エピローグ
ついに男子社員たちに犯される瞬間がやってきた。
無防備に開いている私の股間目掛けて、まずはセックス自慢の市川くん
の勃起したペニスが迫ってくる。
「へへっ。俺が1番乗りぃぃ〜。もう膜はないから経験済みだよな?」
「…ぅぅ」(このままじゃ..市川くんが最初の相手になっちゃう..)
そう、処女膜はちょっとしたことで失ったけど、それは性行為によるも
のじゃなく、隼人とさえもまだそこまでの関係になっていなかった。
唯一、挿入寸前の危機となったのは、あの菊谷であり、彼のペニスだけ
が私のおま●こに直に触れたことがあった。ただ菊谷の早漏のおかげで、
先っぽが触れただけで射精したので挿入されることはなかった。
(今度は挿れられてしまうのね..もう私のおま●こに市川くんのが近づ
いている..)
今まさに私の開いたおま●こにペニスが入ろうとした時、変な音が響き
渡った。
パシャ!パシャ!パシャ!パシャ!パシャ!
「なんだ?今の音はっ!!」市川くんが謎のシャッター音に驚いて、挿入
ぎりぎりのところで立ち止まり、他の男子社員たちも謎のシャッター音に
驚いて、私を犯すのを中断した。
「おい、今のシャッター音は何だよ?まだ聞こえてねーか」
パシャ!パシャ!パシャ!「へへっ。僕ちんっすよ」と何と菊谷が携帯
で次々と男子社員たちを撮り始めてきた。
「!てめぇ〜。どういうつもりだ!」「くだらねーことしやがって!携帯
を寄こしやがれ」
「へへっ。携帯を取り上げても無理っすよ。すでにネットにアップしたっ
すよ。僕ちんに何かあったときは自動的に!無差別にあちこちにアップす
るっす。こう見えても僕ちんはSNSでは有名で1万人のフォロワーが居
るんっすよ!」
急に男子社員たちを脅し始めた菊谷に対して、陰健課長が慌てて聞いて
きた。
「き・菊谷っ!お前、何をしてるんだ?何で急にこんなことを〜〜」
「何でかって?課長、僕ちん仰せの通りにしたっすよ」
「えっ?僕はそんなこと言った覚えは..」
菊谷の返答で男子社員たちが一斉に課長を睨みつけた。
「待て!僕はそんなこと言ってない!菊谷、何をおかしなこと言ってるん
だ?僕はそんな命令出してないぞ。一体どうしたんだ、菊谷っ」
男子社員たちの殺気が集まるなかで課長がおろおろし始める。
「課長、結愛子ちんはじっくり堕とすから、暴走するなって言ったっすよ
ね。他の連中が暴走したら何でもいいから止めろって言ったじゃないっす
か?」
「!い・いや..それは言ったが、ここまでしろとは..」
「それは無理っすよ。腕力がない僕ちんにはこんな手しか出来ないっすよ」
「き・菊谷..ぅぅ」勝手に拡大解釈した菊谷の行動に課長がその場でう
な垂れた。
「さて、そこの市川。いつまでも結愛子ちんの大事なとこに汚いものを近
づけないで欲しいっすね〜」「なんだとぉぉ〜、菊谷ぃ」
「おやおやぁ、僕ちんに少しでも手を出したら、今のぎりぎりシーン、奥
さんにも送信されるっすよ。確かすっげぇ鬼嫁って噂っすよね。へへっ」
「ふざけんなっ!あいつがお前をフォローしてるわけないだろ!」
「おやおやぁ、それじゃこのアカントに今の丸出しちんぽ送っていいっす
か?明らかに挿入しようとしているのを弁明できるっすかね〜」
「!!ま・ま・ま・待ってくれ。俺が悪かった、許してくれっ」
顔を真っ青にした市川くんが急いで土下座した。
他の男子社員たちも、すっかり我を取り戻してパンツとズボンを穿き始
めた。
「くくっ、それでいいっすよ。課長、僕ちんはちゃんと結愛子ちんを守っ
たっすよ。これで問題ないっすよね?」
「ああ..そ・そうだな」(仕方ない..菊谷はこっちの命令どおりにや
ったんだから..これ以上責めるわけにもいかないか..)
あっさりと課長は菊谷のしたことに文句を言うのを止めてしまった。
一見、菊谷は課長の命令に従ったように見えたが、実際は違う想いで今
回の手を打ってきたのだ。
(まったく冗談じゃないっすよっ!結愛子ちんのおま●こは僕ちんのもの
っす!結愛子ちんがまだ処女であるのは僕ちんだけが知っているっすよ!
だから!誰にも汚されてたまるっすかぁぁ!川坂にもやらせないっすっ!
結愛子ちんを中古になんてヤリマンになんか絶対させてたまるっすかぁ〜、
ずっと僕ちんだけのものなんっすよ。これからも誰も犯してこないように
僕が守るっす。結愛子ちんっ、安心するっすよ。僕ちんが挿れるまで大事
に守ってあげるっすからぁぁ〜!!!)
これはおそらく知らず知らずのうちに菊谷が私の虜になってしまったと
いうことで、今回は菊谷のおかげで救われたのであった。
(これじゃ、私が魔性の女みたいじゃないのぉぉ〜。どっちにしても、こ
れで恥ずかしい目が終わったわけでないよね?)
そう、女体盛りをしたあの日から数週間は辱めの日々を味わっていた。
私はそのまま女体盛りの皿として、1ヵ月後の料理勝負をした。
もちろん隼人が私の女体盛りの担当になったけど、当時の隼人はいろい
ろありすぎたせいか、頭がぷっつんしたらしい。
だけど、ぷっつんしていたのは相手の洋蔵も同じで、何故か奈緒がライ
バル会社の木佐下の女体盛りの皿になっていた。
で、さらにその会場には嘘だと叫びたくなるぐらいの政財界の大物が、
これでもかというぐらいにギャラリーとして大勢呼ばれていた。
言うまでもないけど、この時の女体盛り対決は卑猥さ・淫猥さを争うも
のへとなっていた。
勝敗は引き分けだったが、何故かその数日後に木佐下は崎上に吸収合併。
気づくと、”最高の料理”である私の女体盛りが政界・財界・官界など
のパーティの目玉として出され、それを口にした人々が面白いぐらいまで
に私の女体盛りの虜に堕ちてしまう。
しかも、この頃から何故か、隼人が菊谷とタッグを組み、誰もが虜とな
る女体盛りを極め始めた。
私の女体盛りを味わった世界の政財界のドンはこう言った。「どんな賢
人・聖者でもユアコの最高の料理を口にしたら、赤子当然になる」と。
実際、狂気に満ちた某国に親善料理と送られたときは、数日も経たない
内に全兵器放棄・武力解除を実現させてしまった。
いや..こんな人類最強エロウェポンみたいな扱いはいやぁぁぁ〜。
まだ牝奴隷の方がずっとずっとぉ現実味があっていいわ。
「まあまあ、桜野くん。これも国民のため、世界の平和のため、そして僕
の総理の椅子のために頑張ってくれたまえ。うんうん」
って言うか!課長、あんたいつ総理になったのぉぉ〜?陰健総理って..
そんなの絶対に有り得ないわよぉぉ〜。
「僕がここまでなれたのは君のおかげだよ。だが、桜野くん!まだ君には
EUの様にアジアを統一してもらわないと!桜野くんの最高の料理の力は
まだまだこんなもんじゃないのだぁぁぁぁぁ!!」
「はい?ちょ・ちょっと、私、毎回、女体盛りにされてるだけで..」
「謙遜しなくていいぞ!もうG7もG20も国連も君の女体盛り抜きじゃ
成立しないからな〜」
私は耳を塞いで元・課長の言葉を遮ることにした。
いったい、最高の料理をどこまで目指しつづける気なのよぉぉぉ〜〜!
こんな超ぉ〜非現実な結末、いらないんだからぁぁぁ〜。
ともかく、これが夢だと必死に思い続けよう。外から聞こえるセミたち
の鳴き声が、諦めろと言わんばかりにいつまでも私の耳に響いていた。
<おわり>
「最高の料理を目指して」完
<あとがき>
ぺた@ぺんです。
このエピローグ、飛躍すぎるだろうと言われるのを承知して書きました。
2001年開始当初から、超逆転劇を用意するつもりでいました。
ちなみに、夢オチで目覚めるってのも原案としてありました。
どうしても気が重くなるような結末は避けたかったので、これでもいい
のだ!と独断で決めました。
一番聞きたい理由として何故11話を最終回にしたかですが、この話を機に
2期目の大々的なリニューアルが開始したからです。
その2期目は半年後の第17話を最後に停滞してしまい、それから2年9ヶ月
の間更新が停止し、ようやく「結愛子の媚肉料理」(3期目)へタイトルを
変更して再開しました。
2期目の場合は第11話(2期では第15話)で、結愛子が女子社員たちに助け
られるので、違ったエピローグを用意してあります。
(こっちは、少しバットエンディングとなってるので飛躍はしてません)
今回、1期目を全公開したので、いずれは2期目も公開する予定です。
尚、今回の1期目作品。誤字・脱字や改行等は直させていただきましたが
当初の原作をそのまま使いました。
(追記したくてウズウズしましたが、そこはぐっと堪えて我慢しました)
ただ挿入第1話目は正規の第5話としてあります。確か、当初はそのまま
2話・3話と続けて挿入するつもりで試みたと思います。
(結局出来ませんでした..)
参考までに、第1期アップの流れを下記に記載しますので良かったら見て
ください。
2001/05/14 「最高の料理を目指して」第1話公開。
2001/05/19 「最高の料理を目指して」第2話、第3話公開。
2001/06/11 「最高の料理を目指して」第4話公開。
*** *** 4ヶ月停滞 *** ***
2001/10/31 <崎長小説>「最高の料理を目指して」第1話(※1)挿入。
2001/11/01 <崎長小説>「最高の料理を目指して」第6話公開。
2002/01/28 <崎長小説>「最高の料理を目指して」第7話公開。
*** *** 1年停滞 *** ***
2003/01/08 「最高の料理を目指して」第8話公開。
2003/02/03 「最高の料理を目指して」第9話公開。
2003/02/20 「最高の料理を目指して」第10話公開。
2003/04/18 「最高の料理を目指して」第11話(※2)公開。
※1 正規の第5話へ変更しております。
※2 3日間のみ1期目の第11話公開。それ以降は2期目の内容へ交換。
<「結愛子の媚肉料理」と「最高の料理を目指して」1期目の相違点>
(大した相違点じゃないのですが..(^_^;))
・隼人の苗字が微妙に違いますw 川坂 → 川阪
・奈緒の苗字も違っています。 崎上 → 崎長
・第1期では、結愛子と奈緒は親友でした。
最後に..2期目作品は頭に「新」でもつけて公開しようと思っています。
(膜の話とか、お豆弄りの話は2期の時に追加しましたので)
<おわり>