注文の多いランジェリーショップ(読切)(挿絵:horaさん)

※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 5人の女子高生が、学校の制服を着て、楽しくお喋りしながら「帰りど っか寄っていこう」「例の口コミのとこ行く?」と目的地に向かって歩い ていた。 「ねえ?この辺ってかなり錆びれているけどランジェリーショップなんて あるの?」 「そうよ。そうよ。その口コミって本当なの?」 「大体、ここら変よ。何か誰かに見られている気もするし..」 「それは気にしすぎよ」 「でも..こんなとこにランジェリーショップがあるのかしら?」

周りを見ると人がほとんど見かけません。
それも近くで本を読んでいる中年男性に
じっと見られてる気もします。
「ねえ、あの人..こっち見てるよね?」
「そう、それより結構歩いてない?」と
1人が時計を見ながら言いました。
「これでいい下着無かったらがっくりだわ」
と別の1人が少し疲れた顔で言いました。
「あんまり歩くなら引き返そうよ」
「そうね..ごめん、もう少しだけ我慢し
て。帰りパフェおごるから」
「う〜ん、それならもうちょっと我慢する」
今さら戻るに戻れない5人はもう少しだけ
歩くことにしました。

そして、ようやく目の前に立派な西洋造り
のお店が見えました。

 店の看板には   [ランジェリーショップ 催麗館]      <SAIREIKAN>  と書いてあった。 「催麗館?何か変な名前よね?」 「やっぱ口コミは本当だったようね。ねえ、入ろうよ」 「けど、何か危なくない?何か変だよ..」 「でもでも看板にはランジェリーショップって書いてあるじゃない?」 「そうよ。入ろ入ろ」  5人は早速、入口に向かった。入口のドアはランジェリーショップの割 にはすごく立派で硝子のドアには金文字でこう書いてありました。  [どうぞ。どなたでも気軽にお入りください。ただ今キャンペーン中で   お人様1枚以上、無料で差し上げます]  5人はこれを見て喜び始めた。 「やったー。私たちついてるわ。ここまで来たかいがあったわ」 「でも何か話しが上手すぎない?」 「こんな辺鄙な場所の店だし、サービスないとつぶれるからじゃない?」 「わざわざ気軽にお入りくださいって言うし、入ろうよ」 「そうね。そもそも下着を買いにきたのが目的なんだし」  5人はドアを開けて中に入った。中に入ると真っ直ぐな廊下しかなく、 奧まで進むと赤いドアがあってまた金文字でこう書いていました。  [若い女性、特にプロポーションのいい方は大歓迎します]  5人は大歓迎というので、すごく喜んだ。 「見てみて。私たちにピッタシよ」 「そうそう。みんなこう見えてもスタイルいいんだから」 「それに女子高生だしね」 「それにしても..何で入口の中になんでまたドアが?」 「いいじゃない。きっとそういう店なのよ」  5人は赤いドアを開け、さらに奧にすすんでいくと今度は青いドアがあ った。 「何なの?またドアがあるじゃない?」 「なんでこんなにドアがあるのぉぉ〜」 「もしかして、ひと気がないから防犯用じゃない?」 「なるほど..」 「あっ!また何か書いてあるわよ」  ドアを開けようとすると、上の方に黄色の字でこう書いていました。  [当店は注文の多いランジェリーショップですのでそこはご承知ください] 「注文が多いんだって...」 「きっとオーダーメイドだからじゃない?」 「へえ〜結構本格的よね」 「ねえねえ。ドアの裏側にも何か書いてあるよ」  ドアの奧は2階に上る階段があり、ドアの裏側にはまた何か書いていま した。  [注文はかなり多いのでどうか一々我慢して下さい] 「そんなに注文が多いのかな?」ひとりの女子は嫌な顔を見せました。 「何か面倒っぽいね..」 「でも、これは予め注文があまり多いからわかってくださいって言う事?」 「わざわざ断わってくるなんてけっこう親切じゃない」 「そうね。とりあえず早くすすみましょう」  ところがどうも面倒なことに、5人が階段を上ると今度は黄色いドアが ありました。  ドアの脇には鏡台があり、鏡台の上にはいろんな化粧品が置いてあった。  ドアには赤い字でこう書かれていた。  [お客様へ。ここで身だしなみ整え、履き物も脱いでお入り下さい] 「そうか。ここまで土足だったわね。靴のままでいいと思ってたわ」 「結構、うるさいお店のようね。それだけ有名ってことかしら?」 「化粧もしろって凄いよね。こんなランジェリーショップはじめてよ」 「でも、それだけちきんと作ってくれると言う事よ」 「うわぁぁ〜。ここの化粧品って、有名で高いものばっかり!」  5人は張り紙の通りに化粧で身だしなみを整えた後に靴とソックスを脱 いで中に入っていった。  いい加減、目的の下着をいろいろ見て選びたいなと全員思ったのでした。  でも、ドアを開けるとまた裏側に注文が書いてあった。  [貴重品やアクセサリ等をここの金庫に保管して下さい]  近くには立派な金庫が置いてありました。 「へえ。しっかりしたお店じゃない」 「そうよね。最近、窃盗が多いからこういうのがあるとホッとするわね」 「金庫も大きいから全部入れられるね」  5人はアクセサリを全て外し、貴重品と一緒に金庫の中に入れていった。  入れた後に先に進むと今度は緑のドアがあった。  [申し訳ありませんが下着以外の服をここで脱いで下さい] 「どうしよう?これって服を脱げってことよね?」 「ここまで来たんだから脱ぐしかないのかしら..」 「でも恥かしいよね..」 「脱ごうよ。ランジェリーショップなんだから仕方ないよ」  5人は少し諦めた感じで素直に服を脱いでいき下着姿となった。  下着姿でドアを開くと温風が思い切りふいておりドアの裏側にはまた何 か書いてありました。  [誠にすいませんが、続いてブラジャー、パンティ、その他身に着けて るものを全て脱いで下さい]  張り紙の近くには籠がおいてあり、どうやらその籠に下着を入れてくれ と言う事であった。 「うそぉぉ〜。ここで裸になれってことなのっ」 「奥に人がいたらどうするの?」 「もしかして寸法を細かく測るんじゃないの?」 「中は暖かいし、ここは脱ぐしかないようね」 「そうよ。脱いでいこうよ」  5人は仕方なく下着を全て取って籠の中に入れた。  生まれたままとなった5人が奧へすすむと今度は黒いドアが見えた。  ドアの前に高級なクリスタルガラスの瓶が5つ置いてありました。  そして、ドアにはこう書いていました。  [瓶のなかのクリームを全身にほどなく塗って下さい。肌を活性化する ”大王イカ”から抽出した天然エキスが含まれております]  匂いを嗅ぐとイカ臭く、なかのものは白濁の粘々したクリームでした。 「クリームを濡れって..どういうこと?」 「これって風邪とか引かないように保温効果みたいのがあるんじゃないの」 「けど..このイカ臭いのは何とか出来なかったのかしら?」 「大王イカだし..しかたないんじゃない」 「とりあえず塗ってみようよ..」  5人はクリームを身体全体に塗っていった。何かクリームを付けて行く と身体が火照ってくる感じであった。 「これ..やっぱ保温効果もあるのかな..」 「そうね。何か暑くなってない?」 「温風のせいじゃない?とりあえず恥かしいから早く行こうよ。」  クリームを全身に塗った5人はドアを開けて中に入るとまた裏側に妖し い感じの5つの小瓶が置いてあって、こう書かれていた。  [正確なデータを取るのに必要なので乳房や秘部には念入りに塗りまし たか?乳首は擦るように、膣内にも塗りこんでください] 「何なの、これ?どうして、そんなところまで塗るの!」 「まあ、でもここまで来たんならやるしかないよね?」 「きっと、何か私たちに分からないデータが取れるのよ」 「気がすすまないけど..塗るしかないか..」 「もう早く塗って、先行こうよ」  5人は張り紙の言う通りクリームを乳房や秘部に丁寧に塗りこんでいく。  気のせいか5人の息がだんだんと荒くなってきた。 「はぁはぁ..なんか変な感じよぉぉー」 「このクリーム、一体何なの?」 「ってみんな..乳首すごく立ってない?」 「えっ?やだぁ..それよりもアソコの方も..」 「うそぉぉ〜。何で愛液が垂れてきてるのぉぉ〜」  5人の乳首はクリームを塗ったせいか、どの子も硬く膨らんできていた。  だんだんと高くそそり勃ってくる乳首を気にしながら彼女らはドアの先 を進んでいった。 「ねえ..またドアがあるよぉぉー」  少しふらつきながら5人が進むと白いドアがあり、いつもの通り何かい っぱい書いてあった。  [お疲れ様です。これが最後のドアです]  [下着もすぐにお作りします]  [部屋を暑くしてありますのでもし良かったらそこの飲み物を飲んで から中にお入り下さい]  5人は近くに置いてある飲み物を素直に飲み始めてしまった。  5人とも火照りと暑さで頭がボーとしており思考がうまく働かなかった。  そして、飲めば飲むほどどうも全身が敏感になってくるのでした。 「これ、美味しい!!何のジュースなんだろう?」 「本当ね。うん美味しい」 「もう1つおかわりしよっ」 「でも、何かすごく気持ちよくなってこない?」 「はぁはぁ..それだけ美味しい..んじゃない」  5人は飲み物をたらふく飲んだあと最後のドアを開けたのであった。  目の前には大きな部屋が広がって見えた。  何もない部屋..いやよく見ると床にはいくつかの大人のおもちゃのよ うなものが転がっていた。  そしてドアの裏側には、大きな字でこう書いていました。  [いろいろと注文が多くてすいませんでした。これが最後の注文です]  [下着が出来るまで下着をつける箇所をいっぱい揉み込んでいて下さい]  [弄るのに必要な道具もありますのでそれもお使いください]  はめられた!よく見るとアダルトショップでしか見られない大人のおも ちゃがいっぱい用意されており、今度という今度は5人はハッとして、お 互いに火照りきった姿を見合わせました。 「これって、やっぱり..」 「私たちって、もしかしていいように弄ばれたってこと?」 「さっきのって..私たちの身体をいやらしくするために..あ、あぁっ」 「このままじゃ..きっとみんな..奥の方から..男の人の声がいっぱ い聞こえるの..これって..その..つ、つ、つ、つまりぃぃ、はぅん! あ、あぁぁっ、お、お、おま●こがぁぁ」ひくひくひくひくっ!  5人の身体がびくんびくんと快感で跳ねる。もう走ることもできない程 に全身が気持ちよくなってきた。 「に、逃げなくちゃ..ああぁ..はぁはぁ..」でも全身に激しい快感 が走って身体が思うように動かない。 「こっちから逃げれば..」おま●こから愛液を噴出しながら、入ってき たドアを押そうとしまいたが、やはり鍵が掛けられてビクともしません。  よく見ると奥の方にカーテンみたいのがあって、カーテンの向こう側か ら中年の男性の声が聞こえてきた。 「なかなか、いいものを見させていただきました。皆様、とても満足して おります。さあさあ、観念してこちらへきてくださいませ」  と中年男性が言うと、カーテンの奧からとてつもない大きさの拍手の音 がしてきたのだった。 パチパチパチパチチッパチパチパチパチチッィィーー 「みなさま、おまたせしました。これから女子高生たちのショータイムの 始まりです!!さあ、皆さん、こちらへ歩いてきなさい」  何故か、この命令に逆らうことが出来ずに5人は立ち上がって奥の方へ 進みました。  5人の目の前には多くの席が現われた。その席は多くの男性で埋め尽く されていた。 「さあ、今宵も淫らな女子高生たちのオナニーショーを楽しんで下さい」  5人の下に眩しいスポットタイムが照らされた。それは、さながら舞台 の様になっていたのであった。  彼女らはいつの間にか女子高生、生オナニーショーのステージに立たさ れてしまったようであり、多くの男性たちは彼女らの裸体に興奮し歓声が あがっていた。 「いいぞー姉ちゃんたち。早くオナれよー」 「足開いて、あそこを見せてくれーー!!」 「きゃああああーー何なのこれ?」 「見ないでーーどう言う事なの?これっ!!」 「いやぁぁぁぁーーー」  次々と5人の悲鳴があがり、それぞれ胸やあそこを必死に押さえて隠し 始めた。 「皆さん。慌てないで下さい。彼女たちは初舞台なのでしばらく見守って あげて下さい」  歓喜が収まりきれない男性たちを前に、司会の中年男性はまるで5人を 出演者の様に説明し始めていた。  そんな中、ひとりの女子が中年男性の顔を見て、事の真相を把握でき、 みんなに急いで声を掛けてきた。 「!!あいつ、帰り道で本を見てた奴よ!あいつの目を見たときに何か変 な感触を受けたのよ」 「それって..もしかして..でも..身体が変だよ..」 「私も...変に..」 「あのクリームのせいよ...」 「頭が真っ白になりそう..」  何とか正気を保とうとする5人だが司会の中年男性は平然ととんでもな い事を言ってくる。 「さあ、みなさん。床を見てください!彼女たちは皆さんに見られて、マ ン汁を垂らして興奮しています」 「!!」 「彼女たちのオナニーが始まるまで濡れてくるマン汁を楽しんで下さい」  床には司会の声の通り、5人の愛液が大量に垂れ始めている。 「なんで!?こんなに..」 「も・もう頭が変になっちゃうぅ..」 「ダメだわ...身体が熱いぃ...あそこが熱いぃ...」 「も・もう我慢できない..なんで..」 「私も...もう無理..」  5人は次々と指をあそこに当てたり、胸に手をあててオナニーをし始め てしまった。  ステージに流れる音楽や光が彼女らの理性をさらに奪っていく...  そう、先ほど塗ったクリームや飲み物は媚薬効果の高いものばかりで徐 々に彼女らを淫らな状態に堕としてしまったのだ。  男性の視線も徐々に気にならなくなり、彼女らは足を大きく開いて秘部 の中に指を出し入れし始めた。  集音マイクが彼女らの近くに設置されていており、部屋中に彼女らの秘 部の音が響き渡った。司会者の声がまた大きく響く。 「さあ、今度は近くの道具も使ってみなさんに良く見せてあげてください」 「・・・はい...」「うん..」  5人は素直にその声に従いロータをあてて刺激していった。グジュグジ ュッと秘部の音はさらに大きくなり5人は完全にオナニー以外の事を考え られなくなっていた。  スポットライトは5人の秘部を照らし、濡れたところがあやしく光って いる。 「はぁぁんん。気持ちいいよぉぉぉーーイっちゃうよぉぉー」 「もっとーー見てぇぇーーいやらしいとこを見てぇぇーー」 「ああぁぁぁんんーーいいよぉぉーいいよぉぉぉーー」 「いきそうっいきそうっ!!」 「だめっ...見ないでぇぇーーいっちゃう...」  5人のオナニーショーはだんだん激しくなり、秘部からも観客に飛び散 るほど大量に濡れ始めていった。 「さあ、そろそろ彼女らは限界の様です。みなさん。それぞれ好きな子の 前でイく姿を楽しんでください。」  司会者の声と共に観客はそれぞれ前に詰め寄って彼女らの絶頂の瞬間を 待っていた。 「イくぅぅぅーー!!」 「あああああぁぁぁーーー」 「いっちゃうぅぅぅぅ!!」 「ふあぁぁーーんんんんっ!!」 「ああぁんんんっっっっ!!」  次々と観客の目の前で絶頂し、観客に向かって潮のシャワーを吹きかけ ていった。  5人は全員、失神してしまい観客の拍手を浴びながら目の前の壁が再び 降りていった。  5人が再び目を覚ましたのは公園のベンチの上であった。  服はちきんと着ており、5人の手にはそれぞれ彼女らに合わせたオーダ メイドの高級下着がいっぱい入った袋がぶら下げていた。 「・・・あれ?私たち?どうしてこんなとこで寝ているの?」 「確かランジェリーショップにいってその帰りに公園に寄ったんじゃ?」 「そう言われるとそうだったような..」 「でも..私たちどうやって帰ったって?」 「覚えてない..疲れてたのかしら..」 「ランジェリーショップで私たち何かしたような?」 「わからない..でも、ほら無料でもらった下着はあるわ。」 「そうよね。まあいいか。別に何かされたってわけじゃないし..」 「それにしても、この下着すごくいいモノじゃない!ラッキーー!」  そう、彼女たちは覚えてなかった。ある種の催眠効果が彼女らに施され ていたからであった。  彼女らが覚えているのは店に入った所と下着をただで貰って公園で疲れ て寝たという偽りの記憶だけ..  高級な下着を貰った彼女らはそれぞれがまた違う子に口コミで宣伝して しまうであろう。  そう..明日もまたあの店では卑猥なショーが開かれる。  くれぐれも記憶のないランジェリーショップには気をつけましょう。  行った貴方はもしかすると知らず知らずの内に淫らな姿を晒しているか も知れませんよ。 <完>


「注文の多いランジェリーショップ」完