってるかい?」
「手を思い切りあげるぐらいですよね?」
「アハハッ、ここはピンク会社だよ。ここを通るタクシーはこういうのを
見せれば止まるんだよ。ほら、結愛子チャンの自慢のおっぱいさ」
ぺろんっ♪ぶるるんっ。
中條が行き交う車に見せ付けるように堂々と結愛子の服をブラごと捲り
あげたきた。
「いやぁぁぁっ..見ないでぇぇぇ〜〜」
結愛子の悲鳴が響く中で、Dカップのおっぱいが上下に揺れながら飛び
出ている。女性の胸を見慣れているスケコマシの中條も思わず生唾を飲み
込むほどの至高のおっぱいだった。
(あぁっ、こんなとこでおっぱいを..いくら夜でも車のライトで見られ
ちゃう..)
行き交う車に見せ付けるように結愛子のおっぱいが揺れている。いつま
でも手で胸を隠そうとしない結愛子に中條が注意してきた。
「結愛子チャン、ずっと丸出しのつもりかい?僕は手で隠すななんて言っ
てないんだけどな〜。手は動くだろ?」「う・動きます..」
(おかしいわ。私、何でまだおっぱいを出してたのっ!分からない..何
ですぐに隠さなかったのよぉぉ〜)
これじゃまるで露出狂みたいだ。結愛子は中條に言われて、すぐにおっ
ぱいを隠したが、股間がはげしく疼いているのを知った。ショーツは思い
切り濡れていて、溢れる愛液が止まらない。
(う・うそっ?何で、こんなに濡れてくるのぉぉ〜)
ついに中條が見てる前で、結愛子の太ももには溢れた愛液が垂れてきた。
まるで、お漏らししたかのように次々と愛液が垂れてくるのであった。
「アハハッ、結愛子チャンって、もしかして露出の気があるのかな?それ
なら今日の研修は余計なことしちゃったかな?裸の方が良かったかな〜」
「そんなわけありませんっ!ぬ・濡れてなんていません」
明らかに濡れてるのに結愛子は否定した。たとえ愛液が太ももに伝わっ
て垂れていても濡れてるのを認めたくなかった。
「アハハッ、そんなにムキにならなくていいさ。ほら、タクシーが来たみ
たいだから乗るよ」
「・・・はい」
結愛子は素直に中條と一緒にタクシーに乗った。
「結愛子チャン、そんなに警戒しなくてもいいさ。僕が本気ならいつでも
君を真っ裸に剥けるんだから」
とんでもない言葉だが、実際その通りなんだろう。中條が本気ならこの
車内でも結愛子を裸に出来るはずだ。
結愛子は深呼吸を繰り返し、気持ちを落ち着かせる。すると、先ほどま
での快感に溺れた結愛子の姿はなく、凛とした女性が座っていた。けれど
情けないことにスカートには恥ずかしいシミが浮かんでいた..
「中條さん、変なバーだったら..すぐに帰りますから」
「アハハッ、女性を如何わしい店に連れていくのはモテない男のすること
さ。僕だったら女性を蕩けさせる店に連れていくさ」
「!同じじゃありませんか。女性を蕩けさせるなんて..」
「まあ、それは結愛子チャンが判断すればいいさ。でも、スカートとショ
ーツは何とかするから安心していいよ。くくっ」
中條が大きなシミを浮かべてる結愛子のスカートを見て、失笑した。
「み・見ないでください..」
自分の恥ずかしいシミを見られて、何もいえない結愛子。
「ゴメン、ゴメン。笑ったお詫びに本当に何とかするから安心していいさ。
さあ、バーについたよ」
タクシーが目的地に着いた。結愛子は中條についていくしか無かった。
人通りの少ない路地裏へ進んでいく中條を見て不安でいっぱいの結愛子
だが、ここで引き返すことは出来ない。
そして、こじんまりとしたバーへ中條が入っていく。
結愛子もバーの中へ入ると、うす暗い照明とモダンジャズが流れていた。
かなり洒落たバーであり、スーツ姿の結愛子が場違いに見えてしまう。
「素敵なバーですね..」「ありがと、結愛子チャン」
バーには2組の熱いカップルがいちゃついていた。店内だと言うのに身
体を触りあっている。今でもセックスをし始めそうな雰囲気だ。
このバーでは、真面目な結愛子のスーツ姿は場違いであり、カップルが
結愛子のスカートのシミに気づいて失笑してきた。
「中條様、今日はずい分と綺麗なお嬢様を連れてきましたね。私も紹介し
て頂けますか?」
グラスを磨いている姿が似合いそうな物静かなマスターが中條に話しか
けてきた。
「やあマスター、今日はマスターがモッコリしそうな女を連れてきたよ。
どうかな?マスター」
中條に言われ、マスターが吟味をするかのように結愛子の身体をじっく
り見てきた。何故か結愛子はマスターの視線にドキドキした。
「これは1本取られましたな。いつも中條様が連れてくる女性を見させて
いただきましたが、これは最上級ですな。ただ、残念なことに今は魅力が
半減してますな。このお嬢様には服や下着は邪魔ですぞ」
「えっ!?あ・あの今何て..」
「フッ、これはつい本音がこぼれましたな」
今出会ったばかりなのに服が邪魔だと言ったマスターに結愛子は驚いた。
が、このマスターの言葉は本気だった。
「そうだ、マスター。彼女のスカートがこの通りシミになったんだが何と
かならないかな?」
「それぐらいなら、中條様が帰るまでに綺麗にクリーニングしておきまし
ょう。いや、その下に穿いてるショーツも綺麗に洗っておきましょう。じ
ゃあ替えの服を持ってきますから」
マスターが服の替えを持って来ようとしたとき、中條が言葉を掛けた。
「マスター、替えの服はいらないさ。結愛子チャンにはここで素っ裸にな
ってもらうから」
「えっ?な・何を言うの!」
いきなり、中條が結愛子に脱げと言ってきた。こんなバーの店内で..
周りには2組のカップルが居ると言うのに、次なる恥辱の試練を出して
きたのだ。
第8話へ