罰だらけの葉須香2 読切


 高校1年の5月下旬から始まった「局部データ」の罰。 この罰は「身体データ説明」の罰がレベルアップしたものであり、女性に とってはかなり恥ずかしい罰だと言える。 「ほっ、良かった。もうこれで体重を聞かれることは無くなったんだよね」  実は体重のデータだけは最後まで教えることはなく、体重以外なら何で も公開させられてしまった。  男子にとっては、スタイルが良い葉須香の体重は差ほど興味は無い。そ れよりも体重のデータと引き換えに教えてくれるデータの方が興味深い。  何せ、乳輪の大きさや色までも体重のデータを聞かない代わりに言って くれるのだ。 「色や大きさなんか聞いて嬉しいのかな?」と他の女子と大差ない箇所に ついては葉須香は重視していなかったので、あっさりと教えてしまったよ うだ。  そもそも乳首にコンプレックスがないので、普通に答えてしまう。けれ ど、あまりにも男子たちが調子に乗って、色んなデータを聞いてきたので、 笛地が罰を変えることにしたらしい。  この罰は文字通り、自分の局部を紙に描いて説明する罰であり、笛地に 紙を渡される葉須香。  さすがに口だけで説明するのは可哀想ということから局部を紙に描いて 説明することになった。  普通、局部説明という言葉が出れば男子たちが盛り上がるのだが、今回 は誰も期待しないでこの罰を見ていた。  何故なら、局部を描くのは葉須香自身であり、自分から局部を丁寧に描 く馬鹿はいないと思っていたのだ。  男子たちの予想では何だかわからない落書きみたいのが出て、それで説 明がされるのがオチだろう。  だが、この罰が意外にも強烈なものとなるとは誰もが思わなかったであ ろう。  翌日、自宅で局部を描いてきた葉須香が説明する罰が始まった。  けれども、葉須香の平然とした表情を見て、男子たちがすぐに意気消沈 した。 「やっぱ、須和さん、平気な顔してるぜ。ありゃ、簡単に描いた感じだな」 「いや、俺らでも恥ずかしくてリアルに描けないだろ!」 「だな。俺も自分のちんこを真剣に描けと言ってもなぁ..」 「葉須香、じゃあ罰を開始だ。描いた絵を皆の前に出すんだ」 「は・はい、先生。あ、あの..生えてるとこは恥ずかしかったので..」 「メインは局部だから、毛はあまり描かなくていい」 「ほっ、じゃあ描いた局部の絵を..だ、出します」  男子たちは正直、期待外れだと確信して、雑談を始めたり、ジュースな どの飲食をはじめた。 「毛は適当って..それ意味ねーな」 「まあ、普通は描かないだろ」 「ん?あれは恥丘って感じか?なんだ、あの縦スジだけの絵は..」  葉須香の出した縦すじが目立つ絵に男子たちがブーイングを始めた。 「え?え?こ、ここは丁寧に描いたんだけど..」 「いやいや、普通は毛がもっとあるだろ」 「そうだよ!これはまるで小学生のあそこだぜ。俺ら馬鹿にしてねーか」 「そ、そんなわけじゃ..」(だって..本当にここは生えてないし..) 「まあまあ、噂じゃ須和さんの縦スジは中3まであったっていうし、リア ルに毛を描くのは恥ずかしいだろ」 「確かに..俺らが言い過ぎたかも..」 「いや..その..これは」(ぅぅ..見せることも出来ないし..嘘じ ゃないのに..)  そう、実は忠実にそって描いた恥丘の絵だったか、ありのままに描いた のが逆に信じられない絵となってしまった。まして、鉛筆画なので縦スジ をズームで描くと太線みたいになるからだ。  もちろん、この男子のやる気の無さが余計に葉須香に変な安心感を与え ることになってしまい、続きの絵を出しても問題ないと勘違いしてしまっ た。 「つ、次は、あそこを開いたところです。よく分かんない絵になりました けど..」 「ひゅぅ〜、須和さんがそんなピンクジョークを言えるとは思わなかった ぜ」「開くって分かってるのかよ?」 「まあ、見てやろうぜ。本当に分けわかんない絵って言ってるし」 「もうこの罰を変えて欲しいぜ。くだらねー」  全然、盛り上がりがなく、期待感ゼロの状況に笛地も諦めたらしく、投 げやりに近い言葉を出してきた。 「葉須香、本当に開いて、ちゃんと描いてきたのか?」 「は・はい..」 「そうか..まあいい、それじゃ、それを皆に見せてみろ」 「わかりました」  笛地に言われ、自分で描いた例の絵を男子に見せると教室内が一気に騒 然としてしまった。  ジュースやお菓子を食べてた男子は全員吹き出してしまい、雑談をして いた男子たちも口をあんぐりと開けて、驚愕の表情を浮かべていた。  どうやら、葉須香には画才があったようで、白黒の鉛筆画で描いたにも 関わらず、リアルなおま●ことなっていた。 「うおぉぉぉぉぉ〜〜〜!何だ、あのリアルま●こは!!」 「葉須香ちゃん、そ、それマジ見て描いたのか?」 「えっ..でも、ぐちゃぐちゃな感じなんだけど..」  教室がざわめく中、笛地が慌てて、葉須香の描いた絵を取り上げてこう 言ってきた。 「葉須香、冗談がすぎるぞ。お前らも真に受けるな」「えっ..それは..」  葉須香はこれが自分のおま●こだと言いたかったか、この騒がしい状況 を見て、何かとんでもない過ちをしたのに気づき始めた。 「コ、コホン、これは何かの医学辞典を見て描いた感じだな」笛地が動揺 を隠しながら話し始めると、男子たちもようやく安堵の息を吐いた。 「須和さん〜。俺らを驚かないでくれよ〜。一瞬、本気にしちまったよ〜」 「そっか..医学辞典かよ。あまりにもリアルすぎると思ったぜ..」 「まだドキドキしてたまんねーぜ」 「ご・ごめんなさい..」 「私たちも一瞬、驚いたわよ。まあ男子も須和さんがあんなの描くわけな いでしょ!でも、たまにはこういうドッキリもいいんじゃない?」  クラスメイトたちは葉須香の大胆ないたずらに感心しながら笑いはじめ ていた。  しかし本物を描いてしまった葉須香にとっては、とんでもないことをし たのに気づいたらしく、今さらながら恥ずかしさで顔を真っ赤にしていた。 (ここって..やっぱり男子にとって、興奮するとこだったのね..私っ たら、すごいことをしちゃったんだ..ぁぁぁ)  結局、局部説明の罰は後日、やり直すということになったが、次に葉須 香が描いてきたのは全部がデフォルトになってる絵であり、それを使って 説明することになった。  ただ、こっちの方が真実味があり、葉須香も恥ずかしながら説明してい たので、男子たちには好評を得ていた。  しかし、リアルの絵でもあれだけ堂々としていた葉須香が、なぜデフォ ルトで恥ずかしがっているのだろうか?  そう、実は男子たちのあの驚きぶりを知ってから、不思議に自分のおま ●こが、いやらしく思えるようになってしまったからだ。  以前はピンクの内臓みたいで気味悪かったのが、どこかに消えてしまい、 今では艶めかしいピンクの卑猥なものに見えてきたのであった。 ------------------------------------------------------------------  あれから、半年ほど過ぎた11月頃になると、葉須香の罰は恥部が晒さ れる罰が増えるようになった。  特に乳首に関してはポロリ見せの罰が出てきており、絆創膏水着の罰に なってからは多くの男子が、いやクラスの男子全員が葉須香の乳首を見た はずだ。  もう葉須香の乳首は罰で晒されるのが認められた中で、新しい罰という ことで胃カメラの罰が始まることになった。  まさか胃カメラを飲み込むのではないのかと少し不安になる葉須香。  まあ、男子たちも葉須香の胃の中を見れても楽しくはないだろう。  そんな中、笛地が胃カメラの機材を教室の中に運んできた。 「さあ、葉須香。忘れ物したみたいだから、罰として胃カメラを入れても らうぞ」 「は・はい」  男子たちの方へ胃カメラの映像が見れるモニタを向けて、白い長テーブ ルの上で仰向けで寝るように言われた。 「さあ、テーブルの上に乗って罰を始めるぞ」 「わかりました」  よく分からないまま、テーブルの上に仰向けになる葉須香。 「じゃあ、胃カメラを入れるぞ!」の言葉におそるおそる口を開けて待つ 葉須香に笛地が「口は開けなくていいぞ」と言ってきた。 「え?」驚く葉須香に笛地が胃カメラを入れてきた。 「よし、入ったぞ」「えっ?」  よく見ると胃カメラは葉須香の口ではなく、服の中に入れられてしまい、 笛地がどんどんと服の奥へと胃カメラを進めて行った。 「えっ..先生、くすぐったいです」 「それぐらい我慢しろ、葉須香」  くすぐったさに我慢する葉須香の服の奥へ進めていく途中、まず最初の 大歓声が起こる。  そう、それは起立したピンク色の右の乳首の映像であり、画面いっぱい に広がるピンクの映像に男子たちの目は釘付けとなった。  大歓声が教室内に響く中、葉須香は必死に胃カメラを進めてもらうよう に笛地に嘆願してきた。 「いやぁぁ〜そんなに近づけないでください」 「と言っても固くて先に進めないぞ」 「そんなに固くありませんっ..」 「しょうがないな、迂回するか..ん?これは」  ピンクの画面から、再び肌色の地を進む映像が続いたと思ったら、また 起立したピンク色の画面が現れた。 「うおぅ!今度は左の乳首かよ!」「こっちも真っピンクだ!」  胃カメラのモニタ映像なので、何も知らない人が見たら、乳首とは分か りにくいが、この罰で堂々と葉須香の両乳首がモニタで晒されてしまった のは間違いない。 「いやぁぁ〜。先生、あんまり映さないでぇぇ〜」 「すまんすまん、じゃあ、そろそろ奥へ進むか」 「え?お、奥って..まさか..」  笛地の胃カメラは葉須香の嘆願を聞いて臍のくぼみを通り過ぎ、黒い茂 みが映ると教室中は狂喜乱舞のようになった。 「すげぇぇぇーー葉須香ちゃんの毛だぜぇぇー」 「あれ!完全に葉須香ちゃんのあそこの毛だよな!」 「うむっ!間違いないっ!毛だ!」 「先生、もっと奥に進んでくれよぉぉぉーー」  男子たちが更なる奥への希望を言ってきたが、今回はここまでというこ とで笛地の手によってモニタを切られてしまった。  ただ、切るほんのわずかの瞬間、危険なピンクの映像が映ったことは葉 須香と笛地だけにしかわからなかったのだ。  そう、それが何の映像であるかは真っ赤になった葉須香の顔を見れは誰 もが想像できたらしい。 ------------------------------------------------------------------  翌月の12月になると、ついにノーパンブラ丸出しの罰まで悪化させて しまった葉須香に週末の特別罰が追加された。  この特別罰は忘れ物が多発した場合のみ、実施されることになり、罰自 体も少し過激なものになっていた。  こうして、忘れ物を多発した葉須香は新しい罰をするということで週末、 罰が用意された教室へ入った。  そこには1本のロープが前の黒板から後ろの黒板へと張られており、ロ ープには結び目の瘤が等間隔に設置されていた。 「せ・先生..まさか..」 「今からお前には、このロープを渡ってもらう。もちろんパンティを脱い でな。あと上の方はブラのみだ」 「そんな..」  何とノーパンになってロープ渡りをしろと言ってきた。丁度、股間の高 さにあるロープということは、これを股に挟んで渡ると言うことは間違い なく、おま●こが直にロープに触れることになるはずだ。 (スカートで隠せるけど..ロープで擦ったら..さすがに..) 「でも..忘れ物をいっぱいした私が悪いので..今から脱いで渡ります」  男子たちの喝采が響く中、葉須香は諦めて上着を脱いでから、パンティ を掴んで足下へ下した。  そして、スカートが捲れないように、ゆっくり足を上げてロープを跨ぐ。 「それでは..今から罰としてロープを..わ、渡ります」  股間はスカートでちゃんと隠れているが、ロープはしっかりと葉須香の おま●こと密着していた。 「さて、男子たちに一応忠告するけど、このロープ渡りの刺激を男性に例 えるとチンポに振動機をずっと当て続けるってことだからな。葉須香が悩 ましい声を出しても、それは当たり前の反応だからな」 「うおっ!それって葉須香ちゃんの喘ぎが聞けるってことか!」 「そりゃ、すげー罰だ!たまらんぜ」  男子たちのニヤニヤ顔が収まらない。そんな中で葉須香がロープを渡り 始めた。 (ゆ、ゆっくり渡れば..刺激もそんなにこないはず..)  股間に密着したロープは、葉須香のふっくらとした大陰唇で挟んでいた。  ロープは滑りやすくしてるせいで、おま●こへの刺激が心地よくされて いる。 (もう私も高校生なんだから..少しでも気を緩めたら、オナニーみたい になっちゃう..ゆ、ゆっくり進まなくちゃ..)  けれど、このロープには結び目の瘤が等間隔にやってくる。この瘤は確 実にふっくらとした大陰唇の中に隠れてるクリトリスを刺激してくるのだ。 「はぅ!ぁぁ..ぁっ..」さすがにクリトリスを擦られると悩ましい声 が出てしまう。  しかも、おま●こへの刺激が終わっても、次は瘤は葉須香の肛門を刺激 する。 「ひゃんっ!」瘤が容赦なく、葉須香の肛門を少し開けてくる。普段排泄 する穴に挿入される刺激はかなりの衝撃的なものになっていた。 「ぁぁっ..」(が、我慢しなくちゃ..)  結び目の瘤からくる快感に耐えながら進んでいく葉須香だが、股間から 溢れてくる液体については止めることができなかった。  もちろん、ロープが濡れてきてることには男子も気づいて声を出してき た。 「おおっ、何かロープが濡れてんじゃねーか?」 「汗じゃないのか?」「いや、あれは汁だろ?」  ロープには汗か..それとも、いやらしい愛液のどちらかでしっかりと 濡れてきている。葉須香の腰がヒクヒクとしていることから、多少はエッ チな汁が含まれているのかも知れない。  もちろん、声を抑えながら何とか渡りきった葉須香だが、顔のほうは真 っ赤になっており、ロープ渡りで感じてしまったことには間違いないこと であろう。 (ぁぁ..感じたことがみんなにバレちゃってるよ..みんな、これ見て どう思うんだろう..)  不安な顔で男子たちの方を見ると、全員股間を必死に押さえて何かに耐 えているようだった。  どうやら、葉須香の甘い吐息に刺激された男子たちの股間の方が爆発寸 前になっており、感じた葉須香に対しての好感度は下がることはなく、む しろ上がっていた。 ------------------------------------------------------------------  ちなみに1年後の12月では、葉須香の裸は教室で普通に晒されてしま うのは言うまでもない。  初旬に風邪を引いてしまい、学校を休んだ葉須香。  そんな葉須香の家のチャイムが鳴り、咳き込む葉須香が玄関を開けると 多くの男子(1組&4組)と裾部がお見舞いの品を持ってやってきた。 「ごほごほっ..み・みんな?」 「今日は男子全員で葉須香の見舞いに来る事にしたんだよ」 「あ・ありがとう..」 「何か汗をかいてるな。これは身体を拭く必要があるな」 「そうだな」 「えっ..身体を拭くって..ごほごほ..」  突然の言葉に動揺する葉須香の身体を担いで葉須香の部屋まで強引に連 れて行く。 「じゃあ、まず服を全部脱がすとするか」 「俺たちは下着を用意するぜ」 「ごほごほ..ちょっとぉぉ..まってぇ」  そういって、男子たちが次々と葉須香の着ているものを脱がしていって 全裸にしてしまった。  咳き込む葉須香は抵抗する間もなく、気付くと両手足をしっかりと男子 たちに押さえつけられている感じになっていた。 「きっとお風呂にも入ってないから徹底的に綺麗に拭いてやろーぜ」 「おおぉ〜」 「ごほごほ..お風呂は昨日入ったからぁぁ..」  こうして、何の抵抗も出来ないまま男子たちの手で身体の隅々まで拭か れてしまった葉須香。  ただ、身体を真剣に拭いていた男子たちの近くで、おま●こをこっそり 弄る裾部もいて、見事なまでの指裁きに軽くイってしまった葉須香であっ た。  だが、身体が思い切り火照ったせいか翌日には風邪がすっかり治ってし まったのだが、代わりに男子たちと裾部が風邪を移されて数日間休む羽目 になってしまった。 <完> ※当時、本編移行と共に外されていましたが、再公開することにしました。  ちなみに当時カットした部分(箇条書き)を文にして追加してあります。


「罰だらけの葉須香2」完